全日本民医連歯科部の広島や兵庫の皆さんが「歯科酷書第3弾~なぜ『口腔崩壊』は減らないのか」を持って来訪されました。
全国の民医連歯科事業所の事例で、貧困だけでなく過酷な労働や家庭環境などが歯科受信を抑制していることを告発したもの。貧困と格差の問題解決、社会保障充実は待ったなしです。
河野外相が日米外相会談等で訪米したため、定例日ですが外交防衛委員会は開かれず。来週に向けての質問準備や資料整理に集中。
午後には、来週15日の京都での大演説会で放映するビデオの撮影。比例候補としての決意やこれまでの国会活動、倉林明子さんの活躍ぶりなどお話ししました。
京都を朝出て、長野県松本市へ。松本駅のアルプス口の近くにある松本協立病院が先日、リニューアルしたところなので藤野衆院議員と一緒に案内していただきました。玄関ホールにガラス張りの壁に囲まれたカフェがあるのにびっくり。
動線を短くした機能的な配置、安全性とプライバシーに配慮した病棟、ガラス張りで明るい小児科外来。上の階から見る北アルプスの景観も素晴らしい。地域の命と健康を守る拠点として一層皆さんに頼りにされ、親しまれることでしょう。
午後から演説会で藤野衆院議員、両角県議と共に訴え。金井忠一県知事候補も挨拶。私は米朝首脳会談の新たな動きと日本共産党の立場についてお話し。
さらに松本市文書館にある、終戦直前に戦争関連の公文書の焼却を指示した通達を紹介。「戦争の教訓から作られた九条改憲狙う安倍内閣で都合の悪い公文書の改ざん・隠ぺいが行われているのは偶然ではない」と訴えました。
終了後、東京へ。
参院予算委理事会に愛媛県が衝撃の文書を提出しました。2015年2月25日に総理と加計理事長が面談し、総理が「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と発言したというもの。
17年1月まで加計学園の獣医学部新設の話は知らなかった、加計氏とこの件で話したことはないという総理答弁は全て虚偽ということになります。
4/2の柳瀬元秘書官の官邸での加計学園関係者、愛媛県、今治市との面談もの総理と加計理事長のこの面談の後。すべてはここから出発した、まさに「加計ありき」「お友達ありき」であることはいよ
いよ明白。関係者を証人喚問し総理は辞任をすべきです!
午前中には、二つの来訪を受けました。一つは、今日、国家請願行動に取り組んだ日本難病・疾病団体協議会の会の京都の代表。2人が要請に来訪されました。
難病法の改正で指定難病の対象は331疾病に拡大しましたが、重症度分類により、これまで医療費助成を受けていた患者が軽症と診断されて外され、受給者数は減少とのこと。さらに難病対策の推進が必要です。
もう一つは、国土交通省労組の近畿の代表の方らの来訪。気象台での大幅定員削減の計画など説明があり、必要な定員の確保などを求める三つの請願署名を受け取りました。
昨日の衆参予算委での柳瀬元総理秘書官の答弁について、愛媛県の中村知事が会見で「真実でない部分がある」とのべ、当日の日付の入った柳瀬秘書官の名刺や県職員の説明用メモも公開しました。答弁と矛盾するもの改めて証人喚問や関係者の招致が必要になっています。
ところが、14日の月曜日の予算委集中審議に野党が愛媛県の中村知事の参考人招致を求めたのに対して与党は拒否。参院の参考人質疑で与党は加戸前知事を参考人に呼びながら、現知事の招致を拒否するのは余りにも理不尽。真相隠しにほかなりません。さらに徹底追及が必要です。
午前中の本会議でバリアフリー法案の質疑。日本共産党から山添議員が質問に立ちました。高齢者や障害を持つ人などすべての人に自由で安全な移動を保障することは憲法の要請だとして支援拡充を求め、法案に「移動の自由」を明記すべきだと述べました。格調高いいい質問でした。
終了後、倫理選挙特別委員会が開かれ新しい会派構成に伴う委員長を選出。午後には南スーダンPKO日報の隠ぺいに関する陸自調査報告書の公開を求めていた件で防衛省が説明に来ましたが、納得できるなうようではなく、さらに説明を求めることとしました。
連休明けの今日、政府・与党による隠ぺい、ねつ造、改ざんで審議の条件が壊されている国会の異常事態打開のための与野党協議が断続的に行われ、明日から野党も参加した審議が行われることになりました。
朝の国対会議でこの間の様々な動きについて出し合い、今後の対応について協議。その後、大島衆院議長に対し野党六党の事態打開のための要求書を辻元立憲民主党国対委員長が提出下のを受けて議長が与党に打開を求める中、10日の柳瀬元首相秘書官の参考人質疑や予算委集中審議などが確認をされました。
徹底追及をしながら、引き続き森友・加計問題の関係者の承認喚問や麻生財務相の辞任などを求めていきます。
午後に福井の民医連の社会福祉法人寿の会の松原信也理事長が介護保険の問題での請願署名をもって来訪されました。
富山駅前のホテルを朝出て、新幹線を金沢で乗り換え、京都に帰りました。GW初日とあって金沢駅も京都駅もごった返していました。金沢駅では新幹線から降りたら、地元TVのカメラ二台が観光客の列を撮っていました。
京都駅について、地下鉄北大路駅近くの御池画廊で開催中の「フルイミエコ展 ~内なる庭から星天へ」へ。丁度、フルイさんもおられて、お話しを聞きながら鑑賞。今回は猫を描いた作品が多くありました。猫のちょっとしたしぐさをとらえた絵は猫好きならでは。
とても癒される個展です。明日まで。
午前中の外交防衛委員会で「視覚障害者等による著作物の利用促進マラケシュ条約」の質問。
読書に障害のある方がより多くの図書を利用できるように、図書館のネットワーク化や点字図書、拡大図書、音声図書などに転換容易な図書のテキストデータ化の促進を外相、国会図書館長、厚労省、文科省に求めました。
午後から 愛知県保険医協会の皆さんと国会内で懇談。本村衆院議員、武田参院議員とご一緒でした。
診療報酬を引き上げ改善すること、患者負担増は中止すること、憲法を守り生かすこと――との要請署名を受け取り懇談。
高すぎる薬価や、医療機器メーカーのもうけ本位の診療報酬改定、性暴力被害者のワンストップサービスの問題など、様々な意見交換ができました。
16:30から6野党の書記局長・幹事長会談に参院国対委員長として出席。同会談として与党に求めた麻生財務相の辞任や柳瀬元総理秘書官らの証人喚問などに対して、与党の「ゼロ回答」を受け協議。理解しがたく到底受け入れられず、国会審議の前提が壊れており、新たな日程協議に応じられないことを確認しました。
香港出身でイギリスのシェフィールド大学東アジア研究科の博士課程の馬嘉美さんから「小泉政権第二次安倍政権の国家安全保障政策」という題目でインタビューを受けました。与党議員にインタビューをし、野党議員として私に声がかかりました。
日本の取るべき外交政策や安保法制の評価とアメリカの圧力、安倍総理の果たした役割、九条改憲への対応など、多岐にわたる質問を受けました。
その後予算委員会の一般質疑を院内テレ日で視聴。藤野議員が質問に立ち、福井など大雪被害の現地の実態をあげて国の支援の強化を要求しました。
農業被害について、山梨などで大きな農業被害の出た2013年度豪雪の際に、豪雪地域にとどまらず「従来とは異なる雪害」へ「これまでの枠を越えた支援」を求め、衆参の災害対策特別委員会で全会一致であげられた付帯決議を示して支援を迫りました。
午後には、「学費負担の大幅軽減と私大助成の増額を求める国会請願署名」の要請に京都から学生や私大教職員組合の方が来訪。
学生からは、二時間かけての自宅通学だか、卒業時の奨学金の借金は300万円になり、就職も「借金を返せること」を優先に考えなくてはならないとのお話。学ぶ権利の保障は待ったなしです。
夕方には新宿駅西口での党中央委員会の3000万人署名行動に参加。宮本衆院議員、河野都議、沢田新宿区議らとともに訴えました。
あいにくの冷たい雨でしたが、立ち止まって訴えを聞いてくださる人、署名をしてくださる人が前回よりも増えたと感じました。ガンバロウ!
朝の国対の後、10時からODA特別委員会。今年度のODA調査の海外派遣四班からそれぞれ報告を聞き質疑。日本共産党からは辰巳議員が質問しました。
外務省の形式ばった答弁もありましたが、派遣委員の方が、現地で見たこと感じたことを率直に答弁されたのは興味深い内容でした。
終了後、大阪維新の会の参院国対委員長の東氏から同会が提出した政治資金関係の法案について説明を受けました。13時から参院改革協議会で参院の行政監察機能の強化について議論。続いて選挙制度専門委員会で次回選挙の制度改正について議論。
14:30に京都私学助成をすすめる会の父母、教員の皆さんが来訪され、請願署名を受け取り懇談。かつては国会内でも「自分で選んで私学に行ったのだから自分で払うのが当たり前」という声がかなりありましたが、今や教育の無償化はどの党も主張に掲げるようになりました。
「皆さんの声と運動が大きく動かしてきました。今がチャンス、経済的条件にかかわらず、公立でも私学でも選べるようにご一緒に頑張りましょう」とお話し。
京都の私学には大阪や滋賀から来ている生徒も多く、今日も大阪から通っている生徒の父母が複数いらっしゃいました。それぞれの府県が、その府県内の高校に通う生徒にしか助成しなくなったため、大阪から通う生徒や、逆に京都から大阪に通う生徒も助成の対象外。これは何とかしたいものです。
その後、内閣府の防災担当に来てもらい、災害救助法の運用についてレク。同法を適用すれば、必要な住民は負担なしで業者に雪下ろしを頼めます。
ところが福井の豪雪でこれがほとんど活用されていないことが現地に入ってわかりました。今朝の地元紙も報じています。道路除雪に追われていることや業者の人出不足がありますが、要因の一つが、国からの補助を受けることから必要以上に手続きを難しくしている市町があること。
内閣府の担当者に来てもらい、どの住宅に同法を適用して雪おろしをするかは市町村が適切に判断すればよく、国としてそれ以上の書類などを求めることはないことを確認しました。高齢者など地力で屋根雪を下せず放置すれば、命と安全にかかわります。積極的に活用してもらいたい。
夜の新幹線で京都へ。
日本共産党は今日、小池晃書記局長を本部長とする「2018年、豪雪被害対策本部」を設置しました。事務局長は武田参院議員、副本部長は藤野衆院議員や私など七人です。特に北陸の記録的積雪は深刻で、福井・石川の国道8号では昨夜、1400台が車中で一夜を明かしました。できるだけ早く、現地に入ります。
午後に新日本婦人の会の「秋の行動」署名提出院内集会で国会報告をし、議員団で要求三署名と憲法署名計55万3299筆を受け取りました。
この間、新婦人の皆さんの草の根の署名運動は、地方自治体の子どもの医療費助成制度への国のペナルティの廃止、入学援助金の入学前支給などを実現してきました。核兵器廃絶の署名も取り組み、笠井会長は核兵器禁条約交渉会議で発言もし、条約採択に大きな力を発揮しきました。
署名に込められた願いをしっかり活かし、実現へがんばります!