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「司法・人権・女性・スポーツ」の記事


成年被後見人に選挙権を回復する法案が本会議で全会一致で可決し成立しました。本会議に先立つ委員会で、提案者の一人である塩川衆院議員に、法改正への思いや投票所のバリアフリーなどについて質問しました。4241_2.jpgのサムネイル画像


 2年前に名児耶匠さんが選挙権回復を求めて提訴されて以来、私は3回の質問をしてきました。その思いを胸に質問し、「3月の違憲判決直後の院内集会で、原告の匠さんは、『選挙に行きます』と述べ満面の笑顔だった。国は控訴したが、法改正でこの笑顔に応えられる」と強調しました。

 質問終了後、本会議の傍聴に来られた匠さんに委員会で全会一致で可決してことを報告し、握手しました。本当にうれしい瞬間でした。

4241_1.jpgのサムネイル画像 今日は、朝の国対の後、京都の難病連の皆さんが国会請願署名をもって来訪され懇談。12時から14時まで倫選特に出席し質問と採決。終了後、レッドパージ全国連絡会の請願署名提出集会に参加して挨拶。松本善明さんのお元気な姿もありました。

 15時から本会議。消費税転嫁対策の法案の趣旨説明と質疑に加え、成年被後見人選挙権回復法案の採決。成立が決まった瞬間、本会議場は大きな拍手で包まれ、傍聴席の匠さんはマスコミのフラッシュを浴びていました。

 本会議終了後、野党8党共同提案の、外国で犯罪被害にあった人にも給付金を支給できるようにする法案を参院事務総長に提出。続いて法務委員会の理事懇談会。18時から法案審査会と議員団会議。あわただしい一日でした

4236_1.jpg通常国会の会期もあと一か月余。今日は今後の審議日程協議や法案審議に向けたレク、懇談などが連続する一日でした。

 朝の国対の後、法務理事懇。やっと来週から審議入りの方向になりました。その後、障害者の投票権保障に関して総務省のレク。群馬県の民医連の新入職員の皆さんらの原発ゼロ、社会保障の拡充での要請で懇談。

 事務所打ち合わせ。全法務労組から保護観察官の皆さんの労働実態や要望について聞き取り。民主党など提出の中小企業融資での個人保証を禁ずる民法改正案について法制局からレク。党本部で参院選挙勝利に向けた活動についての打ち合わせ会議。

4235_1.jpg  全法務労組の実川委員長をはじめ役員の皆さんが来訪。法務局、保護観察所、入管、少年院など法務の現場の人員確保のための請願署名を受け取り、懇談しました。

 被災地の本格的復興のためには土地の境界の画定をはじめ法務局の仕事が重要になっていき、人ではますます足りません。保護観察所も新しい制度がつくられているにもかかわらず必要な人員の配置がされていません。連続して全会一致で採択されている請願ですが、今年も採択され要望も実現できるよう頑張ることをお約束しました。

4229_1.jpg  衆院議員会館で開かれた、レッツダンス署名推進委員会による風営法改正を求める請願署名提出前集会。冒頭、「タップ・ジャム・クルー」による強烈な生演奏とダンスパフォーマンス。与野党国会議員が参加し、私も穀田議員と参加しそれぞれ挨拶しました。

坂本龍一さんらが呼びかけ人になった風営法からダンス規制条項の削除を求める請願署名は15万人を突破。20日にはダンス文化推進議員連盟も結成されます。国会内では初のダンスパフォーマンスにマスコミの取材も多数。超党派の力で法改正を!

4229_2.jpg 今日は10時から本会議。4法案採決等で20分で終了し、法務委員会の理事懇談会。今後の委員会開会日程で協議しましたが、合意にならず引き続き協議へ。

 11:30からレッツダンスの集会。日本婦人有権者同盟、日本婦団連会、日本YWCAなど20の女性団体が「衆院比例定数削減反対」の要望書をまとめ、来訪。女性の進出や願いの実現のため、比例削減中止、小選挙区制廃止、選挙制度抜本改正の三点で一致したもの。画期的です。

 その後、決算委員会の論戦打ち合わせなどなど。夕方の新幹線で名古屋へ。愛知弁護士後援会の主催のTPP問題の学習会に参加し挨拶。京都の自宅着は21:30

4228_1.jpg 婦人団体連合会の、日本軍「慰安婦」問題解決、民法改正、女性差別撤廃条約選択議定書批准の三つの請願署名提出集会に紙さんと出席。昨日の予算委で、橋下氏の慰安婦問題での発言への総理の見解をただしたことを紹介しながら、署名を受け取りました。

 朝の国対の後、10時から東京土建の皆さんの院内での学習決起集会で、憲法をめぐる国会情勢を報告。続いて、事務所で、愛知保険医協会の代表のみなさんから要請を受け懇談。11:30からは法務理事懇で今後の委員会日程について協議。

 13時過ぎに婦団連の皆さんの署名提出行動。二度目の法務理事懇。続いて歯医者。15:30から岡山県津山市で米軍の低空飛行訓練で住宅や土蔵が壊れたことへの補償を求めている井口さんや支援の皆さんと院内で懇談しました。

 さて、「靖国派」による橋下発言を擁護する動きが始まっています。昨日の社説では「女性の尊厳損ね 許されぬ」と書いた産経新聞は、今日は一転、橋本発言について「大筋正しいものの 舌足らず」という全く逆の内容の記事を掲載。

 維新の会も、片山氏は会見で「筋が通っている」といい、党を全体として擁護する態度を鮮明にしました。国民との矛盾はますます広がっています。

本会議が10時から開かれ川口環境委員長解任決議案を可決。自民党は最後まで居直り続けました。その後、与党も審議拒否をやめ、法務委員会が開かれ、予算委嘱審査、裁判所職員定員法案で2回の質問をしました。

4220_1.jpg  予算委嘱審査では、伊達判決が最高裁によって取り消される経過で、当時の田中最高裁長官とマッカーサー2世米駐日大使が話し合いを繰り返していたことを示す新たな米解禁資料を使って質問。

 最高裁は、当時の事実関係は資料がなく確認できないとしつつ、長官が米大使と個別的に会うこと自体が異例であること、利害関係者に公判日程などをあらかじめ知らせることは裁判の公正さに疑念をもたらすこと、判決後に「全員一致で喜ばしい」などと裁判長が発言したのは他に例がないことなどを認めました。

 一連の解禁文書で明らかになった事実が司法の独立を侵す重大問題であることが浮き彫りになりました。

 2回目では、民事訴訟での障害者の裁判を受ける権利の保障について質問。障害者に対する配慮をすすめるための研修の拡充、視覚障害者への点字文書の送付の拡充、手話通訳者の費用を裁判所が負担することなどを求めました。

 障害の当事者を講師にしての研修や関係団体との話し合いなどは、前向きの答弁がありましたが、他については「公平性」を理由に慎重な答弁でした。しかし、裁判においての一方の当事者のみに支援を求めているのではなく、裁判に参加する以前にあるハードルを取り除けといっているのです。引き続き、求めていきたいと思います。

4213_1.jpg 今日は憲法記念日。今朝の毎日新聞には、憲法についての私のインタビューが掲載されました。午前中は倉林選挙区候補と共に憲法街宣。西山高原アトリエ村展を訪れた後、成年後見選挙権京都裁判の提訴2周年集会に参加しました。

 憲法街宣は、渡辺和俊日本共産党京都府委員長、河合葉子京都市議、島田敬子府議らがご一緒に3ヵ所で訴えました。どの場所でも「びっくりするくらい、ビラがよく受けとらる」とのことでした。関心が高まっています。


4213_2.jpg  西山高原アトリエ村展は、京都市西京区の西山高原に工房や作業場を構える美術家皆さんが取り組まれイベントで、今年で26回目。一般住宅や作業場に混じって26の会場が点在しており、絵画や彫刻、陶芸、染色、木工、ガラス、シャボン玉など様々な作品が展示されたり、体験できるようになっています。
 
 会場をぶらぶら歩き、峯子さんの絵画展や貴志カスケさんの作品など見せてもらいながら懇談。さわやかな天気で、もっとゆっくりしたいと思いつつ、次の会場に向いました。

 「さっさと、公選法の改正を」と求める成年後見京都裁判の2周年集会。原告の田中康夫さんの挨拶の後、違憲判決を勝ち取った東京裁判の杉浦弁護団長が講演されました。

 続いて国会議員の挨拶では私と民主衆院議員が登壇。穀田さん、自民議員からのメッセージも。私は、3回の国会質問の敬意と内容、公選法改正をめぐる与党の動きなども紹介しながら「原告の田中さんはじめ成年被後見人の皆さんが参院選で投票できるよう、各党とも協力し、法改正へ力尽くす」と挨拶しました。

 京都をはじめ全国の憲法集会はどこも大盛況だったようです。国民的な危機感の広がりが示されています。

4185_1.jpg 午後に開かれた倫理選挙特別委員会で質問。違憲判決の出ている成年被後見人選挙権喪失の問題で権利回復のための速やかな公選法改正を求めるとともに、国政選執行経費法案についてただしました。
 私は新藤総務大臣に対し、国が控訴したことに対し原告の父親の「私にはもう時間がない。娘との約束を果たせなくなる」という怒りの声を紹介。
「夏の選挙で投票できるように公選法改正が必要との認識か」とただすと、「個人的には共感できる」としつつ「どのような検討が必要か国会で議論していく」と答えました。

4185_2.jpg 私は、総務省が、判断能力に応じて個別に選挙権を認めることを検討していることに言及し、「検討には時間がかかるし、しかも事実上不可能だ」と指摘。総務省も「難しい問題だ」とみめとました。
 さらに、「まず法改正して権利の回復を」とただすと「各党間の検討で方針が示されたら速やかに対処したい」との答弁。私は各党に、参院選に間に合うように公選法を改正することを呼びかけました。
 今日は朝の国対の後、午前中はデスクワーク、マスコミ二社による選挙用写真撮影、全法務労組実川委員長の来訪など。午後から事務所の打ち合わせ。15時から倫選特で質問。夜は『前衛』の対談準備など。

4163_1.jpg午後から上越市で北陸信越ブロックの会議。途中の湯沢町や十日町市にはまだたくさん雪が。会議中に、成年後見人をつけると選挙権を失うという公選法の規定は違憲だとする画期的な東京地裁判決のニュースが届きました。素晴らしい!

 知的障害のある茨城県の女性が国の選挙権の確認を求めていた訴訟。それまで、ずつと投票してきのに、「障害者の自己決定権の尊重と本人保護のため」の成年後見人制度を利用すると投票できなくなるというのは余にも不合理です。

私は、2011年に法務委員会でこの問題を取り上げ、法の下の平等に反すると質問。法相も成年後見制度と「投票の判断力は関係ない」と明解に答弁し、「重要な指摘」だと述べています。 議事録はこちら。https://www.inoue-satoshi.com/kokkai/2011_177/houmu_110419.html

 質問前後に、原告や支援の皆さんとも懇談し、訴訟を応援してきただけに本当に嬉しい判決です。政府は控訴せず、すみやかに公選法の改選で選挙権を回復させるべきです。

 今日は、朝の国対の後、新潟県上越市で開かれた北陸信越ブロック各県の日本共産党県委員長さんらによる会議に出席。

 会議では、各県の情勢や参院選挙に向けた取り組みが交流されましたが、TPPをめぐって各地のJAの皆さんとの懇談や共同の広がりが特徴的でした。明日にも政府が交渉参加を表明するとされているもとで、いっそう一点共同を強めていくことなど議論しました。

 終了後、東京へ。途中の十日町市や湯沢町は一面銀世界。雪国の冬は長い。

4157_1.jpg国際婦人デーの今日、「民法改正を求める院内集会」に参加し党を代表して挨拶しました。法制審議会が1996年、選択的別姓や婚外子相続差別撤廃の民法改正を答申しましたがいまた実現していません。一刻も早い実現をと開かれたものです。

 自民党政権時代は、自民党内の「家族の一体感が失われる」などの根深い反対があり法案の提案はされませんでした。民法改正を公約に掲げた民主党政権の誕生で期待が高まりましたが、同党も内部に反対の声があり、やはり法案は出されませんでした。

 国連の主な人権委員会からも民法改正を度々勧告されており、日本共産党は他の野党とともに民法改正案を度々提出してきました。今回の自民党の政権復帰で、いっそう遠のくのではないかと不安の声も強まっています。

 内閣府が2月に発表した世論調査で選択的夫婦別姓制度導入について、「必要はない」とする反対派が前回調査と比べ1・4ポイント増の36・4%となり、「改めても構わない」の賛成派35・5%(前回比1・1ポイント減)をわずかに上回りました。

 大きな変化はないものの、「反対派が賛成派上回る」ということを強調した報道もありました。しかし、重要なのは、反対派の一番の論拠である、「家族の一体感」について、「苗字が違っても家族の一体感に影響がない」と答える人が調査ごとに増え続け、96年調査の48.7%から、今回は59.8%にまで増えていることです。

 特に結婚と子育てに直面している若い世代ほど支持が多いのも特徴。世論と運動をさらに広げ、早期に実現しようと訴えました。

 朝の国対の後、週明けの日銀総裁・副総裁の聴聞についての打ち合わせ。続いて民法改正を求める集会。その後、歯医者、事務所打ち合わせなど。笠井さんの予算委質問をテレビ視聴し、京都へ。

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