京都総評の新春旗開きに参加。冒頭、梶川議長は能登半島震災で救命活動にあたる消防署員や避難民対策にあたる自治体職員に触れ、「あらためて『公共』の重要性が浮き彫りになった」と強調し住民の命と暮らしをまもる市政への転換を呼びかけ。あいさつに立った福山和人京都市長選予定候補も決意を述べました。
国会では、能登半島地震の対応をめぐり、与野党6党の党首会談が行われました。席上、志位和夫委員長は「現瞬間は被災した方々の救命・救援に全力をあげるべき瞬間だ」「政治が被災者の苦しみに寄り添った、血の通った対応に全力をあげるべきだ」と強調。
岸田文雄首相(自民党総裁)に、非常に深刻な状況にある避難所の緊急の改善、安心して休める住まいの確保、孤立地区の一刻も早い物資輸送、医療機関と介護施設に対する緊急支援、通信手段の確保のための、移動式の携帯基地局や電源の確保、原発トラブルに関する詳細な情報を公開――などを求めました。することを求める」としました。
刻一刻と状況と要求が変化するもとで午前中は、党首会談に向けて佐藤県議や秋元県委員長と連絡を取り合いました。
佐賀氏からは、「最低賃金全国一律制度への法改正を求める請願署名」の取り組みが紹介され、全国一律最賃制に改める、科学的な最低生計費調査に基づく最賃額算出方法への変更、中小企業支援を国に義務付けることなどが示されました。
京都に帰り、夜は地元の吉田学区の消防団の年末特別警戒を光永府議と共に激励しました。本当にご苦労様、ありがとうございます。
先週金曜日に閣議決定され、岸田総理が記者会見で発表した総合経済対策について内閣府と財務省から議員団としてレクを受けました。タイトルは「デフレ完全脱却のための総合経済対策~日本経済の新たなステージに向けて」です。
発表直後から、「目先だけ」評判の悪い対策。今日のレクでも、「これから具体化」するという話も多く、はたしてどれだけの効果があるのかと思いました。
内閣部会で、国家公務員の給与の法案について審査。夕方からは議員団会議。志位委員長が今日、「ガザでのジェノサイドを許すな――ガザ攻撃中止と即時停戦に向けての各国政府への要請」を発表しました。今後、各国大使館に届け、懇談をすすめることを議員団会議で確認しました。
午後からの参院本会議で岸田総理の所信表明演説がありました。「イスラエル・パレスチナ情勢」との言葉はありましたが。それだけ。日本の立場も方針も一言もなし。ひどすぎます。「この30年間経済はコストカット最優先の対応を続けてきました」と他人事のように述べ「経済、経済、経済」と連呼しましたが、経済対策はなし。これまで聞いてきた施政方針演説の中でも最低クラスでした。
本会議後、志位委員長と立憲民主党の泉代表が国会内で会談し、次の総選挙で「連携と力合わせ」をしていくことを確認しました。重要な合意です。志位氏さんは、「きょうの合意を大事に、市民と野党の共闘の再構築が前に進むようにしたい」と表明しました。前に進めるよう、私もがんばりまする。
12時から「日中友好条約45周年記念レセプション」に出席。各界から1000人を超える参加でした。国会にもどり本会議の後、関西電力がコロナ猶予対策終了の中で、困難な業者にも二か月分の電気代支払いを共用している問題で、経産省に是正を求めての全商連の要請に、倉林、岩渕議院とともに同席しました。
夜は議員団会議。