午後からの参院本会議で岸田総理の所信表明演説がありました。「イスラエル・パレスチナ情勢」との言葉はありましたが。それだけ。日本の立場も方針も一言もなし。ひどすぎます。「この30年間経済はコストカット最優先の対応を続けてきました」と他人事のように述べ「経済、経済、経済」と連呼しましたが、経済対策はなし。これまで聞いてきた施政方針演説の中でも最低クラスでした。
本会議後、志位委員長と立憲民主党の泉代表が国会内で会談し、次の総選挙で「連携と力合わせ」をしていくことを確認しました。重要な合意です。志位氏さんは、「きょうの合意を大事に、市民と野党の共闘の再構築が前に進むようにしたい」と表明しました。前に進めるよう、私もがんばりまする。
12時から「日中友好条約45周年記念レセプション」に出席。各界から1000人を超える参加でした。国会にもどり本会議の後、関西電力がコロナ猶予対策終了の中で、困難な業者にも二か月分の電気代支払いを共用している問題で、経産省に是正を求めての全商連の要請に、倉林、岩渕議院とともに同席しました。
夜は議員団会議。
第八回中央委員会総会が終了。来るべき総選挙勝利へ比例候補も勢ぞろいし躍進への決意を固めました。北陸信越の比例の議席を何としても回復し、小選挙区でも勝利するために、藤野さん、平さん、長瀬さんや各県の中央役員とともにガッツボーズ。
近畿で穀田さん、東京で笠井さんが今期で勇退されることも発表されました。穀田さんには参院国対委員長として19年間、国会開会中は毎日会議でご一緒し、たくさんのことを学びました。笠井さんは被爆二世同士で、核兵器禁止条約採択の国連会議にもご一緒しました。本当にありがとうございます。お二人から総選挙までにもっともっと学びたい。
昨日までの衆参の予算委員会基本的質疑が終わり、来週月曜日にはさらに予算委集中審議がありますが、今日からやっと各常任委員会が動き始めました。衆院は今日、ほとんどの委員会で大臣の所信挨拶を聴取し来週に質疑があります。参院も多くの委員会が来週の火曜日に所信を聞き、来週から再来週にかけて質疑となります。
今日は朝の国対の後、各種会議や来週以降の論戦のうちあわせなどなどが続きました。夕方の新幹線で京都へ。明日は小池書記局長を迎えての「JCP京都フェス」。みやこめっせのメイン会場と府内各地の会場をオンラインでつなぎ、統一地方選挙勝利への京都全体でのスタート集会。私は司会を務めます。
ちょうど三年ぶりの「時代まつり」の行列の日。12時に御所を出て、14:30にみやこめっせのすぐ近くの平安神宮に入ります。行列を途中で楽しんで、みやこめっせに参加するというのもいかが。すごい人出ですので余裕をもって。
昨夜はデニー知事の再選と県議補選の勝利まで確認して就寝。朝起きてすぐにパソコンを開くと、統一地方選挙で日本共産党は全員当選! 辺野古新基地ノーの県民のブレない声がしっかり示されました。
朝からテンションが上がりました。こんな日は新聞の一面見出しを見るのが楽しみですが、あいにく今日は休刊日。さすがに沖縄の地元氏は発行されていて、玉城氏再選の大見出しが踊っています。いいなあ。
午前中は統一協会問題の野党合同の国対ヒアリング。統一協会の両親の間に生まれた「祝福2世」の20代と30代の元信者の訴えを聞き、質問にも答えてもらいました。「万物復帰」という訪問販売活動に従事させられ、一か月間地方に行き、朝から晩までハガキや手ぬぐいなどを売り歩いたとのこと。
「祖父の遺産1億円以上献金させられ、さらに先祖解怨等で借金までして、お金がなくて辛かった」とも語っておられました。協会に疑念を持つようになり脱会されたお二人。高額献金の規制、相談窓口の拡充、地方での相談体制、献金被害者への援助などの要望要望がだされました。
午後にとは党議員団で統一協会の被害者の救済や新たな被害者を出さない対策について議論しました。
党本部で終日、第六回中央委員会総会に出席。午前中は志位委員長が約2時間にわたり幹部会報告。参院選挙の総括と教訓、内外情勢と日本共産党の任務、「党創立100周年記念、統一地方選挙勝利・党勢拡大特別期間」の呼びかけの三つの柱での報告です。
報告を受け午後から夕方まで討論。若者の中での新たな支持の広がりと民青同盟の大いに学びながら、さまざまなつながりを作って支持を広げ、仲間を増やしていることが多くの発言で語られたのが非常に印象的でした。
途中、紙智子参院議員団長と共に国会に戻り、立憲民主党の参院の新役員の皆さんからのあいさつを受けました。新役員は、議員団長・水岡俊一、幹事長・田名部匡代、国対委員長・斎藤義隆各議員。選挙後の短期間で、岸田政権の支持率の急落や国葬反対が多数になっているなど世論調査結果も話題になり、十分な審議を求めていくことなど話し合いました。
朝8:15からの国対会議に続き、10時から本会議、参院改革協議会、ODA・沖縄北方特別委員会と続きました。改革協の終了後、挨拶に来られた新潟県知事候補として大健闘された片桐なおみさんと懇談。「原発なくし、病院のこす」のスローガンはとてもわかりやすく、県民の心をとらえました。その実現に引き続きがんばりましょう。本当にお疲れ様でした!
改革協では、議長に提出する、この間の議論をまとめた報告書を確認。ODA沖北特では、8月に開かれる第8回アフリカ開発会議(TICAD8)に向けた「我が国の開発協力に関する決議」を全会一致で採択しました。
12時からは参院議長主催で「任期満了議員送別会」。山東議長に続き、今期で勇退される議員の各会派代表が挨拶し、日本共産党からは市田さんが挨拶されました。
17時過ぎに、立憲民主党が衆院に「細田衆院議長不信任決議案」「内閣不信任決議案」を提出しました。