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「外交安保・核廃絶」の記事

伏見区で議会報告演説会

 京都市伏見区の久我の森小学校で議会報告演説会。上原ゆみ子前府議、赤坂仁前市議と一緒に訴えました。参加したお母さんから市内一のマンモス中学校となっている同地域で、教育要求実現への期待が語られました。がんばろう!

 終了後、丹後の米軍基地建設に関わって日米地位協定について京都民報の取材。新幹線で東京へ。

  片山さつき外防委員長が政府の答弁資料を持って委員会運営をしていたことで水~金曜日、断続的に理事懇談会が行われました。委員長、委員部、外務省、防衛省からそれぞれ事実関係を聞き、認識をただしました。

 委員部から「前例がない」と言われても、答弁資料を要求した片山委員長の行為は立法府と行政府との関係からあってはならないことであり、公平・中立な運営をするべき委員長としてもあるまじきことです。協議が続いたため、木曜日の委員会は開催されませんでした。

 東京を朝出て、新幹線と在来線で4時間半。三重県南部の尾鷲市での国政報告会で1時間の講演。同市は参院選での日本共産党の得票率が県内最高でしたが、その直前の市議選で候補者を立てられず議席空白になりました。安倍強権政治とのたたかいを強めながら、次回市議選で必ず議席回復をと訴えました

 昨日は午後から、地方創生の論戦会議。その後、外防委員会の理事懇談会。夜は議員団会議。

 今日は、 参院外交防衛委員会の一般質疑で14時過ぎに質問する予定でしたが、その直前に、片山さつき委員長が政府の答弁書を持って運営していたという驚くべき事実が発覚。緊急の理事会で、片山氏から政府に提出を求めたことを認めました。これでは公正・中立な運営は無理だと散会に。委員長として不適格です。

佐賀赤旗まつり

 佐賀市内で開かれた県赤旗まつりで記念講演。自衛隊オスプレイ17機の佐賀空港配備計画が大問題です。目達原駐屯地からのヘリ移駐とあわせて民間空港なのに自衛隊の利用が民間の倍という事実上の軍事基地。住民無視の軍事基地化許すなと訴えました。

 終了後、佐賀空港から羽田へ。モノレールに乗ると「井上さんですか?」と声がかかりました。沖縄県知事選支援の帰りの埼玉土建の皆さん。車内で沖縄話に花が咲きました。昨日の演説会で訴えた本村参院候補も愛知革新懇の沖縄支援から前夜に帰ってきたところ。全国から我がこととして沖縄にかけつけています。

 今日は外交防衛関係で二つレク。朝の国対の後、午前中は米軍のグアム移転の協定に関する交換公文についての説明を受けました。

 午後は日米ガイドライン改定の中間報告についてレク。集団的自衛権行使容認の閣議決定を受けての中間報告。現行ガイドラインにある「周辺事態」という概念が消え、中間報告には地理的に限定する内容はありません。

 具体的に聞いても、「あくまで中間報告であり、これから検討する」という答えの連発でしたが、閣議決定と一体で世界中どこでも自衛隊が米軍支援を行うという姿が浮き彫りになっています。

 国土交通省は今日のリニア中央新幹線の工事実施計画を認可しました。 日本共産党国会議員団リニア中央新幹線問題プロジェクトチームとして、「リニア中央新幹線工事実施計画認可に抗議する
  ―環境問題を置き去りにしたままのJR東海の工事着工は許されない」という談話を発表し、穀田、辰巳両議員が記者会見をしました。 

 夕方の新幹線で京都へ。明日は愛知県豊田市、あさっては佐賀県へ。

 今日は外交防衛委員会で大臣の所信あいさつに対する質疑。今国会初めての質問で、通常国会の最後以来、約4か月ぶりの質問になりました。

 私の持ち時間は30分。まずは集団的自衛権の行使容認の閣議決定について海外での武力行使に歯止めがないことをただしました。江渡防衛相が、ホルムズ海峡での機雷掃海について集団安全保障として行使も可能と答弁したことに対し、公明党の石川政務官も与党間に違いはない旨答弁。

 さらに集団的自衛権行使を判断する情報が特定秘密に指定された場合、指定の適切さを監視する公文書管理監にも特定秘密が示されない場合もあることを葉梨内閣府副大臣が認めました。国会に情報開示もなしに、承認だけ求めるというのですから、これまた歯止めになりません。閣議決定は撤回すべきと求めました。

 続いて自衛隊オスプレイの佐賀空港配備問題。目達原駐屯地からの50機のヘリも移駐した場合、自衛隊機の着陸回数は民間機の倍となり、民間空港でありながら事実上の軍事空港になります。同じ軍民共用の秋田、小松、那覇と比べても「前例のない異様な姿だ」と指摘。

 さらに、のり漁業への影響から計画発表以来2度中断したうえ県と漁協の間で「県は自衛隊との共用を考えていない」という覚書を結んだ経緯を示し、のり業者など地元住民抜きに予算編成に合わせて強引に進めている防衛省を批判しました。

  朝の国対の後、外交防衛委員会、外務、防衛両大臣から所信的挨拶を受けました。これに対する質疑は明後日の16日。私の持ち時間は30分間。今日はもっぱらその準備にあてました。

 途中、新建築家集団の皆さんが秘密保護法廃止の要請で来訪。同団体としてもこうした課題で署名活動を行うのは初めてとのこと。それだけ国民的危機感が強いことの現れです。

 17:30から議員団会議。終了後、院内で開かれた日弁連主催の司法修習生への給費制の実現に関する意見交換会に出席。「総理は地方創生というが、修習終了時に莫大な借金を背負った弁護士が、経営的に厳しい地方で仕事ができるだろうか。そんな憂いなく地方でも仕事でき、全国どこでも司法サービスを受けられるようにするのは政府の責任」と挨拶しました。

 続いて、都内で開かれた柳興洙(ユ・フンス)駐日韓国大使歓迎レセプションに参加。大使は小6まで京都で過ごされ、韓日友好に尽力してこられた方。「日韓は地理的、歴史的、文化的に遠い国でないし、遠くなってはいけない」と挨拶されました。名刺交換をし「ぜひ又、京都に来てください」とお話ししました。

  この間の新日鉄住金名古屋工場での先日のコークス火災事故について新日鉄住金本社から佐々木憲昭議員とともに事故原因と対策について説明を受けました。

 外部の第三者も含めた委員会が作られて検証の最中ですが、同工場ではこの間、事故が連続して起きる異常事態で、付近の住民からも不安の声が広がっています。安全を第一とする徹底的な対策が求められています。

 14:30ごろから参院予算委の大門議員の質問を応援傍聴。カジノ問題では「賭博は人の金を巻き上げるだけ。なぜそれで成長戦略なのか」とただすと「外国からの客が集まる」との答弁。すかさず「金を巻き上げて、『おもてなし』と言えるのか」と追及。他党席からも、そうだの声が上がりました。

 日弁連集会.jpg最後に総理にカジノ議連の最高顧問をやめるよう求めると、総理は「やめる」と答弁。委員会室は「オー」と驚きの声で包まれ「総理をやめろ」の声も。総理がやめるといっているのに、自らは顧問を辞めず「シンガポールでカジノ導入後に教育関係者の声を聴いたが問題はない」と平然と答弁する下村文科大臣にはあきれました。

 夜は日比谷野音で開かれた日弁連主催の集団的自衛権反対の集会。

  予算委員会で全閣僚出席の基本的質疑が続いています。昨日は衆院での2日目の質疑で日本共産党から赤嶺議員が質問。今日は参院での1日目で、民主、自民の質問でした。

 昨日の赤嶺議員は、沖縄の辺野古新基地建設問題で追及。政府の「負担軽減」論の虚構を厳しくただしました。拍手。夜は議員団会議。

 今日はテレビで参院予算委を見ながらデスクワーク。昼休みには、議員会館内で開かれている「辺野古の海」写真展を鑑賞。14人のカメラマンによる辺野古の大浦湾の豊かな自然や悠々と泳ぐジュゴン、新基地建設に抗議する住民の姿の写真が展示されています。想像をはるかに超える美しく見事なサンゴ礁の姿、この海に絶対基地を作らせてはならないと実感しました。

 午後から3連続のレク。まずは、火山観測や研究体制について、続いて日豪EPAについて外務省、農水省からそれぞれレクを受けました。明日は参院予算委で大門議員の質問。来週から各委員会での所信質疑も始まりますから、論戦準備が本格化します。

   新潟から戻ってきて夜、議員宿舎でNHKスペシャル「ドキュメント"武器輸出" 防衛装備移転の現場から」を見ました。パリで開かれた国際武器見本市への初めての日本の出展など国会でも質問してきたものですが、武器禁輸政策の撤廃以降のわずか半年で、一気に武器輸出が進展していることに憤りを感じました。

 番組の中で鈴木総理がアメリカからの武器輸出の要請を断ったときの通産省出身の秘書官の方が証言されていました。「戦争が起きて武器が売れるといいなと思うような産業界の人を作りたくないと、総理は思われたのでしよう」というもの。そこには戦後保守の一定の見識がありました。
 

 ところが番組の中で、武器見本市に参加した企業と当時の防衛副大臣が乾杯する映像には一片の見識も感じられませんでした。防衛省の装備課長は終始笑みを浮かべ「チャンス」とまで口にしました。それだけではありません。他国は生産した武器を戦争で使用して改良してきたが、「残念ながら、日本はそうでない」とまでいいました。まずいと思ったのか、言い直しましたが、本音が出たのでしょう。

 私は国会で、「武器輸出で成長する国になるつもりか」と総理や防衛相をただしてきましたが、映像で示されたのはまさに、「戦争で栄える国」へ進む姿。許せません。これからも追及していきます。

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