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「司法・人権・女性・スポーツ」の記事

 給費制.jpg今日の各紙が報じた、司法修習生への給費制 の事実上の復活(写真は「東京」)。わが党は当時、廃止の法案に反対。

 以来、経済的理由で法曹への道を断念することがあってはならないと、日弁連やビギナーズネットの皆さんとともに超党派で取り組んできました。 

 ちなみにビギナーズネットの初代共同代表が、当時修習生だった山添拓参院議員です。

 昨日今日は、臨時国会の総括や一月の通常国会に向けての会議や打ち合わせが続きました。開会中は十分に交流ができなかった、それぞれの質問準備の苦労や反応、各地での市民と野党の共同の新しい動きや、党勢拡大の大運動の取り組みなど出し合うことができました。いっそう元気がでます。

  午後からの衆院本会議で年金カット法案の採決が行われ、与党と維新の賛成で可決。この法案の成立、TPPの批准をはかるための会期延長も強行されました。四野党の国対委員長会談も行われ、厚労委員長解任、厚労大臣不信任決議案を提案しましたが与党の反対で否決されました。

 衆院の状況を受け、今日予定されていた各委員会は中止。午後には、参院の野党三会派(民主、共産、希望)の国対委員長会談を行い、今後の対応について協議。自民党が求めている明日の本会議での年金法案の審議入りは受けないことで一致しました。本会議や委員会の今後の日程は明日からの協議となります。

カストロ.jpg その後、キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長に対する弔問のため、都内の同国大使館を訪れ、記帳しました。

カストロ氏の遺影の前に置かれた記帳簿に「78年に世界青年学生祭典で訪れたハバナで聞いたあなたの情熱的な演説を忘れません。大きな業績に心から敬意を表します」と記し、署名しました。 

アムネスティ.jpg                                                     16時から、私が副会長を務めるアムネスティ議員連盟の総会と国際人権セミナーに出席。 

 インドネシアのアチェで人道支援団体の事務局長を務めるリリアン・ファンさんを招き、無国籍のロヒンジャが直面している人道問題についてお話を聞きました。

 牧山議連事務局長、若林アムネスティ日本事務局長らと共に記念写真。

IMG_0811.JPG 10月9日告示の愛知県岡崎市議選の演説会で訴え。きまた昭子、鈴木まさ子両現職と32歳の新人、新免はるかさんの女性3候補で議席増をめざします。新免さんは京都の大学で学び、我が妻の後輩にあたります。

 自分が出ることで同世代の若者に市政に関心を持ってもらえたらと決意し、「やりたいことがめちゃめちゃある」と訴える新免さん。いいぞ! 

 参院選結果とその後の国会情勢にも触れながら、野党と市民の共同により政治を変える流れをさらに進めるうえでも、大型開発バラまき、社会保障削減の安倍政権から市民の暮らしを守る市政の流れをつくるためにも、八年振りの三議席を必ずと訴えました。

 IMG_0819.JPG京都に帰り、夜は広島・巨人戦のテレビ中継にかじりつきました。そしてついにやった!カープ優勝じゃぁ~。巨人の目の前で胴上け。緒方監督、黒田、新井の体がなんども舞い上がる。万歳! 。

 「野球はよくわからん」という娘をつき合わせて乾杯。41年前、高校二年生の時に初優勝した際の広島の街の盛り上がりの凄まじさを語って聞かせました。今夜、広島は朝まで盛り上がるんだろうなぁ。嗚呼、飛んでいきたい気分です。

静岡.jpg 日本共産党静岡県委員会がこれまで集めた戦争法廃止の2000万人署名を島津、本村両衆院議員とともに、たけだ良介比例、鈴木ちか選挙区の両参院候補らから受け取りました。到達は9万400筆です。この署名が、全国での野党と市民の共同を作り出しています!

 午後には、熊本地震での自衛隊の救援活動について防衛省からレクを受けました。その後、関西建設アスベスト京都訴訟の原告団の共同代表の寺前晴美さんが、京建労の巽さんと共に議員会館に来訪。全面解決への要請を受けました。寺前さんは、DSC01931.JPG亡くなった京都の原告団長の娘さん。お父さんにお世話になったことをお話しし、奮闘をお約束。

 16時から裁判官訴追委員会。17時からは司法修習生への給費制実現を求める日弁連の院内集会。与野党から多数の国会議員が参加しました。

 外交防衛委員会でG7外相会談広島宣言について岸田外相に質問。同宣言が、核兵器の非人道性にも核兵器禁止条約を求める国際世論にも触れず、「核のない世界が」「漸進的なアプローチをとることのみによって達成できる」としており、「より核兵器国に配慮したものだ」と批判。

DSC01890.JPG 米国が核兵器の近代化を進め、今後30年間で一兆ドルの予算を核兵器に当てることを示し、「米国の核抑止力に依存していては核廃絶は実現できない」と核抑止力依存からの脱却を要求しました。

 質問が終わって院内テレビを見ると藤井伸生京都華頂大学教授が大写しに。参院内閣委員会での子ども・子育て支援に関する参考人質疑で参考人として意見をのべらけてるところでした。私の地元、左京区在住で、かつて左京区保育所保護者会連絡協議会で一緒に役員をしました。終了時に委員会室にいって挨拶しました。

DSC01892.JPG 午後は、ラオス大使館を訪問し、ソムサヌック・ウォンサック代理大使と面会。昨日、ラオス人民革命党のブンニャン書記長が国家主席に選出されたことへの祝意をのべ、親しく懇談しました。合掌での挨拶にもラオス語の響きにもとても癒されます。行ってみたい。

 そのまま京都へ。京都弁護士会の新役員の披露パーティーに出席し、浜垣真也新会長らにあいさつしました。中座して東京にとんぼ返り。

今日から通常国会が召集されました。憲法に基づく臨時国会の召集要求に背を向け、1月4日からの異例の召集となりました。

DSC01179.JPGへ 召集日はいつもあわただしい。午前中は、9時からの国会対策委員会に始まり、参院議員団会議、本会議第一ラウンド、倫理選挙特別委、拉致特委と続き、10:45からは党本部で開かれた「旗開き」をネットで視聴。

 正午からは「総がかり行動」の国会前行動に参加。3800人が詰めかけ民主、維新、社民の議員も参加し、日本共産党は山下書記局長が「初日からこんなに集まって勇気百倍」と挨拶。「戦争法廃止」「野党は共闘」のコールが国会の周りに響きました。

 13時から開会式。憲法にふさわしい開会式への改革を求める立場から志位委員長、山下書記局長、穀田国対委員長、塩川衆院議員委員、仁比参院議運理事と私が出席。日本共産党が事実上の初出席をしたことでマスコミからも注目でした。

 14:30から本会議第二ラウンド。総理の海外出張報告と補正予算に関する財政演説が行われました。終了後、参院与野党国対委員長会談。「外交日程を理由に国会を軽視することはあってはならないこと、十分な審議時間を保障すること」などを求めました。

 16時過ぎにおおさか維新の会の役員の皆さんの挨拶回りを受け、そのあとは、議員団の運営や質問の打ち合わせ。あっという間の一日。これから質問原稿の直し。

DSC01126.JPG 京都を朝出て東京へ。現在83人の女性国会議員倍増めざす「JG83参院2016キャンペーンのキックオフ集会」に参加。JGとは「女性議員」の意味。各界の女性呼びかけ人で作られた実行委員会の主催です。

 樋口恵子さんの挨拶、リレートークに続き、三浦まり上智大教授をモデレーターとして、五野党代表による意見交換。民主から辻元議員、維新から初鹿議員、社民、生活は議員の代理の出席。参院選の展望、野党共闘の現状、共通政策、どう女性議員を増やすかなど、議論しました。

 DSC01125.JPG私は、戦争法廃止、立憲主義を取り戻すための国民連合政府の呼びかけとその後の状況についてお話しし、「皆さんと同じ思い。なんとしても実らせたい」と強調。日本共産党の県議のうち54%、政令市議のうち45%が女性だと紹介すると「へ~」との声があがりました。

 さらに、女性国会議員は10人で31%、参院候補は比例8人の半分、選挙区の33%が女性であり、さらに女性比率を高めたいとお話ししました。

 DSC01131.JPG参院選会場からは安保法制廃止、脱原発、選択的夫婦別姓賛成の女性議員を倍増させるためにも野党統一候補をとの声が次々。シールズやママの会、総がかり行動からもスピーチがありました。

 京都市長選の本田久美子候補のビデオレターも紹介され、畑野君枝衆院議員も挨拶。女性たちの熱い思いにあふれた集会でした。配られたビラも熱い! 

DSC_0140[1].JPG  自宅を7時半過ぎに出て甲子園球場へ。「第一回全国中等学校優勝野球大会再現プロジェクト2015」に出場した我が母校、広島中学(現、広島国泰寺高校)の応援のためです。

 全国高校野球選手権大会の前身である全国中等学校優勝野球大会が開催されたのが100年前。それを記念して、第一回大会に参加した10校が集い、再現試合を開催することになったのです。今日、明日の二日間、高校野球の聖地、甲子園球場で行われる再現試合。第一試合は第一回大会と同じ、広島中学と鳥取中学の対戦です。

DSC01046.JPG 実はこの10校のうち、その後、一度も甲子園に出ていないのは、国泰寺高校と三重県の宇治山田高校(山田中)の2校のみ。今年の夏の大会では、10校も入場行進に参加しましたが、甲子園で試合するのは母校の歴史で初めてのことです。

 広島中学、国泰寺高校からは80代の大先輩をはじめ60人以上の野球部OBがメンバーに。毎回、守備は総入れ替えで、一人一回ずつ打席に入るというゲーム。

 応援席には同窓会の皆さんが大勢こられ、我が応援団の後輩たちも参加。大先輩も後輩も一つになって応援。私も元応援団長の一人として三三七拍子をやりました。甲子園のスタンドに応援団として立つなど、夢のようです。

DSC01052.JPG 試合は8対3で広島中学の快勝!100年振りに雪辱を果たしました。応援団旗が翻り、応援歌「鯉城の夕べ」を高らかに響かせました。

 あ~楽しかった。こんな素晴らしい企画を実現させた実行委員会の皆さんに感謝、感謝です。

 終了後、京都に戻り、南丹市での演説会で大河原選挙区候補と共に訴え。

夕方には京都市役所前の戦争法廃止19日行動の集会で挨拶。その後、穀田衆院議員、大河原候補井上議員,15.12.19.デモ(2).JPGらとともにデモ行進に参加しました。都大路に「戦争法廃止、野党は共闘♪」とコールを響かせました。

   午前中は中東情勢をめぐって外務省よりレク。

 午後からは裁判官訴追委員会に出席。衆参10人ずつの議員で構成され、国民からの訴追請求事案について検討し、弾劾裁判所に罷免を訴追するかどうかを決めます。裁判官の独立を保障し、公正な裁判を行うためのもの。この委員会に出ると三権分立を実感します。写真の一番左が私です。

 夜は京都に帰り、京都市長選挙での本田久美子さんの勝利を目指す伏見区の決起集会で国会報告。各学区や分野から湧き出るような要求が語られました。がんばろう!

 DSC00318.JPG参議院のドイツ派遣4日目。朝、ベルリンを立ち、空路フランクフルトへ。空港から車で、ヘッセン州の州都ヴィースバーデンに行きました。町の中心部が世界遺産に登録されており、とても雰囲気のある町です。その中でもひときわ美しい建物が、州議会と聞いてびっくりです。

 昼食は州議会のそばにあるレストラン。夜は居酒屋としてにぎわうとのこDSC00315.JPGと。スペアリブを頼むと、こしょうのきいたソースがたっぷりかかった骨付き肉。美味でしたが、ボリュームがすごい。この数日、肉、肉、肉という感じです。

 午後にはヘッセン州政府を訪ねて、ルチア・プットリッヒ連邦・欧州問題担当大臣と懇談。ここでも難民問題が話題の中心。同州でも毎日1000人の難民を受けて入れており、当面の住居の確保から言語教育や就労の問題など様々な課題と取り組みについてお話しがありました。

DSC00327.JPG 私は、「難民の受け入れを人道的に支持しているドイツ国民に敬意を表します。一方、難民の就労の多くが低賃金労働になれば、人権問題であり、ドイツ国民の賃金低下にもつながり、国民の支持が得られにくくなるのではないか」と質問。

 大臣は、ドイツ語教育などの課題を挙げられるとともに「最低賃金制度は難民DSC00330.JPGへの適用を外せという声あったが、適用除外になっていない」とのお話しでした。

 また、原発をなくし再生可能エネルギーに転換することについての質問に対し、大臣自身がかつて州環境大臣を務め、同州の原発を廃止させたことを紹介しつつ、「再生可能エネルギーへの転換については、電気価格の値上がり、発電施設や送電線の建設に対する地域住民の反対など様々な課題がある。しかし、原発事故をうけた脱原発の決断がなければ、再生可能エネルギーへの転換はこれほどまで進まなかった」と強調されました。

 詩人のゲーテは、ヘッセン州のフランクフルトで生まれました。懇談行った会議室にはゲーテの胸像があり、「ゲーテの間」と呼ばれているとのこと。ドイツは街のいたるところに文化の歴史があるとともに、街中や建物の中に現代アートもたくさんあります。

DSC00333.JPG フランクフルトに戻り、欧州中央銀行(ECB)を訪問。最近できたばかりのガラス張りで41階という建物。市内でもひときわ目を引きます。懇談したロスターニョ金融政策局長はイタリア人。リーマンショックによる経済危機への対応や、この間のユーロ圏の経済状況に対応したECBによる金融政策の推移など興味深いお話しを聞くことができました。

 その後、神山在フランクフルト総領事の公邸にお邪魔し、現地情勢についてお話しを聞きながら夕食。20:45発の羽田便に乗り込み、約11時間半のフライトで帰国します。

 

 

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