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「経済・中小企業・労働」の記事

 IMG_0218.JPG 内閣委員会で質問。男女賃金格差の是正と公務労働での常勤と非常勤の格差是正について取り上げました。
 女性活躍推進法にもとづく男女賃金格差の把握・公表が企業に義務づけられたことについて、さらに実態を明らかにするために、正規雇用の男性と非正規の女性との格差の割合、従業員300人以下の企業にも公表を義務付けることを求めました。
 さらに、格差是正の法的措置をとっているEUや同加盟国の取り組みを紹介し、日本も、格差の公表にとどまらず国際水準に基づき是正のための具体的措置を検討すべきと小倉担当大臣に迫りました。
 
質問の後、自民党の議員から部屋に電話があり、「今日の質問、問題の所在をよく突いた、非常に的確で素晴らしい質問だった。いつも女性活躍推進の問題を取り上げている井上議員の質問は注目している。与野党問わず前進させていかないといけない問題だと思っている。自民党の議員から非常に感激して、電話してきたと伝えてほしい」との伝言。うれしいなあ。
 IMG_3007.jpg終了後、参院の野党国対委員長会談。今後の国会対応について意見交換しました。衆院本会議や倫理選挙特別委の審議を院内テレビで見つつ、明後日の給与法の質問準備。
 会館を出て宿舎に歩いて帰っているとちょうど皆既月食が進んでいるところ。東京は雲もなく、とってもきれいに見えました。
 愛知民商.jpg消費税引き下げ、複数税率・インボイス制度の即時廃止を求めて、全国の民商の皆さんの請願署名提出集会が院内で行われ、愛知の民商の代表が要請に来訪。強行されれば廃業せざるをえない中小零細業者の声をお聞きしました。
 インボイス制度は、日本商工会議所も延期を求め、フリーランスの皆さんからも反対の声が広がっています。廃止のために国会内外で力あわせます。
 インボイスチーム.jpg17:30からは党議員団の「Stop インボイス」対策チームの立ち上げ会議が行われ、小池書記局長が責任者、田村貴昭衆院議員が事務局長となりました。
 明日の内閣委員会の質問の仕上げと通告。男女賃金格差や公務職場の非正規労働の問題で質問します。11:40頃から。インターネット中継でご覧ください。
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/
22.10.28 本会議.jpg午前中の本会議で、山際大臣の辞任問題について岸田総理に質問しました。 国民生活に責任を持つ大臣でありながら、統一協会の広告塔になり被害を広げたことに反省はないのかと総理に問いましたが、「国民の信頼を損なった」というだけで反省の言葉は無し。
 次々と自民党国会議員や政務三役と統一協会との新たな癒着や「政策協定」まで明らかになる中、「自己点検」ではなく党と政府の責任で調査せよと求めましたが、これも従来のやり方に固執。だめだこりゃ。
 短い質問ですので、動画でご覧ください。
トップページからも入れます。
https://www.youtube.com/watch?v=fmaL7u7KK1s&t=3s
 終了後、福井県の敦賀民商で事業復活支援金のサポートをした事業者が不給付になっている問題で当事者のスナック経営者の方と民商事務局の方が来られ、経済産業省に事情を伝え説明を受けました。会議が続き、ごく短時間しか同席できませんでしたが、コロナ禍で苦しむ業者を支援する制度の趣旨にそって支給してほしいと求めました。
 
 京都に帰り、18時から京都民医連中央病院で、日本共産党後援会の皆さんの学習会で講師を務めました。院内の会議室とZOOM参加の方とのハイブリッド方式。「憲法九条と平和を考えよう!」と題してお話しました。
 京都民医連中央病院は移転新築して三年になりますが、これまで行く機会がなく初めて。エントランスから会議室の間しか見られませんでしたが、明るくて廊下なども広く、患者さんにも医療中従事者にも配慮されているなあと感じました。

 JMITU.jpg内閣委員会が10時から開かれ、所管する7人の大臣から所信的あいさつを聞きました。ミニ予算委ともいわれる委員会。官邸主導が強化される中、内閣府や内閣官房に様々な課題が集中し、内閣委員会の範囲がとても広くなっていることを実感しました。所信に対する質疑は来週火曜日の11/1となります。

 今日は二つの院内集会で挨拶。午前中は「土地規制法全面施行~『区域指定』の中止を求める」市民と議員の共同ヒアリング、午後は、JMITUの皆さんの「22秋闘勝利!物価高騰からくらしと中小企業を守る中央行動」の院内集会でした。
 

明日の参院本会議で、山際大臣の辞任について総理に質問することになり、原稿を仕上げて通告しました。総理の任命責任とともに擁護し続けた責任、統一教会の癒着を断つ徹底した調査などを求めます。ネット中継でご覧あれ。

 建築アクション.jpg午前中は「建設アクション実行委員会(首都圏の土建労組や京建労、建設関係労組で構成)」の皆さんの財務省要請に同席。インボイス中止、消費税引き下げ、物価高騰・赤字累積下での救済等を求めてたくさんの皆さんが参加されました。
 この間、建設資材の高騰の問題などで全建総連の皆さんとの懇談なども行ってきたことにも触れ、やっと始まった臨時国会で皆さんの要求を突き付けて迫りますと挨拶。
 続いて、京都の「北陸新幹線京都延伸を考える市民の会」の皆さんの計画の白紙撤回を求める署名(2.6万人分)提出と国交省レクに倉林議員と共に同席。
 新幹線延伸.jpg午後は、今国会に提出予定のPFI法改正案の審議に向け、会計検査院から、昨年五月に発表された「国が実施するPFI事業について」の検査報告書に関してレクを受けました。夕方は議員団会議。
 早朝ウォーキングの後、7:30からBSで朝ドラを見ようしていたら、北朝鮮による弾頭ミサイル発射のニュースが。国連安保理決議に反し、地域の平和と安定に逆行する暴挙であり、強く非難し抗議します。国際社会の結束した外交努力による平和的解決が必要。
 衆参の本会議で非難決議を上げるべく、協議を行っています。
 ふー。今日は慌ただしい一日でした。午前中は京都府、市議団の皆さんの政府要請行動に同席。統一地方選の予定候補の皆さんも参加され、厚生労働省に新型コロナ感染症対策や物価高騰対策、最低賃金引上げなどで、現場の実態や声を示しながら要請しました。
 お昼はコンビニおにぎりを食べて党参院議員の会議。午後から統一協会問題追及チームの第八回会合で九州大学の南野森教授から「信教の自由」と法的規制についてヒアリング。
 IMG_2868.jpg統一教会問題が「政治と宗教の問題というよりは、政治と不法行為を繰り返す団体の問題であると理解すべき」と述べられ、宗教法人法による解散命令に政府が要件に当たらないとしていることについて、過去二例しかなく、新たな法解釈によって解散命令は充分ありうることなどわかりやすくお話しいただきました。
 その後、国会対策委員会、議員団会議、議員団の「地域鉄道再生チーム」の初会合と続きました。正式名称は「JRローカル線党鉄道網の存続・再生により、持続可能な地域社会めざす対策チーム」。
 IMG_2869.JPGJR各社がローカル線の収支赤字路線を相次いで発表し、廃止を迫ろうとしている中で、地域鉄道を維持・再生し、持続可能な地域社会をめざすべきです。会合では、各地の現状などを出し合い、今後、勉強会や調査を重ねて政策提言をめざすことなど確認しました。
22全建総連.jpg午前中は全建総連と共産党国会議員団の懇談。中西中央執行委員長はじめ、多くの役員の皆さんが来られ、建設業の就労環境の改善、来年度予算に関する要請を受けました。
 設計労務単価は上がっているのに現場の皆さんの賃金がむしろ下がっている問題や命と暮らしを守ってきた建設国保への現行水準の財政支援の確保、建設資材等の価格高騰や設備機器の納期遅延対策、アスベストの根絶と救済のための基金の拡充、インボイスの中止、消費税減税など、アンケートに基づく実情や要望をお聞きし意見交換しました。力合わせてがんばります。
 DSC03567.JPG午後は国公労連の定期大会に出席。所属委員会が内閣委員会に変わり、今後、様々な課題で連携を強めていきます。京都出身の九後委員長の挨拶の後、来賓として挨拶しました。公務・公共サービス切り捨ての新自由主義から転換し、国民の命・くらし守る政治を!
 IMG_2821.jpgコロナワクチン四回目接種の2日目。翌日に熱が出る場合も少なくないということで、用心して午後からの行動にしましたが幸い腕の腫れだけでした。
 まずは京建労の秋の拡大行動出陣式へ。全府から幹部が集まって意気高く開かれる予定でしたがコロナの急拡大のため、本部と各支部をオンラインで結んでの開催に。梶川・京都総評議長と共に来賓のあいさつをしました。平山・京建労委員長とパチリ。
 その後は名古屋市に向かい、JR金山駅すコンコースで開かれている愛知県原水爆被災者の会主催の「原爆パネル展」へ。本村伸子議員、すやま初美さんとご一緒。
 愛知被団協.jpg写真パネルと共に、広島市立基町高校の生徒が被爆者から証言を聞いて書いた原爆絵画が展示されています。一つ一つにその絵を描いた高校生の思いと証言し被爆者のコメントがつけられており、思いが伝わってきます。2日間で6000人の方が参加されたとのこと。
 東京に向かう新幹線で、岸田内閣の支持率が16ポイント急落して36%になったというニュースと岸田総理がコロナ陽性になったというニュースが! 統一協会・国葬問題で調査・議論を拒否し、コロナ急拡大には無策という姿勢が強烈な逆風になっています。
 総理、お大事に。療養期間が終わったらすぐに国会を開いてください。
 DSC03064.JPG外交防衛委員会でILO111号条約(雇用及び職業についての差別待遇に関する条約)の早期批准を要求。鈴木貴子外務副大臣から「早期締結というスタンスに変わりはない」という答弁をえました。
 ILOの基本条約は8つありますが、今日の委員会にその一つである105号条約承認案が提案されたので日本が未批准の条約は111号条約だけになります。
 1958に締結され、ILO加盟国の94%が比準していますが、日本は常任理事国でありながら未批准。政府はかつては「早期批准」と答弁していましたが、この間は「国内法制との整合性を慎重に検討」との答弁にとどまっていましたので鈴木副大臣の答弁は重要です。 私は「早期批准が必要というのなら、それにふさわしい取り組みを」と求めました。
 政府は、この間、国家公務員の政治的見解の表明の制限に関する規定と111号条約との整合性を問題にしています。しかし、日本はILO87号条約(結社の自由および団結権保護条約)、98号条約(団結権及び団体交渉権条約)を批准しながら、公務員に労働基本権が確立していないことが問題であり、国家公務員の政治的行為や争議行為を禁止し刑事罰を科すのは先進国で日本以外にありません。ILOからも日本は両条約に違反していると再三勧告を受けています。国内規定を国際的な水準にすることが必要です。
 また政府は、日本の母性保護の諸規定がILO111号条約が禁じる差別との整合性の検討が必要といいます。しかし日本はILO183号条約(母性保護条約)を批准しておらず、母性保護的にみてもおくれているのです。私は、母性保護の強化こそ求められており、現行の不十分な規定が111号条約を批准できない理由にはならないと指摘しました。
 111号条約の批准が、世界で最下位クラスのジェンダーギャップの克服のためにも必要だとのべ、「検討中」という答弁をくりかえして先送りするのではなく、具体的取り組みを強めて早期批准するよう重ねて求めました。

 16213738743510.jpg参院議員のOB・OGによる超党派の「参院協会」の躍進の皆さんが、女性の参議院議員候補を増やすように各党に要請に来られました。現役時代には議運委員長をされていた宮崎会長や、京都の笹野さん、わが議員団の元団長である吉川春子さんら6人が来れ、紙議員団長とともに応対しました。

 わが党の参院選挙の候補が比例と選挙区あわせて女性が5割を超えていることをお話しするとびっくりされ、「共産党はすでに要請内容を実現している」と評価していただきました。最後に皆さんと記念写真。

 明日の外交防衛委員会で、差別待遇に関するILO111号条約の未批准問題について質問します。朝から原稿をしあげ15時ころに通告しました。

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