日米貿易協定の審議で昨日午前中は農水、経産両委員会と連合審査。午後は外防委で参考人質疑でした。連合審査では紙議員が質問に立ち、除草剤グリホサートの問題を取り上げました。学校給食のパンからも検出されていることを告発しても、「健康に問題はない」という政府。
火曜日の外交防衛委員会でも私がグリホサートを取り上げたこともあり、委員会後、与野党の数人の外交防衛委員会の委員から、「あの農薬の問題は大事だね」など声がかかりました。グリホサートとという名前を初めて聞いた議員も少なくなく、さらに大きな世論にすることが必要です。同時に、こんな国会の認識状況のままで日米交渉などありえないとも痛感しました。
午後の参考人質疑の野党の参考人は東大の鈴木宜弘教授とパルクの内田聖子さん。 質疑の中で次々明らかになる問題点について政府からまともな答弁がないままですが、午後の委員会前の理事会で与党から3日火曜日に質疑をして、終局としたい旨の提案。
「桜を見る会」に関して政府から回答がないなかで新たな審議日程は合意できないと反対しましたが、審議終了後に再開された理事会で委員長が3日の審議と質疑終局を仕切りました。許されません。
終了後、議員会館前で寒い中座り込みをされている農民連の皆さんに国会報告をし激励。一緒にシュプレヒコールを唱和しました。
昨日から野党が求めている「桜を見る会」の招待状の分類番号「60」が総理推薦枠であることの確認について朝の行政監視委員会の理事懇で、政府はゼロ回答。
これを受け、午後から衆参野党国対委員長会談、野党書記局長、幹事長会談を連続して開き、政府が確認しないならば審議はできないことなどを確認しました。
与党は野党の理事が欠席したまま議運理事会で明日の参院法会議立てを決めました。国会最終盤の緊張がますます高まっています。
日米貿易協定承認案の審議が参院外交防衛委員会で始まり、質問に立ちました。政府は、第二ラウンドの交渉の対象について、農産物の関税は「想定していない」と答弁しています。一方、日本側の付属書には、「米国は将来の交渉において農産品にする特恵的な待遇を追求する」と明記されています。
茂木外相は、このような文言が過去の経済連携協定になかったとを認めつつ、「単に米国の意思を述べたもの。日本に義務はない」と強調。さらに、日米共同声明により、「協定が誠実に履行されている間」は米国は自動車の追加関税を課さないことを確認しているとも述べました。
しかし、「誠実な履行」を判断するのは米国です。「特権的な待遇を追求する」ための交渉を日本が拒否すれば「協定が誠実に履行されていない」と判断し、自動車の関税引き上げの脅しをかけることになります。
そうなれば結局、農産物の関税引き下げ交渉に応じざるを得なくなる仕掛けになっているではないかと指摘し、協定は到底承認できないと述べました。
フィリピンのドゥテルテ政権の下で、「麻薬撲滅戦争」の名のもとに、市民・農民の活動家、労働組合員、さらには弁護士までも「超法規的」に殺害されていることが国際的に問題になっています。
今日はフィリピンから農民団体の代表と弁護士の方が来られ、院内集会を開かれました。集会に先立ち、事務所に来訪され懇談。警察や国軍による超法規的な殺人の具体例や人権侵害の実態が生々しく語られました。
集会には山添議員と共に参加。日本政府がフィリピンを「世界で最も親日的国」とのべ、多額の経済援助も行っていることを紹介し、友好関係だからこそ、人権問題の解決を強く求めることが必要だと強調しました。
議員会館で開かれた「武器見本市はいらない! 宗教者の集い」で挨拶した後、議員団の日米FTA対策チームとして日米貿易協定、デジタル協定について政府からレクを聞きました。
安倍総理は「ウィンウィン」などと言っていますが、日本が一方的に譲歩した問題点山積みの協定です。
夕方に、滋賀県信楽で作陶されている広島国泰寺高校の後輩(S54年卒)の陶芸家中本若枝さんの東京・日本橋高島屋で開かれている個展を鑑賞してました。
会場で中本さんと談笑。同級生が広島からも来てくれ、東京鯉城同窓会の方も来られたとのこと。22日まで開かれています。ぜひ、ご来場ください!,
衆院予算委初日。午後からの野党の質問を聞きながら、質問準備や集会参加、来客対応などせわしい一日でした。
12:10から日本被団協との懇談会。被団協の60年を超える運動をまとめた映像「声が世界を動かした」(42分)を参加した与野党の議員も被爆者の皆さんと一緒に鑑賞。その後、各党への要望書を受け取り挨拶しました。広島の国泰寺高校や古田小学校の先輩にもお会いできました。
14:00からは「武器見本市はいらない! 院内集会」に参加し、挨拶。千葉の幕張メッセでの武器見本市の開催が続いているなか、ママたちの参加も目立ち、資料が足りなくなるほどの盛況でした。
その後、東京出張中の広島県三次市の同い年のいとこが会館に訪ねてきてくれました。帰省した時もなかなか会えず、FBでの交流はあるものの直接会うのは実に久しぶり。観光、地域おこしで活躍しています。
17:00からは院内集会「ここが問題、日米FTA――各党・議員に聞く」に参加。鈴木宜弘さんの問題提起を受けて各党議員が挨拶し、参加者との意見交換をしました。
昨日の本会議や今日の衆院予算委で政府のごまかしが浮き彫りになっています。
昨日は午前中に参院、午後は衆院で代表質問。志位委員長が質問に立ちました。今日は午前、午後と参院代表質問で午後一番に小池書記局長が登壇しました。
今日の最初の答弁で総理は読み間違えたり、原稿台にを可かが見込むように見たり、変だなと思っていたら、何とメガネを忘れていました。二番目の質問者の時にメガネがとどけられましたが、こんなことは初めてです。
小池さんは質問の冒頭で市民と野党の共闘で当選した10人の議員の皆さんを心から歓迎しますと述べました。立憲・国民の新会派の席からも「さすがだ」との声が上がりました。
小池さんへの答弁で、今回の日米貿易協定後の第二ランウドの貿易交渉について日米FTAになる可能性を認めました。これまで、日米貿易交渉について「FTAでも、その予備交渉でもない」としてきたことを覆すもの。 国民や農家の皆さんを欺くやり方は許されません。今後、追及します。
一方、まやかしの「大学の学費無償化」により、逆にこれまで国立大が行ってきた学費の減免から外れる学生が二万七千人いる「何が無償化だ」との指摘には、そうした学生への支援も検討することを表明しました。学生たちの声が政治を動かしつつあります。
午前中に「日本共産党 関電原発利権追及チーム」の初会合を開催。笠井政策委員長が責任者、藤野衆院議員が事務局長となります。笠井議員は、「原発マネー問題を長年追及してきた日本共産党が役割を発揮し、全容究明に全力にあげよう」と呼びかけました。
午後には「関電疑惑野党合同ヒアリング」に参加。関電は出席要請にもかかわらず拒否。菅原経産大臣は「言語道断」「徹底してウミをだす」と言いながら、調査は関電まかせで、他の電力会社には調査を求めないという経産省の姿勢にも厳しい意見が続きました。
原発マネーが自民党政治にも還流している報道もあいついでいます。原発マネーの原資は国民の電気料金です。徹底究明が必要です。
臨時国会の論戦準備へ。日米貿易協定について、内閣府、外務省、農水省、経産省からレク。農民連の間嶋副会長からもお話をお聞きしました。
雑誌『月刊日本』のインタビューを受けました。志位さんと亀井静香さんの対談が話題になった雑誌ですが、「日本の自立と再生をめざす、肉声の言論誌」というのがキャッチフレーズ。いわゆる「右から左まで」様々な人が掲載されます。
特別連載「不平等条約『地位協定』を抜本改正せよ」の第四回目として取材を受けました。この間の私の地位協定問題での質問も紹介しながら、日本の航空法の「最低安全高度」の適用もされず、全国どこでも米軍が勝手に低空飛行訓練を行う殖民地的特権を与えていることをお話し。主権国家の在り方が問われているとして、抜本改正の必要性を強調しました。
午後には臨時国会の論戦準備。日米貿易交渉の内容と追及点など、関係者と議論しました。つきどころは満載です。
着工五年目となったリニア建設事業についての日本共産党国会議員団の調査で岐阜県恵那市、中津川市、瑞浪市へ。各地の現場を視察し、市民団体や住民の皆さん、党地方議員の皆さんからお話しを伺いました。
国家的プロジェクトとして国が支援し、住民には「国の決めたことだから」と押し付けながら、事業者であるJRは私企業だとして、まともな情報も出さない――私たちが当初から指摘してきた問題の害悪がいっそう顕著になっているというのが一番の感想です。
情報隠しの背景には、環境への影響など十分に考慮しないままの計画だということがあります。この間、水問題で静岡の工事が始めることができないことが大きく報道されていますが、それにとどまりません。
騒音対策への住民の要求にJRが不誠実な対応をする中で、中心線測量もできていない地域や、工事を開始したものの陥没が起こりストップしている工区など、様々な問題を現場でお聞きしました。事業の再評価はまったなしです。
国会からは高橋、本村、清水各衆院議員、武田参院議員と私が参加。水野、遠山恵那市議、木下中津川市議、舘林瑞浪市議、各地の住民の皆さんに大変お世話になりました。
明日は、名古屋市内で各地の運動の交流懇談会を行います。
国会議員団は今日、豚コレラのワクチン接種を求めて江藤農水大臣に申し入れ。私はリニア調査で岐阜でしたので、秘書さんに同席してもらいました。その後の農水省の対策本部でワクチン接種の方針が確認されました。
豚コレラ対策での長野、富山、石川、福井の党代表によるも政府要請に藤野、武田両議員と共に同席し、業者や自治体の声を示して抜本対策を要請しました。
輸出に支障が出るとしてこれまで否定的だったワクチン接種について、慎重な検討が必要とつつ、当該地域での豚の移動制限など行えば部分接種は可能と農水省の見解に変化も見られました。速やかな検討と関係者の合意の上での実施を求めました。
長野から長瀬衆院四区予定候補、山口県議、富山から火爪県議、石川から佐藤県議、鈴木能登地区委員長、福井から山田県常任委員が参加しました。