京都を朝出て、名古屋市の中部電力本社へ。静岡、愛知、岐阜、三重の東海4県の党の代表らとともに浜岡原発の再稼働中止、廃炉を求める申し入れをしました。中電は先日、浜岡原発の再稼働に向け安全審査を申請する方針を表明したところ。参加者は住民の不安の声も紹介しながら、廃炉にするよう強く求めました
終了後、東京へ。14時から参院選挙制度協議会。一票の格差をめぐる最高裁判決の変遷や参院選挙制度改革の経緯について事務局から報告を受け、各党代表と議論。週一回のペースで協議することになります。
15時から、「セーフティネット支援対策等事業補助金」の削減の撤回を厚労省に要請。厚労省は、刑務所出所者等の社会復帰支援の事業等の補助金を予算不足を理由に年度途中に3割削減する通知を9/11に出し、地方自治体では事業が継続できないと大問題になってきました。
この問題を長野県議会で取り上げた、和田議員をはじめ、小林、藤岡各県議と共に長野県での深刻な影響を示しながら削減撤回を要請。席上、厚労省からはこの通知を事実上撤回し、従来通り事業を継続できるよう追加予算の確保を検討している旨の通知を出し直したと明らかにしました。
この通知には、「民間団体等が実施している事業につきましては、利用者への必要なサービスが途切れることがないよう事業を継続して実施していただきますようお願い申しげます」とされています。県議団の皆さんも、事業の打ち切りを懸念されていた民間団体の皆さんにさっそく報告したいと語っておられました。良かった。
院内で開かれた、ナヌムの家ハルモニを迎えての院内集会「政府は今こそ日本軍「慰安婦」問題の解決を」に参加しました。被害者のハルモニたちの平均年齢は88歳と高齢。これが最後になるかもしれない、どうしても日本で訴えたいと来日されハルモニは三人。
イ・オクソンさん、カン・インチュルさん、パク・オクソンさんのさんです。「お金儲けのためだったという人がいる。慰安所は人が住むところでない。屠殺場のようなところ。人とも扱わない場所。15歳の娘が誰が進んでいいか」と叫びのような訴えがあり、安倍総理への厳しい批判も出されました。重い訴えを胸に刻みました。
21:10から東中野で映画「標的の村」のレイトショーへ。沖縄県東村高江でのオスブレイ、ヘリパット反対の座り込みの闘いのドキュメント。先日の調査で訪れた時にお会いした安次嶺さん一家や伊佐さんらの姿が大写しになり、「頑張れ!」と心の中で叫びました。
普通の生活をしたいという当たり前の願をもつ人々が訓練の標的とされる理不尽に怒りを新たにしました。闘う人の笑顔は美しく清々しい。
午前中に開かれた法務委員会で、被災地における借地借家に関する特別措置法案、被災マンションの再建に関する特別措置法改正案、いわゆる免田法案について質疑、採決を行い、いずれも全会一致で可決しました。
免田法案とは、免田栄さんのような死刑再審無罪になった方への年金給付を行うための法案。議員立法により衆院の法務委員長提案として衆院で可決し送られてきたものです。
被災関連二法の質疑では、被災マンションを売却する際にデベロッパーになどに買いたたかれることを防ぐための行政の援助や、二重ローン対策、災害公営住宅の問題等についてただしました。
午後からは明日の倫選特での衆院選挙制度の0増5減区割り法案の質問準備とデスクワーク。17時前に、質問通告を終えました。
その後、ホームページのリニュアールのテスト版をもとに最終調整。近日中に一新しますので、こうご期待!!
国際結婚の破たんによる国境を越えた子の連れ去りについて解決ルールをさだめるハーグ条約の国内法の大政府質疑と参考人質疑が法務委員会で行われました。
私は、同条約の運用にあたっては「子の最前の利益が最優先されるべき」であることを谷垣法相に確認。「おっしゃる通り」との答弁でした。
さらに、DV被害から避難して子どもを連れて帰国する場合が多いことを上げ、在外公館が現地支援機関に相談や通訳、同行などの業務を委託したり、弁護士と顧問契約を結んで被害者が相談できるようにすることなどを求めました。
午後からは参考人質疑。京都市民共同法律事務所の吉田容子弁護士も参考人の一人になっていただき、DVの実態やハーグ条約運用上の懸念と要望むなどについて意見を述べてもらいました。大変、参考になりました。
富山の高橋選挙区候補と高岡市の金平議員、高瀬市議候補がこられ、富山のJR城端線、氷見線で連続している枕木や周辺の枯草が燃えるトラブルについて国交省に原因究明や対策を緊急要望されました。
法務委員会で二回の質問。午前中はハーグ条約実施法案、午後は個人保証を原則禁止する民法改正案。夜は長野市内での参院選挙事務所開きで唐沢ちあき選挙区候補、武田りょうすけ比例候補とともに決意表明。
国際結婚が破たんした場合の子の取り扱いのルールを定めたハーグ条約の実施法案で二回目の質問。外務省に対し、在外公館等でDV被害者とその子の保護の立場から適切な支援をするためのガイドラインを関係者の意見を集めて作成すること、最高裁に対しては、強制執行の際には子の最善の利益を尊重することなどを求めました。
質問終了後の採決で、全会一致で可決しました。
午後は、中小企業が融資を受ける際に、企業の代表者以外は個人保証を禁ずる民法改正案の質問。議員立法で出されたものです。私は、個人保証制度の下で生命保険を見込んだ自殺が多発するなど様々な問題が起きてきたと指摘。
個人保証の廃止を目指しつつ、当面経営者に個人保証認める場合も規制が必要だと強調しました。法案はみんなの党提案の修正案を可決したうえで、野党の賛成多数で可決。自公は反対しました。
16時発の新幹線で長野市へ。事務所開で各界の代表から激励をいただき、唐沢ちあき選挙区候補、比例第二次候補して発表されたばかりの34歳の武田良介候補とともに勝利への決意を述べました。がんばるぞ!終了後、東京に戻りました。
全司法労組の皆さんから裁判所の人的・物的体制の拡充を求める請願署名を受け取りました。その後、先日視察した長野県のリンゴなどの凍霜被害で小林、両角両長野県議とともに農水省に要請しました。
各党議員への請願の紹介議員への行動前の集会で挨拶。裁判員制度、成年後見制度、家事事件、少年事件など新しい制度の導入や事件の複雑化、困難化で裁判所の体制拡充は必要。例年に続いての請願採択とともに内容の実現のためにがんばると強調しました。
農水省への要請では、共済金について年内の仮払いと共に被害実態にあった査定を求めるとともに、これを機に農業を辞める人もいることを示し、営農が続けられるような国としての支援を求めました。
16時の新幹線で浜松へ。今日公示された静岡県議選浜松中区の応援で浜松駅前で平賀たかしげさんと街頭演説会。その後、地区委員会での決起集会でも挨拶しました。夜は浜名湖畔の宿。
あわただしい一日でした。本会議、石川県民医連代表の要請、司法修習生支援の院内集会、憲法審査会、デモ激励、質問通告、議員宿舎懇親会。憲法審査会はなかなか面白かった。
憲法審査会の参考人は、改憲派だが96条改正反対で話題の小林節慶大教授と小山剛慶大教授。小林氏に「改憲しやすくなるのになぜ96条に反対?」と質問すると、「国家権力を縛るものであり、要件緩和してはならない。権力は公正で正々堂々としていなければならない。裏口入学のようなことをしてはだめ」。
さらに立憲主義は古い考えという意見について聞くと「立憲主義は時間と場所を超えて適用されるもの」。明快!
自民党議員が、「憲法は国柄や歴史、文化を共有するもの」として憲法に道徳規範が必要と述べると「『法は道徳に踏み込まず』は世界の常識」とバッサリ。
さらに他の自民党議員が、同党の改憲草案が国民に憲法尊重擁護義務を課したことについての評価を聞くと「国家権力を担当している方々を規律するのが憲法の仕事。自民党の今回の案はおかしい」とズバリ。
自民党席の議員たちの表情がこわばっていました。
今日は10時から本会議。終了後、院内の歯科へ。12時すぎに石川県の民医連の皆さんから生活保護改悪反対、介護保険の改善を求める請願署名を受け取り懇談。給費制の復活を含む司法修習生への経済的支援強化を求める院内集会にでて挨拶。
13時から憲法審査会。終了後、15:30から障害者差別解消法の早期成立を求める請願デモを激励。その後、明日の質問準備。16:30に通告。宿舎にもどり、懇親会に短時間顔を出しました。
成年被後見人の選挙権回復訴訟で見事に違憲判決を勝ち取り、全会派一致の法改正も実現した同訴訟弁護団の杉浦ひとみ弁護士が来訪。憲法審査会出席中でお会いできませんでしたが、「勝訴」タオルをいただきました(写真)。こいつは、縁起がいいわい!
法務委員会が終了。今日は性犯罪・性暴力被害者支援について質問し、「医療、カウンセリング、警察や弁護士への連絡など総合的な支援を一カ所で受けられる「ワンストップ支援センター」の設置促進を求めました。
性犯罪・性暴力被害者のうち、「誰にも相談しなかった」が67.9%を占めており、被害者が安心して相談できる専門機関がほとんどないことが問題になっています。
被害にあった直後から一カ所で支援を受けられる同センターは、政府の第二次犯罪被害者等基本計画に盛り込まれていますが、「病院拠点型」のセンターは全国4カ所にとどまっています。都道府県に広げるために、国の財政支援が不可欠だと求めました。
終了後、12時過ぎに共謀罪反対の院内集会であいさつ。13時から法務理事懇。13:30から個人保証問題で会議。14:30から法務省よりハーグ条約関連法でのレク。13:30からネット選挙打ち合わせ。16:30から外務省よりハーグ条約レクと続きました。ふ~。
20時からニコニコ生放送「ネット選挙ガイド2013~政党別ネット活用法~」に出演。各党がそれぞれ参院選挙でのネットの活用方法を紹介する番組。15分間のインタビューに答え、どのように活用を考えているかお話ししました。
今週は質問が続きます。今日はその準備が中心。午後には、全国借地借家人組合の皆さんから、民間賃貸住宅居住者への家賃補助制度の創設を求める署名を国会内で受け取りました。
朝の国対の後、性犯罪被害者支援の問題で内閣府のレク。15時すぎに、借地借家人組合の署名受け取りへ。
ワーキングプアが全国で1100万人を超える中、家を借りることさえ難しい人が増えている一方、公共住宅は年々削られています。「住まいは人権。低家賃で良質な家に安心して住み続けられるよう、要望実現に頑張ります」とこたえました。
16:30に質問通告。その後、法案審査会と議員団会議。
『女性のひろば』の7月号に、「被爆二世として 命と平和守る政治を」と題する私のインタビューが8ページにわたり掲載されています。聞き手は民青同盟京都府委員会の中根葉月さん。写真は、インタビュー後に散策した西陣の路地。ぜひ、お読みください。
10時から予定されていた本会議は、昨日の議運理事会が、衆院選挙の定数に関する自公の法案、みんなの党の法案の取り扱いをめぐって決裂し、開かれないことに。
空いた時間を利用して午前中は来週論戦準備。1:30から参議院第二別館歯科診療所へ。待合室に入ると目付きの鋭い人が先客。そこへ自民党の石破幹事長が診療室から出てくるとさっと立ち上がったので胸元をみるとSPバッチ。なるほど。
何年か前に、議員宿舎の近所のスーパーの入り口にSPが立っていて、誰かなと思いながら入ると防衛大臣をしていた石破氏が買い物をしていたことがあります。四六時中警察が随行しているのはなんとも窮屈でしょうね。
15:30から佐々木憲昭議員や東海ブロック事務所とともに参院選挙に向けての会議。終了後は、明朝からのりんごや野菜などの凍霜害調査や松本城公園での演説会のため長野県の松本市へ。
今夜の宿の到着は21時ごろ。久しぶりの温泉が楽しみ♪。