病院や学校を攻撃し、女性や子どもの命を奪っているイスラエルに対して、なんど質しても「国際人道法違反」と言わない岸田総理。公務分野での非正規雇用に女性の割合が圧倒的に多く男女賃金格差の要因になっていることを指摘しても「法律に従い適切」と繰り返す河野大臣。パーティー券問題で裏金づくりが指摘されていることについて「説明を指示した」というが、「調査」は言わない岸田総理。
どの問題でも核心をついた田村さんの質問で岸田政権の国民世論に背く姿勢が浮き彫りになりました。
ニューヨークの国連本部から、核兵器禁止条約の第二回締約国会議に参加している笠井議員のSNSでの発信が続いており楽しみです。今日は国連本部での国会議員会議で発言されています。核兵器禁止条約を採択した国連会議に一緒に参加しましたが、その後の二回の締約国会議にも参加した日本でただ一人の国会議員が笠井さんです。同じ被爆二世として心からエールを送ります。
衆院予算委で補正予算の締めくくり質疑と採決が行われ、夕方には本会議の討論・採決が行われました。日本共産党は、立憲民主党、わいわ、社民党と共に反対しましたが、維新と国民民主党は自公と共に賛成してしまいました。
衆院予算委の質疑を院内テレビで視聴しながら、演説や論戦の準備。午後には長野県佐久市から藤岡県議が議員会館に来られ、長野県が公文書公開請求等の公開手続きで、行政不服審査法に基づく手続きを行っていたかった問題について、法律を所管する総務省からレクを受けました。
総務省は不適切な事案であるとして、今後、全国での研修会で同様の事態が起きないよう徹底すると話されました。長野県は厳しく反省して、手続きのやり直しを含めて対応すべきです。
今朝のNHKニュースで障害をもつ子どもの放課後等デイサービスについて特集していました。施設の人的体制が十分でないもとで、送迎の際に子どもが突然走り出すなど、一時的に行方不明になることも起きています。番組では、行方不明になったお子さんが水路で亡くなっていたお母さんの悲しみと憤りの言葉も紹介されました。
国の規定が、子ども10人に対し職員最低2人となっており、極めて不十分。施設がそれ以上の配置をすると経営的には厳しいものがあり、専門性を持った職員の確保など、行政の対応の強化の必要性が浮き彫りになる番組でした。
続いて、省庁における男女の賃金格差の要因の一つである非常勤職員の待遇改善やジェンダー平等を経済対策の柱として位置付けることなど質問しました。
昼休みには京都府保険医協会の吉中丈志先生らから健康保険証・医療DX問題、資料報酬改定、PFAS対策について要請を受け、懇談しました。
集会には野党六党からメッセージが寄せられ、参加した四党の代表が挨拶。日本共産党から穀田さんが挨拶しました。続いて、新外交イニシアティブ代表の猿田佐世弁護士の講演、「戦争を回避せよ~憲法9条生かした平和外交とは」。最後に集会アピールとガザ・イスラエル問題での緊急決議を採択しました。
終了後は京都市役所まで「憲法ウォーク」で沿道の皆さんにアピール。ガザ侵攻やめよ! 直ちに休戦を! 改憲許すな! 9条生かそう!
参院予算委員会初日。今日は立憲と自民の質問。午前中、差し替えで委員会に出席しました。午後には京滋地区私立大学教職員組合連合から「私立大学生の学費負担の大幅軽減と私大助成の増額を求める国会請願署名」への協力要請を受けました。
朝、驚いたのは「朝日」のトップの柿沢法務副大臣の記事。江東区長が選挙中に違法なネット広告を行って辞職した件で、「自分が勧めた」と認め、法違反の認識なかったと述べているのです。「知らなかった」と言い訳しても法律違反は許されません。
しかもネット選挙を解禁しつつ、ネット有料広告を禁止した法案は2013年に議員立法で全会一致で成立したもの。柿沢氏も賛成しています。「知らなかった」など無責任。まして法務副大臣であり、資格が厳しく問われます。
朝の予算の理事会でも問題になり、立憲の杉尾議員の質問に際に柿沢副大臣の出席させることで与野党合意しました。その後の質疑中に柿沢氏が辞表を出したとのニュースが流れましたが、法相は予算委員会に出席している中で受理されておらず、法務副大臣の任は解かれていません。
このままでは審議できないと委員会は休憩となり、理事会が開かれました。その後の協議の結果、午後一時間近く遅れて再開され、冒頭、総理と法務相が陳謝。また、衆参の予算委で今後、総理の任命責任等について集中審議を行うことを与野党で合意しました。
文科副大臣に続く、法務副大臣の辞任。それぞれの職務に深くかかわる問題が理由であり、岸田総理の弁とは逆に、まさに「不適材、不適所」です。
私大教連の要請には、京都橘大学の学生も一緒にこられ「学費が高く、物価も高騰。下宿するとお金がかかり、往復三時間かけて自宅通学している」などなどの実情と要望をお聞きしました。しっかり受け止めて頑張ります。