終日、党本部で第二回中央委員会総会。来年秋までに必ずある総選挙で、野党連合政権の樹立と日本共産党の躍進という二つの目標をやり遂げることを確認。
そのために、わき目もふらず比例での党躍進のための活動に集中する「総選挙躍進特別期間」として取り組むこと、総選挙に向け「新しい日本をつくる五つの提案」を訴えてたたかうことを決めました。
討論では、コロナ禍の下での情勢の変化や国民意識の前向きの変化が起きていること、党大会以来11か月の間に党建設の確かな前進の足掛かりを作ってきたことが語られました。とりわけ、衆院の現職や予定候補の皆さんが国民の中に入って共感を広げていることを生きいきと語りました。
総選挙へ「よし、やるぞ」と確信と勇気の湧く総会になりました。り
今回、コロナ対策のため、はじめて、地方在住の中央委員はZOOMによるリモート参加になりましたが、スタッフの皆さんの努力で、距離を感じさせない一体感をもった総会として成功しました。お疲れさまでした。
朝行われた野党国対委員長連絡会議では、自民党が予算委員会の開催に難色を示していることを受け、改めて強く求めること、憲法に基づく臨時国会召要求を参議院でも検討することを確認。河井夫妻の買収事件や秋元司衆院議員の司法妨害で、自民党・安倍首相の責任は重大だと一致しました。
その後の国対会議で、野国連の報告を受けて対応等について議論しました。衆では内閣委員会で、参では災害対策特別委員会で閉会中審査が行われ、それぞれ塩川衆院議員、武田参院議員の質問を院内テレビで視聴しました。
雑誌『前衛』に書いた拙文、「女性の事件を国際基準に~女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准を」の最後の校正。9月初めに発売されますので、読みあれ!
実に久しぶりの院内集会に参加しました。日本婦人団体連合会の「ジェンダー4署名提出行動」です。女性差別撤廃条約選択議定書の批准をはじめ4種類の署名約16万人分を受け取りました。
柴田会長に続き、参加した国会議員が一言あいさつ。私は、3月の外交防衛委員会で二回にわたり選択議定書の早期批准を求め、茂木外相が「検討を加速し、早期に締結するために障害になっていいる課題を早期に解決する。関係省庁と鋭意協議させていだきたい」と答弁したことなど紹介しました。
参加された団体からもメッセージからも挨拶。コロナ禍の下でジェンダー問題の重要性、困難な条件の中での運動の努力、学校現場や公務職場でのご苦労や定員拡充の必要性など、みなさん話したいことがいっぱいで大幅に時間オーバー。
オンライン会議もいいですが、やっぱり、こうして集まって交流すると元気になります。
日本共産党国会議員団から6人が参加し、立憲から大河原衆院議員が参加。他の野党議員の秘書さんの参加もありました。
10時から外交防衛委員会が開かれ、社会保障二協定の趣旨説明聴取。午後からは、アメリカが爆発を伴う実験の再開を議論しているという報道や小型核兵器の配備の問題で外務省レク。さらに第二次補正予算案について議員団としてヒアリング、倫理選挙部会の会議と続きました。
広島市内最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠」を笠井、本村両衆院議員と共に視察。全棟保存を求める原爆遺跡保存運動懇談会副座長で、県原水協の高橋信雄代表理事が案内してくださり、大平前衆院議員、辻県議、中原、藤井市議、県被団協の皆さんがご一緒でした。
築103年。陸軍の軍服や靴を製造し、被爆直後は臨時の救護所になり、多くの被爆者がここで亡くなりました。老朽化を理由に県所有の3棟のうち1棟だけ外観保存し、2棟は解体という方針に県民の批判が広がり、一年間先送りになっています。
鉄筋コンクリート・レンガ造り3階建てで、3棟の全長は270mという巨大さ。文化財としても貴重であり、軍都広島を伝える遺構でもあります。なによりも、爆風で曲がった窓枠など被爆の実相を伝える迫力に、全棟保存・活用が絶対必要と痛感しました。
これだけの貴重な被爆建物であるにもかかわらず、他の建物にはある案内板は見当たりませんでした。これまで、ほとんど知らせる努力をせず、きちんと補修など行われないままに解体という方針が示されたもの。
被爆の実相を次世代と世界に伝える地元自治体と国の責任が問われています。世論と知恵を集めることが必要です。
視察に先立ち、母校・広島国泰寺高校に立ち寄り、前身である広島一中の原爆犠牲者の追悼の碑に手を合わせました。
移動の車中で読んだのは、高校の同窓会誌でも紹介された『異端の被爆者~22度のがんを生き抜く男』。当日、一中で被爆し、わずかに生き残った同級生もその後亡くなり、今や唯一の生存者となった兒玉光雄さんを描いた本です。
宿舎に戻る途中、うれしいニュース。今日、投開票の京都府笠置町長選挙で、日本共産党が自主的に支援した新人の中淳志候補が、自民、立憲、国民推薦の新人を23票差で破り、当選!
同町では、まちづくり事業に絡み、国の交付金を不正受給したとして町職員、まちづくり団体代表らが書類送検され、町政改革が求められていました。
先週の日曜日、同町を「集い」で訪れた際、中さんの自宅を訪問してお会いし、町政改革への意気込みをお聞きしたところです。 心からお祝いします。住民の声が届く、開かれた町政を期待しています!
自宅を朝出て、京都市山科区の日本共産党の後援会の「もみじまつり」へ。きれいな青空が広がる絶好の祭り日和です。 山本陽子市議と一緒に各後援会のテントを回って握手。様々激励をいただきました。山本善五郎実行委員長と中央舞台前でパチリ。
開会前に会場を出て京都駅へ。静岡市に移動し、「浜岡原発の再稼働を許さない ひまわり集会in静岡」に参加。おしどりマコ・ケンさんのトークライブに続き、国民民主党の日吉衆院議員とともに挨拶しました。
会場は紙製のひまわりの花でいっぱい。私は「会場はひまわりだらけだが、国会は季節外れの桜の話題でいっぱい。国政を私物化する一方で、国民多数の反対の声を無視して原発再稼働をすすめることは許されない。市民と野党の共同で、安倍政権『桜散る』に」と訴えました。
県内各地の「金曜アクション」の皆さんのリレートークなどが続き、集会アピールを採択。市内パレードは、わが党の鈴木県議、立憲民主党の杉山市議とともに横断幕を持って並んで歩きました。
終了後、東京へ。
京都市内で開かれた、党京都府委員会主催の国政報告会に穀田、倉林両議員と共に参加。従来と会場設営も変えて車座にし、穀田さんをメインにそれぞれが国会報告を行い、参加された皆さんからご意見や質問も出してもらう双方向型の集いとして取り組みました。
穀田さんからは、今たたかわれている高知県知事選挙の様子も紹介しながらの市民の野党の共闘の発展を中心に報告。私は京丹後の米軍Xバンドレーダー基地で起きている問題と各地での米軍の傍若無人の訓練や事故を結び付けて報告。
倉林さんは厚労省が再編統合を視野に入れた再検証を求めて全国424の公立病院などの実名リストを公表した問題についての論戦を紹介しました。
今朝の京都新聞に、弁護士の福山和人さんが、年明けの京都市長選挙に立候補の意思を固めた、との記事が出たこともあり、国政とともに京都市長選挙勝利も大きな話題に。高知県知事選、京都市長選挙の連続勝利で安倍政権を退陣に追い込もうとの声が上がりました。
198通常国会「三ツ星議員」の表彰をNPO法人「万年野党」から受けました。「政府の監視」の機能をもっと果たすべきという立場から、2012年以来、全議員の質問回数や主意書、議案立法の数で総合的に評価してこられました。
今回は、日本共産党からは笠井、高橋両衆院議員と私が表彰されました。私は本会議質問の回数が全参院議員でトップ、委員会質問は第三位でした。
国会近くで開かれた表彰式で、田原総一郎さんから盾をいただきました。「これを励みにさらに行政監視機能を発揮して頑張り、万年野党に甘んじず、連立政権めざします!」と一言あいさつ。
午後からの衆院予算委員会の集中質疑、とくに塩川議員の英語民間試験問題の質問を見ながら、明日の質問準備。夕方に通告しました。
国会での会議や打ち合わせの後、夕方には京都へ。17:30から四条烏丸の交差点で、京都府議、市議団の皆さんと消費税増税ストップの宣伝署名活動で訴えました。
続いて党左京地区委員会による「市民と野党の共闘を学ぶ連続企画①」で、長野、新潟、福井の共闘について報告しました。
滋賀県での取り組みについては、「市民の会しが」代表の斎藤敏康・立命大特任教授が詳しくお話ししてくださいました。
会場からの様々な質問も出され、二人で回答。最後に、京都市長選挙、衆院選挙勝利に向けて共闘をさらに広げていきましょうと呼びかけました。