午前中の国対で、朝からひらかれた野党国対委員長連絡会議において、コロナ感染の拡大とGDPが戦後最悪の落ちとなったを受け、対策のを必議論する必要があるとして、早期の臨時国会召集を求めることで一致したことなど報告をうけました。
その後、衆院厚生労働委員会の閉会中審査を院内テレビで視聴しながら、資料整理など。夕方の新幹線で京都へ。
国民民主党の両院議員総会が開かれ、立憲民主党との合流が賛成多数で了承されました。
昨日の朝は核兵器禁止条約を新たに三ヵ国が批准したニュースに喜びましたが今日の朝刊は嬉しいにが二つ。一つは長野県安曇野市の「あずみの里」裁判で、准看護師の過失を否定した東京高裁の判決について、検察が上告を断念したというもの。
朝からネット上は喜びのコメントが飛び回っています。本当に良かった。弁護団の声明は週明けになるということ。上告期限は11日。最後まで気を抜かずにがんばりましょう。
もう一つは昨日、名古屋市、教育委員会が市立中学校で育鵬社の教科書採択を許さなかったこと。来年度から4年間使う歴史・公民の教科書について育鵬社を採択しなかったこと。7月29日の協議で教育委員5人のうち2人が育鵬社版を推し、心配されていましたが、従来通り歴史は教育出版、公民は東京書籍のものを採択しました。多くの市民が声を上げた結果です。よかった。
ぜひ、12日が控訴期限の「黒い雨裁判」でも控訴断念の嬉しいニュースを聞けるようにしたいものです。
昨日の「あずみの里」の無罪判決に続き、今日は広島の「黒い雨」訴訟で原告全員勝訴の画期的判決がありました。援護区域外の黒い雨体験者を被爆者と認めた司法判断は初めて。画期的です。被爆者は高齢。県・市は控訴をするな。国も控訴を求めるな。
朝の国対で野国連の報告を受けました。政府・与党に臨時国会の召集を求めることで一致。応じない場合は憲法にもとづき開会要求をすることでも一致。初めて全国で一千名を超えたコロナ感染拡大をはじめ、総理が出席し予算委員会で議論することが必要です。
夕方には「SDG4教育キャンベーン」の皆さんと懇談。認定NPO法人の開発教育協会(DEAR)をはじめ、ガールスカウト日本連盟や日本YMCA同盟など8団体が実施しているキャンペーン。教育予算をOECD並みに増やすことや、性差別・ジェンダー平等を学ぶ機会の増大、政府開発援助(ODA)額を増やし、基礎・中等教育への支援割合も増やすことなどを求め、政党アンケートなど取り組んでこられました。
懇談には高校生二人を含む各団体の代表の方々が参加され、日本共産党から畑野、吉良、山添各議員と私が参加。学校現場の声やODAの拡充への要求などお聞きし、意見交換をしました。
京丹後市の米軍基地で26日に確認された米軍人のコロナ感染問題で、穀田、倉林両議員と外務省、防衛省に説明を求めました。
「感染経路は不明」としつつ、「米軍も取り組みを強めている」「必要な情報は得られている」という説明に「それでは住民の不安は解消しない」「入国時期や感染経路、行動履歴、農耕接触者等の調査と開示、感染拡大防止対策の強化を求めよ」と強く要請しました。
午後の団会議の前に、長野県安曇野市の特養ホーム「あずみの里」で7年前、ドーナツを食べた入所者が死亡し、准看護師が業務上過失致死の罪に問われた裁判の控訴審で逆転無罪といううれしいニュースが。医療や福祉に携わる全国の関係者から介護の現場が萎縮しかねないと注目され、安心して介護が続けれられるかどうか問われていたもの。関係者の皆さんの努力が実りました。
今日は国対、参院班会議、議員団会議がそれぞれ行われ、豪雨災害での昨日の防災大臣への申し入れやコロナ問題での今日の志位委員長の会見の内容の報告などありました。