午前中は本会議で、教育委員会改悪法案の質疑。日本共産党から田村智子議員が質問に立ちました。質問の最後で安倍教育改革にに関して、日本軍慰安婦や南京虐殺に触れると自民や維新の席から激しいヤジ。河野談話の中身に触れても同様でした。
13:00から参院野党国対委員長会談。終盤国会で徹底審議を求めること、予算委員会でのTPPや集団的自衛権の集中審議を求めることで一致しました。
13:30から米軍の無人機・グローバルホークについてレク。明日から十月頃まで、米軍三沢基地に一時展開することになります。日本上空で国内機も含めてむ無人機が本格的に飛行するのは初めてのこと。安全性に不安の声が寄せられています。
終了後、「大飯原発3,4号機差止判決受けての緊急院内集会」に参加。弁護団や福井から駆けつけた原告団こらの報告や挨拶があり、この判決を原発ゼロのつなげようとの思いが参加者から溢れました。
15:00から原発再稼働への新規制基準と火山の問題について原子力規制庁からレクを受けました。夜は、明日の静岡での浜岡原発シンポジウムの準備や来週の質問準備。
このHPの「新聞記事・論文」 のページに、「京都民報」5月18日付での、「96条の会」発起人の岡野八代・同志社大学大学院教授との対談をアップしました。
10時から16時まで開かれた外交防衛委員会で質問。冒頭、昨日の米軍厚木基地での騒音訴訟での自衛隊機飛行差し止め判決について取り上げ、重く受け止め控訴しないことと、米軍機の騒音被害に日本の司法が及ばない地位協定の見直しを求めました。
続いて安保法制懇報告について質問。同報告で集団的自衛権行使の「歯止め」とされた六条件のうち、「密接な関係にある外国への攻撃」「相手国からの明示の同意」「第三国領域の通過には当該国の同意」という三つについて「国際法の通常ルール」ではないかとただすと、外務省はその通りと認めました。たくさん「歯止め」があるかのように並べていますが実は見せ掛けだけ。
さらにを判断する五点について「全てを満たした場合とは書いていない」との答弁。そうなれば、五点のうち一つの「日米同盟の信頼が著しく傷つく」と政府が判断すれば行使可能になります。
イラクでもアフガンでも米国に追随した政府がアメリカの要請を断れるのか。米国と共に戦争する国への道であることいよいよ明白。憲法による縛りをなくせば、いくら「限定的」行使といっても、はじめはかかりません。
昼休みに原子力特別委員会の理事懇があり、来週水曜日に一般質疑を行うことを確認しました。
7;30から開かれた日弁連と日本共産党国会議員団との懇談会に出席。朝食をとりながら憲法・集団的自衛権、労働法制、震災復興、法曹養成問題など活発に意見交換ができました。日本共産党からは志位委員長以下議員団全員が出席。日弁連からは村岡会長をはじめ執行部の皆さんがそろって参加されました。
10:00から本会議。医療・介護法案と電気事業法の趣旨説明質疑で15時までかかる予定でしたが、わずか5分で休憩に入り、そのまま散会となりました。医療・介護法案で全議員に配られた法案の説明文書と厚労相の趣旨説明が食い違っていたことから、配布文書が間違っていたことが発覚したからです。
議運理事会で厚労相や官房副長官からの陳謝などもありましたが、結局、すべての議事が取りやめになりました。この間、労働者派遣法改正案の条文の間違いなど、政府の失態があまりにも目立ちます。民意無視の強引な議会運営と根は一つです。
午後から明日の外交防衛委員会の質問準備。群馬の民医連の新入職員の皆さんが要請行動で来訪されました。15:30からは安保法制懇の報告と総理記者会見について政府からレクを受け、19:00ごろに通告。
さて、今日はうれしい二つの判決がありました。一つは横浜地裁での自衛隊航空機の夜間飛行差し止め命令。騒音被害を訴えた住民たちが勝利しました。もう一つは福井地裁で、大飯原発3.4号機の再稼働差止を命じた福井地裁の判決です。
福井地裁前で掲げられた「司法は生きていた」という垂れ幕がまぶしい。真ん中の黄色い服の女性は日本共産党福井県委員会の金元書記長。となりで万歳している女性は西村福井市議。いいぞ~。
明日の外交防衛委員会の冒頭で、自衛隊機の夜間飛行差し止めの判決を重く受け取め、控訴をしないよう防衛相に求めます。
朝の国会対策委員会の後、明日の外交防衛委員会の質問準備。デザインなどの意匠の国際登録に関する協定についての質疑です。国際的なデザイン力があっても人的、資金的に弱い中小企業をしっかり支援することがテーマです。 特許庁から追加レクも来てもらいました。
15:00から、集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の学習会に参加しました。柳澤協二元内閣副官房長官補が講演、木曜の安倍総理の会見を、元防衛官僚として具体的に批判。 総理が挙げた例は、集団的自衛権行使の必要性がないことを示したにすぎないと強調されました。
16:30に質問通告。17:00から約2時間、法案審査会と議員団会議でした。
「ストップ秘密保護法・長野県民投票」を呼びかけた信州ML(メーリング・リスト)管理人会(代表・毛利正道弁護士)の皆さんが昨日、長野から議員会館にこられ、4月末に出版された「ストップ秘密保護法!信州300人発 安倍首相への手紙」(あけび書房刊)を全国会議員に届られました。
二次にわたる県民投票で集まったひと言の中から計328人分の声を収めたもの。議員会館の部屋をひとつづつ訪ねて渡されました。
「軍隊生活を体験した残り少ない者として、これからの若い人に絶対、戦争で死んで...ほしくない。声を大にして叫びたい」(89歳、長野市)「首相、あなたの頭の中にある憲法は明治憲法ですか。国民主権はいったいどこにいったのですか」(60代、池田町)など厳しい声が掲載されています。
ちょうど、集団的自衛権行使へ憲法解釈の変更を内容とした安保法制懇の報告が出された翌日となり、安倍総理と国会議員に国民の声を届けることになりました。
届け終わって帰られる前に、衆院第二議員会館のロビーで毛利弁護士や望月・茅野市議らとともにパチリ。お疲れ様でした!
今日は土曜日ですが、質問準備のため議員会館で仕事。静かなのではかどります。夕方の新幹線で京都へ。
「安保法制懇」から今日、集団的自衛権の行使容認へと憲法解釈を変更する内容の報告書が出されました。午後に外交防衛委員会で質問に立ち、懇談会の審議過程等についてただしました。行使容認賛成論者だけを集めただけでどのように報告書がまとめられたか明らかにされていません。「きわめて不透明。初めに結論ありきだ」『このような報告書を踏まえて国の在り方を変えるような議論は許されないと批判しました。
委員会終了後、佐藤石川県議、升、森尾、広田各金沢市議、大桑、奥野両市議候補とともに、「金沢市内中心部での軍事パレードやめよ」――と防衛省に申し入れ。パレードは24日の土曜日の午後に観光地である兼六園付近で行われる計画。装甲車や迫撃砲に加え、ヘリ六機も参加します。
金沢では69年に四人が亡くなった戦闘機墜落事故があり、以来、自衛隊は市内飛行を自粛してきました。それにに反するものです。金沢駐屯地創立64周年を記念し、感謝を表すのが目的としていますが、他県からも対戦車ヘリを動員する計画。「実際は自衛隊のPRだ」として強く中止を申し入れました。
意匠に関するハーグ協定に関連して経産省の労働組合の特許庁支部の方から意匠の国際申請に関するお話しを聞きました。
8:15から国対会議。午前中は本会議。安倍内閣の「農政改革」二法案についての質疑がありました。日本共産党からは紙智子議員が登壇。この間、衆院には党の農水委員がおらず、参院では10人未満で本会議質疑が限定されていたので、農政関係の重要法案で日本共産党が本会議質問ができたのは久しぶりのことです。躍進の力を改めて実感。
連休前に維新の会と結いの党が統一会派を組んで14議席となり、本会議質疑の権利を得たため、今日は自民、民主、公明、維結、みんな、日本共産党と6党が質問に立ち、2時間近くかかりました。ちょっと長いけど、議会は言論の府ですから。
午後からは明日の外交防衛委員会の質問準備。南インド漁業協定に関連して、高知等で深刻なカツオの不漁の状況と原因、赤道地域での漁獲の国際的規制の問題などについて水産庁からレクを受けました。さらに、今朝の朝日新聞に報道された、明日発表の安保法制懇の報告の要旨を踏まえて解釈改憲による集団的自衛権行使の問題をただします。
外交防衛委員会で武器輸出の問題で質問しました。GWの総理や防衛相の外遊で、豪、伊、英、仏と武器の共同開発の協力強化を合意し、米とは武器輸出の新たな覚書の締結へ協議を始めています。 さらに自民党国防部会は共同開発や輸出の促進を民間任せにせず政府が乗り出せと、「防衛装備庁」の設置を要求しています。
武器禁輸政策の撤廃からわずか一か月余りですが、このように武器の共同開発・輸出の拡大が急ピッチで進んでいると指摘し、武器で栄える国への道は許されないと強調しました。
質問終了後、午後からは次の質問準備など。外務省から五つの条約についてのレクも受けました。
日本共産党岐阜県委員会は今日、記者会見し、衆院一区の候補に大須賀しずか現県議を、後継の県議候補に中川ゆう子現岐阜市議を擁立すると発表したとのニュースが届きました。岐阜から日本共産党躍進の本格的流れをつくるためにという二人の決意に心からの敬意を表します。がんばろう!
今日は、来週火曜日の外交防衛委員会の一般質問の準備が中心の一日。午前中は、護衛艦たちかぜでの自衛官いじめ自殺問題で国に賠償を命ずる高裁判決が確定したことをうけ、遺族への謝罪や再発防止の対応、内部告発をした三佐への処分手続きの中止などについて防衛省からレク。
午後は、GW中の総理、防衛省の外遊で武器の共同開発や輸出について各国とどのような協議、合意があったのか等についてのレク。武器輸出三原則の撤廃を受け、マスコミも「武器 首相が売り込み/欧州輸出、成長戦略の一環に/『平和主義』変質、紛争助長も」(「東京」)と書いたような露骨なトップセールスが行われています。
夕方の新幹線で京都へ。
久しぶりの国会。8時過ぎに議員会館に入り、連休中のたまった新聞に目を通し、切抜き記事を指定。やはり集団的自衛権に関する記事が目立ちます。9:30から国会対策委員会。穀田さんから4~6日の日中友好議員連盟の訪中報告も受けました。
その後、資料整理をしながら来週の論戦準備など。昼前に「平和への権利国際キャンペーン・日本実行委員会』の皆さんが来訪。国連人連理事会で国際人権法にするために話し合われている「平和への権利」についての要請を受けました。http://right-to-peace.com/about/
17時から約2時間、法案審査会と議員団会議。