朝8時から全建総連の役員の皆さんと党議員団の懇談会に出席。続いて外交防衛委員会で質問。防衛省がミャンマー国軍から新たな留学生4人を受け入れた問題と自民党が打撃力=敵基地攻撃能力の保有を求める提言を政府に提出した問題で岸防衛大臣をただしました。
軍事クーデターを起こし、市民の殺害、不当拘束を続けるミャンマー国軍からの留学生受け入れなどありえない話です。岸防衛相に「軍政を容認することになり、ミャンマーと日本の国民、国際社会から信頼を失う」として中止を求めました。
続いて自民党の提言が攻撃の対象とした「指揮統制機能」について、昨日の衆院外務委での穀田議員の質問で、日本では防衛省本省、首相官邸、関係省庁が当たることが明らかになったことを上げ「相手国の司令部・政治中枢への攻撃も排除されないのではないか」と質しました。
岸大臣は「国家安全保障戦略の作成の過程において検討する」として否定せず、「万やむを得ない場合個別に判断する」と答弁。私は「時の政府の判断で歯止めがなくなり、全面戦争につながる危険がある」と指摘しました。
さらに、「中枢」を破壊する兵器の保有は「平生から他国に脅威を与えする兵器の保有は憲法の趣旨とするところではないか」というこれまでの答弁に反し、「明らかに相手国に攻撃的脅威を与えるではないか」と強調。 政府や自民党が「専守防衛」を維持するとしながら「必要最小限度の防衛力の限る」としたこれまでの政府の憲法解釈を大きく踏み越えるものだと強調し、敵基地攻撃能力保有の検討を中止するよう求めました。
全建総連と党議員団の懇談会では、中西孝司委員長から挨拶に続き建設資材の価格高騰、納期遅延等に関する要望を受け、意見交換しました。
その後、国対会議、外交防衛委員会。午後には全厚生連労働組合の三重、岐阜の皆さんから要請を受け懇談。医療現場の実態や要求を聞かせてもらいました。つづいて急遽決まった5/3BSの討論番組の打ち合わせ。
夜は東京広島県人会の懇親パーティー。毎年1月旬に行われていましたがコロナで2年続けて中止となり時期をずらしての開催となりました。コロナ対策を徹底しながら例年より規模を縮小して行われましたが、やっぱり、こうやって集まって交流するのはいいですね。バーや
高校の東京同窓会のメンバーや広島から参加したいとこにも会え、お好み焼きも食すことができました。
京都を出て愛知県碧南市へ。党愛知県委員会の参院選挙勝利めざすキャラバン宣伝に参加し、同市内3ヵ所で党碧南市議団の皆さんと一緒に訴えました。
あいにくの雨となりましたが、最初に訴えた団地では赤旗読者の方などが出てきて聞いてくださいました。今日の訴えではロシアによるウクライナ侵略問題で、駐日ロシア大使との会談を紹介して、彼らが世論を恐れていることを強調すると共に、日本の行動ががウクライナからの避難者を励ましていることも紹介しました。
一昨日の「とんとん共産党」で、スロバキアやハンガリーで避難民の取材をしてきたしんぶん「赤旗」の石黒みずほ記者がパリからオンラインで語ってくれた内容です。
石黒記者の取材に、ウクライナ人の方が、「日本でも抗議行動を起こしてくれているのを私たちSNSで見てるよ」「私たちこのままおいて行かれるんじゃないかという気持ちがあって、世界中の人がウクライナに連帯してくている気持ちをる姿を見せてくれるだけですごくうれしいし、励まされている」と語ってくれたそうです。
石黒さんはこの声を紹介し、「日本で活動されている皆さんには、皆さんの声がしっかり現場に届いていることをお伝えしたい」と話されました。私も聞いていて本当にうれしくなり、今日の演説に盛り込み「さらに声を上げ、支援募金にも協力ください」と呼びかけました。一緒に並んでいた市議団のみなさんもうなずいて聞いてくださいました。
石黒さんの話はこちらから。https://twitter.com/snc20165/status/1517597341473132545?s=20&t=R9cx4m0UGPnudsW6ntAEeA
終了後、車で三河安城駅まで送ってもらい、東京へ。
朝の国対で始まり午前中は本会議。その後、日本被団協と懇談、ODA・沖北特の参考人質疑、核禁条約参加署名提出集会と続き、夜は「とことん共産党」に出演。あわただしい1日となりました。
本会議は薬規法の質疑。倉林議員が質問立ちました。終了後、日本被爆者団体協議会の皆さんと会館の事務所で懇談。「全国被爆二世実態調査報告書」を頂きました。3417人から回答を得たもので被爆二世としての不安や悩みがあるとの回答は6割に及んでいます。
13時からODA・沖北特の参考人質疑。8月に開かれるTICAD8(第8回アフリカ開発会議)に向け、JICAの加藤隆一上級審議役、プラン・インターナショナル・ジャパンの池上清子理事長からご意見を聞いて質問。私はアフリカへのODAでジェンダー案件を増やすことの必要性、農民や市民社会の反対で中止となったモザンビークのプロサパンナ事業への反省について質問しました。
続いて核兵器禁止条約への参加を求める署名の共同提出集会に参加。96万538筆の署名が提出されました。呼びかけ人や中央団体、都道府県の代表が次々とスピーチをして外務省に署名を手渡しました。ロシアの核威嚇への怒りの声と一刻も早い日本の条約参加を求める声が相次ぎました。
夜は党本部で「とんとん共産党」に出演。小池書記局長をMCにスロバキアでウクライナからの避難民の方の取材にあたってきた、しんぶん赤旗の石黒記者がパリからオンラインで参加して生の報告。私はロシアのガルージン駐日大使との会談についてお話ししました。中央委員会のHPからご覧いただけます。
午前中の本会議は「みどり法案」の質疑。日本共産党から紙議員が質問に立ちました。午後は「女性のひろば」の取材。ウクライナ問題でガルージン駐日ロシア大使と会談した経緯と内容について、藤田文編集長にお話ししました。次号「ひろば」に乞うご期待。
明日の参院石川選挙区補欠選挙の西村候補応援のために羽田から空路小松市へ。コロナ禍の下で羽田から飛行機に乗るのは実に久しぶりです。