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「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

 自民党派閥の政治資金パーティー券をめぐる裏金疑惑事件で、東京地検特捜部は安倍派の2国会議員の事務所などを家宅捜索しました。5000万のキックバックを受けたと報道されている大野議員は、私が所属する内閣委員会の委員長。自らはこれまで何の説明もしておらず、公正な運営を行う委員長としての資格が問われています。

 これまで安倍派や二階派の幹部の事情聴取が行われていますが、これまで岸田政権の中枢を担ってた人物がずらり、まさに底なし、政権の末期症状です。

 岸田総理・総裁の責任で事実を明らかにするとともに、国会として証人喚問を行って事実を明らかにすること、腐敗の温床の企業団体献金をパーティー券を含めて禁止するすことは待ったなしです。

 12.27②.jpg日本共産党国会議員団が緊急の院内集会「自民党政治を終わらせよう」を開催しました。緊急の呼びかけにもかかわらず会場いっぱいの参加者となりました。小池晃書記局長が「自民党全体が関わる極めて重大な金権腐敗事件だ」と指摘。国会の証人喚問によって真相究明すべきだと強調。

 各団体の発言でも全国各地で湧き上がる怒りの声、声、声。朝日新聞掲載の「赤旗に白旗上げる自民党」という川柳も紹介されました。最後に参加者でこぶしを固め、「国民大運動を起こし自民党政治を終わらせよう」と訴えました。

 アムネスティ12.27.jpg午前中は子ども家庭庁から来年度予算案についてのレク。正午からアムネスティインターナショナル日本の外務省要請にアムネスティ議連の一員として同席。ガザでの即時停戦に向けた積極的行動と国連人権理事会による中国の人権状況定期審査(UPR)についての二点で、深沢政務官が応対しました。 私は即時停戦の国連総会決議に賛成した国としての積極的外交を要請。

福井県党会議

 23福井県党会議.JPG京都を早朝出て福井県へ。日本共産党福井県委員会の県党会議に出席して挨拶しました。開会前に金元幸枝一区予定候補・書記長と壇上でパチリ。
 自民党の裏金作りに「もう我慢ならん」との声が広がる中での党会議。福井県の衆参四人の自民党国会議員はすべて安倍派。しかも、安倍派の事務総長で国対委員長を交代した高木衆院議員は福井二区選出です。
 高木氏には1000万円以上の裏金が還流していると報道されています。さらに昨日の朝日の一面は重大な内容です。昨年11月の日曜版の報道を受けて、安倍派としてパーティー収入を裏金として還流させることの廃止を検討したが存続となり、その時の事務総長が西村氏、高木氏だったというものです。
 まさに裏金の仕組みも問題点もしっていたということ。検察は高木氏に任意の事情聴取を求めているとされています。その上、今朝の各紙は安倍派の参院議員には改選の時には全額キックバックしていたとの報道。まさに安倍派ぐるみです。
 福井一区の稲田元防衛相については、その政治団体「ともみ会」の2017年の政治資金パーティーについて質問したことがあります。急遽中止となり、パーティー券代を返金したことにより、一万円を超える支出がすべて明るみになったのです。 その結果、購入者の約八割が企業・団体であり、献金を自粛している電力会社も大半が購入し、関電の子会社も含めると112万円になります。まさに企業献金の抜け穴にしている実態が示されました。福井の自民党がどっぷりつかった裏金疑惑。徹底解明とともに、総選挙での日本共産党の躍進、そのためにも党勢拡大大運動をやり遂げ党大会成功させようと呼びかけました。
 image001.jpg参院の立憲、共産、維新、国民の四党の国対委員長会談。自民党の裏金問題の徹底解明へ、政治倫理審査会の開催、志帥会だった小泉法務大臣の更迭、予算委などの閉会中審査の開催を自民党に対して求めることで一致しました。
 私は、過去に例を見ない自民党ぐるみの組織的金権事件であり、国会が事件の重大性にふさわしい役割を果たすことが必要だと強調。臨時国会に問題の根底にある企業団体献金をパーティー券を含めて禁止する法案を出したことを改めて紹介し、賛同を呼びかけました。
 夜はUtubeの「緊急報道 小池ステーション 自民党の裏金疑惑」を視聴。今注目の上脇先生、赤旗日曜版の山田記者が小池書記局長とともに熱く語り合いました。上脇先生の「マスコミはこの問題は被害者のいない形式犯だと思ってきた。しかし、被害者は国民全体だ」という発言が印象的でした。  
 12.19行動.jpg朝から、裏金問題で自民党安倍派、二階派の事務所に強制捜査が入りました。昨年11月の赤旗日曜版のスクープがついに刑事事件になっています。夜に国会議員会館前で開かれた「19日行動」での挨拶でも、「自民党政治を終わりにしよう」と訴えました。
 挨拶では自民党の裏金問題について、「過去の個々の議員の金権問題にとどまらず、派閥ぐるみ、自民党ぐるみの法律違反という戦後最悪の金権事件だ」と批判。裏金作りに血道をあげる一方で、経済には無策でアメリカいいなりの政治が続いてきたと指摘し、そのことがガザ問題での日本政府の対応に現れたと強調しました。
 日本政府がイスラエルの無差別攻撃を国際人道法違反と認めない一方で、国民的世論と運動で、人道的な即時停戦を求めた国連決議に政府が前回の決議の「棄権」から「賛成」に態度をかえたことを紹介。「賛成した以上、アメリカへの遠慮やめ、同国とイスラエルに国連決議を守り直ちに停戦するよう求める外交に全力を挙げるべきだ」と訴えました。
 昼間には、国会対策委員会や議員団会議が開かれ、自民党派閥事務所への強制捜査という事態の下での対応の強化等について議論しました。

12.13 団総会.jpg 臨時国会最終日。裏金疑惑が自民党全体に広がり、自民党政治そのものが厳しく問われる中、昨日の官房長官不信任案に続き内閣不信任案が提出されましたが、自公の反対で否決。しかし、明日には官房長官含め安倍派の大臣、副大臣を更迭するという、支離滅裂の岸田政権です。

 朝から内閣委、懲罰委、倫理選挙特、拉致特が短時間開かれ会期末処理など。11:30からの本会議では統一協会被害者救済に関する自公国提案の法案と国立大学法人化法案の討論採決が行われ日本共産党から仁比・吉良議員が討論に立ちました。

 続いて議員団総会が開かれ志位委員長が挨拶。腐敗政治、経済無策、アメリカいいなりの岸田政権の三つの問題を上げ、自民党が日本のかじ取りをする能力も資格もないことを示したとして「自民党政治を終わらせるための国民的大運動を起こそう」と力強く呼びかけました。

 その後、事務所の打ち合わせ。臨時国会中心に今年の国会活動を振り返りつつ、来年国会の課題や準備について議論しました。15時から院内テレビで衆院本会議の内閣不信任案の討論を視聴。日本共産党から宮本たけし議員が登壇しました。

 12.11倉林.jpg22年度決算について本会議で全閣僚出席のもとで質疑が行われ、日本共産党から倉林議員が登壇しました。冒頭、自民党の裏金問題を厳しく追及し、松野官房長官、西村経産大臣に自身の裏金疑惑を質しましたが「精査中」「答弁を控える」の繰り返し。

 歴代派閥事務総長の証人喚問を主張し、総理に国会の真相解明への協力を求めましたが責任ある答弁なし。政権そのものが問われています。

 本会議後の16時に立憲民主党が衆院に松野官房長官の不信任決議案を提出。明日の衆院本会議に係ることになりました。

 本会議後に参院改革協議会の選挙制度専門委員会が開かれ、今後の議論の進め方などを確認しました。その後、今国会に内閣委、倫理選挙特別委に出されている請願の内容についてそれぞれ調査室から説明を受けました。夜は議員団会議。

 12.10日曜討論.jpg朝九時から各党の参院幹部によるNHK日曜討論。「政治資金・経済・万博 与野党に問う」がテーマ。当初、安倍派幹部で、キックバック疑惑の一人の世耕参院幹事長が出演と聞いていましたが、別の議員に。直接質したかったのに残念です。
 討論の中では、
▽裏金疑惑の徹底解明、証人喚問を。パーティー券含め企業団体献金は全面禁止を
▽実質賃金は19か月連続マイナス。政治の責任果たせ。最賃引上げ、消費税減税こそ
▽大阪万博はカジノのためのもの。万博で整備されたインフラを使ってカジノが儲け続けることに莫大な国民の税金つぎ込みをやめ、中止の決断を――など、強調しました。
 日曜討論の発言は一回一分が基本。端的に何を伝えるか、いつも苦労します。
 矯正展.jpg終了後、全国矯正展へ。全国の刑務所で受刑者が作った製品の展示即売会で、刑務作業を広く知ってもらうために毎年開かれています。久しぶりに参加しましたが、今回から会場は有楽町駅に隣接した東京フォーラムに。交通の便もよく、大賑わいでした。
 家具や木工製品、革靴、鞄、アクセサリー、玩具などなど。どもとても丁寧に作られています。展示作品の中で一番高価なのが富山刑務所で作成のおみこしで450万円。絢爛豪華でした。
 議員会館に戻り、午後から『パレスチナに平和を!日本政府は停戦を実現させろ!国会正門前大行動」に小池書記局長とともに参加。ガザでの蛮行やイスラエルを支援するアメリカへの怒りの声が次々上がり、パレスチナ人の皆さんの訴えも。
 12.10国会正門.jpgまともにモノがいえない日本政府への批判の一方、停戦を求める先日の安保理決議にアメリカが拒否権を発動する中で、日本が賛成の態度をとったことは、この間の国民の声が日本政府を動かしているとの指摘も。さらに声を広げよう!
 12.5内閣委.JPG企業団体献金全面禁止法案を参院に提出し、記者会見をしました。自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金作り疑惑に政治不信が極限に達している中、パーティー券購入を含む企業・団体からの政治献金を全面的に禁止するものです。
 午前中の内閣委員会で官報電子化法案の質問。まずは担当大臣である自見大臣の政治資金問題を質しました。自見大臣は派閥のパーティー券について、「販売を求められたが能わなかったので財政支援をした」として二年続けて100枚分200万円を二階派の政治団体「志帥会」に「会費として」支払っています。事実上のノルマです。
 23記者会見.jpgしかも志帥会はこの収入を政治資金収支報告書に書いておらず、裏金になってい疑いがあります。未記入であることを志帥会に事実確認したのかと質すと、大臣は「報道で初めて知った。今後、確認する」との無責任な答弁。
 これほど大問題になっているのに、放置していることは大臣自身が裏金作りに関与していることになると批判しました。
 官報電子化法案は国の責任が後退する恐れがあるとして反対しました。
 16:30に企業団体献金全面禁止法案を提出。17:30からはガザ人道危機についてNGOと外務省の意見交換会に呼びかけ人として参加。
   23法案提出.jpg 続いて、障害を持つこどもたちの放課後デイサービス事業を行っている全国放課後連の皆さんとのオンライン懇談。全国の事業者の皆さんから政府が議論している報酬改定等について現場の率直な意見とご要望をお聞きしました。
 IMG_1995.JPG午後からの拉致特で質問にたちました。岸田首相は、「首脳会談実現へ、私直轄のハイレベルで協議を行っていく」と繰り返すが、これまでの体制、取り組みとどう違うのか。松野大臣は、「首相の決意の表れ」などというばかり。何が違うのか不明です。
 新潟や福井で聞いた、家族会や首長の「拉致解決へ政府から情報が示されない」という苦言を紹介して、この声に答えるべきと迫りましたが。最後までその姿勢が示されませんでした。
 午前中は明日の内閣委員会の質問の仕上げ。自見大臣の政治資金の問題と官報電子化法案について質問します。ネットでご覧ください。  
 夜の議員団会議では、昨日、ニューヨークから帰ってきて、今日の午後の拉致特で上川大臣に質問をした笠井亮議員から、核兵器禁止条約締約国会議の報告を受けました。条約が発展し世界をうごかしていること、戦争被爆国でありながらオブザーバー参加すらしない日本への世界の厳しいまなざしなど、ホットで生々しい話を聞くことができました。
 
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