午前中は予算委員会の一般質疑に出席。今日は自民党と民進党質問で、日本共産党は明日、仁比議員が質問。12:15から外交防衛委員会が開かれ、外務、防衛両大臣から所信を聞きました。それに対する質疑は明後日行うことになりました。
午後には、石川県と富山県の医労連の皆さんが来訪され、「安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善を求める国会請願署名」を受け取り、懇談。特に、精神医療の診療報酬が低くされている下での医療や職場の実態をお聞きすることができました。
その後、南スーダン情勢について外務省からレク。明日の本会議で、北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する抗議決議をあげることになり、夕方は、その文案調整。
南スーダンPKOの日報廃棄問題で内閣府、防衛省からそれぞれレクを受けました。内閣府からは公文書管理法について、防衛省からは今回の問題の事実関係を衆院予算委の論戦を踏まえて聞き取りました。
衆院は予算委で公聴会が開かれました。財務委員会では宮本たけし議員が森友学園の問題での二回目の質問。新たに入手した大阪府の私学審議会の議事録の驚くべき内容を示して文科省、財務省を追及しました。財務省はまともに答えることができず、疑惑は深まるばかり。関係者の参考人招致が必要です。
日韓議員連盟の総会に9:30から出席し、すぐに中座して外交防衛委員会理事会へ。9日に「最近の国際情勢と日本の外交・安全保障」のテーマで参考人質疑を行うこと、22~23日に福岡、長崎に委員派遣を行うことを確認し、理事会後の委員会で議決しました。
11:30からは日本共産党富山県委員会の皆さんが国会に来られ、8省庁に対する要請行動。坂本洋司衆院三区予定候補やひづめ県議をはじめとした地方議員の皆さんです。
文科省要請の際には、藤野衆院議員、武田参院議員とともに同席。就学助成制度の入学準備費用の入学前支給や35人学級の推進など、住民の生の声を示して要望しました。
前列右端の赤星ゆかり富山市議は今日が誕生日でした。Happy Birthday!お昼は富山の皆さんと一緒に議員食堂で。その後、武田議員の議員室を見学してもらいました。
午後は、衆院予算委の笠井亮議員、藤野保史議員の質問をテレビで応援しながら、打ち合わせやデスクワークあれこれ。
午前は参議院、午後は衆議院で代表質問。参院は民進党と自民党の質問。衆院では日本共産党から志位委員長が質問に立ちました。
午後には文科省が、大問題になっている天下り問題について説明に来ました。現在明らかになっている事実関係や処分の内容、今後の調査と対応などについて聞きましたが、「法律違反に、隠ぺい工作。文科省に道徳を語る資格があるのかが問われている」と指摘しました。
夜は東京広島県人会の70周年記念新春懇親パーティーに出席しました。大盛会で、高校の同窓会の皆さんとも会えました。
舞台ではリオ五輪水泳金メダリストの金藤理絵さんやカープの緒方監督、アニメ映画「この世界の片隅で」の主演声優の、のんさんらが挨拶。会場は「広島愛」で溢れました。
延長国会の会期末の今日。悪法採決や内閣不信任案を巡っての長い攻防となりました。朝8:00過ぎからの会議で情勢を報告し対応を協議。悪法廃案に全力を挙げつつ、今国会での安倍政権全体の強権・暴走政治に野党四党て共同して不信任を突きつけることが重要です。
10:00からは各委員会での会期末処理が行われました。11:30から本会議が始まる予定だしたが、民進党が伊達議長不信任案を提出したため、13:10からの開会となりました。冒頭、同不信任案が議題に。わが党も賛成票を投じましたが、反対多数で否決。
続いてお年金カット法案の討論・採決。倉林議員が怒りの反対討論に立ちました。その途中に民進党が総理問責決議案を提出。その取扱い協議のために本会議が休憩となりました。その後、自民、民進間の国対協議や議運理事会の協議が断続的に行われましたが、結局、与党、維新は本会議上程を拒否。
私は急遽、賛成討論を準備しました。沖縄でのオスプレイ墜落事故の問題も盛りこんで原稿を大急ぎでつくりましたが、本会議の議題にならず、「幻の討論」となりました。残念。
18:10から本会議再開。カジノ推進法案の討論、採決が行われ、わが党から大門議員が反対討論。「明治42年の競馬法は衆議院通過したが、社会的悪影響を懸念した貴族院では見事、否決。良識の府参議院ならば、数々の懸念が示され国民多数も反対しているカジノ解禁法案は廃案にするべき」の下りに大きな拍手。
自民、維新の賛成討論には全く説得力なし。採決では公明党の山口代表も反対。同党は衆院では井上幹事長も反対。与党の党首・幹事長が反対するようなものを無理やり審議入りして採決するなど議員立法としてあまりにも異常です。
与党・維新などの賛成多数で修正議決。その後、請願採択や閉会中審査の手続きなど会期末処理をして本会議は休憩に。カジノ法案は修正議決したため衆院に回付されることとなりました。
本会議終了直後に衆院の控室で議員団総会。志位委員長からの発言の後、全体でガンバローを三唱して決意を固め合いました。その後、在沖米軍トップの、オスプレイ事故に関しての「住宅上空を飛ばなかった沖縄県民は感謝せよ」という発言のニュースを聞き、激しい怒りを感じました。
衆院本会議は22時に開会。開会前の代議士会に私も参加し、議員団を送り出しました。まず、17日までの会期延長を議決。池内議員が反対討論に立ちました。その後、内閣不信任案の質疑。穀田国対委員長が賛成討論。
延会手続きを挟んで0時過ぎに再開。修正されたカジノ推進法案が議題となり、島津議員が反対討論。与党・維新の賛成多数で成立させられたのは1時でした。
それにしてもカジノ法案のために国会を再延長し、深夜の議決。安倍政権の強権・暴走の異常さを象徴する姿となりました。怒、怒、怒です。
午前中の本会議で年金カット法案の審議入り。日本共産党から田村議員が質問に立ちました。総理の答弁相変わらず、まともな論拠も示さず「ご指摘はあたりません」の連発。
国会審議をとことん軽視する姿勢は、昼過ぎの衆院内閣委員会でのカジノ法案の強行採決にも表れました。ほとんど審議もせず、国民多数の反対もマスコミの厳しい指摘も無視し、公明党が賛否をきめられないままに自民と維新で採決を強行。怒、怒、怒。
午後には、新潟等で被害がでている鳥インフルエンザへについて藤野保史、武田良介両議員の事務所とともに、農水省、環境省からレクを受けました。
発生農場での殺処分や周辺区域への防疫措置、被害拡大防止のための野鳥の監視強化、農家や関連企業への手当や融資など聞き取り。万全の対応を求めました。
夕方の新幹線で京都へ。
午前中の本会議で昨日衆院で採決が強行されたTPP協定批准案と関連法案の趣旨説明質疑が行われました。日本共産党から紙議員が登壇。TPP離脱を表明したトランプ氏が米大統領に当選したもとで、政府のこれまでの言い分に照らしても審議を進める前提が崩れたと指摘。
アメリカ国民のなかでTPP反対の世論が広がった背景にはこの間、「自由貿易」の名の下に多国籍企業の利益を優先し、国民の暮らしをこわされてきたことへの国際的な国民の闘いがあることを指摘。安倍総理のいう「自由貿易か保護主義か」でなく、多国籍企業の利益か国民の暮らしかが問われていると鋭く迫りました。
安倍総理はクリントン勝利を前提にアベノミクスがことごとく破たんしているもとでTPPを成長戦略の前面に押し出そうとしていた目論見がはずれたため、本会議では終始不機嫌。とりわけ紙さんの質問よほど痛かったのでしょう、質問者の方に顔も向けず、答弁書を棒読みするだけ。質疑が終わると、通常行う一礼もせずに足早にの議場を出ていってしまいました。ある意味、分かりやすい人です。
午後に、京都の私大教連の代表と橘大学の学生さんが、私学助成の拡充による私大学費の引き下げと給付制奨学金の実現を求めて要請に来られ、懇談。その後、外務省からモザンビークでODAとして行われているプロサバンナ事業についてレクを受けました。
夜の新幹線で京都へ。
朝の国対会議の後、11時から女性週刊誌による南スーダンPKOについて取材。女性誌らしく、家族の心配などに焦点を当て、青森にも行って取材をされているようです。来週号掲載とのこと。
13時からと14時からTPP論戦の打ち合わせ二ラウンド。議員会館に戻り、石川県医労連の皆さんから医療・介護で要請を受け、懇談しました。民医労の方と共に、医療機関で働く介護福祉士にも処遇改善をと松原病院労組の女性組合員も来てくださいました。
16時から参院本会議場でナバラザエフ・カザフスタンの大統領の国会演説。25年前に旧ソ連から独立し、450回以上の核実験が行われてきたセミパラチンスクの核実験場を廃止したが、今も周辺に住む多くの人たちが健康被害に苦しんでいることを語り、核なき世界を訴えられました。大きな拍手を送りました。
その後、各地の高裁の一票の格差訴訟の判決をうけ、参院選挙制度の問題で全国紙からの取材でした。