活動日誌

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「外交安保・核廃絶」の記事

 IMG_2008.JPGZOOMによる国会議員討論会「核兵器禁止条約と日本の核軍縮政策」を見ました。与野党の7人の議員がICANの川崎哲さんの司会で討論。日本共産党からは志位委員長が参加しました。
 昨年8月に広島で開かれた討論会に続いて二回目。一時間余りの討論会でしたが、特に「核抑止論」が焦点になり、聴きごたえのあるものでした。
 核兵器の非人道性を指摘しつつ、核抑止論の立場から、日本は当面は参加できないが、締約国会議にはオブザーバー参加をといいう発言が続いた後、志位さんが「核抑止論は、核兵器の使用を前提とするもの。核の非人道性を認めていること矛盾する」とズバリ指摘し、条約への参加を求めました。
 今日の五輪組織委員会で女性差別発言で内外の厳い批判を浴びながら居座っていた森会長が辞任しました。昨日から、公認として川渕氏を指名し、川渕氏も就任の意向を示していましたが、密室のやり方に批判が集中し同氏は辞退しました。これで幕引きにせず、女性差別の構造的ゆがみをただす取り組みが必要です。
 今日は、衆院予算委一般質疑。日本共産党から宮本徹議員か質問に立ちました。終了後、衆参の議運委員会で、コロナ対策での蔓延防止措置の新設に伴う基本的対処方針の改定について質疑が行われました。18:30からの倉林議員の質問を聞いてから、国会を出て京都へ。
 
 
 シャドービジネス.jpg映画『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』を観ました。「金と権力と個人の野望」が、平和や人権より優先される国際武器取引の実態を映像と多くの生々しい証言によって描くドキュメンタリー。
 日本でも問われています。先日の予算委で、穀田衆院議員がイージスシステム搭載艦に搭載予定のレーダーシステムの選定をめぐる疑惑を追及し、それをうけて立憲の議員も質問するなど問題が広がっています。
 映画の中では、「そこにビジネスがある限り戦争は決して終わらない」「対テロ戦争ほど都合のいいスローガンない」「腐敗は武器取引の単なる一部ではなく国際武器取引の原動力」との証言もありました。コロナ禍のなかで世界の医療や保健の脆弱さが明らかになる一方で、武器取引が膨れ上がる世界でいいのか、考えるうえでもお薦めです。 
 東京五輪組織委員会の森会長が、女性差別発言への国内外の厳しい批判の中で辞任するとのニュース。当然のことですが、やめれば済む問題ではありません。やめれば済む問題ではありません。逆切れ会見のままでなく、きちんとした撤回・謝罪を行うことが必要です。
 
 また、組織委員会、JOC、そして森氏をかばい、辞職を求めなかった政府・自民党も、これまでの対応について厳しい反省が必要です。 これを機に、ジェンダー平等指数153ヵ国中121位という恥ずべき実態をただしていきましょう。

 今日開かれた河井克行元法相の買収事件の公判で、会計担当者の「自民党本部からの1億5千万円が買収の原資」との証言が明らかになりました。重大です。菅政権は直ちに自民党本部から送った資金の使い道について事実を明らかにすべきです。

 午前中に防衛省から「非識別加工情報」についてレクを受けました。国の行政機関等が持つ個人情報を特定の個人の識別も復元もできないように加工し、民間に提供する制度。毎年度毎に一回、省庁等が保有する個人情報ファイルについて、それを事業に用いる提案を公募し、審査のうえで提供するというもの。

 先日、米軍横田基地公害訴訟の原告・弁護団の皆さんとの懇談の中で、騒音の差し止め請求した住民の情報ファイルも公募の対象者となっていることに不安の声が出され、今日のレクとなりました。 防衛省の説明では、制度発足後四回の公募を行い、毎回40程度の個人情報ファイルを対象にしてきたが、応募はこれまでないとのこと。こうしたファイルが審査基準の一つである「新事業の創出等に資する」とは思えません。

 同制度を導入した法改正の際、日本共産党は、「非識別加工」をしたとしても、復元され個人情報が保護されない恐れがあるなどとして反対しました。少なくとも、こうした行政への請求、要請に関する個人情報ファイルは対象外とすべきです。

 今日は、衆院予算委の一般質疑。日本共産党から穀田衆院議員が質問に立ち、イージス・アショ等代替装備の選定をめぐる問題をただしました。

 横田弁護団.jpg第二次新横田基地公害訴訟の原告団、弁護団の皆さんと山添議員と共に国会内で懇談しました。同訴訟では、原告らが米軍機等の飛行差し止め及び将来の損害賠償を求めて上告していましたが、昨年十二月、最高裁は上告を棄却する不当な決定を行いました。

 懇談では、この間の防衛省と原告団・弁護団とのやり取りや、米軍機の訓練被害と日米地位協定に関する国会論戦についてそれぞれ報告し、今後のたたかいについて意見交換しました。

 衆院予算委の基本的質疑二日目。日本共産党から藤野議員が質問に立ち、豪雪対策、コロナでの労働者、医療機関支援、河井夫妻問題、オリンピックなどで菅総理をただしました。

 辺野古.jpg辺野古基地建設の埋め立て工事に沖縄戦の戦没者の遺骨のまじった土砂を使うことは許されない!――宗教者ネットの皆さん主催の院内集会で立憲の議員とともに挨拶しました。
 遺骨土砂を基地建設に使うことなど戦没者への冒涜にほかなりません。そもそも辺野古基地建設そのものが県民の平和の願いを冒涜し、民意を蹂躙するものです。
 さらに、耐震データ偽装という赤旗日曜版のスクープを紹介して、とにかく辺野古ありきで進められていることを指摘。自衛隊の共同使用の密約が明らかになり「県民の負担軽減」という口実も成り立たなくなっていると強調し、建設ストップを力を合わせようと訴えました。
 司会の方が、浦添市長選での伊礼ゆうき候補の勝利も呼び掛けてくださいました。感謝。
 今日から衆院予算委で来年度予算の審議が始まりました。今日から三日間は全閣僚出席の基本的質疑。二日間はテレビ入りで各党一巡。今日は自公と立憲民主党の質問。立憲からは枝野代表らが質問に立ちました。
 明日は日本共産党から藤野やすふみ議員が質問に立ちます。

 NHK日曜討論は各党政策責任者。日本共産党は田村智子政策委員長が出演し、コロナ対策で討論。現場の苦悩が全く分かっていない自民党下村議員に対し、医療、保健所、飲食業、暮らしの現場の声を示しながら具体的提案をした田村さんが圧倒しました。

 IMG_1973.JPG今朝のしんぶん「赤旗」の読書欄で岩波新書の「広島平和記念資料館は問いかける」の書評が掲載されています。「原爆資料館」と呼ばれて来た資料館が開館されるまでの歴史と苦労を始めて知りました。

 昨年、全面的な展示更新がされましたが、その意図についても詳しく述べられています。

 私も昨年、久しぶりに中に入りましたが、これまで所蔵しながら展示の機会がなかつた者も含め、被爆した実物の資料を中心にし、そこにどんな暮らしや仕事、人生があったのかを掘り起こすものとなっていました。原爆が一瞬の光の下で何を奪い、いまだにどんな苦しみヲもたらしているのかがぐいぐい迫ってきて、入館者もじっくりと見入っていました。

 核兵器禁止条約が発効した今年、ぜひ、多くの人々に読んでいただきたい。

 

 

 IMG_3754.JPG今日から第三次補正予算案の質疑は参院に移りました。今日は、立憲民主党の自民党の質疑。立憲の質疑では、参考人としてNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」代表の大西連さんが出席しました。

 大西さんは、政府のコロナ対策が生活困窮者の実態からまったく不十分であることや、生活保護で親族への扶養照会が申請の大きな妨げになっていることを現場の具体的事実から答弁。それを受けて政府に改善を迫っても、総理からはまともな答弁無し。現場の実態に聞く耳があるのが疑われる態度でした。残念です。明日は午後から小池書記局長が質問に立ちます。

 IMG_3756.JPG31日付のしんぶん「赤旗日曜版」がまたまたスクープ。辺野古米軍新基地建設で、新たに耐震設計に関するデータ偽装が判明しました。私がこれまで、辺野古の耐震設計の問題を委員会で質してきたこともあり、記事を書いた藤川記者が国会の部屋に来てくれ、取材の経緯を話してくれました。

 防衛省の示す引用元にデータが見当たらないことを発見し、防衛省に取材すると、品質チェックも行われず正式でない観測データの使用が発覚したとのこと。設計の信頼性が根本から揺らぐ事態です。

   午後に、請願の取り扱いについて請願課長から説明を聞きました。請願採択の協議を傍聴ができない理事会ではなく委員会の場で行うことや請願者による説明、議事録の作成などの要望があり、そのことを請願したいという声もあります。過去の経緯等について資料をお願いしました。

 ある調査では地方議会では、約32%kの地方議会で発言の機会を設けているとのこと。国会は遅れています。参院改革協議会でもこれまでにも議論がされてきましたが、改善が必要です。

 21.1.24 諏訪市2.JPG長野県諏訪市で、「核兵器禁止条約の発効を祝う集い」に参加しました。諏訪市原水協と市民連合すわの共催。お隣の茅野市在住の藤森俊希日本被団協事務局次長に講演に続き市民と野党の意見交換会が行われ、「禁止条約に署名する政権を作ろう」と語り合いました。
 藤森さんは被爆者代表として核禁条約の国連検討会議でスピーチされ、7月7日の採択の瞬間は私も国連の会議場でご一緒しました。発効を一緒に喜ぶ機会を設けていただいたことに感謝、感謝です。
 意見交換会では、立憲民主党の杉尾参院議員(動画参加)、社会民主党の中川県議と私が挨拶し、会場からの意見を受けて再度発言。最後に四区予定候補の長瀬ゆき子さんが挨拶をしました。
藤森さんと諏訪市で.jpg 私は条約発効の意義と、被爆国日本が参加することのインパクト等についてお話しし、羽田議員の急逝による参院補選、衆院選挙で勝利し、条約に参加する新しい政権を作ろうと訴え。
 また、会場から安保条約との関係で意見が出されたので、日本共産党は日米安保破棄の立場だが、野党連合政権の一致点は安保の維持であること、安保条約の下でも核禁条約に参加することは可能であり、その際、アメリカの核兵器の使用とその威嚇を「要請」や「援助」をせず、核兵器の「配備」も「許可」しないという点で一致できれば、連合政権は条約の義務を基本的に果たすことができるのではないかとお話ししました。
21.1.24諏訪市.JPG 挨拶の中で、昨日行われた、信州市民連合と野党との意見交換会の報告もあり、会場からは、亡くなった羽田さんを偲び、かならず野党統一補選に勝利しようとの声も相次ぎました。
 その後、党の会議に参加して挨拶。特急あずさが昨夜からの大雪のために運休になっており心配しましたが、午後からは通常通り動き安心しました。明日から衆院予算委で補正予算の審議が始まります。
 今日は諏訪地方としてしては暖かく、全面氷結していた諏訪湖も中の方は融けていましたが、周辺部分は凍結したままです。

 IMG_1951.JPG昨日発効した核兵器禁止条約。ネットでは、全国各地で発効を祝い、日本政府に参加を求める行動が無数に取り組まれたことが満載。みんなが喜んでいます。

 今日は東京、広島、長崎をオンラインでつないだ「核なき世界へスタート」集会を長野県諏訪市に移動中の車内で視聴しました。

 国連の中満事務次長やICANのフィン事務局長、採択した国連会議の議長を務めたコスタリカのホワイト大使、カナダ在住の被爆者サーロー節子さんなどが海外からのビデオメッセージを寄せられました。いずれも、条約の採択の瞬間を国連でご一緒した皆さん。改めて当時の感動をかみしめています。

 IMG_1947.JPG広島県知事と広島市長、長崎市長も挨拶。皆さんが口々にのべたのは、これはゴールではなく「核なき世界」へのスタートであること、同時に、「核兵器の終わりの始まり」であることです。カンボジアが52ヵ国目の批准国になったニュースも飛び込んできました。さあ、さらに進めよう。

 三宅ネクタイ.jpgついに核兵器禁止条約が発効した今日、核廃絶への思いを新たに一日を過ごしました。
 まずは朝。同条約が採択された2017年の国連会議に参加した際にも締めた、高校の先輩で被爆者である三宅一生さんのブランドのネクタイを締め、胸には東京の被爆者団体協議会の折り鶴バッチを付けて気合いをいれました。
 三宅さんは被爆体験を封印されていましたが2007年、オバマ演説に心を動かされ、7歳の時に被爆したことを明らかにし、ニューヨークタイムスで核なき世界を呼びかけられました。こうした被爆者の声が世界を動かしたのです。
 IMG_1943.JPG午前、午後と参院本会議での代表質問。昼休みの時間帯には、議員会館内で被団協主催の条約発効を歓迎する集会が開かれました。コロナ禍の下で密をさけるために各党の出席は一名のみだったので、会館の部屋でリモート参加。
 冒頭、児玉三智子被団協事務局次長が、「亡くなった多くの被爆者に、あなたの命を奪った原爆は国際法で違法になったと報告したい」と挨拶。その思いを込めて黙とうが行われ、私もパソコンの前で黙とうを捧げました。
 各党代表の挨拶では笠井衆院議員が「わが党には被爆二世の国会議員として本村、井上、私と三人いるが、代表して私が挨拶します」として条約発効の意義と決意を述べられました。
 午後の代表質問では小池書記局長が、「核無き世界」に向けた新しい世界の始まりを心から歓迎するとのべ、いまこそ被爆国にふさわしく世界への発信と行動をと、条約への署名・批准を菅総理に迫りました。
 菅総理は相変わらず、署名する気はないとのべ、核保有国と非保有国の「橋渡し」をすると強調しましたが、政府がやっているのは核保有国の「お先棒担ぎ」。この政治を変えねばとつくづく思いました。
 亡くなった多くの被爆者に、「あなたの命を奪った原爆を違法とする条約を日本も批准しましたよ」と報告できるように。
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