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「社会保障・障害者・教育・文化」の記事

 GWの谷間の今日は京都を朝出て国会へ。午前中は連休明けの論戦準備のために事務所スタッフと打ち合わせ。セキュリティークリアランス法案は7日に参考人質疑が行われることが決まっており、9日には総理入りの質疑も行われる流れ。この間の質疑を踏まえて、どこに焦点を当てて準備するかなど議論しました。

 内閣委では、さらに道路交通法や、子ども子育て法案、銃刀法が衆院から送付されてきています。それらの法案の質問の際の具体的テーマと準備についても確認しました。

 午後はDBS法案についての関係者による議論。同法案は衆院では9日に本会議が行われ、地こデジ特別委で議論されますが、参院に送付された場合は内閣委員会での質疑になります。文科や法務、厚労など関連する部会の議員、秘書のみなさんや本部の関係部署のみなさんも参加して議論しました。こどもたちを性犯罪から守るための制度が必要としつつも実効性やプライバシー保護など様々な懸念が出されました。拙速な国会審議にしてはなりません。

 夕方の新幹線で京都へとんぼ返り。東京駅のホームで森下元京都府議とばったりお会いしてピックリでした。

 IMG_4766.jpg学校に通う障害を持つ子どもたちの「放課後デイサービス」について内閣委員会の予算委嘱審査で加藤鮎子子ども政策担当相に質問しました。
 ちょうど一年前にもこのテーマで質問。当時の小倉大臣からは、放課後デイの価値が「遊び、生活、集団・仲間」にあることを認める答弁がありました。加藤大臣からも「小倉大臣と同じ認識」との答弁を引き出せました。
 一年前の質問では保育士の専門性を評価し報酬に位置付けるよう求めましたが、四月からの報酬改定で「専門的支援員加算の対象とした」との答弁。放課後デイの皆さんの願いが届きました。さらに、より専門性を高め、質の高い支援を行うためには安定した雇用と事業所運営が必要だとして、現行の日払い方式の報酬制度の見直しを求めました。
 朝開かれた政府の「能登半島地震復旧・復興支援本部」で液状化被害に対する支援策の強化が決まりました。自治体の行う対策への補助率の引き上げと、液状化で傾斜した住宅の修復の費用を最大120万円補助するなどの内容。この間、質問で求めてきた復旧支援策の強化が盛り込まれました。詳しい内容は週明けの月曜日に政府レクで聞きます。
 内閣部会で3つの法案について対応を議論して決めました。
 全退教.jpg朝の国対の後、10:30から障害を持つ子どもたちの放課後デイサービスついて「放課後連」の皆さんからヒアリング。12:30から内閣委員会の理事懇。22日に予算の委嘱審査を行うことを決めました。
 13時から全国退職教職員の会の皆さんの「ボイスアクションはがき提出行動」に参加して挨拶。「教え子を再び戦場に送るな」と退職後も奮闘されている教職員の皆さんが平和への思いを込めて書いたハガキが4083枚、政府に提出されました。京都の皆さんとパチリ。
 24.3.19国交省.jpg続いて、今月末が期限の能登半島地震のポランティアの皆さんの高速道路の無料措置の延長を求めて藤野前衆院議員と共に要請しました。国土交通省は東日本大震災では2年間、熊本地震では2年半無料が続いたことを示し「県が高速道路会社に要請すれば国として速やかに対応する」との回答。
 ボランティアはこれから本格化します。支援が必要です。がけ崩れなどの二次被害について梅雨入りする前にしっかり対策を行うことも求めました。
 15:30からは放課後デイサービスの報酬改定等について子ども家庭庁からレク。その後、予算委員会の岩渕委員の質問を傍聴。能登半島地震を受けて、地震大国日本に安全な原発はないと政府に廃炉を迫りました。
 明日の御前崎市議選の村松晴久予定候補の事務所開きのために、掛川駅近くで前泊です。
 24.3.18倉林.jpg朝から予算委集中審議と衆院の政倫審が連続しました。予算委の倉林議員の質問を応援傍聴。倉林さんは総理が「物価上回る収入を」と述べているとことに対し、「これは年金生活者も例外ではないな」と迫り、マクロ経済スライドの中止や最低保障年金の導入、女性の低年金の原因となっている男女賃金格差の是正など求めました。
 続いて政倫審での下村・元安倍派事務総長への質疑をTVで視聴。宮本徹議員が質問しましたが、下村氏は「知らなかった」の連発で、まったく国民の疑惑にこたえる姿勢は無し。証人喚問が不可欠であることが改めて浮き彫りになりました。
 24.3.18.jpgその後、能登半島地震対策本部会議と議員団会議に連続して出席。支援センターの藤野責任者からこの間の現地での活動の報告ともに被災地に調査に入った議員からの報告がありました。
 IMG_2339.JPG学童保育の待機児解消や指導員の処遇改善について加藤鮎子子ども政策担当大臣に内閣委員会で質問しました。
 政府の待機児対策が、小学校内のプレハブ施設や空き教室の一時利用(タイムシェア)の推奨なのに対し、「タイムシェアでは、時間が限られるうえに遊び道具やおやつも毎日運び入れて持ち帰らなければならず、学校の先生からも『やる意味があるのか』といわれる」「プレハブでは夏は暑く、冬は寒い」などの指導員や子どもの声を紹介。国の基準を満たす専用施設の計画的建設を求めました。
 年収150万円以下の指導員が48・4%(全保連調べ)であることを示し、専門職にふさわしい処遇に改善するよう要求。こうした問題の背景に、法的問題があると指摘し、学童保育を児童福祉施設に位置付け、市町村に実施義務を課すなど、公的責任を明確にするべきだと求めました。
 先日、お話を伺った建交労学童保育部会の皆さんはネットで質問を視聴され、「私たちの思いをぶつけてくれて、溜飲が下がった」との声を寄せてくださいました。(^^)/
 終了後、超党派の議員有志の勉強会で、パレスチナでの人道支援の国際機関やNGOからヒアリング。 WFP、UNICEF、ICRC、UNOPS、セーブザチルドレンジャパン、JVC、国境なき医師団の皆さんからの報告で共通したのは現地の危機的人道状況の中での困難さとUNRWAのなくてはならない役割。政府の外交姿勢が問われ、拠出金の再開が求められています。
 
 政治倫理審査会の幹事懇で明後日14日に審査会を開催し、世耕、西田、橋本の三人野議員の審査を行うことを決めました。弁明を求めていない他の29人に対して会長名で主席を求めることも確認されました。山下議員と共に私も質問に立ちます。夜はその打ち合わせでした。

 24.3.6京都医労連.jpg京都と石川の医労連の皆さんがそれぞれ来訪。署名を受け取り懇談しました。賃金や労働条件が低いままで、病院の周りにある求人広告を見て、そちらの方がいいと転職する若い看護師などが増えていることなどお話がありました。訪問ヘルパーの報酬の引き下げに対する憤りの声も。

 能登半島地震の被災地の七尾市にある病院の労組代表の方からは被害の実態と支援訴えがありました。

 予算委は総理出席の一般質疑。山添議員が質問に立ちオ24.3.6医労連.jpgスプレイと裏金問題で総理を追及。理詰めの追及に対し、総理は、衆院の政倫審での審議も踏まえず、自民党の聴き取り調査から一歩も出ない答弁の繰り返し。何の反省もないことが浮き彫りになりました。

 明後日の8日の集中審議が正式に決まり、能登震災問題での質問の準備をしています。

 24.2.29保育.jpg裏金問題での国民の怒りの中で、衆院政倫審が完全公開で開かれ岸田総理、武田議員への審議が行われましたが、疑惑にまともに答えぬまま。にもかかわらず「区切りがついた」とばかりに、夕方の予算委理事懇、議運理事会で明日の予算委と本会議での質疑、討論、採決を委員長職権で決めてしまいました。到底、認められません。
 政倫審の審議を院内テレビで見ながらのあわただしい一日。10時からの「よりよい保育を!実行委員会」の署名提出国会大行動でのあいさつから始まり、動物愛護議連総会、災害時の備蓄に関しての政府レク。
 福山.jpg午後には群馬の保育士の皆さんから署名を受け取り懇談、長野民医連の皆さんと訪問ヘルパー報酬引き下げ問題で要請を受け懇談。続いて災害時の被害想定について政府レク。そこへ京都市長候補で大健闘された福山和人さんが挨拶に来てくださり、握手。さらに、今後の論戦の打ち合わせなどなど。
 明日の国会も朝から激しい動きになります。
 24.2.28きょうされん.jpgきょうされんの安川副理事長さんから「2024年度障害福祉報酬改定案」についての緊急要望書を受け取って懇談しました。
 要望書では、2/6に公表された「改定内容」と「概要」は多くの問題を含んでおり、終わりの見えない「物価高騰」と、危険水域といえる「職員不足」問題を抱えている障害者福祉現場に多大な衝撃を与えたと指摘。
  訪問支援など一部に増額はあっても、物価高騰や職員不足の現状を解決する水準ではなく、基本報酬の減額は障害福祉に「危機的な影響」及ぼしかねない水準と指摘。基本報酬の大幅引き上げなどを求めています。
 能登半島地震で障害者施設の被災状況やきょうされんとして取り組んでいる被災者支援についてもお聞きしました。
 夕方には全労連会館で開かれた憲法共同センター運営委員会で情勢報告。裏金問題での衆院の政倫審を「非公開」にしようとした自民党に厳しい批判が広がるなかで、岸田首相と安倍派元事務総長など五人について完全公開で行われることになった経緯を報告。
 「国民の怒りが追い詰めている。犯罪行為を組織的・系統的に行い国民の信を失った自民党に憲法を語る資格なし」と国民的運動を広げようと呼びかけました。
 万城目さん.jpg今日付けの赤旗日曜版に作家の万城目学さんが登場。先日、「八月の御所グラウンド」直木賞を受賞されたところ。受賞後すぐに読んだこともあり、とてもうれしく日曜版を読みました。
 万城目さんは京大法学部卒。デビュー作の「鴨川ホルモー」も京大周辺で繰り広げられる学生生活を描いたもので、当時楽しく読みました。
 以来、「万城目ワールド」とも呼ばれる奇想天外な世界を作り上げてこられましたが、今回の作品は16年ぶりに京都を舞台に書かれた青春小説。工学部のある京大の本部キャンパスや農学部グラウンド、御所グラウンドなどでの出来事が描かれます。
万城目本.JPG 作品は御所グラウンドでの野球大会が、京大学生と戦争についての歴史につながつていきます。日曜版では、徴兵されて亡くなった京大生のことを知り「全然しらんかったけど、これはあかんやろ、どこかでちゃんと書かなければ」と語っておられます。
 楽しさとともに深みのある作品。特に京都で学生生活を送った方にはお勧めです
 IMG_4666.jpg災害対策特別委で、能登半島地震で深刻な被害を受けた輪島塗の再興について質問。先日訪問した輪島漆器商工業協同組合の日南理事長さんが、支援募金を訴えている文書を紹介しました。
「混乱の今は食事など生きるのに必死ですが、そのうち今後の生活に不安をもって絶望することは目に見えています。その結果、輪島を離れるまたは離職する事業者・職人が増え、輪島で培った漆芸技術も消えてしまいます」と述べたうえで、どんなに厳しくても注文にこたえようとする塗師屋魂、職人魂が失われないうちに再建につなぎたいとされています。
 この思いにこたえた、再建への希望を示す支援が必要だと強調し、120以上の工程があり、頻繁な漆塗りの状況管理などのために多くの職人が自宅の一部を工房として使っているという特性に合わせた支援を求めました。
 仮設工房の整備では、職住一体を求める声にこたえた生活スペースの設置や、漆塗りの湿度管理のために木造も可能にすること。また、自宅に設置された、塗った漆を固めるための「塗師風呂」が破損した場合、資産計上されていなくても輪島塗のための設備だという実態があれば、「なりわい再建支援補助金」の対象とすることなど要求。
 上月経産副大臣は「被災者に耳を傾け、きめ細かく対応していく」と答弁。重ねて、制度に被害をあわせるのではなく、被害実態に制度を柔軟に適用し、拡充することを求めました。
24.2京都私学助成.jpg 昼前には「私立学校の学費負担軽減等に向けた要請」に来られた京都私学助成を進める会の皆さんと懇談。誰もが、どの自治体に住んでいても、経済的負担を気にせず高校を選択できるようにするためにも国が無償化を進めることが必要です。
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