午前中は外交防衛委員会で障害者権利条約に関する参考人質疑。東大客員研究員の川島聡氏、DPI日本会議事務局長の尾上浩二氏、全日本手をつなぐ育成会理事長の久保厚子氏、JDF幹事会議長の藤井克徳氏の意見陳述を受けて質疑しました。
現場から、様々な課題が提起され大変有意義でした。私は、社会保障改革推進法で、自助、共助が強調されていることについてご意見を伺いました。それぞれから「公助の強化なしに自助・自立はない」と共通のご意見でした。
午前中に参院野党国対委員長会談を開き秘密保護法の対応等について議論。みんな、維新という修正合意の会派を含めて、参院での徹底審議を求めることで一致し、午後に共同で記者会見をしました。
NSC特別委与党と委員長の乱暴でルール無視の運営をめぐって紛糾。大幅に遅れて始まり、しばしば中断しました。
私は、核密約について、米国立公文書館で公開された文書を示しても、歴代首相や外相が「存在しない」と答弁してきたが、民主党政権時代に外務省内で発見されたことを質問。数々の密約を交わしながら虚偽答弁してきた自民党が国民に秘密の保護などいう資格なしと追及しました。
詳しくは「赤旗」の記事で。http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-11-30/2013113003_01_0.html
午前中の衆院NSC特別委で秘密保護法案の強行採決が行われました。総理出席の2時間の質疑が与野党合意のないまま設定され、11時過ぎに予定の質疑が終了したところで、いきなり質疑打ち切り動議が自民党から提案がありました。
それから野次と怒号のなか、採決が強行されました。修正合意していた維新も、審議が作れされていないとして退席するという異例の事態となりました。
12時から議員会館前での抗議集会に参加し挨拶。13時から外交防衛委員会で障害者権利条約の趣旨説明。終了後すぐに参院議員会館前での全教の皆さんの高校授業料無償制度の改悪反対、教育予算の拡充を求める座り込みを激励。
衆院では、13時にセットされていた本会議が、秘密保護法の緊急上程をめぐって議運の協議が続き、結局18:45からの開会にまで伸びました。19時から官邸前での抗議集会に参加して挨拶。部屋に戻り、衆院本会議の様子を院内テレビで見ながら論戦準備。22時前まで議員会館で仕事になりました。
明日は参院本会議で秘密保護法の趣旨説明・質疑が行われ、仁比議員が質問に登壇。私もNSC設置法の討論で登壇します。
午前中の外交防衛委員会で自衛隊法改正案の質疑採決があり、私は質問に立つとともに反対討論を行いました。 アルジェリアで邦人が犠牲になった事件を受け、海外での緊急事態で自衛隊が邦人輸送をする際に、従来の船舶や飛行機に加え、車両も可能にすることなどが内容です。
国の玄関である空港や港湾と違い、領土内を武装した軍隊が行動することは主権国家として容易に受け入れられるものではありません。政府は受け入れ国の同意が必要としていますが、内乱状態の国などでは第三国の軍隊が入ること自体が...敵対行為とみなされて攻撃の対象となり、帰って邦人を危険にさらすことになります。
政府は法人輸送の時に携行する武器について、車両輸送の場合はより危険が高いことなどから見直すしていますが、それは閣議決定で行われ、国会は白紙委任することになります。
大災害や事件があれば、それを機にとにかく自衛隊を出そうとするやり方も、携行する武器について白紙委任することも許せません。
14:30から原子力特別委の理事懇。来週20日に原子量規制委員会の田中委員長から活動報告をうけ質疑を行うことを決めました。その後、全教の皆さんの「I LOVE 憲法』メッセージ集を国会議員に届ける行動の意志統一集会であいさつしました。
夕方には、ジブチに海賊対処活動のために作られた自衛隊基地についてのレク。来週予想される質問の準備で21過ぎまで議員会館で仕事でした。
予算委員会も終わり、参院の各委員会が動き始めました。今日は外交防衛委員会で外務、防衛両大臣の所信的あいさつを聞き、原子力問題特別委員会では初の理事懇で今後の委員会運営について協議しました。
原子力特について各野党からは、衆院より大幅に設置が遅れ、汚染水問題など発生しているなかで早く委員会を開き、審議をすべきとの意見が相次ぎました。与党も開催の必要性は認めましたので、早期の開催を強く求めていきます。
12時からは共謀罪に反対する日弁連主催の院内集会に参加し「共謀罪も秘...密保護法案も根は一つ。国民を監視し、目も耳もふさぎ戦争する国造りをすすめるもの」と挨拶。その後、京都から二つの訪問を受けました。
一つは京滋地区の私大教連の皆さん。私学助成の拡充や授業料負担の軽減を求める請願署名への協力の要請に大学職員と学生の三人がこられ、実態をお聞きしながら懇談。
もう一つは、北山ただお市議をはじめとした京都市山科区の後援会の皆さん。11/10の恒例の後援会行事「もみじまつり」成功に向けての国会見学ツアーの一行です。党本部で市田さんと会い、国会では穀田、倉林両議員と私がそろって懇談し、記念撮影をしました。 全国から見学ツアー大歓迎です!
さて、今日の「読売」の記事。静岡県教育委員会が28日、学力テストの結果を受けて話し合った際、委員長は民間企業に例え、「業界最下位の会社に来年はない。立て直すために、法律違反にならない限りは何でもやらないといけない」と危機感を露わにした、とのこと。これが教育者の語る言葉でしょうか。
学力テストがもたらすのは教育とは無縁な競争。教育を語れない教育委員会にしてしまい、学校を学校でなくしてしまいます。
衆院でNSC法案の審議入りした今日、秘密保護法案が閣議決定されました。アメリカとともに戦争する国づくりのための2つの法案。衆院本会議では赤嶺議員がその本質を明らかにして厳しく迫りました。なんとしても廃案に!
今日は8:30から参院議員団の会議。9:30から国対。その後、デスクワークや打ち合わせ。13:00から日本サッカー協会の小倉純二名誉会長の叙勲を祝う会。14:00から参院選挙制度協議会。
15:00過ぎにやっと昼食。16:00にはきょうされんの藤井さんに来ていただき、今国会で外交防衛委員会で審議が行われる障害者権利条約の経緯や課題についてお話を伺いました。
18:00の新幹線で京都へ。もう少し遅い便だと、台風で停止したようです。伊豆大島をはじめ被害が心配です。
参院予算委2日目。午後から小池晃議員が三年余ぶりに質問に立ちました。余裕しゃくしゃくで答弁していた総理をはじめ閣僚席に緊張が走り、委員会室全体もぐっと引き締まりました。
具体的で説得力のある資料を示しながら迫る一方、ブラック企業対策や内部留保を活用した賃上げなど積極的提案を突きつけた質問。総理は、「国会で笠井さんや大門さんにいわれて経済界に賃上げを要請した」とのべ、内部留保の活用について「私からも(経済界に)お願いさせていただく」と答弁。
さらに、カフェ・ベローチェでの雇止めの実態を示して、「働く人を『鮮度』が落ちたと切り捨てる社会でいいのか」との追及に、「そういう社会でいいと思わない」と答弁。いずれも重要な答弁。口だけでなく、実行が問われています。
安倍内閣の暴走に対する国民的反撃が広がっています。朝の国対の後、秘密保護法案についての、超党派議員と市民による政府レク。先日に続いて、質疑応答が行われましたが、納得のいかない答えばかりです。
社会保障の拡充や 消費税増税中止を要請する来訪者が相次いだ一日になりました。朝から、富山医労連の大浦委員長、愛知県消費者団体連絡会の中村さん、愛知県保険医協会の松森理事、京都民医労の阿部副委員長を初めとしたみなさん。
富山の皆さんとは直接話できませんでしたが、それ...ぞれから要望書をいただき、現場の実態や国会情勢について懇談しました。
全国の私学の皆さんの「公私間格差の是正と就学支援金制度の拡充を求める院内集会も開かれ、与野党から多数の議員が参加。主催者から、政府が私学の就学支援金制度に所得制限を導入しようとしていることに疑問の声が出されたのに対し、自民党議員からは反論や言い訳のあいさつ。
それに対し、日本共産党をはじめ野党議員から「無償化の理念壊すもの」「税金の使い方がおかしい」などなど反論。さながら政党討論会のようになりました。
全国生活と健康を守る会の皆さんが、生活保護基準削減の撤廃を求める要望書を持って来訪。実情をお聞きしながら懇談しました。連日、議員会館前でのすわりこみを続けておられます。
朝の国対の後、ダンス文化推進議員連盟で、六本木商店街の皆さんとと「クラブカルチャーを守る会」の皆さんからそれぞれヒアリング。商店街からは「問題は朝帰りの酔客。クラブだけではない」との発言。クラブ側からはトラブル防止への自主規制の紹介がありました。
接点が見えてきました。騒音や酔客は業種を問わず解決すべきものであり、クラブ側ではその努力が進められています。現行のような風営法によるダンス規制の必要はないとの思いを深めました。
その後、安保法制懇等の議論の状況について内閣府からレク。国家安全保障戦略の策定や集団的自衛権行使へ重大な議論が行われています。
今日は参院予算委員会一日目。午後は、民主、自民の質問をテレビで見デスクワーク。今朝の「毎日」は、昨日の衆院予算委での、総理を守って時間稼ぎ答弁に立つ茂木大臣に対し、「そういうのを完全ブロックという」と批判した笠井議員の追及を見出しています。
さらに記事は、民主党は好意的」という政府高官のコメントを紹介して論戦が低調だとのべ、「政府・与党から『自共対決国会』の声が出始めた。」と結んでいます。本格的に「自共対決国会」へ。
午後から、名古屋市内のテレビ愛知で、「激論!コロシアム」の収録。「中韓に"とやかく"言われないための...靖国論」。ゲストは、藤井裕久、潮匡人、天木直人、井上和彦、金慶珠の皆さんと私、MCf石原良純さん、司会は堀潤さんと春香スリスチーンさん。
私は、靖国神社が、戦前は国民を侵略戦争に駆り立て、現在はあの戦争は正しかったとの宣伝センターの役割を持っていると指摘。総理の参拝は、この靖国史観に国のお墨付きを与えるものであり、国会議員の集団参拝が追悼よりも、靖国史観を支持する政治的デモ行進とも言うべきものと強調しました。
さて本番が始まり、私の最初の発言の時になんと鼻血が出てしまいました。 私は鼻の中の皮膚が薄く、子どものころからよく鼻血を出していました。今でも年に数回あります。一度出るとしばらくの間は出やすくなります。一昨日の夜に出たので、悪い予感がしていたのですが、なんと本番の発言中という最悪のタイミング!
収録を中断し、結局30分以上、みなさんを待たせることになってしまいました。お忙しいみなさんばかりなのに、本当に申し訳ないことで...した。収録に入ると靖国問題がテーマだけに「靖国史観」を全面支持する出演者との激しいやり取りもありました。また、鼻血が出ないかと心配もありましたが、そんなことでひるむわけにもいきません。なんとか、無事収録が終わりました。
血が止まるまで待って下さった出演者、局の皆さんや止血への協力や替えの上着やネクタイを用意をしてくださったスタッフの皆さんに感謝、感謝です。放映は今日の19:30からで愛知周辺で。夜に伊勢市のホテルに入ったら、放映していて最後だけ見ることができました。
終了後、党愛知県委員会。先日、新しい事務所が完成したばかり。館内を案内してもらいました。広くて、きれいで、素晴らしい!
応接室で愛知高等学校教職員組合の皆さんから「学校現業職員の身分の法制化を求める請願署名」の紹介議員の要請を受けました。「子どもと学校の安全・安心のために、どの学校にも正規の現業職員が必要です」というもの。実態について具体的なお話しをお聞きし、懇談しました。
終了後、明日告示の市議選応援のために三重県伊勢市へ。
京都を朝出て、名古屋市の中部電力本社へ。静岡、愛知、岐阜、三重の東海4県の党の代表らとともに浜岡原発の再稼働中止、廃炉を求める申し入れをしました。中電は先日、浜岡原発の再稼働に向け安全審査を申請する方針を表明したところ。参加者は住民の不安の声も紹介しながら、廃炉にするよう強く求めました
終了後、東京へ。14時から参院選挙制度協議会。一票の格差をめぐる最高裁判決の変遷や参院選挙制度改革の経緯について事務局から報告を受け、各党代表と議論。週一回のペースで協議することになります。
15時から、「セーフティネット支援対策等事業補助金」の削減の撤回を厚労省に要請。厚労省は、刑務所出所者等の社会復帰支援の事業等の補助金を予算不足を理由に年度途中に3割削減する通知を9/11に出し、地方自治体では事業が継続できないと大問題になってきました。
この問題を長野県議会で取り上げた、和田議員をはじめ、小林、藤岡各県議と共に長野県での深刻な影響を示しながら削減撤回を要請。席上、厚労省からはこの通知を事実上撤回し、従来通り事業を継続できるよう追加予算の確保を検討している旨の通知を出し直したと明らかにしました。
この通知には、「民間団体等が実施している事業につきましては、利用者への必要なサービスが途切れることがないよう事業を継続して実施していただきますようお願い申しげます」とされています。県議団の皆さんも、事業の打ち切りを懸念されていた民間団体の皆さんにさっそく報告したいと語っておられました。良かった。
二期目の任期中最後の通常国会が終了。最後までドラマがありました。今朝までは、成立必至だった生活保護改悪法案が、問責決議が先に成立したことから廃案に。夕方に京都に戻り、緊急国会報告の街頭演説を行いました。
朝までは、法案の採決後に総理問責の採決という順番となる流れでしたが、取り扱いをめぐってずれ込み、10時から開かれるはずの参院本会議が開かれたのは11:15、総理問責決議案は結局、本会議で議長不信任に続いて採決が行われることに。
「閣法成立最優先」の立場の民主も、憲法違反の国会出席拒否をした総理への問責に反対するわけにはいきません。野党の賛成で可決し、それ以降の各委員会は開かれないことに!生活保護改悪法案は廃案が決まりました。
直後に、最後の公開議員団総会。参院の改選議員三人―山下さん、紙さん、私がそれぞれ挨拶。三人全員が必ず戻ってくのはもちろん、いっそう人数を増やして戻ってくると決意を表明しました。決意表明は動画でアップしてるのでご覧ください。
その後、国会を出て、京都駅前で国会報告街頭演説会。穀田衆院議員、倉林選挙区候補とともに弁士に。総理問責の可決と生保改悪案の廃案は、自公の横暴と三党合意による社会保障削減の両方に国民世論が待ったをかけたものと強調。雨中、沢山の皆さんが聞いてくださいました。
さあ、安倍政権と対決し、対案を提案する日本共産党の躍進を!