午前中は本会議。冒頭、亡くなられた町村前衆院議長に弔詞を捧げました。学校教育法改正案の質疑等が行われました。その後、倫理選挙特別委員会。18歳選挙選実現の法案について趣旨説明を受けました。10日に参考人質疑、15日に質疑を行います。
13時から法務局の登記簿の証明業務で働く労働者の民亊法務労組の皆さんらと懇談。14時から防衛省が新たに設けた大学等の研究機関への基金についてレクを受けました。
16時から赤嶺議員の安保特での質問を院内テレビで傍聴。15時からは仁比議員とともに自由法曹団の皆さんと戦争法論戦での意見交換。
外交防衛委員会で質問。戦争法案による自衛隊の海外活動の拡大が、海外でのNGOの活動のリスクを増すことを追及しました。
海外でのNGOからは戦争法案により、NGOの人道支援活動などが軍事行動と一体とみなされ、活動に困難や棄権をもたらすという批判の声が上がっています。中谷防衛相が衆院で「自衛隊が近くにいることによって危険が増すケースもある」と答弁したことを示し、国民にきちんと説明するべきだと質問。
中谷大臣は「確かにNGOからみてそういう点はあろうかと思う。近くにNGOが活動している際は、迷惑をかけないよう調整・配慮しながらやっていく」と答弁。自衛隊の海外活動の拡大がNGOの「迷惑」になることを認めました。NGOの皆さんをはじめとした日本の国際的な平和活動を困難にし危険にさら戦争法案は廃案にする以外ありません。
「保険でよい歯科医療を」求める国会行動が取り組まれ、京都歯科保険医協会、愛知保険協会の皆さんが来訪。愛知の皆さん来訪時は席を外していてお話できませんでしたが、京都の秋山副会長さんらとは歯科医療をめぐる状況や要望についてお話を聞くことができました。
夜は党本部で、生放送「とことん共産党」終了。戦争法案について小池晃議員、朝岡昌子さんと一緒にトークしました。日本共産党のHPから録画でもご覧いただけます。
この放送でも小池さんが紹介したのが、衆院憲法審査会で与党推薦の長谷部恭男・東大教授も含め、三人の参考人全員が「安保法制は違憲」と述べたこと。与党が人選を誤ったとの話もありますが、長谷部氏は秘密保護法に賛成した方。要するに、自民党御用達のごく一部の学者以外は、安保法制は違憲というのは憲法学者の常識ということです。
午前中は本会議。地方創生関係法案に対して日本共産党から吉良佳子議員が質問に立ちました。15時からは国賓として来日中のアキノ・フィリピン大統領の演説を参院本会議場で聞きました。
終了後の倫理選挙特別委員会の理事懇談会。衆院から送付されてくる18歳選挙権の法案の取り扱いについて協議。来年の参院選挙には18歳の皆さんが新たに投票ができそうです。
間の時間は明日の外防委の質問準備。ISによる日本人拘束・殺害事件に対する政府の対応についての検証報告書等について質問します。夕方には通告。
18時からノーモア・ヒバクシャ訴訟と原爆症制度の抜本改正について被爆者の皆さんと日本共産党国会議員団との懇談。受け取ったの要請書には、「今年は被爆70年になります。あの地獄から生き残った被爆者は、「ふたたび被爆者をつくらせないために」という合い言葉のもと、報復を求めず、核兵器を地球上からなくすことを求めてたたかい続けています」とあります。
被爆二世として頑張りぬきます。
外防委で-防衛省設置法改正案の質疑に立ちました。改正により、防衛装備庁が新設されます。私は大きな権限を持つ組織をつくるならば、防衛調達で繰り返されてきた官製談合など不祥事の温床となっている、天下りを通じた自衛隊と防衛産業の癒着体質にメスを入れるべきと追及。
防衛省は、受注上位十社には昨年64人が天下りしている答弁。三菱重工には毎年20人代が天下り。不祥事で一年間天下りを中止した三菱電機、川崎重工も翌年には例年以上の天下りを受け入れるなど、事実上の「天下り枠」があることが浮き彫りになりました。
さらに私は、防衛省の受注上位10社から自民党への政治献金が、野党時代の8110万円から与党復帰後1億5070万円へと倍化していることを明らかにしました。安倍内閣の武器輸出推進や軍事費増額などへの見返りと思われても仕方ないと指摘。政治がこのような癒着をただすことなしに、天下りの見返りに談合で受注するという癒着体質をただすことはできないと防衛大臣に迫りました。。
明日の外防委員会の質問準備が中心の一日。衆院の安保法制特別委の質疑をNHKで見ながらの作業でした。16時からは穀田議員が質問。集団的自衛権で敵基地攻撃可能になることを指摘し、「新三要件」の無限定差を浮き彫りにしました。
午後には、レッドパージ反対全国センターの皆さんが、特別法の制定を求める請願書を持って来訪。しばしの懇談をしました。がんばります。
午前中は京都市西京区内で、大河原としたか参院京都選挙候補とともに「戦争法案許すな」の街頭演説。一緒に四か所で訴えました。宣伝行動に参加された地元の皆さんからは「先週から明らかに反応が大きくなっている」との声。国会論戦を通じて、法案の危険性に危惧をいだく人が増えているのではないでしょうか。
午後からは、京都の現役・退職教職員を中心とした「子ども・青年を戦場に送らない 『戦争立法』を許すなつどい&パレード」で国会情勢報告。会場一杯の850人の熱気で溢れ、教育関係者の「何としても阻止する」との決意がみなぎりました。一緒にパレードにも参加しました。
昨日の三重の学習会もそうでしたが、「何かをしなきゃ」と、行動に参加する人も明らかに広がっていると実感します。
夜は京都府商工団体連合会の60周年記念祝賀会。倉橋明子議員、大河原さんと一緒に参加し、代表して挨拶。ここでも、「平和でこそ商売繁盛」と戦争阻止がそれぞれの挨拶でこもごも語られました。よし、がんばろうと決意固めながら、東京に向かっています。
京都を昼前に出て、午後から三重県津市での「戦争法案、阻止」学習会で一時間の講演。安保破棄三重県実行委の主催でしたが、椅子を追加するほどの多くの参加者で、「主催者の方が情勢に遅れてました」と挨拶をするほどでした。質問もどんどん出され、「何としても阻止したい」という思いが伝わってきます。さらにファイトがわいてきました。
終了後、京都に戻り、公益社団法人信和会・京都民医連第二中央病院の60周年祝賀会に出席。倉橋参院議員とご一緒でした。我が地元の頼りになる病院。公私ともに本当にお世話になっています。懐かしい皆さんともたくさんお会いできました。
午前中は外交防衛委員会の参考人質疑。防衛省設置法等の一部を改正する法律案の質疑のために、参考人として渡部恒雄(東京財団上席研究員)、佐藤丙午(拓殖大学国際学部・海外事情研究所教授)、武藤勝宏(同志社大学政策学部教授)、西川純子(獨協大学名誉教授)の四氏から意見陳述をうけ質疑しました。
アメリカの軍需産業の研究をされてきた西川参考人は、今回の防衛装備庁の設置が戦争法案と一体のものであり、武器輸出や共同開発の促進は、米国のリバランス政策や武器輸出拡大路線の中で推進されていることをお話しくださりました。゜
昼休みに会館の部屋で、京都のきょうされんの皆さんから請願書を受け取り懇談。障害者権利条約は批准したものの、障害者の皆さんが人間らしく生きる権利を保障する施策は遅れています。「一緒にがんばりましょう」と握手。
午後は、外交防衛委員会の視察。目黒区にある防衛省技術研究本部の艦艇装備研究所、先端技術推進センターに行き、ロボットや特殊なレーダー、艦艇や潜水艦の研究用の大型水槽などを見て、説明を受けました。
返りのバスの中でワンセグで志位委員長の戦争法案の特別委質疑を聞き、途中で会館に到着。今日も約一時間、PKO法の改定、集団的自衛権の問題で追及。明確な事実を積み重ねての質問に、途中から、安倍総理はほとんど答弁に立たなくなりました。都合が悪くなると答弁しなくなるのが安倍さんです。
午前中は本会議。国保改悪法案の採決があり、小池晃議員が厳しく反対討論を行いました。お昼休みに二つのデモ激励。一つは、「原発事故被害者の住宅・健康・保養支援の立法化と完全賠償を求める」請願デモ。民主、維新、生活の議員も一緒に激励に立ちました。
日本共産党から福島出身の倉林議員が「加害者である東電や政府が打ち切りを言うなどあり得ない。完全賠償実現へ一緒に頑張りましょう」と力強く挨拶しました。続いて自由法曹団の盗聴法改悪、司法取引制度導入などに反対するデモ。私が挨拶しました。
続いて、「国民監視は戦争への道――自衛隊国民監視差止裁判5・27学習会」に参加。主催は日本国民救援会と日本平和委員会。私は「戦争は秘密と共にやってくる」という言葉を紹介しながら、゜戦争法案巡る国会情勢と奔走法制と一体で進む秘密保護法、国民監視など戦争する国作りストップを訴えました」
今日は朝から衆院の安保法制の特別委員会の首相・テレビ入りの質疑。議員会館で視聴し、16時からの志位委員長の質問は委員会室で応援傍聴。与党議員もやじることなく、聞き入っていたのが印象的でした。
午前中は外交防衛委員会で防衛庁設置法改正案の審議。私は来週火曜日にまとめて質問することにし、今日は質問はありませんでした。
午後には衆院本会議での戦争法案の趣旨説明質疑を院内テレビで視聴しました。日本共産党からは志位委員長が質問に立ち、法案の三つの大問題を追及しました。