午前中の本会議は中小企業経営強化法案の趣旨説明質疑、岩渕友議員が質問に立ちました。本会議後、特定枠による参院定数増に伴う歳費削減提案についての各派幹事長会談。
三時過ぎに国会を出て、新潟駅前で開かれた「消費税いま上げるべきではない新潟県集会」で挨拶して東京にとんぼ返り。10月増税ストップの「新潟ネットワーク」の主催で、野党各党の国会議員からメッセージが寄せられ、参院選挙区の野党共闘候補のうち越さくらさんも挨拶に。参院選で増税ストップの審判を下そう!
午後から二つの院内集会に参加しました。一つは、建設アスベスト要請署名提出集会。もう一つは、私も呼びかけ人の一人となった「国連小農宣言・家族農業の10年 院内集会」です。
建設アスベストでは、この間、国と企業の責任を認める判決が相次ぐ一方、提訴後199人もの原告が全面勝利判決を聞くことなく亡くなられており、一刻も早い解決と救済が必要です。
そのために補償基金制度の創設を求める署名。アスベスト問題でも臨時国会で野党合同ヒアリングが実現したことも紹介しながら、署名をしっかり受け取り、実現にがんばる決意を表明しました。
もう一つの集会。昨年末に「小農と農村で働く人びとの権利に関する国連宣言」が採択され、今年から世界的に「家族農業10 年」が開始されています。ところが日本は宣言に棄権し、大規模・企業化優先を推進しています。世界に逆行する農政を変えようと呼びかけました。
集会では、農民連の岡崎衆史氏の「世界の農政を小農が動かした! 国連小農権利制限の背景と意義」、小農学会代表の萬田正治氏の「今なぜ小農なのか」などの四人から報告があり、政府関係者との対話も行われました。
午前中は、総理の「自衛隊員の子どもが学校でお父さんは憲法違反と言われた」発言の根拠について防衛省から、住民基本台帳法と自衛隊員適齢者の閲覧および、写しの提出について総務省からそれぞれ説明を聞きました。
16時から予算委統計問題集中審議の高橋議員の質問をテレビで視聴。夜は議員団会議。
衆院予算委での志位委員長の質問を委員会室で傍聴。実質賃金の低下や実質家計消費支出の低下、就業者増の大半は高齢者と学生である事、などなど事実を示すグラフなどのパネルを示しながら「こんな経済状況の下での消費税増税やめよと迫りました。
朝の理事会で、質問で使用するパネルを確認するので、官邸は相当気合いを入れて反論を考えたのでしょう。総理は「よく質問して下さいました」「次のパネルにあるように~」など最初は余裕を見せていました。
しかし、反論なるものも突きつけられた事実は否定できないため、すり替えの類ばかり。その一つ一つに志位さんから反論され、増税の根拠はすっかり崩れました。
今後のたたかいの力になる質問でした。
事務所では、参院での予算質疑に向けての論戦準備や地方選・参院選勝利に向けた活動の打ち合わせ。夜は議員団会議。赤嶺議員から豊見城市議選勝利の様子や辺野古基地問題の県民投票の取り組みなどにつて現地からの報告を聞きました。
今日は衆参厚労委員会で毎月勤労統計偽装問題で、参院法務委員会で外国人労働者受け入れ拡大問題での閉会中審査がそれぞれ行われ、高橋、倉林、仁比各議員が質問しました。
勤労統計問題では厚労省の特別監察委員会が「組織的隠ぺいでない」と結論づけたことに様々な疑義がだされ、調査のいい加減さも浮き彫りになりました。さらに徹底追及が必要です。
参院では、通常国会での各会派への委員や委員長、理事の割り当てなど午前中の理事会で議論されることになっていましたが、国民民主党と自由党、立憲民主党と社民党のそれぞれの統一会派結成などの動きがあり、夜にまでずれ込みました。
新たな動きもあり、立憲民主党が引き続き野党第一党になる見込みです。
全建総連の役員の皆さんと日本共産党国会議員団の恒例の懇談会が朝八時から開かれました。建設国保の支援や建設労働者の労働環境の改善などの要請を受け懇談。
今年一番の話題になったのが建築産業での外国人技能実習生の問題。管理団体が受け入れ業者に対し、最低賃金での受け入れを求めていることなど実態をお聞きできました。
10時からの外交防衛委員会で日欧経済連携協定(EPA)について質問。昨日の本会議の答弁を受け、乳製品のEUから日本への輸出の増大について、EUの試算にくらべて日本の試算が甘すぎることをただしました。
貿易相手国の試算を検証してこそ有効な対策ができるはずだ、なぜEUの試算を調査しないのかと聞いても、まともなとうべんがなく、委員会は二回止まりました。あまりに無責任です。
午後は、明後日のEPA問題の質問の準備など。全労連の皆さんがEPAの廃案を求めて要請と激励に来てくださいました。
「京都民報」の新年号企画で、市民連合共同代表の広渡清吾・東大名誉教授と対談しました。2015年の安保法制が参院で強行採決される直前に、横浜で開かれた地方公聴会の公述人の一人が広渡先生です。その時、私が、多くの憲法学者の声に耳を貸さずに突き進む安倍政権についてお聞きすると、先生は「反知性主義だ」とズバリ言われました。
そのことが大変印象に残っているとお話しすると、広渡先生は「最近は言わなくなった。今の安倍政権は、『嘘をついていはけない』という、知性以前の問題です」とまたまたズバリ言われました。
安倍改憲の問題点、安倍政治に代わる政治の姿をどう示すか、市民と野党の共同を進めるうえでの日本共産党への期待など、とてもいい対談ができました。新年の紙面を乞うご期待。
午前中は本会議。漁業法の趣旨説明質疑があり、日本共産党から紙智子さんが質問に立ち、70年ぶりの大改定をわずかな審議でゴリ押ししようとする政府与党の姿勢を厳しく批判しました。
続いて倫理選挙特別委員会。広渡先生との対談の後、議員会館で、LDA-KYOTO(行きやすい京都をつくる全世代行動)の皆さんと懇談。今日の政府要請や議員要請の様子を聞き、給付型奨学金の拡充や就活ルールの問題などで意見交換しました。
月曜日の本会議で日欧EPAの質問にたつことになり、夕方までに原稿を仕上げて通告しました。
指定都市の日本共産党議員団の皆さんと国会議員団との「指定都市行財政問題懇談会」に出席。毎年、開かれているもので、今年は開会挨拶とざちょを務めたのは京都市会の総務消防委員長を務めている河合ようこ議員。
国会議員団からは山下よしき副委員長が挨拶。京都市の職員の方から指定都市の要望の説明をうけ意見交換しました。
今日は衆参の予算委員会が開かれ、日本共産党から衆院では藤野やすふみ、参院では辰巳コータロー議員が質問にたち、外国人労働者の受け入れ拡大に係わって技能実習生や留学生の実態について追及。辰巳さんはさらに、森友問題の値引きの根拠となった、地下にゴミがあることを示す掘削の写真が実は、使いまわしされていたことをただしました。
明日の外交防衛委員会の質問準備をすすめ夕方に通告しました。