昨日投開票の北海道五区補欠選挙は野党統一候補の池田まきさんが大健闘されました。勝利はできなかったものの、支持なし層の七割を獲得するなど野党と市民の共同の力をはっきりと示し、全国に勇気を与えました。
夜の議員団会議では、京都三区補選も併せ、参院選挙で自公を少数派に追い込む展望を切り開く結果だったことや選挙戦の教訓について、小池書記局長や北海道の紙さん、畠山さんの報告を聞いて議論しました。また、土日に熊本大震災の現地に入った議員の報告を聞いて、対応の強化方向など議論しました。
国土交通労組近畿建設支部の中家潤執行委員長らが来訪され、「事業の整備拡大」「震災復興、国民の安全、安心の実現へ建設業の再生」「海洋の環境と国民生活を守る事業の体制拡充」を求める三つの請願署名の依頼を受け懇談。
16時過ぎからは病気療養で先々週、国会に復帰した大門さんの復帰後初質問となる決算委員会を傍聴。大門さんが一貫して追及してきたタックスヘイブン問題、パナマ文書に関して質問。日本企業の課税逃れの実態を示して麻生大臣に一層の対策強化を要求。大臣が何度もうなずき、自民党席から「わかりやすい」の声。大門節復活!いいぞ!
衆院議員会館の国際会議場で開かれている「OECDグローバル議員ネットワーク東京会合」に藤野保史衆院議員と共に出席。OECDやASEANの各国等から37人、日本から24人の国会議員が、OECD本部からグリア事務局長はじめ多くの皆さんが参加しています。
明日まで四つのセッションが行われます。最初のセッションではグリア事務局長から世界経済の展望についての報告があり、各国の参加者からの発言や質問が活発に行われました。午後からは、ジェンダー、防災、の二つのセッションが行われました。 夜は衆参議長の主催で歓迎レセプションでした。
午前中は軍事費の問題で防衛省レク。12時から外交防衛委員会の理事懇が開かれ、29、31で「思いやり予算」の特別協定の質疑を行うことを合意。私は31日に35分の質問となりました。
午後からは予算委員会に出席。今日はテレビ入れの集中審議。日本共産党から辰巳議員が質問に立ち、ブラックバイト問題を追及しました。私は隣で、パネル掲示をしました。辰巳議員があげた無理なシフトの強要や課題なノルマの押し付けと買取の強要などの例について総理や厚労省も、違法だと認めました。
辰巳議員はセブンイレブンで行われている15分未満の労働時間を切り捨てる賃金管理システムを具体的資料を示して「まさに賃金泥棒だ」と追及。実態調査と指導を求めました。
明日の戦争法の施行を前に、12時から17時まで総がかり行動の「議員会館前行動」が取り組まれ、16:30からの締めくくりに、民主、社民の議員と共に参加。
「戦争法案の強行採決が行われた9/19の未明、この場所で「今日から、戦争法廃止の運動を始めよう」と誓い合いました。皆さんの声が野党を突き動かし、画期的五野党合意になりました。参院選で国会を変え、戦争法の発動許さず、廃止しよう!」と訴えました。
財政金融委員会で、対財務相と対総理の二回の質問。大企業中心の法人税引き下げと研究開発減税、中堅企業の1万社に450億円の負担増になる外形標準課税の拡大について取り上げました。療養中の大門議員に代わっての質問。財金委は久しぶりでした。
議事録は後日、アップします。
国民の運動が広がっています。消費税廃止各界連絡会として、消費税をなくす会と太田民商の皆さんが、増税と「軽減税率」導入に反対の要請で来訪。経済の実態と国民の世論が政府を追い詰めている国会の様子をお話し、請願署名を受け取りました。静岡と岐阜の民医連の皆さんも来訪。それぞれ懇談しました。
午後には、外防委で横須賀の米原子力空母の原子力災害マニュアルの見直しについて質問しました。
福島原発事故後の避難基準の改定を受け、市民から同マニュアルも見直しが求められ、政府の検証作業委員会が開かれています。ところが同委員会で出された試算は、避難範囲が原発の新基準と比べて十分の一程度。しかも現行より後退する内容です。
「メルトダウンなど最悪の事態を想定しておらず安全神話に基づくもの。試算の条件設定も恣意的で情報も限られている。米国に対し必要な情報を開示するよう強く求め、試算を見直すべき」と迫り「広く市民と専門家の声を聞け」と要求しました。
終了後は明日の財政金融委員会での質問の準備と通告。財務相への質問と総理への質問の2ラウンドあります。療養中の大門議員の質問をみんなでカバーしています。がんばるぞ!
本会議が10時から開かれ、地方税法改正案の質疑。日本共産党から吉良よし子議員が質問に立ちました。
出産後の初登壇です。深刻な保育所待機児童の解決や子どもの医療費助成制度を国の制度として確立することや助成を行っている市町村への国のペナルティの中止を要求。
「母親の一人として強く求めます」との言葉に実感がこもっていて、他党からも拍手が。世論が大きく広がるなか、総理からは、保育士の処遇改善など前向きの答弁がありましたが、「保育所」を「保健所」と言い間違えたのは実に残念。議場内は訂正を求める声で騒然となりました。
愛知県消費者団体連絡会の皆さんが来訪。「消費税増税中止を求める請願書」を受け取り懇談。総理が、消費税8%増税の影響が「想定以上に大きく、長い」と予算委で認めたことを紹介し、「10%などとんでもないこと。力あわせて止めよう」とお話し。
午後から、国立劇場で行われた「東日本大震災五周年追悼式」に参列しました。震災が起きた14:46に黙とう。岩手、宮城、福島のご遺族代表のことばに涙がとまりませんでした。改めて政治の責任をかみしめました。
参院予算委基本的質疑での小池晃議員の質問を応援傍聴。昼休みを挟んで約一時間、消費税と景気、年金、介護問題で安倍総理らを追及しました。
消費税の5%への増税時と比較し8%増税時の消費の落ち込みが大きく、かつ長いことなども示し、「ここまでの落ち込みは想定外だったのではないか」と質すと総理は、「予想以上に消費が落ち込み、それが現在まで続いている。予想以上に長引いている」と認めました。
だったら、こんな消費が落ち込んだ中で、10%増税などできるはずないと、増税中止を強く迫りました。質問の最後を「野党で力合わせ、安倍内閣を必ず打倒する」と力強く宣言。いいぞ!
今日は、国対や事務所の論戦打ち合わせなど。夕方には外務省、防衛省から日米地位協定環境補足協定などについて説明を受けました。
今日、原子力委員会の専門家会合は、石川県の志賀原発の下を走る断層について「動く可能性否定できず」との結論を出しました。新規制基準の下で廃炉となる可能性が高くなりました。同原発は私も視察し、「建設認可時に意図的に断層を過小評価したのではないか」質問したことがあります。北陸電力は、事実を受け入れ廃炉を進めるべきです。
衆院予算委の基本的質疑3日目。TV中継はありませんが全大臣出席です。北陸信越ブロック選出の藤野保史衆院議員が質問に立ったので、応援傍聴に行きました。
取り上げたのはアベノミクスのもとでの国民生活の実態と消費税増税、核燃サイクルの問題。アベノミクスの問題では、この間、総理が繰り返してきた自分に都合のいい数字を使ってのごまかしを見事に覆しました。
一つは実質賃金の問題。「実質賃金が下がっている」と追及されると総理は「景気が良くなってパートで働く人が増えたために、一人当たりの平均の賃金が下がった」と言い訳してきました。そこで藤野議員が突きつけたのが、内閣府の『ミニ経済白書』。パートと一般労働者を区分して賃金動向を分析しています。
それによれば、一般労働者の実質賃金は3ポイント下がっているのです。パートが増えたから実質賃金が下がっているのは間違いで、一般労働者の賃金も下がり、パートはさらに下がっていのが実態。総理は政府の統計を否定できず、よくわからない言い訳に終始。
さらに藤野議員は「安倍内閣の3年間で雇用はプラスに転じた」との総理答弁に対し、「3年間とはいつといつの比較か」と質問。総務相は「2012年の7月から9月と15年の同時期」と答弁しました。藤野議員は「増えたというが非正規が142万人で正規は2万人」と指摘。
ここまでは、私も代表質問でやりました。藤野議員はさらに突っ込みました。「安倍内閣の3年間というなら10月から12月で比較すべき」と指摘。16日に発表される「詳細統計」では、同期間の比較をするとマイナスになることは確実であることを明らかにし、「総理はプラスというが、マイナスに転じる」と追及。ここでも総理は、まともな答弁ができませんでした。
国民の暮らしとかけ離れた都合のいい数字だけ持ち出してくる総理に、政府統計を使って追及し、これまでの答弁を総崩れにしました。お見事!
今日は予算委をテレビ傍聴しながら、デスクワークや打ち合わせ。アスベスト被害の救済と根絶を求めて全建総連の神奈川の皆さんが要請に来られ、しばし懇談。
今、京都に向かう新幹線。明日は京都市長選挙の最終日。夜8時までマイクを握ります!
午前中は参院本会議で民主、自民の代表質問。自民党の代表は宜野湾市長選の結果について「来月7日の京都市長選挙、4月の衆院北海道5区補欠選、さらには7月の参議院選挙に向けて大きな弾み」と国政選と並べて京都市長選を挙げました。国政に大きな影響を与えることを自民党が認めている。京都市長選勝利で安倍暴走ノーの審判を! との訴えがますます重要です。
昼休みには全建総連の「アスベスト請願署名提出院内集会」に参加。与野党から参加があり、日本共産党からは12人の議員が参加しました。一人ずつ署名を受け取り挨拶。私も全建総連の三浦委員長、京建労の酒井書記長から受け取り、早期解決と被害者救済への決意を述べました。
午後からは倫理選挙特別委員会。公職選挙法改正案の質疑に立ちました。18歳選挙権の実現を機に、国政選の選挙権がありながら、転居により選挙人名簿に登録されず投票できないケースを改善するもの。いっそうの選挙権保障の拡充と新18有権者に対する不在者投票制度の周知徹底などを求めました。
15時からは衆院での志位委員長の代表質問を視聴した後、参院議員団の論戦打ち合わせ。夜は東京広島県人会の新年懇親会に出席。広島の名産品を楽しみながら、鯉城同窓会の先輩をはじめ参加者の皆さんと交流しました。
予算委員会で補正予算案の質疑、採決が行われ、自公与党などの賛成で可決しました。
午前中の集中質疑では仁比議員が質問に立ち、水陸両用機動団を設置する佐世保の自衛隊基地が大幅に強化され、戦争法の下で米国との一体化がすすめられていることを告発し戦争法の廃止を要求。
午後の締めくくり総括では昨日に続いて小池議員が質問に立ち、消費税の各家庭への影響額等について政府試算の矛盾を追及。政府は昨日に続いて答弁に窮し、でたらめさが浮き彫りになりました。
16時から今国会で最初の外防委での質問。海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」艦内での自殺未遂事件について、海自の情報隠ぺい体質などをただしました。防衛省は原因を上官による「暴力を伴う不適切な指導」としてきましたが、「パワハラ」だと認めました。
夜は今年最初の19日行動。厳寒の中、議員会館前はたくさんの参加者で埋まり、次々とアピールがありました。