活動日誌

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「外交安保・核廃絶」の記事

 IMG_4380.JPGフ~、濃密な一日でした。8時から国対会議。10時から本会議。12時前に終わり、すぐに参院改革協議会。大急ぎで食事して13時から憲法審査会。
 15時半に終わり、明日の外防委の質問の仕上げと通告。17時から19時半はミャンマー国民統一政府(NUG)の皆さんとのオンライン会議と続きました。
 本会議は産業競争力強化法案について岩渕議員が、憲法審査会は国民投票法について山添議員が質問しました。
 IMG_4405.JPGオンライン会議は「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」が開いたもので、小池書記局長と共に出席。NUGからはデュワ・ラシ・ラー副大統領やマーン・ウィン・カイン・タン首相らが出席。
 議員会館の会場には日本在住のミャンマー人の皆さんもたくさん参加され、最後に記念撮影。
 ミャンマーの皆さんからは現地の生々しい情勢の報告があり、国軍の利益につながる支援の中止と共に、弾圧で国外も含めて避難している住民への人道支援などの要請がありました。
 IMG_4395.JPGさらにNUGを正統政府として認めるよう求め、「私達は必ず勝つ」と強調されたのが大変印象的でした。充実し、重要な交流ができました。
  5.27外防.jpg今日の外交防衛委員会は、午前は一般質疑、午後は大規模接種と防衛諸課題についての質疑。こういうのを「二階建て」と呼びます。午前中は対ミャンマーODAとワクチン特許権免除で、午後はワクチン大規模接種とイージス代替装備の整備費について質問しました。
 パンデミックの克服のためには日本はもとより途上国でのワクチン接種が必要ですが、大きく遅れています。日本は金援助の国際枠組みに追加拠出の意向を示していますが、 供給と共に生産不足を解決する必要があります。
 そのため昨年十月に南アフリカとインドがワクチンに関する特許県を一時的に免除する提案をしています。製薬会社が反対する中、米国やEUは反対してきましたが、バイデン政権が賛成に転じたことで、情勢が大きく変わっています。
 日本の製薬会社も反対していますが、茂木外相は、「議論に積極的に参加」し、「他国がこういった方向に前向きに取り組む中で日本だけ待ったをかけることをするつもりはありません」と述べました。
 私は、米国のUSTRのタイ代表は「パンデミックという非常事態のもとで非常手段が必要」と特許権の一時的免除の必要性を述べていることを示し、日本も「皆が安全でなければ、誰も安全でない」という立場で特許権免除に賛成すべきと求めました。

 IMG_2471.JPG午後に京都から東京に戻り、今週の質問準備と『前衛』のゲラの校正。『前衛』には「ミャンマー軍支配を許さず民主体制の復活を――日本政府はそのために役割を果たせ」と題して書きました。丁度夜、NHKでBS1スペシャル「市民達の不服従 北角裕樹が見たミャンマー」が放映されています。

 『前衛』には市民による不服従運動の広がりとそれに対する国軍の弾圧についても書いていますが、BSでは北角さんが撮影したものも含む生々しい映像と市民のインタビューで、デモ鎮圧に実弾を使う国軍の残虐さ、それに対する市民の粘り強い抵抗運動を描いています。

 IMG_2472.JPG普通の主婦も含めて声を上げながら10分程度で解散するゲリラデモの様子も。

 必見です。見逃した方はぜひ再放送をご覧ください。私の『前衛』7月号の論文もお読みあれ。

 21.5.21 議運.jpg緊急事態宣言地域への沖縄の追加等についての議院運営委員会で質問。NHK中継もありました。私はまず、連休明けの緊急事態宣言延長の際、政府が「人流の減少をという初期の目標は達成された」と述べたことを上げ、この甘い認識が感染の全国的広がりという事態になったと指摘。甘い認識にもとづく従来対策の延長でなく抜本拡充を求めました。
 感染力が強いインド変異株を迅速につかむための検査やゲノム解析の拡充、インドからの入国者の停留期間を6日からさらに14日の延ばすことを求めました。西村担当大臣は「インド株のスクリーニングもしっかりやる。水際対策も強化する」と答弁。
 さらに政府分科会も提案している抗原定性検査とPCR検査の併用を含む検査の規模と対象の拡大を要求。西村大臣は、抗原検査とPCRを組み合わせながら質量ともに拡充していきたい」と述べました。
 午前中は本会議。日本共産党か倉林議員が高齢者の医療費二倍化法案で諮問し、特定商取引法案で大門議員、少年法で山添議員がそれぞれ反対討論。本会議で一日に我が党議員が三人登壇することはめったにありませんが、それぞれ持ち味を生かし、わが党は個性豊かと改めて実感しました。
 夜は、オンライン集会「禁止条約を力に、非核平和のアジア・ヨーロッパを」で、ベルギーの国会議員、韓国と英国の代表と交流します。アジアヨーロッパ人民フォーラム総会の分科会として開催されるもの。
 発言者は、韓国・韓信大学統一平和政策研究院先任研究員のイ・ジュンギュ氏、英国・核軍縮運動(CND)のケイト・ハドソン事務局長、ベルギー連邦議会のビッキー・レイナールト議員(与党「前進」所属)と私。各国の取り組みも交流でき、とても有意義でした。ベルギーはNATO加盟国ですが条約参加への大きな世論があります。与党の国会議員から政権内の様々な意見などについて語られたのは大変興味深いものでした。
  10時から開催予定の参院外交防衛委員会が流会しました。イスラエル擁護のツイートが問題になり答弁要求のあった中山防衛副大臣がなんと、遅刻したのです。理事会で協議し、このような状況で開催できないと委員長が判断しました。
  三原厚労副大臣の遅刻問題で、昨日の本会議で菅総理が「今後、このようなことが起こらないよう政府全体で気を引き締めて国会対応に当たることで、内閣総理大臣としての責任を果たしてまいります」と答弁したばかりなのに、この事態。あまりにもふざけています。
   その後、与野党の協議が行われ、与党からは中山副大臣を官房長官、防衛省が厳重注意するとともに全省の副大臣・政務官を集め注意する、問題のツイートは自主的に削除する、外交防衛委員会での一般質疑の時間を延ばすことなどが示されました。
 午後は、野党国対委員長間で連絡を取りながら、今日締め切りの『前衛』のミャンマー問題の原稿の執筆。一万字余りのものですが、何とか夕方までに仕上げて送稿できました。
 

 午前中の本会議で、75歳以上のお年寄りの医療費窓口負担を二倍にする法案の趣旨説明質疑が行われ、日本共産党から倉林議員が質問に立ちました。コロナ禍の教訓に逆行するもの。改めて怒りがわいて来ます。

 午後は広島の被爆建物である旧陸軍被服支廠の全棟保存の問題で外務省と文化庁からレク。今日の広島県議会で、全3棟保存・利活用の検討へ従来方針の転換が正式表明されました。被爆者の声をはじめ世論が動かした嬉しいニュース。今後、重要文化財指定による財政支援への条件や、財務省が保有する一棟の保存の方向など聞き取りました。

夕方には通告しました。

 DSC02373.JPG外交防衛委員会で中山防衛副大臣のイスラエル擁護のツイートについて質問。ツイッターのプロフィールのトップには英語で防衛副大臣とあり「一政治家の見解」など通用しません。双方への自制を求める政府見解とも食い違い、パレスチナの駐日常駐代表は「人種差別的だ」「殺害された罪なきパレスチナ人への敬意を欠いている」と非難しています。撤回すべきと迫りました。

 夜、ネットで見ると朝日、毎日、中日の各紙で質問が報道されていました。

 DSC02352.JPG終了後、建設アスベストの最高裁勝利判決の報告集会。各党の国会議員が次々と駆け付け一言ずつ挨拶しました。京都の原告団長だった寺前さんをはじめ、勝利判決を見ずに亡くなった皆さんの顔が浮かびます。全ての被害者を救済する基金を建材メーカーにも責任を持たせる形で!

   続いて婦人民主クラブの皆さんから政党助成法廃止を求める請願を受け取り懇談。その後は、日本平和委員会の米軍低空飛行訓練の中止求める要請行動に参加。奄美大島の皆さんとオンラインでつないで、被害の実態を訴えていただきました。

 DSC02355.JPGその後三原じゅん子厚労副大臣の委員会遅刻問題での対応をめぐり、厚生労働委員会での質疑をうけて三野党の国対委員長で協議。午後の質疑で委員会中に省内の会議に出たことはあり得ないことだったと誤りを認めた下で、責任をとらせるよう与党に求めました。

 断続的協議がつづけられ、加藤官房長官が官邸に呼んで厳重注意することになりましたが、すでに7時をまわっており、休憩していた厚労委員会は再開されず、医療法の採決は先送りとなりました。

 

 よし!! 建設アスベスト訴訟で、最高裁が 国と企業の責任認める初めての判決。待ちに待った日です。この判決を聞くことなく亡くなった、京都の原告団長の寺前さんをはじめ、多くの原告の皆さんの顔が浮かびます。被害の根絶と継続訴訟の早期和解、すべての被害者の救済を!
 もう一つの嬉しいニュース。広島の被爆建物「旧陸軍被服支廠」の全3棟耐震化へ広島県が従来方針を転換したというもの。被爆者の声をはじめ世論が動かしたもの。二度にわたり現地調査をし、国会質問でも求めてきた甲斐がありました。
 午後には明日の外交防衛委員会の質問通告。
 
 

 病床削減法案を審議している参院厚生労働委員会で三原じゅん子厚労副大臣が午後から出席していなかったことが問題になり、審議途中で休憩に。自民党の理事にも連絡しないままに省内の会議に出席したいたことが分かり、委員会軽視が明らかになりました。

 与野党国対や野党国対が断続的に開かれ、厚労委は休憩のまま散会に。朝の理事会で決められていた病床削減法案の採決も先送りになりました。これに伴い、明日の本会議で予定されていた医療費二倍化法案の質疑も行われないことになりました。

 午前中は外交防衛委員会。開会前の理事会で、イスラエルとパレスチナの攻撃の応酬に関連して、中山防衛副大臣が「私達の心はイスラエルと共にあります」などとツイートしたことが問題になりました。

 外務省から「イスラエル、パレスチナの双方に死傷者が出ていることに深刻な憂慮。双方に自制を求める働きかけをしている」 との政府の立場の説明がありました。それとまったく異にし、「私達の心はイスラエルと共にあります」とするこの防衛副大臣の発言は極めて重大です。「私達」とは誰か。与党議員からも疑問の声があがりました。

 委員会は二つの条約承認案の趣旨説明だけで五分で終了。冒頭、先日、長野選挙区補欠選挙で初当選した羽田次郎議員が外交防衛委員会に所属となり、今日、初めての出席。冒頭紹介があり、拍手で歓迎しました。 

  午後には、大阪高裁の「ノ-モア・ヒバクシャ近畿訴訟」控訴審で逆転勝訴とのニュースがとびこんできました。素晴らしい。

 宮口.jpg参院広島選挙区再選挙で当選した宮口はるこさんが今日の本会議で紹介されました。その後、日本共産党参院議員団に挨拶に来られ、花束で歓迎。同行した立憲民主党の森ゆうこ参院幹事長からは支援のお礼と、衆院選挙に向けさらに共同を強めようとの挨拶。市民と野党の共闘で、総選挙で政権交代へ!
 続いて憲法審査会に出席。三年二ヶ月ぶりの実質審議で、自由討論として行われました。各会派からの意見表明と委員の発言。日本共産党から山添議員が意見表明し吉良議員が発言しました。山添議員は、国民は改憲を望んでおらず憲法審査会を動かすことは反対だと表明。
 自民党などがコロナ対策を口実に改憲を求めたに対し、山添議員も吉良議員も、問題は憲法ではなく自民党の無為無策だと批判し、今必要なのは憲法の実現だと強調しました。
 岩国オンライン.jpg午後五時からは、中国ブロック主催の「米軍岩国基地問題オンライン国会報告会」。大平前衆院議員の司会で3/23の外交防衛委員会で取り上げた岩国基地所属米軍機の爆音訓練について報告し、大平前衆院議員の司会で岩国、広島、鳥取の中国地方各地での運動の交流もしました。
 
 Twitterでのライブ配信には150人以上が参加して下さいました。ありがとうございます。

 
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