今日は衆院予算委の集中審議。日本共産党から赤嶺議員が質問に立ち、在日米軍基地のコロナ感染対策問題で岸田総理や林外相を厳しくただしました。
米軍人・軍属が検査なしに入国し、基地外でも行動制限なく感染を広げたことにつさいて岸田総理は、この間の対策で米軍基地での感染者が減っているという答弁を繰り返しました。赤嶺議員は、「米軍基地から感染が拡大した時の沖縄県民の恐怖心がわらないのか。何の責任も感じていないのか」と厳しく迫りました。国民の命が脅かされても米軍にまともにものが言えず、そのことに反省もない姿勢に怒りがわきました。
午前中は「北方領土返還要求全国大会」をネットで視聴。コロナ対策で無観客で行われ、国会からの出席も極小人数だったのでネット参加になりましたが、元島民の皆さんが切々と訴えるふるさとの島への思いに胸が打たれました。
午後は参院改革問題や国会同意人事案件などで打ち合わせや会議。夜は議員団会議でした。
ミャンマーの軍事クーデターから一年目の今日。昨日の院内集会に続いて午前中、「ミャンマーの民主化を推進する議員連盟」としてNGOの皆さんと共に外務、国交、経産、財務各省を呼んで勉強会を開きました。
事前に提出した質問に各省から回答を受けた後、質疑応答。NGOメコンウオッチの木口さんからは、日本が出資しているガス田の事業が国内向けではなくタイに輸出され、収益が国軍の資金になっていると指摘。
参加者からはフランスなどは国軍に利する事業から資金引き上げていると比べ日本の対応に対して批判の声が出されました。
私は、外務省が「日本の経済協力は軍事クーデター前に決めたものであり国軍支援が目的ではない」としてのに対し「国軍支配の下で利益が国軍の資金となるなど、当初の目的とかけ離れたものになっており、根本的に見直すべきだ」と指摘しました。
最後に参加した在日ミャンマー人の女性が「日本はアジアの民主主義国家としてミャンマーを見捨てないでほしい」と訴えられました。
午後は党外務部会として穀田衆院議員や秘書の皆さんと共に外務省から提出予定法案、条約について説明を受けました。