活動日誌

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「外交安保・核廃絶」の記事

 IMG_3731.JPG9時からNHK日曜討論「ウクライナ戦闘激化 与野党参院幹部に問う」に出演。スタジオは議員宿舎の近くにある千代田放送会館です。今日は核兵器問題がテーマの一つだったので、東京の被爆者団体の「折り鶴バッチ」をつけて臨みました。
 ウクライナの蛮行は与野党ともに許されない侵略行為と非難。議論になったのは日ロの経済協力の見直しと核の共有の問題。
 自民党の世耕弘成参院幹事長は、「非核3原則が決められたのは55年前だ。ロシアは核を使った恫喝(どうかつ)を行っている。政府がやらなくても自民党を含めたいろんな場面で議論は行う必要がある」などと発言。
 IMG_3721.JPG私は、ロシアによる侵略という力の論理に対していま世界が国連憲章に基づいた国際秩序の回復と強化を求めているときに「力には力」「核兵器の脅威には核兵器で対抗する」という考え方はプーチン氏と同じ立場にたつものであり、「議論はいいと言うが世界に議論が広がり核の保有につながれば、これこそ破滅の道だ」と批判しました。
 さらに時代遅れなのは非核3原則ではなく核に核で対抗することであり、日本がやるべきことは、21世紀のメインストリーム(主流)である核兵器禁止条約に参加し、核兵器廃絶を目指すことだと強調しました。
 10時に終了し、金沢市での3/13投票の石川県知事選、金沢市長選勝利の街頭演説会に参加するためにメイク落としもしないまま東京駅へ。今日は東京マラソンで東京駅周辺の渋滞が予想されたので、地下鉄駅まで車で送ってもらい移動。無事24分発の「かがやき」に間に合いました。
0089.jpg 金沢に着いた時はみぞれ交じりの雪で、どうなることかと思いましたが、街宣が始まるころには晴れ間が広がり、いいもりひろ子知事候補、中内てるこ市長候補と一緒に訴えました。いいもりさんは新婦人石川県本部会長、中内さんは同金沢支部長の新婦人コンビ。
 お二人とも核兵器廃絶や憲法を守り生かす運動に取り組み、核兵器禁止条約の参加を国に求めることを公約に掲げておられます。ウクライナの危機に乗じて自民党などから「核共有」の議論が出ているときに、「ロシアは侵略やめよ」「非核三原則守れ」の声を二人に託してほしいと訴えました。
 また、新婦人の会員として子どもの医療費無料制度の拡充やコロナ対策など命を守る政治のために草の根から粘り強くがんばり、願いを前進させてきた2人です。住民に寄り添い、命と暮らしを守る県政・市政へ転換させようと訴えました。
 さらに公共事業の生活密着型への転換、志賀原発を廃炉にし省エネ、再エネへの転換、男女賃金格差の是正などジェンダー平等への転換はいずれも暮らしをよくすると共に、地域の仕事と雇用を増やし、地域経済の好循環を作り出すと強調し、国政でも地方政治でも冷たくて弱い経済から、やさしくて強い経済を作ろうと支持を呼びかけました。
 金沢市議補選も今日告示され、立候補した日本共産党の村田しげる候補を紹介しお力添えをお願いしました。
 終了後、東京へ。金沢からの新幹線は満席でした。卒業旅行などでしょうか。金沢駅も若い旅行客でかなり密でした。

 IMG_3720.JPGロシアがウクライナの原発を攻撃という衝撃的ニュースが飛び込んできました。午前中のた本会議で大門さんが、午後の予算委では紙さんが厳しく批判しました。

 夜は京都の参院選予定候補のたけやまさいこさんとあかたちかこさんの「JCP KYOTO 子育て 政治 今どないえ」にゲスト出演。ウクライナのこと、自民党京都府連の選挙買収、核兵器のことなど、ゆる~く語り合いました。

 ロシアによる原発攻撃は一つ間違えば、ヨーロッパはもちろん世界中に重大な被害をもたらすもの。侵略行為といい、核兵器使用を振りかざしての威嚇といい、まさに常軌を逸しています。国際世論で大きく包囲することが必要です。

 

22.3.2予算2.jpg今日は9時から17時過ぎまで予算委員会集中審議。16時過ぎから山添議員とともに質問に立ち、ロシアによるウクライナ侵略とそれに乗じた「核の共有」(ニュークリア・シェアリング)問題で岸田総理をただしました。青と黄色のウクライナ国旗の色のシャツとネクタイでウクライナ国民に連帯しました。

 プーチン大統領が核の先制使用を振りかざして恫喝しながら侵略を進めていることに対し、広島・長崎の市長が連名で出した「広島、長崎に続く第三の戦争被爆地を生むことは絶対あってはならない」という抗議文を示すと、岸田総理は「核の使用も威嚇もあってはならない。広島出身の総理として強く訴える」との答弁。
 22.3.2 予算.jpg核兵器の害悪が明らかになっている中、安倍元総理が、米軍との「核の共有」の議論を主張していることをただすと「非核三原則に反するものであり、政府として考えていない」と述べる一方、自民党から上がる核配備容認論については否定しない姿勢です。私は、「非核三原則は単なる政策ではない。広島、長崎の叫びと本会議決議に基づく国是だ。与党内での議論もあり得ない」と迫りました。
 さらに、現在国家安全保障局長を務める秋葉前外務次官が、かつて、米国とニュークリアシェアリングを取り決め、日本が核の使用を決めることが効果的な抑止だと発言していることを示し、本当に議論していないのか、危機に乗じて核の保有・配備を議論することは許されないと強調しました。
 NHKやネットで応援して下さった皆さん、ありがとうございます。
 
 昼休みには本会議が開かれ、ロシアよるウクライナ侵略を非難する決議を上げました。衆ではなかったロシアによる核使用の脅しについて言語同断だとする文言も盛り込まれました。

 京都を朝出て東京へ。午後から議員会館で今週の予算委員会の質問準備。明日は、選挙買収と政党助成金について、河井元法相夫妻、自民党京都府連の問題で岸田総理、二之湯大臣をただします。2日の水曜日はウクライナ問題等の集中審議。山添議員とともに質問にたちます。

 いずれも16時過ぎから。明日はネット中継で、2日はNHKテレビでご覧ください。次の週の質問テーマも含めて五回分の質問を並行準備していて、頭がこんがらがります。

 ウクライナ市民の命と安全が本当に心配です。安倍元総理が今朝のテレビ番組に出演し、ウクライナ問題に関わって、米国の核兵器を日本に配備する「ニュークリアシェアリング」の検討が必要だと語ったことをネットで知って憤っています。この問題も質します。

 DSC_0072.JPG新宿8時発の特急あずさで岡谷で下車し、そこから車で伊那市へ。4月7日告示の伊那市議選勝利へ、現職の柳川ひろみ、飯島みつとよ、馬場たけしの三予定候補とそれぞれ街頭演説会で訴えました。朝は氷点下の伊那地方ですが、日差しは春の暖かさです。

 冒頭、ロシアによるウクライナ侵略を国連憲章を踏みにじる暴挙だとしDSC_0929.JPGて糾弾し、即時撤退を求めました。また、核の先制使用を示唆していることを挙げ、広島・長崎の惨禍を再び引き起こすものだと批判。核兵器が抑止力ではなく、無法な侵略のテコになっているとして、核兵器のない世界を作るために日本が役割をはたすべきだと呼びかけました。

 DSC_0836.JPG昨日の予算委員会での論戦も紹介しながら、コロナ対策の抜本的強化と社会保障削減からの転換、内部留保へ課税し最賃引上げのために中小企業支援に回すなど「やさしくて強い経済」の実現へ日本共産党の躍進をと訴えました。

 参院予算委の基本的質疑二日目。日本共産党から田村、大門両議員が質問に立ち、応援傍聴しました。田村さんは冒頭、ロシアによるウクライナ侵略と先制核攻撃の威嚇を厳しく批判し、中止を求めました。

 続いてコロナ対策や男女賃金格差の是正について、大門議員は内部留保への課税ややさしくて強い経済についてそれぞれ質問しました。

 月曜日の予算委は総理出席の一般質疑。吉良さんと共に私も質問に立ちます。さらに連続して質問に立つことになりそう。今日は、テレビで予算委を傍聴しながら、質問準備。午後には各軍縮・不拡散議員連盟(PNND)日本の総会に笠井議員と共に出席しました。

 DSC02815.JPG今日から始まった参院予算委での基本的質疑。その最中にロシアによるウクライナ攻撃のニュースが入り、政府が国家安全保障会議を開くために予算委員会は休憩となりました。志位委員長は直ちに記者会見をし、「ウクライナ侵略を断固糾弾する ロシアは軍事作戦をただちに中止せよ」との談話を発表しました。

 その中で、今回のロシアのよる攻撃がまぎれもない侵略行為であり、ウクライナを独立国・主権国家として認めない態度であり、厳しく非難しました。

 また、プーチン大統領が、この侵略行為にあたって、ロシアが核兵器大国であることを誇示し、欧米の批判や制裁の動きに対抗する姿勢を見せていると指摘し、「核兵器で世界の諸国を威嚇するものであり、今日の世界において、決して許されるものではなく、怒りを込めて糾弾する」としました。

 今日の委員長の会見では、政策「アベノミクスで増えた大企業の内部留保に適正な課税を――大企業優遇の減税をただし、内部留保を賃上げと『グリーン投資』など国内投資に」を発表しました。

 衆院の予算質疑も大詰めになっています。与党は来週月曜日の委員会で締めくくり質疑と採決、本会議採決を提案していましたが、今日の自民・立憲の国対会談で月曜日に集中審議を行ったうえで締めくくり総括・採決とし翌火曜日に本会議採決と合意したとのこと。参院での予算質疑は祝日明けの24日からとなります。

 今日は衆院予算委の集中質疑が行われ、終了後に衆参の議運委員会で蔓延防止等重点措置の延長等についての質疑が行われました。院内テレビで視聴しながら、午前中はINF(中距離核戦力)全廃条約の失効に至る経緯や今日の情勢、米軍による日本の配備の可能性等について外務省からレク。

 午後はODAとジェンダー問題で外務省からレクを受けました。

 立憲民主と維新、国民民主、有志の会が昨日、国会対策委員長代理による協議を行い、共産党とは別枠で行うとしたことに各方面から批判の声が上がっていました。この問題について午後、穀田国対委員長が記者会見し、「午前中に立憲の馬淵澄夫国対委員長より、謝罪と撤回がありました。このことを会見で公にし、立憲の方も公にするということをお互いに了承しました。」と述べました。
 立憲民主党の泉代表もツイッターで、「この件について、我が党の国会対応に問題があったことから、今朝、幹事長と国対委員長に是正を指示いたしました。立憲民主党は、国会で野党各党を代表して与党側と交渉する立場として、共産党を除外することも、維新と組むことも、考えておりません。」と述べています。
 今日は、「黒い雨」高裁判決を受けた被爆者認定の新指針案に関して、再び厚労省からレクを受けました。疾病要件をつける法的根拠、長崎を除外する理由など。改めて高裁判決にしたがいすべての原爆被害者を救済するよう求めました。
 IMG_3716.JPG今朝の「しんぶん赤旗」。防衛省がミャンマー国軍の幹部や幹部候補生4人を留学生として受け入れ、軍事訓練を行っており、国際人権団体からは「ミャンマー国軍の残虐行為に加担するリスクが高まる」と批判が高まっていることを報じました。

  私は、この問題を軍事クーデター直後の昨年4月15日の外交防衛委員会で質問しました。岸防衛大臣は、防衛大学校に六人が在学中だと認めたうえで、「発展途上国からの留学生に対しまして、民主主義国家である日本における厳格なシビリアンコントロールの下で運用される実力組織の在り方を示す、隊員と留学生との人的関係を構築し、我が国と派遣国との相互理解、信頼関係を増進する等の意義がある」と答弁。

 これに対し私は、軍事クーデターを行い国民への弾圧を続けている国軍は「協力、交流をすすめ、信頼関係を増進する相手ではもはやない」と指摘し、中止を求めました。

 この問題だけでなく、政府はこの一年間、国軍の利益になるODAなど経済協力の中止を求めても、「民主的な体制の早期回復に向けてどのような対応が効果的か、総合的に検討していきたい」との答弁を繰り返してきました。しかし、クーデターから一年以上たち、国軍による弾圧が激化している中、「検討」から実行に踏み出す時だと先日の超党派の議員連盟での官邸申し入れでも強く求めました。今国会でも質問します。

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