「犯罪被害者補償を求める会」の院内集会に参加。被害者や遺族の方々から、被害を受けて苦しみ、支援を受けようとして制度の理不尽さに二重に苦しんできたお話がありました。犯罪被害者給付金制度の最低額の引上げなど議論されていますが、抜本的引上げや、遡及適用、民事賠償の立替制度など抜本的改善が必要です。
集会のアピールでは、犯罪被害者等給付金の支給額が交通事故の自賠責保険と比べて低く、不支給や減額の規定も多いとして「自賠責賠償額と同等に改善すること」を訴えました。
午前中に参院の四党の国対で、裏金をもらっていた31人の自民党参院議員と、起訴され自民党を離党した1人について政治倫理審査会に申し立てすることを確認。本会議には山下よしき議員をはじめ政倫審の3分の1となる4党の5人の委員で会長に申し立てました。
12時から本会議で能登半島地震被害の雑損控除について23年分の申告で適用できるとする特例法を可決。人事案件についても採決が行われました。
小池書記局長が出演したNHK日曜討論を見た後、近所の中学校で京都市長選挙の投票。「福山和人」としっかり書いて投票箱に入れました。
午後に愛知県高浜市の「新春のつどい」へ。しばぐち征寛市議と共にお話しました。昨年4月に初当選のしばぐち議員は同市で4月から実施された「パートナーシップ宣誓制度」の第一号です。初当選以降の市議会の報告とともに、台湾出身のパートナーの劉さんと同性婚が法制化された台湾で結婚したことや全国のLGBTの地方議員の活動の報告もあり、日本でも同性婚の法制化の実現へ地方議会から声を上げていきたいとのお話もありました。
この写真は劉さんが撮ってくれたもの。台湾国籍なので日本共産党には入れませんが西三河の地域での真ん中世代の日本共産党支持者の活動について報告してくれました。
党大会でも実感した、多様で誰もが自分らしく生きられる社会へ向けた党の活動の発展。もっともっと広げたい。
京都に戻り、20時すぎに「つなぐ京都」の選挙事務所へ。みんなで開票見守っています。なんとしても勝利を!
京都を朝出て国会へ。午後から内閣部会で来年度予算案のレクを受けました。内閣府と内閣官房に関わる予算案と定員について説明を受け質疑応答。
男女共同参画局からのレクの際、能登半島地震への対応や全国の市町村の六割で防災部局に女性がいない問題について質問。 男女共同参画の視点での災害対応が重要であり、発災後、職員を石川県に派遣しているとの回答。避難所での女性の置かれた深刻な事態の早期改善を求めました。
今日は26人が犠牲になった大阪・北新地のクリニック放火殺人事件から2 年目。様々な報道がなされています。
先日、ご遺族からお話を聞きました。夫を突然失った深い悲しみとともに、子育てなど生活の不安が襲い掛かります。犯罪被害者等給付金制度がありますが、退職して治療に専念されていため、被害当時の収入で算定する同制度では金額が少なくなり、途方に暮れておられました。
先日の内閣委員会で、遺失利益の考慮などの制度の改善と共に犯罪被害者支援全体の強化を求めました。引き続き、被害者・遺族の皆さんと共に声を上げていきます。
東京を朝出て神戸市へ。神戸駅近くの「犯罪被害補償を求める会」の事務所で、同会の藤本護理事長、川﨑敏美事務局長(尼崎市議)や会員の皆さんから犯罪被害者が精神的にも経済的にも追い詰められ、困難に直面している実態をお聞きしました。
現行の被害者支援制度が被害者の実態からも、国際的にも立ち遅れている状況にある中、政府は6月に「犯罪被害者等施策の一層の推進について」を決定し、現在、有識者会議で議論されています。「会」の皆さんは、こうした動きを歓迎しつつ、わずかな改正ではなく従来の枠にとらわれない抜本的な強化を求めておられ、先日政府要請で国会にも来られた際にも議員団と懇談しました。
今日は抜本的な改正の必要性や課題について、被害者の実態に即してお話を聞くことができました。来週の内閣委員会で取り上げる予定です。
懇談終了後、京都へ。