「学費の公私間格差の是正を求める 私学助成全国署名集約院内集会」にしました。会場は全国から参加した高校生、父母、教師の皆さんでいっぱい。与野党から国会議員が参加し、それぞれ挨拶。
私は昨日の「朝日」の天声人語を引用しました。
「いかにも愚問であった。北欧フィンランドで大企業を辞めて会社を起こした人への取材中。子どもが10人いるというので、「事業に失敗したら教育費はどうしよう、と心配になりませんか」とたずねた。向こうはきょとんとしている」
というもの。フィンランドでは高校教育は無償であるように世界では教育の無償化は当たり前。「皆さんがもっと教育に支援をというと、政府は『お金がない』というが、日本の教育費の比率は先進国で最低であり「お金がないのではない。使い方の問題です」とのべ、「来年からは皆さんも18才選権を得ます。未来をつくるために、一緒にがんばりましょう」と結びました。
署名運動に取り組んできた高校生からは、「平和とは人の痛みを知ることだとわかりましたとの発言がありました。修学旅行で被爆者の話を聞いたり、誰もが経済的心配なく学べるようにと活動する中でこう思うようになったとのこと。
昨日、日比谷野音で開かれた「高校生戦後70年『未来』プロジェクト」の集会と銀座デモの映像の紹介もありました。頼もしい!
この真摯な訴えにこたえねば。
今日は衆参で議運理事会が開かれ、政府から1月4日に通常国会を召集するとの伝達がありました。仁比議員が、憲法に基づく臨時国会開会要求にこたえないことに抗議し、同時に、開くならば本来臨時国会でやられるはずの総理の所信表明演説をまず行うことを求めました。
京都市北区の尾池画廊でフルイミエコさんの個展「あけくれ」を鑑賞。「日々の生活の些細な出来事。当たり前のように慣れ親しんでいる存在。小さなモノ・コト。 そういうものの間から、生まれてくる感情を紡ぐように絵画制作をしています」というフルイさん。
今回は、猫を描いた作品と、オレンジ色を使った温かくて明るい作品が多いのが印象的でした。6日(日)まで開催中。
夜は、京教組と退職教職員の会主催の「戦争法の廃止をめざす学習会」。関西ではこの問題での講演は初めての長谷部恭男早大教授の「集団的自衛は違憲」という明解な話、質問への丁寧な回答に会場からあふれた参加者も勇気百倍でした。私も、国民連合政府の実現へ連帯の挨拶をしました。
国立大学協会の山本健慈専務理事、木谷雅人常務理事ら役員の皆さんと日本共産党国会議員団との懇談に出席。安倍政権が踏み出そうとしている国立大学予算の削減と学費大幅値上げが、学問研究や教育を受ける権利に深刻な影響を与えることを改めて痛感しました。
その後、議員団会議。各地での戦争法廃止の国民連合政府実現への報告や懇談の内容を交流。期待の広がりや市民団体がさまざまな独自の努力をされていること、疑問に対しこたえている内容などなど。がんばりどきです。
今週号の『週刊朝日』で「自衛官リクルート大作戦」の記事。安保法制等の影響による自衛官志望者が減少を取り上げ、自治体への名簿提供要求についての私の質問や、新入社員を自衛隊研修させるプランについての辰巳議員の質問も触れています。
2015年憲法講座(11月8日)で行った国会報告「世論と運動広げ戦争法廃止の展望を切り開こう 」【月刊憲法運動12 月号】を当ホームページにアップしました。
京都市美術館の『フェルメールとレンブラント』展の鑑賞へ妻と共に。大好きなフェルメールですが、30数点しか残っていません。日本に来れば必ず見に行き、ワシントン、ベルリンでも鑑賞。今回の「窓辺で水差しを持つ女」で12作目の対面です。
夜は兵庫県伊丹市で「日本共産党を語る集い」。金田みねお参院選挙区候補とともに、国民連合政府や日本共産党が今果たしてる役割などお話ししました。終了後に入党のお誘いにも参加しました。
党本部で午後から開かれた日本共産党文化後援会の例会で「戦争法の危険なねらいと国民連合政府」と題して講演しました。40分と聞いていたのに、会場に着くと90分と言われ、エー! です。でも、丁寧にお話したら5分オーバーしてしまいました。言いたいことがありすぎます。
例会の冒頭では恒例の会員によるパフォーマンス。今回は四人の詩人の方々がそれぞれの作品を朗読されました。終了後、京都へ。
今日、投開票の福島県議選で日本共産党は、前回三議席から躍進した五議席を引き続き獲得。会津若松市は大きく票を伸ばしましたが及びませんでした。自民党は二議席減らし、過半数を確保できずという結果でした。
大学の後輩である長谷部県議の病気入院による告示直前の候補者交代となったいわき市には二度応援に入りましたが、宮川、吉田両氏が当選。よかった! 長谷部さんも安心して治療に専念できることでしょう。がんばれ!
さて、先日、渋谷で上映中の「シネマの天使」を見ました。監督・脚本の時川英之さんは母校広島国泰寺高校の後輩。122年の歴史を閉じた広島県福山市の実在の老舗映画館を舞台に、映画を愛する人々の思いが溢れる作品。涙がでました。
「映画だけでなく、映画館が好きだったんだ」「やっぱり映画は映画館で見なくっちゃ!」というセリフにも納得です。全国で公開中。ぜひご覧あれ。
公式サイトはこちら。http://cinemaangel.jp/
見終わった後、丸ビルの「鎌倉シャツ」でネクタイを購入。こちらは、高校の先輩が経営されています。母校愛に浸った日でした。
国会最終盤に入り、政府・与党の強行姿勢が際立った一日となりました。厚生労働委員会では労働者派遣法の予定の質疑が昼過ぎに終わった時に、自民党が突然、修正案の提案。野党が抗議するなかで休憩に。
その後、与野党協議が続けられ、結局、施行日などの微修正と付帯決議をつけて採決が行われました。日本共産党は廃案にすべきだとして採決反対を貫きました。
一方、安保特は参考人質疑。大森・元内閣法制局長官、伊藤真弁護士ら四人の参考人。私が質問に立ち、大森、伊藤両参考人から法案の違憲性など明確に語られました。
開会前の理事会で自民が突然、15日の公聴会を提案。野党は「地方公聴会等を行ってから」と主張したにも関わらず、委員会終了時に、抗議の中、公聴会の開催を議決しました。公聴会を採決の通過儀礼としか考えない国民無視のやり方です。終了後、野党の理事・オブザーバーで抗議の記者会見を行いました。
同理事会で、仁比議員が示した統幕長の訪米記録について、防衛省から「記録はあるが、示された資料と同一のものはない」と報告がありました。「一次一句同じものはない」とマスコミで防衛省幹部が語っていることを示し、「どこがどう違うのか」とただすと、「資料全体を明らかにすることになり外交上できない」との答え。ほぼ同内容の資料の存在を事実上認めました。
そうであれば統幕長を国会招致し、直接語ってもらう以外にありません。夕方に記者会見をし、そのことを強調しました。
今日は安保特別委員会の定例日でないため、この間の論戦の整理をしながら次の論戦準備。11時からは沖縄での米軍ヘリ着陸失敗事故について防衛省、外務省からレクを受けました。午後には、維新の党が今日参議院に提出した戦争法案の「対案」を持参されました。
愛知保険医協会の皆さんが「戦争法案の廃案を求める要請」「医療保険制度改革関連法案具体化に当たり、患者負担軽減などを求める請願」を持って来訪。署名を受け取り、しばし懇談。
午前中は京都市西京区内で、大河原としたか参院京都選挙候補とともに「戦争法案許すな」の街頭演説。一緒に四か所で訴えました。宣伝行動に参加された地元の皆さんからは「先週から明らかに反応が大きくなっている」との声。国会論戦を通じて、法案の危険性に危惧をいだく人が増えているのではないでしょうか。
午後からは、京都の現役・退職教職員を中心とした「子ども・青年を戦場に送らない 『戦争立法』を許すなつどい&パレード」で国会情勢報告。会場一杯の850人の熱気で溢れ、教育関係者の「何としても阻止する」との決意がみなぎりました。一緒にパレードにも参加しました。
昨日の三重の学習会もそうでしたが、「何かをしなきゃ」と、行動に参加する人も明らかに広がっていると実感します。
夜は京都府商工団体連合会の60周年記念祝賀会。倉橋明子議員、大河原さんと一緒に参加し、代表して挨拶。ここでも、「平和でこそ商売繁盛」と戦争阻止がそれぞれの挨拶でこもごも語られました。よし、がんばろうと決意固めながら、東京に向かっています。
京都を昼前に出て、午後から三重県津市での「戦争法案、阻止」学習会で一時間の講演。安保破棄三重県実行委の主催でしたが、椅子を追加するほどの多くの参加者で、「主催者の方が情勢に遅れてました」と挨拶をするほどでした。質問もどんどん出され、「何としても阻止したい」という思いが伝わってきます。さらにファイトがわいてきました。
終了後、京都に戻り、公益社団法人信和会・京都民医連第二中央病院の60周年祝賀会に出席。倉橋参院議員とご一緒でした。我が地元の頼りになる病院。公私ともに本当にお世話になっています。懐かしい皆さんともたくさんお会いできました。