活動日誌

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「外交安保・核廃絶」の記事

 二つの署名.jpg明日の外交防衛委員会の質問準備の一日。午後から 国会内で開かれた辺野古新基地中止、戦争する国作り反対の二つの署名提出集会に赤嶺議員ら9人の日本共産党・オール沖縄の議員が参加。一言ずつ挨拶の後、赤嶺さんから生々しい情勢報告と全国的闘いの提起がありました。がんばろう。
 続いて小池晃議員の予算委質問を応援傍聴。社会保障のためといって消費税を導入しながら、老いも若きも社会保障削減となっている実態を浮き彫りに。総理も厚労相もまともに答弁できず、かみ合わない答弁をだらだら続けるばかり。改めて怒りがこみあがります。
 17時に衆院での議案提案権行使の第二弾として「企業団体献金禁止法案」を提出。維新の党の法案には、企業の政治資金パーティー券購入という大きな抜け道がありますが、わが党の法案はパーティー券購入を含む企業・団体からの献金を全面的に禁止するものです。
 夕方には質問通告が終了しました。
 

   外交防衛委員会の理事懇が10時から開かれました。片山さつき委員長が先日の理事懇に遅刻したために理事懇が開かれず、今日予定していた委員会質疑もおこなわませんでした。理事懇の冒頭片山氏から陳謝と当日の状況についての釈明がありました。

 私は、「委員会運営が委員長の最大の職責。資格が問われる」と批判。次回委員会の冒頭でも片山氏が陳謝することを確認しました。

 お昼の時間に拉致問題特別委員会の理事懇。4/27に参考人質疑を行うことを決めました。その後、防衛省から自衛隊と学校教育の問題でレク。16:30から本会議。年度末のため、たくさんの採決がありました。所得税法とNHK予算の採決では日本共産党から大門、吉良議員がそれぞれ反対討論。簡潔かつ本質ついた討論に他党からも拍手がありました。

武田候補.jpg 今日は来年の参院選比例候補8人が初の顔合わせで参議院の党控室に来られました。「がんばりましょう」と一人一人握手。東海北陸信越を担当する武田良介さんともガッチリ決意を固めあいました。

  明日の外交防衛委員会の開催について協議する理事懇談会に、自ら招集した片山委員長が遅刻。今国会二回目のこと。前代未聞のことです。開会時間を過ぎた時点で、野党は退席し理事懇は開くことができませんでした。委員長に猛省を求めます。

 午後に予算委員会で仁比議員の質問の応援傍聴。高知県での米軍による低空飛行訓練の問題と辺野古基地建設で翁長沖縄県知事が出した作業停止指示の効力を農水相が停止した問題を取り上げ総理を厳しくただしました。

 行政機関の行為から国民の権利を守ることを趣旨としている行政不服審査法を悪用して国の横暴を押し通し、沖縄県民の願をつぶそうとすることは絶対に許されません。

 

   高知新聞.jpg昨日の私の質問を高知新聞が報道したと連絡がありました。自衛隊地本が高知市に対し自衛官募集適齢者名簿の提出を強く求めた文書について、防衛大臣が「防衛省の立場を踏まえず不適切な要請を行ったことは誠に遺憾だ」と答弁したことを報じています。

 午前中は、今後の論戦や地方選の応援日程などについて打ち合わせ。 12時から、参院議員会館内で開かれた法律家六団体による、安保法制の立法化作業に反対する共同アピール発表記者会見&院内集会に参加。先日の予算委の質問で明らかになった点などを報告し、ともにガンバる決意を表明。民主、社民の議員の参加もありました。

 質問準備などすすめながら14:30からは倉林明子議員の初の予算委テレビ質問の応援傍聴。福井の高浜原発の再稼働について、立地県は福井だが30㎞県内の人口は京都の方が多いことや、舞鶴市は5㎞圏に入ることを指摘。

 実効ある避難計画の策定が困難であることも示しながら、過酷事故被害の可能性があるこらこそ30㎞圏内の市町村に避難計画の策定を求めた以上、こうした市町村に対し立地自治体並みの「拒否権」を与えるべきだと迫り、再稼働中止を求めました。地元の声を正面から伝え「再稼働ありき」の政府の無責任さを浮き彫りにしました。ご苦労様でした!

 夕方、銀座で用事があったので、夕食は銀座一丁目にある広島のアンテナショップ「TAU」でお好み焼き! 一階は広島名物、三階はカープグッズなどが並び、三階では広島カープ東京応援団の皆さんが宴会中。広島愛であふれる空間でした。

 

 DSC01513.JPG午前中は予算委員会公聴会で、公述人の柳澤協二・元内閣官房副長官補、一橋大の秋山信将教授に対して核廃絶や集団的自衛権の問題で質問。

  昼休みは、福島復興共同センターのみなさんらによる「原発即時ゼロ・ふくしま復興請願デモ」を激励。デモの先頭には来年の参院比例候補として発表されたばかりの岩淵ともさんが!  「必ず国会に来てね」と握手しました。

 午後は、外交防衛委員会で大臣所信に対する質疑。自衛官募集のための市町村からの名簿提供の問題を取り上げました。自衛隊は市町村に対し法定受託事務として、紙媒体等での自衛官適齢者名簿の提出を求めます。防衛省は、これは「依頼」であり、応えるかどうか市町村の判断だとしています。自治体が応えない場合、自衛隊は、住民基本台帳を閲覧して対応しています。  

 ところが、昨年末、自衛隊高知地方協力本部が高知市に対し、同市が住民基本台帳の閲覧としていることについて、「法定受託事務が執行されていない」として「従来の方針を変更し強く適齢者情報の提供を求める」とする文書を提出。市民の反発も広がり、地元マスコミも大きく取り上げました。

 私の質問に対し、防衛相は、あくまで「依頼」であり対応は自治体の判断だという立場を繰り返し、高知市に対する文書は、従来の防衛省の立場と異なる不適切なものだったと表明し、高知市長にも謝罪したことを明らかにしました。

DSC01517.JPG 私は、2013年11月に開かれた自衛隊の採用・援護担当者会議に提出された資料を示し、同会議で、「法定受託義務の適正化」「自治体への働きかけ(あるべき姿の共有)」が強調されていることを告発。「高知市での出来事はこの会議の内容に沿ったものでないのか」「防衛相の答弁と違う内容が自衛隊内部で行われている」と迫りました。

 防衛省の人事教育局長は「不適切な表現だった」と認めましたが、国民には見えないところで防衛省、自衛隊がどんな議論をしているのか、さらにただしていく必要があります。

 15.3.20予算委②.jpg 「自衛隊が給油した米軍戦闘機が空爆で罪もない市民の命を奪うことが許されるというのか」――安倍政権が進める憲法違反の閣議決定の具体化の中止を求めて20日の予算委で総理をただした時、米軍の空爆が一般市民の犠牲を前提で行われていることを告発したかつての質問を思い起こしました。

 政府は、集団的自衛権の行使の立法とともに、戦争中の他国軍への自衛隊の支援の大幅拡充を与党協議に提案しています。周辺事態法から地理的限定をなくす法改正と、イラクやアフガン派兵の時のような特措法を作らずにいつでも派遣できる恒久法の制定です。

 これまで政府は、輸送や補給等の後方支援は「合憲」だとしつつも、「他国の武力行使と一体」の活動は憲法に反するとし、弾薬の補給や発進準備中の戦闘機への給油はできないとしてきました。ところが今度はいずれも可能にするというのです。

 アフガン戦争の時、インド洋で自衛隊が給油した米艦船から発進した戦闘機が空爆で多くの市民を殺害し大問題になりました。今度は自衛隊が直接給油した戦闘機が空爆するのです。「まさに武力行使と一体化ではないか」とただすと、総理は「閣議決定で、戦闘現場以外なら憲法上可能だと整理した。相手からどう見られるかは関係ない」と驚くべき答弁をしました。 総理は、空爆がどんなに深刻な実態があるかをを知ったうえでこんな答弁をしているのでしょうか。

 私は、2007年12月6日の外交防衛委員会で、米軍の空爆が一般市民の犠牲を前提として行われていることを告発しました。 http://www2.inoue-satoshi.com/kokkai/2007_168/gaikou_071206.html

 この質問でCBSの番組に登場した実名の米軍幹部の証言を取り上げました。ある幹部は、アフガンやイラクで空爆を行う際に、一般市民の犠牲者は事前に見積もられ、それだけの犠牲を出しても空爆を行うかどうかは、現場の司令官の責任で決定されるとしています。

 さらにイラクでの重要目標設定にあたった米軍の責任者は、サダム・フセインを攻撃する際に一般市民を29人まで殺害するのは問題ない、現場の判断でやれとなっていた。30人以上殺したときにはその時点でブッシュ大統領かラムズフェルド国防長官に報告しなければならないとはっきり答えているのです。

 そして、イラク侵攻前に、重要目標であるイラク政府高官を標的に50回の空爆を勧告したけれども、一人も殺害できなかった、代わりに数百人の一般市民が殺害されたとも述べています。一般市民の犠牲は、「誤爆」ではなく、それを前提で行われていた。これが空爆の実態です。

 空爆する米軍戦闘機への自衛隊による給油は、「武力行使と一体」そのものであり明白な憲法違反です。多くの市民の命を奪い、日本への憎しみを生み、憲法九条を持つ国としての日本への世界の人々の信頼も崩れます。絶対に許せません。

 今日は終日、予算委員会の外交・安保集中審議に出席。午後から36分間、総理、防衛大臣に質15.3.20予算委①.jpg問しました。NHKのテレビ中継を見ていただけましたでしょうか。

 昨年7月の集団的自衛権行使容認等の閣議決定の具体化の与党協議が続けられ、丁度今日、取りまとめの合意がされたところ。私は、その中で、周辺事態法の改正と恒久法の制定で、自衛隊にわよる戦争中の他国軍支援の拡大についてただしました。

 イラク、アフガン支援の特措法でも、周辺事態法でも、「非戦闘地域」での後方支援を可能としつつ、弾薬の補給と武力行使へ発進準備中の戦闘機への給油はできないとされてきました。ところが今回の法制にはこれが盛り込まれています。

 私の質問に防衛省は、米側から給油の要請があったこと、すでに2013年に日本のヘリ空母に米海兵隊のオスプレイの発着艦訓練が行われていることを認めました。これが行われるとどうなるか。アフガン戦争の時に自衛隊はインド洋で米国等の艦船に給油を行い、そこから発進した戦闘機が空版を行ったことが大問題になりました。

 15.3.20予算委③.jpg今度は、自衛隊が戦闘機に直接給油をするのですから、まさに「武力行使と一体」です。「相手から見れば、武力行使と一体ではない、など通用しない」とただすと、総理は「憲法上の問題であり、相手からどう見られるかは関係ない」という驚くべき答弁。

 アフガン空爆の時も政府を追及しましたが、空爆による市民の犠牲者は1700人近くになりました。あのような暴挙に日本が直接の給油支援を行うことになっても、「憲法上問題はない」と平然と言うことに怒りを覚えました。

 「相手からどう見えるかは関係ない」――これもひどい。無辜の市民の命を奪われた側からは、日本は武力行使と一体です。艦船への給油支援をした当時、現地で人道支援をしているNGOの皆さんからも「日本への信頼が損なわれた」と批判の声が広がりましたが、それ以上の決定的な事態となるでしょう。安倍総理がいかに独りよがりの議論をしてるいるかがよくわかりました。

 私は「安保の問題は、アメリカがどういっているかを見るとよくわかる」として、カーター国防長官が日米ガイドラインの改定について「地域と世界を舞台に、米国を助ける新たな方法を日本に与えるもの」と発言していることを紹介。「アメリカの要求にこれまで以上にこたえられるようにするのが今回の立法の目的ではないか」と総理をただし、憲法違反の立法作業の中止を求めました。

 アフガン空爆との比較で追及した場面で、他党からも「いい質問だ」と声援をもらいましたが、他国軍支援の拡大の問題点を浮き彫りにできたと思います。

 テレビをご覧いただけなかった方は。ネットでどうぞ。http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/

 

 

 明日の予算委員会・外交安保集中審議で総理に対して質問に立ちます。NMH中継有。14:28から36分間。アメリカの要請にこたえ、外国軍隊への自衛隊による支援活動を大幅に拡充する問題を追及します。ぜひご覧ください!

 と、いうわけで、今日は質問準備がメイン。18時頃に通告を済ませました。とはいえ、準備に集中できたわけでなく、あれこれ忙しい一日でした。

 朝の国対の後、11時から参院議員のOB・OGの会である参院協会40周年の総会に会派代表として参加し挨拶。続いて、議長公邸での祝賀会にも参加しました。吉川春子さんや緒方靖男さんも元気に参加。国対や議運、委員会等でお世話になった皆さんともたくさんお会いできました。

 12:30から外交防衛委員会が開かれ、外務、防衛両大臣の所信を聴取。来週の火、木曜日にこれに対する質疑を行うことになりました。

  14:00から小池晃副委員長、東海ブロックの本村、島津両議員とともに、愛知保険医協会の皆さんと懇談。続いて、被爆70周年の年に「サダコの鳩」の映画を撮影されている増山麗奈さんが来訪され、映画撮影のこと、サダコとの縁、原発、沖縄など様々なお話しができました。

 明日は質問、がんばります。

 明後日、3月20日の参院予算委員会で総理出席で外交・安保問題の集中審議が行われことになり、日本共産党から私が質問に立ちます。

  今日は8:15からの国対会議で始まり、質問準備に集中。内閣法制局や防衛省などからレクを受け、原稿を作っています。内容は、閣議決定にもとづく自衛隊による他国軍支援の拡大について。

 20日金曜日の14:28から36分間。NHKテレビ中継があります。是非、ご覧下さい。

 先週金曜日の衆院での来年度予算案の可決を受け、週明けの昨日から参院予算委が始まりました。まずは2日間一巡で全閣僚出席の基本的質疑。日本共産党からは今日、山下よしき書記局長が質問に立ち、沖縄の辺野古新基地の問題で追及しました。

 予算委は明日から一般質疑へ。金曜日には外交安保の問題での集中質疑が行われることになり、日本共産党から私が質問に立ちます。TV中継もありますのでご覧あれ。

 昨日から論戦準備のピッチを上げており、内閣法制局のレクや、論戦打ち合わせ会議、資料の読み込みや原稿作りなどが続いています。

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