10時から選挙制度協議会。参院選に一票の格差に関する26日の最高裁判決の報告を受け、選挙制度改革についての協議会としての報告書案について議論。判決に関する今日の議論も盛り込むことなど確認し、選挙後に再度開催することになりました。
その後、災害対策特別委員会で質問に立ちました。長野県北部の白馬村、小谷村の震災調査を踏まえ、豪雪、過疎・高齢化、観光依存という地域の特性を踏まえた迅速で手厚い国の支援を要求。当面の住まいの確保と住宅再建の支援については「近隣の公営住宅に加え、民間賃貸住宅や別荘の借り上げなど幅広く検討」との答弁がありました。
東日本大震災の後、憲法審査会で、自民党などが「衆院解散中に大災害が起きたら対応不能。緊急事態条項がない憲法は欠陥だ」との主張。私は、「参院の緊急集会が規定されており二院制で対応できる」と反論しました。今回、衆院解散中に参院災害特を開催してきちんと対応したことは、「欠陥憲法」論の破たんを示しました。
終了後、選挙本番中の活動について打ち合わせ。その最中に、広報部からBS討論会へ出演依頼などが入ってきます。明日の演説会のために空路、高松市へ移動。
8:30から国対会議。10時から本会議。採決だけで短い本会議でした。
昼休みには日本医労連の院内集会で挨拶。「解散総選挙の流れが大きくなり、労働者派遣法は廃案が確実な状況。解散になれば、社会保障の自然増まで削減しようという安倍政権の暴走にストップをかけるチャンス。社会保障予算拡充へ政治の流れかえる審判下そう!」 と訴えました。
午後から原子力問題特別委員会。私は、再稼働と使用済み核燃料問題を取り上げました。 夜は広島一中・国泰寺高校の同窓会「鯉城東京同窓会」の例会である二水会。。「本当に解散あるの?」と質問攻め。「証券九条の会」で毎週金曜日の官邸前行動に参加されている先輩など、たくさんの皆さんから激励をいただきました。最後は応援団OBとして応援歌とエール。大声出して、スッキリ。
京都の自宅を朝出て、伊丹から熊本空港へ。山鹿市での日本共産党演説会の会場は「八千代座」です。明治43年に建設され、国の重要文化財に指定されている由緒ある芝居小屋。全国的支援による大修復、復元が昨年終わりました。
熊本北部の中間、一斉地方選の候補者紹介の後、花道を通って舞台へ。こんな機会はめったにないので、にわか仕込みの歌舞伎の口上をやっちゃいました。
「とざい、東西~。本日、日本共産党の演説会を催しましたところ、かくもにぎにぎしく皆様ご参加下され、篤く御礼申し上げ奉りまする。日本共産党の各候補へのご支援、隅からすみまで、ずずずい~と、おん願い申し上げ奉りまする」。気持ちいい。
50分の演説で日本共産党の躍進を訴えました。終了後、伊丹に戻り、高速バスで舞鶴市へ。明日の市議選告示に備えます。
朝東京を出て秋も深まる長野県飯山市へ。11/9告示の市議選勝利へ三カ所で街頭演説会。どこでもたくさん集まってくださいました。写真は左から小林きみじ、渡辺みち子、竹井まさしさん(いずれも現職)。全員勝利を! と訴えました。
同市は、島崎藤村の小説「破戒」の舞台。街宣の後、主人公が下宿していた蓮華寺のモデルとなった真宗寺を訪問しました。「破戒」の冒頭が刻まれた碑がありました。中学生の時に読んだこの本。社会問題に興味を持つきっかけの一つです。
今日から二日ずつ衆参予算委員会で全閣僚出席の基本的質疑。今日は衆院で自民、民主が質問に立ち、日本共産党からは6日に衆院で赤嶺議員、8日に参院で大門議員が質問に立ちます。
朝の国対の後、テレビで質問を見ながら、資料整理などデスクワーク。午後には、京大総長に一日に就任された、ゴリラ研究の第一人者である山極寿一教授が議員会館に挨拶に来て下さいました。
国の方針である、学長選挙廃止を持ち込むことに対して教職員が「大学の自治」を掲げて反対する中で選ばれたのが山極先生です。総長に選ばれた後の7月31日付の「赤旗」の「黙ってはいられない」欄に登場し「戦争しないゴリラに学べ」と語ってくださいました。
お祝いを申し上げ、ゆっくり懇談する機会を作っていただけるようお願いしました。
これを機に山極先生の就任会見をネットで見ました。上からの押し付けではなく、「自由の学風」が強調され、標語の一つには「女性が輝く、希望に満ちた環境造り」というものも。女性を「活用」するという安倍総理とは大違い。京大の新しい発展に期待しています!
夕方の新幹線で京都へ。
閉会中は、団会議が行われる火曜日は国会日程が詰め込みになります。今日も午前中から、愛知県の新日鉄住金の連続事故について経産省からの説明、臨時国会に向けての論戦会議、土砂災害についてのレク、国会対策委員会、議員団会議、リニア問題の国交省申し入れ、モロッコ参院議長一行の参院議長主催の歓迎夕食会と続きました。
日本共産党国会議員団・リニア中央新幹線問題プロジェクトチームの国土交通大臣宛て申し入れは、この間の調査活動を踏まえ 、「リニア中央新幹線による大規模で深刻な環境破壊は許されないーー環境問題を置き去りにしたJR東海の工事実施計画を認可しないことを求めるーー」と題するもの。
穀田、佐々木、宮本各衆院議員、田村、倉林、吉良各参院議員と私が参加し、西村明弘国土交通副大臣が対応しました。
夜のモロッコ参院議長歓迎夕食会には仁比議員と共に出席。隣の席のモハメッド・ダイダ議員に被爆二世だと自己紹介すると「広島・長崎のことはみんな知っている。人類に対しての米国の大きな過ちだ」とスバリ。話が弾みました。
そこで、前から疑問だったことを聞いてみました。あの名作映画カサブランカについて、ナチスドイツにレジスタンス活動をするフランスを被抑圧者として描いているが、そのフランスはモロッコを植民地にしていたとしてモロッコでは人気がないという話は本当か?
答えは「映画は知っているが見たことがない」。う~ん。私と同い年の議員ですから、理由はともかく、モロッコではあまり人気がないのは事実のようです。
28日は午後から東京へ。議員会館で資料整理など。会期中は様々な課題が同時進行するため、きちんと整理する余裕はありません。臨時国会と一斉地方選に向けて、この間の資料や論戦の整理をこの時期に行うことが土台になります。
夜は、前から見たかった山田洋次監督の「小さいおうち」をDVDで見ました。戦争そのものは画面に出さずに戦争の時代を描いた名作。黒木華さんもとてもいい。亡くなった米倉斉加年さんの最後の出演映画。味わい深い演技を改めてかみしめました。合掌。
29日は午後からハンセン病問題の議員懇談会の会議に塩川議員とともに出席。この間、相次いで亡くなられた谺さん神さんの姿がないのがさびしい。出席者のあいさつでもお二人の名前が何度も出ました。
2015年度以降の国立ハンセン病療養所職員の定員に関する統一交渉団と厚労副大臣の8月15日に結ばれた合意書について経過と内容について議連役員、厚労省からそれぞれ説明がありました。関係者の努力によるものです。
9日は、綾部市議選の応援に入り、街頭演説や事務所開きに参加する予定でしたが、台風接近による暴風雨のために昼過ぎに中止の連絡。心配していた長崎の平和祈念式典は無事開かれました。市長の平和宣言も、被爆者の訴えも素晴らしかった。それに比べて安倍総理のあいさつのひどさ...。
急に時間が空いたので、溜まっていた自宅の資料整理などなど。10日も暴風雨で終日自宅。京都や東海、北信越地域でも様々警報が出されましたが、幸い大きな被害には至りませんでした。
11日は、京都市内のギャラリーかもがわで今日まで開かれていた「第29回 反核-平和のための小品展」に行きました。様々なジャンルの皆さんが平和への思いを込めて作品を持ちより、収益の一部は被爆者カンパや平和の取り組みに使われてきました。
京都市の退職教職員日本共産党後援会総会で講演をしました。折しも昨日は集団的自衛権行使容認の閣議決定がおこなわれました。「教え子を再び戦争に送るな、という戦後の出発点が問われています、閣議決定の撤回を求め、日本共産党の躍進で戦争する国への暴走にストップを」と訴えました。
いっせい地方選挙とそれまでの中間選挙で立候補予定の退職教職員の皆さんは、現時点では、本庄孝夫(府会・元)、赤坂仁(京都市会、前)、渡辺俊三(宇治市議会、現)、三上泉(亀岡市議会、新)、酒井弘一(木津川市議会、現)、宮嶋良三(木津川市議会、前)の6氏です。全員の勝利を!
会場でいただいた折り紙の馬。見事ですね。
14時からネット同時中継で躍進月間成功にむけた全国決起集会が開かれましたが、後援会集会と同時刻だったので、録画で山下書記局長の報告を視聴しました。がんばろう!
外交防衛委員会で、意匠(デザイン)権の複数国への国際登録が一度の手続きで可能になる「意匠登録ジュネーブ改正協定」の質問に立ち、知的財産権について中小企業への支援強化を要求。特許庁からも前向きの答弁がありました。
私は、日本の中小企業にはデザイン力があっても人的体制や資金力が弱いため、国際登録を促進するた目の支援が必要だと強調。▽外国への知的財産権の出願費用の半額を助成する「中小企業外国出願支援事業」を本協定に基づく国際意匠登録に適用すること▽海外での模造品などの意匠権侵害対策費の助成を行う「中小企業海外侵害対策支援事業」」の対象に訴訟費用も加えることを求めました。
特許庁の中尾泰久総務部長は、中小企業支援の必要性を認め、いずれも「検討する」と前向きの答弁でした。
また、本協定加盟により英文での国際意匠登録申請が増えることに伴う人的体制の強化を要求。英語研修の強化とともに「必要であれば、人員体制の強化を検討する」との答弁がありました。
委員会終了後、全国B型肝炎訴訟大阪原告団・弁護団の皆さんが来訪。「肝硬変・肝がん患者の療養支援の推進を求める」請願署名を受け取り懇談しました。原告団の大狼副代表は街頭署名活動ですっかり日焼けされています。その思いを受け止め、実現にがんばるとお約束しました。
その後は、明後日の外交防衛委員会の一般質問で、集団的自衛権問題を質問するための準備。