今日から衆院予算委で補正予算のTV入り質疑。日本共産党は明日、赤嶺政賢、宮本徹議員が質問に立ちます。野党はさらに文科省の天下り問題での集中審議を求めていましたが、与野党合意ならず、委員長職権で明日の締めくくり総括、採決が決められました。
午後には、全国中小業者団体連絡会の国会総行動の請願デモを激励。終了後、部屋にこられた愛知、岐阜、新潟の民商の参加者の皆さんと懇談。「アベノミクスで経済の好循環が生まれている」という総理答弁に「どこの国の話」「業者の実態わかってない」と怒りの声が次々出されました。
保団連の行動もあり、愛知、長野の保険医協会の皆さんも部屋に来られました。 暮らしの実態に無頓着で、都合のいい数字を持ち出して自画自賛する安倍政権に国民の声をしっかりぶっつけていきます。
10時からの本会議では、先日逝去された小坂憲次元参院議員に弔詞をささげた後、法案の採決がありました。
その後、党愛知県委員会の厚労省・経産省に対する最賃引上げの要請に本村、島津両衆院議員とともに同席。すやま初美さん、鷲野、しもおく両県議をはじめ愛知の代表の皆さんが9府省に対して、終日要請行動をされたうちの一つです。
愛知では日本共産党の提案に基づき、県議会として最賃引上げの意見書をあげるなど声が広がっていることを紹介しながら、全国一律の最賃制度の実現、中小企業支援と一体に今すぐ自給1000円、さらに1500円を目指すことなどを要請。中小企業支援の一つに、フランスなどがやっている社会保険料の企業負担の減免を挙げています。
厚労省の担当者からは、社会保険制度には制度の目的があり、最賃引きあげための減免というのはなじまないし、企業に減免すれば保険者の財政を圧迫するという答え。どうもかみ合いません。
保険を担当する部署からすれば、保険制度の枠内でしか考えられず、こういう答えになるのでしょう。今求められているのはそういうことではありません。最賃引きあげのために、国が直接、中小企業の社会保険料の減免の支援をすることが必要なのです。
そう説明すると、厚労省の担当者もなるほどいう表情でしたが「担当部署としては、こうしか言えません」とのこと。そうなんです。担当部署で限界があります。個々の制度の枠内にとどまらず、政府全体として最賃引きあげのための中小企業支援に取り組むことが求められているのです。
下請け企業が賃上げできるように元受け大企業からの下請け単価たたきを許さないよう調査・指導をすることなど、国がやるべきことはたくさんあります。政府あげての取り組みを改めて求めていきます。
午後からTPP特別委に出席。途中で今日質問の山添議員と差し替わり、会館で用務。その後、山添議員のISDS問題での質問の冒頭だけ聞いて、党本部へ。党大会議案を採択する七中総の結語に間に合いました。 TPP特への出席などで討論を聞くことができず残念ですが、討論や各地の感想を紹介した決議を聞いて、全党的に非常に積極的に受け止められていることがよくわかりました。
夜は麹町議員宿舎の総会。
午前中の外交防衛委員会で、国連で明日にも採択の「核兵器禁止条約の交渉開始決議」の質問。米国がNATO諸国に同決議への反対を求める書簡をだし、日本にも圧力があるとの報道を示し、被爆者の悲願であるこの決議に賛成して交渉に参加し、核保有国にも参加を促すことこそ被爆国の役割だと外相に迫りました。
同委員会でパリ協定の採決を行い、全会一致で可決しました。
参院議員会館で開催中の「本土では見えないオキナワがあります~辺野古・高江写真展」を見に行きました。現地を訪れた人やプロカメラマンがとった120点が展示。美しい自然とそれを壊す工事の実態、抗議の人々への機動隊・海保の暴力の実態などがしっかり写されています。オスプレイの重低音の再現も。絶対許されないとの思いを新たにしました。
その後、福島みずほ議員とともに、野党議員有志連名での「核兵器禁止条約」に賛成することを求める岸田外相あての要請書を外務省審議官に提出。委員会での質問に重ねて、強く要請しました。
夕方には、与野党議員に呼びかけによる「パナマ文書問題~国際的な税逃れの実態と対策を考える」に出席。国際的ネットワークの「タックス・ジャスティス・ネットワーク」の会長で、来日中のジョン・クリステンセン氏を招いての院内勉強会。非常に興味深いお話しが聞けました。
20時からプールへ。一キロ泳いで、リフレッシュして宿舎に戻り、夕食を食べながら日本シリーズをみました。あ゛~~~。せっかくリフレッシュしたのに、一気にどん底へ。
6日から7日に箱根で国会議員団の研修会を開きました。臨時国会の課題や衆院選挙勝利に向けた活動など充実した議論ができました。
お昼で終了後、畑野衆院議員の案内で大涌谷へいきました。火口付近を見下ろせるロープウェイは火山活動の影響で一年余り運休していましたが7/26から再開。観光客が戻ってきました。
山頂のお店でこの間の営業被害等のお話を伺いました。こうした被害の際に、営業活動への支援制度がきわめて不十分です。
「公共事業チェック議員の会」によるリニア新幹線調査で山梨県。共産、民進、維新の議員が参加し、わが党からは穀田、畑野、本村、島津、山添各議員と私が参加しました。東京を朝出て、終日、山梨県内で充実した調査ができました。
まずは「山梨県立リニア見学センター」でリニアの仕組みや計画の概要の展示を見学し、ミニリニアに乗って磁気浮揚走行を体感。見学中にすぐ横の実験線の試験運転の車両が走行し、その騒音も体験
できました。
続いて、笛吹市内の農家を訪問。実験線の高架橋により、11月半ばから1月末まで日陰になったがわずかな補償しかないこと、蒲萄や桃にも影響がでたことなどお聞きしました。さらに工事により水が枯れた沢ができた一方で、毎分30tもの水が湧くようになった沢も視察。JRは環境への影響がでても適切に対応するとしていますが、実験線の短い期間でもこれだけの問題点が生じていることがわかりました。
その後、山梨中央市、南アルプス市、富士川町、早川町を回り、駅舎予定地と水害の恐れ、住宅の真上を高架橋が通りことによる立ち退き、環境悪化、町の分断などについて住民の皆さんからお話を聞きました。
早川町では糸魚川静岡構造線断層帯が露出している場所を見学した後、すぐそばのトンネル坑口の工事現場にも行きました。このような断層や南アルプスをつらぬく大工事となり安全性や環境破壊も強く懸念されます。全体としてJR東海の不誠実な姿勢も浮き彫りになりました。
政府は「経済対策」の柱として、これまでの前提を転換して財政投融資を投入することを打ち出し、臨時国会でも大議論になります。この調査を大いに生かします。ご協力いただいた市民団体、住民の皆さん、ありがとうございました。
地元の住民団体「吉田コミュニティ」のサマーコンサートに参加。太鼓からフォーク、ジャズ、クラッシックまで楽しめ今年で四回目。会場の地塩寮(京大YMCA会館)は建築家ヴォーリズによる大正時代のもので雰囲気も抜群。心地よいひとときでした。
その後、京都市内のホテルで行われた京建労の拡大出陣式へ穀田、倉林両議員とともに参加し、穀田さんが代表して挨拶。府内全支部から集まった数百人の幹部の皆さんとともに、世論と運動で仕事とくらし守り、安倍政権を追い詰めようと誓い合いました。
東京に行く途中に名古屋の金山駅での原爆パネル・絵画展に立ち寄りました。二日間で五千人が見てくださったとのこと。若者の姿も目立ちました。広島市立庚午中の後輩で愛知原水協の横江さんとパチリ。
三日間の会期の臨時国会は今日で閉会。朝から、各委員会の会期末処理が行われ11:30から短時間の本会議でした。
午後には衆参35人の議員団で写真撮影。前回の参議院選挙の前までは衆参14だった議員団ですが、今は参院だけで14人。衆参でカバーしあって、やっと全委員会に委員を配置していたのが、多くの委員会で複数配置が可能になり、論戦の場も大きく広がりました。
近畿の八人の議員、東海・北陸信越の五人の議員でもパチリ。
午後から議員団で昨日閣議決定された政府の経済対策のレクを受けました。引き続き、部屋で米軍属の範囲を縮小するとした日米合意の内容について外務省からレクを受けました。
さて今日は内閣改造が行われました。引き続き外交防衛委員会に所属する私の論戦相手の防衛大臣になんと稲田議員が就任。南スーダンPKOを見ても、自衛隊が「殺し殺される」事態が現実のものになろうとし、不安の声が上がっている時に、「国民は、自分の国を守るためには血を流す覚悟を」と叫んできた人が防衛相とは。厳しく対峙します。
今日は終日、京都市内で活動。山科区、左京区、中京区、右京区で街頭宣伝7か所。夜は右京区で演説会。写真は大河原候補者カーで右京区の西院駅前での訴えです。
今朝の新聞、テレビはイギリスのEU離脱問題で持ち切り。すぐに円高、株安が進み、今後日本経済や暮らしにどんな影響を与えるのか国民的な関心が高まっています。安倍総理は早速、この問題を利用して「政治の安定が世界から求められている。民進党や共産党に勝利を与えれば大変」など野党攻撃をしています。
そこで今日は、昨日までと演説を変え、「イギリスのEU離脱で日本経済や暮らしがどうなるか不安を感じておられるではないでしょうか」との問いかけから始めてみました。
「国際的な影響は避けられないが、日本の株安はアジアでも突出。なぜか。アベノミクスで円安、株高をすすめて大企業は応援したが国民には格差と貧困の拡大。GDPの六割を占める個人消費が二年連続マイナスとなり、脆弱な経済にしてしまったから」
「今必要なのはアベノミクスのギアチェンジではなく、アベノミクスそのもののチェンジで個人消費をあたためること。日本共産党は三つのチェンジを提案している」
という感じ。それなりの反応がありました。明日の報道や、識者の発言なども学んで、もっと練り上げたいと思います。
先日の北朝鮮のミサイル発射など、18日間の参院選挙の間には様々な政治的事件が起こり、噛み合わせた論戦が必要になります。精進、精進。
今日は決算委員会の締めくくり総括質疑。全閣僚出席でテレビ中継もありました。日本共産党からは大門みきし議員が質問にたちました。
年初から病気療養で、四月に復帰の質問に立った大門さん。復帰のめどがついた時から、国対委員長としての独断で「国会最終盤にある決算のテレビ入り質疑は大門さんにやってもらうよ」と宣言してました。
そうすると、パナマ文書が暴露され、大門さんが随分前から取り上げてきた、タックスヘイブンの問題が一気に国民的怒りになりました。まるで大門さんの質問のために暴露されたのかと思うほど。持ってますね。
質問が始まると、大門節がさく裂。租税回避の手口をパネルで示してただすと、麻生財務相が「財務省に説明させると分かりにくいが、わかりやすく説明されて感心した。大門先生はやはり頭がいい」と答弁したので、委員会室はどっと沸きました。
普段の委員会では日本共産党へのリップサービスもたまにありますが、テレビ中継の質問でこんな答弁はめったにないこと。心底、感心したんでしょう。 答弁席も委員席も与野党超えて「大門ワールド」に染まりました。
明日は外交防衛委員会でドイツ等との租税条約の質疑。私もタックスヘイブンの問題を取り上げます。午前中に財務省、国税庁、外務省からレクを受け、大門質問を傍聴し、夕方には質問通告。その後、議員団会議でした。
「第87回全京都統一メーデー大会」に参加。日曜日と重なったうえ、初夏のような好天に恵まれ、しかも安倍暴走と市民・野党の共同が対峙する歴史的局面の中での開催とあって例年以上の参加者となりました。
穀田衆院議員、倉林参院議員、大河原参院候補と共に開会前の会場を回り参加者と交流。京建労のデコレーションはいつも見事です。写真は右京支部の原爆ドーム。オバマ大統領のマネキンもありました。全体ではやはり戦争法廃止、立憲主義の回復、野党は共闘などのスローガンが多かった。
大会では梶川憲京都総評議長に続いて来賓あいさつ。壇上には京都の争議団の皆さんが並び、三つの争議団からの挨拶もありました。
団結ガンバローの後は、デモの激励。南コースを加味根、上原両府議、森田、山根両京都市議とともに手を振った後、北コースの終点である京都市役所前に移動して激励。市役所前広場ではジグザグでもをやる労組も多く、わっしょい、わっしょいと一緒に掛け声をかけました。
終了後、国政事務所の皆さんとごくろうさん会。ビールが美味い!!!
明日の本会議に備え、夜には東京へ。