明日7日は外防委で地球温暖化問題での質問があり、午後から東京に向かいました。
さて、来年の参院選勝利への取り組みも本格化。我が家の玄関横にも京都選挙区候補の大河原としたかさんのポスターを張り出しました。
京都で免許証の更新をし、論戦準備等でそのまま東京へ。父が生きていた間は、田舎に帰ったときに運転していましたが、最近はそれもなく、原付に乗るくらい。と、いうことで無事故・無違反の優良運転手であり、一時間余りで交付されました。
夜はネットで各地の市町村議選の結果を見守りました。次々当確の知らせが。前半戦に続く躍進の結果となりました。ヽ(^。^)ノ
力及ばなかった人、まさかの結果になった人もありました。まずは、ゆっくり休んで、新しい前進を目指しましょう。
午前中は本会議。採決と永年在職表彰で20分で終了。その後は原稿のチェックや資料整理、論戦準備など。15時過ぎの新幹線で京都へ。京都弁護士会の新役員の披露の会に参加しました。
白浜新会長と四人の副会長が紹介され、新会長からご挨拶がありました。京都の弁護士政治連盟の事務局長を務めておられ、様々な課題で政治との連携の必要性を実感したということで、初めて鏡開きに出席した国会議員も登壇。私と公明党の議員が新役員や来賓の皆さんとともに槌を下しました。
前々期の副会長を務めたのが参院京都選挙区候補大河原弁護士。一緒に、あいさつに回り、お力添えをお願いしました。
この会にはできるだけ毎年出るようにしていますが、今日は、何人かの重鎮の弁護士の方々から、思わぬ激励の言葉をいただきました。安倍政権はひどすぎる、民主党はだらしない、日本共産党の頑張り時ですねというのが共通する内容。子の期待に応えねばと決意を新たに。
外交防衛委員会で質問に立ち、海賊対策をテコにした中東への恒常的駐留、水陸両用車の問題で質問しました。
海賊対処活動のために自衛隊がアデン湾に派遣されて以来、ソマリア海賊事案は2011年の237件をピークにして昨年は11件にまで減っています。「沈静化したら撤退する」としていたのに、逆に自衛隊の活動は強化されています。
2013年からは多国籍部隊CTF151に加わってゾーンディフェンスに参加し、5月末からはこの部隊の司令官に自衛官が就任します。CTF151は米軍主導の部隊であり、米国は軍事行動として位置付けていますが、防衛相は「司令官の任務は連絡調整であり問題ない」と言い訳。
さらに、海賊対処活動の拠点だとしてジブチに基地を作りましたが、沈静化に伴い縮小するのではなく、その活用のための調査費3000万円を計上しています。私は、中谷財務相が派遣当時の与党プロジェクトの責任者であり、質問で「軍を出すことは大事。抑止力やプレゼンスという言葉もある」と述べていることを示し「海賊対策での自衛隊派遣をテコに、中東への駐留の恒常化、軍事的プレゼンス、他国軍との共同の強化を狙うものだ」とその中止を求めました。
続いて水陸両用車の問題を取り上げました。自衛隊は島しょ防衛のためとして初の水陸両用車AAV7を購入し、日本版海兵隊として新設される水陸機動団に配備します。このような装備は軍事的緊張を拡大するだけです。しかも、米国では老朽化して製造中止をしているものをまともな検証なしに購入するのです。
防衛省は2014年度に参考品を取得し、「1~2年かけて性能確認、運用の検証を行い、導入すべきか検討する」としていました。ところが中期防に52両の導入が盛り込まれ、大幅に前倒して今年度に30両を購入します。
私は、実際の島しょ防衛=南西諸島では、AAV7はその車両特性からサンゴ礁を踏破できず、防潮堤が建設され上陸に適した砂浜もないなど数々の問題点が指摘されていることをあげ、「南西諸島での運行の困難さについてどう認識し、どう検証するのか」とただしました。
これに対し中谷元防衛想は、「サンゴ礁を模擬した施設をつくって運行の可否の検証している」などと答弁し、実地検証をしていないことを認めました。驚くべきことです。
私は、「水陸両用車の導入先にありきで、実地検証もなしに製造ラインも閉鎖されているものを購入する、こんないい加減なことはない」と厳しく批判し、中止を求めました。
委員会終了後、16時過ぎの新幹線で岐阜市へ。激戦の岐阜市議選の、やまこしとおる候補の演説会2ヶ所で日本共産党4候補の必勝を訴え。明日の本会議に向け東京にとんぼ返りです。あとわずか。全員勝利へがんばろう!
NPT再検討会議を前に8時から国会内で開かれた、核軍縮・不拡散議員連盟日本と世界宗教者平和会議日本委員会(WCRP)の初の合同会合に出席。与野党国会議員と共に、WCRPから杉谷義純理事長・天台宗宗機顧問ら多数の宗教者が参加され、連携の強化や「核廃絶に向けての共同提言」を確認しました。
その後、外交防衛委員会。、「防衛調達長期契約法案」の質問と反対討論に立ちました。憲法の財政民主主義の下、予算は毎年毎に国会審議で決める予算単年度主義がとられています。
財政法ではその例外として5年を限度とする国庫債務負担行為を定めていますが、その例外として自衛隊の艦船や航空機などは10年の長期契約をできるようにするもの。しかし、10年の間には、情勢も変わり、国政選挙を経て政権交代や安保政策の変更もあります。にもかかわらず長期契約の解除はきわめて困難になります。
国庫債務負担行為の上限を五年としたのも、国会議員の任期から見てギリギリの線だったという過去の経緯も示し、国民の代表である国会の予算審議権を侵害するものだと批判。
防衛相は他にも特例があるとしましたが、特例の四事業のうち、今年度も予算化されているのはPFIと公共サービスの二事業だけで、合計2283億円。他方、この法案がまず適用されるP1の購入は3396億円で、さらに適用は広がります。まさに軍事費の聖域化。
戦前の軍事費が単年度主義の例外とされ、侵略戦争の戦費調達で国民生活と国家財政を破たんさせた痛苦の教訓に反するものだとして反対しました。
午後は明後日の質問準備など。17時を過ぎると、今日告示の町村議選挙での無投票当選が確定したニュースが次々。富山県舟橋村議選では田村かおるさんが当選。日本一面積の小さい村である同村で初の日本共産党議員の誕生です。日本共産党の立候補自体が36年ぶり。空白克服のために移住しての立候補でした。
福井県池田町でも宇野邦弘さんが当選。こちらも同町で初めての党議員。宇野さんは国政選や知事選などに何度も立候補されてきた方です。
志賀原発立地自治体の石川県志賀町では中谷松助さんが無投票当選。16年ぶりの党議席回復となりました。
皆さん、おめでとうございます。26日の投票日には全員当選を!
明日はいっせい地方選後半戦の告示日。午前中は京都府城陽市、午後は宇治市で合計11人の候補それぞれと共に街頭宣伝をしました。まずは定数20で1増の4議席をめざす城陽市で新人の河村明子さんと訴え、う候補と演説。
午後からは前窪府議の司会で7人の宇治市議候補と8か所で演説。占有率四分の一の議員団を引き続き実現する選挙です。府議選でトップ当選した前窪さんに運行中も次々と声がかかり反応は上々でした。
マスコミの「自共対決再び激化」「自共二極復活」との見出しの選挙結果報道も紹介し、安倍暴走ストップの声は日本共産党へと訴えました。
終了後、明日の第一声に備え、新潟県長岡市に4時間半かけて移動です。がんばろう。
朝8時の長野県飯田市での水野ちかあき候補との訴えに始まり、岡谷市で毛利栄子、塩尻市で備前光正、須坂市の土谷フミエ各候補との訴えを終え、新幹線長野駅へ。私が乗る列車から降りてきたのは長野市に応援に入る藤野保史衆院議員。最後までお互いガンバローのエールをかわしました。
新幹線富山県高岡市へ。同市の高瀬あつ子候補と街頭演説会を行った後、射水市で坂本ひろし候補と街頭演説会。 高岡市に戻り高瀬候補と商店街練り歩きをし、続いて演説会。再び射水市で演説会で訴えて今日の訴えは終了。どこでも町の反応は大きいものがあります。
富山でも各マスコミが、日本共産党について総選挙躍進をうけて「追い風」「勢い」「攻勢」などと書いているのが特徴。高岡市でも射水市でも日本共産党が初の県議を獲得するかが「焦点」「他陣営から脅威」などとしています。 自民党の強い富山県の両市での勝利は、安倍政権への最も厳しい審判になることは間違いありません。必ずやろうと訴えました。
今夜中に福井県敦賀市まで移動し。明朝、名古屋入り。午後からは京都市内で最後まで訴えます。頑張りぬこう!
日頃は日本共産党支持でない方々からの得票なしに勝利できない選挙。今日は、訴えの最後でそのことを意識してお話ししてみました。
――安倍政権の暴走は怖いけど、日頃は保守の立場だからと日本共産党への投票を迷っている方もいらっしゃるかもしれません。私たちは、あなたのその立場を変えてほしいと言っているのではありません。保守の立場から大切にされてきたことを一緒に守るために力を合わせたいのです。
国を守るために自衛隊は必要だけど、海外に出て行って戦争してはいけないと思われているでしょう。歴代自民党政権も集団的自衛権は行使できないといってきました。それを乱暴に変えて、海外で戦争する国づくりを進めているのが安倍政権です。
大企業が栄えるのは結構なこと。同時に中小企業や農業もしっかり支え、安心して暮らせる地域を守っていきたいというのが皆さんの願いだと思います。ところが大企業だけ応援して地域経済は冷え込ませ、農業をつぶすTPPを推進するために、反対の先頭にたつJAの弱体化を押し付けているのが安倍政権です。
ですから、元自民党幹部からも批判の声が次々上がっています。元自民党総裁、衆院議長の河野洋平さんは、「今の安倍政権は保守政権ではない。右翼政権だ」と語っておられます。
保守の皆さんが一番大切にしてきたことをつぶそうとしている安倍政権に皆さんと一緒に立ち向かっているのが日本共産党です。どうか、保守の立場のままで結構なんです。今度は日本共産党にご支持をお寄せ下さい。
四年前の選挙は民主党政権の時でした。政治を変えてほしいという願いを民主党に託したかたも多いと思います。その民主党にすっかり裏切られ、今度はどうしようと迷っておられるかもしれません。
でも主権者国民が政治をあきらめたら、暴走がひどくなるばかりです。どうか、「政治を変えたい」というあなたの願いを今度は日本共産党に託してください。日本共産党は反戦平和93年、けっしてぶれない党です。企業献金も政党助成金ももらわず国民の皆さんに支えられているからこそ、裏切ることはありません。
どうか、これまでの政党支持の違いを超えて、今度は日本共産党に、安倍政権の暴走ストップ、あなたの願いを生かす一票をお寄せください。