病床削減法案を審議している参院厚生労働委員会で三原じゅん子厚労副大臣が午後から出席していなかったことが問題になり、審議途中で休憩に。自民党の理事にも連絡しないままに省内の会議に出席したいたことが分かり、委員会軽視が明らかになりました。
与野党国対や野党国対が断続的に開かれ、厚労委は休憩のまま散会に。朝の理事会で決められていた病床削減法案の採決も先送りになりました。これに伴い、明日の本会議で予定されていた医療費二倍化法案の質疑も行われないことになりました。
午前中は外交防衛委員会。開会前の理事会で、イスラエルとパレスチナの攻撃の応酬に関連して、中山防衛副大臣が「私達の心はイスラエルと共にあります」などとツイートしたことが問題になりました。
外務省から「イスラエル、パレスチナの双方に死傷者が出ていることに深刻な憂慮。双方に自制を求める働きかけをしている」 との政府の立場の説明がありました。それとまったく異にし、「私達の心はイスラエルと共にあります」とするこの防衛副大臣の発言は極めて重大です。「私達」とは誰か。与党議員からも疑問の声があがりました。
委員会は二つの条約承認案の趣旨説明だけで五分で終了。冒頭、先日、長野選挙区補欠選挙で初当選した羽田次郎議員が外交防衛委員会に所属となり、今日、初めての出席。冒頭紹介があり、拍手で歓迎しました。
午後には、大阪高裁の「ノ-モア・ヒバクシャ近畿訴訟」控訴審で逆転勝訴とのニュースがとびこんできました。素晴らしい。
午後から議員会館で開かれた学習会「ミャンマーの悲劇を食い止め、市民の希望をかなえるための外交とは? 最新情勢を学び、次の一手を考える」に参加しました。
超党派の「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」と自民党「日本・ミャンマー友好議員連盟」の共催によるものでYouTubeで生配信されました。
88年のクーデーターの時との違いや、在外ミャンマー人の与える影響など多角的な報告があり、日本の外交、経済協力の総括と今後の目指すべき方向も議論されました。
午前中は本会議で少年法改正案の趣旨説明と質疑。日本共産党から山添拓議員が質問に立ちました。ミャンマー学習会の後、来週火曜日のRCEPでの質問に向け、農林水産省、外務省からレクを受けました。