
国会内で、ノーモア・ミナマタ被害者・弁護団全国連絡会議の皆さんと党PTの懇談。
若い時に移住してきた東京の原告のお二人は、手足のしびれなどあったがまさか水俣病とは思わず、民医連の水俣病集団検診を受けて初めて水俣病と診断されたとのこと。こうした方も多数います。一日も早く、すべての被害者救済への最終解決が必要です。

午前中、被爆二世・三世の会全国連絡会の皆さんの政府要請に先立つ打ち合わせ会でご挨拶。懇談会の終了後、石川県羽咋市へ。寒い。駅に着くと周りは真っ白で吹雪いていました。9日告示の市議選勝利めざす演説会で宮岸みなえ市議の後継の平野たつこさんへのご支援を訴えました。
市内の保育園・幼稚園・児童館などで園長・館長を務めてきた平野さん。困っている人に親身に寄り添う優しさと行動力に期待が高まっています。多数激戦です。なんとしても押し上げよう。

核兵器廃絶に向けて行動した一日。党本部で開かれた幹部会を中座し、ノルウェー大使館主催の「日本被団協ノーベル平和賞受賞祝賀会」に出席しました。受賞後、初めてお会いできた被団協の田中代表委員と和田事務局次長にお祝いのあいさつ。
祝賀会ではクラーヴィーク副外相から挨拶。平和大使を務める神奈川の高校生に続き、田中熙巳代表委員が受賞へのお礼と核兵器禁止条約に参加する政府に変えたいとの決意を述べられました。
会場には各地で被団協の役員をされている国泰寺高校の三人の先輩も。私も含めて四人の同窓生が参加しているのはすごいこと。誇らしい。

国会に戻り、
長野と富山の民医連の皆さんが「看護職員の養成と定着への施策強化」「お金の心配なく看護職をめざしたい! 高等教育無償化を」の二つの請願の要請で来室され懇談。
その後、「非核の政府を求める会」として外務省を訪れ、核兵器禁止条約第三回締約国会議を前に要請。英利アルフィヤ政務官に禁止条約の批准を求めるとともに少なくとも締約国会議にオブザーバー参加することなどを求める要請書をわたしました。

席上、政務官は東アジアは厳しい安全保障環境にあると従来の政府答弁を繰り返し、オブザーバー参加については検討中と答えました。参加者は日本被団協のノーベル平和賞受賞を受けて開かれる最初の国際会議とて「いまほど被爆国としての日本政府の役割が待たれている時はない」と強調しました。