辺野古埋立問題の「第九回野党合同ヒアリング」が朝九時から開かれました。日本共産党からは赤嶺衆院議員と私が出席。埋立土砂に大量の赤土が混じっているとして県が求めている立入調査を防衛省が認めない理由や、軟弱地盤の存在と設計変更の必要性を認めながら工事を続ける不当性を厳しくただしました。
そのあとの国対の会議で、シンガポールのカジノ視察から帰国した辰巳議員から報告を聞きました。百聞は一見如かず。今後の論戦に活かせる内容がずいぶんとあります。
月曜日から始まる通常国会を前に、新たな統一会派の結成等があり、会派構成員の数の確定や、それにもとづく委員、理事等の確定のための議運理事会の協議が昨日から断続的に行われました。野党間では立憲民主党と社民党が、国民民主党と自由党が統一会派を組み、27人ずつで並びましたが、国民を離党して立憲に入党を表明した議員もあり、今後は立憲28 、国民26となる見通し。
今日予定されていた野党党者会談は立憲の枝野代表のインフルエンザにより週明け月曜日なりました。様々ありましたが、改めて安倍政権立ち向かう野党の結束と参院選に向けた一人区で共闘をしっかり確認して通常国会をたたかいます。
夜の新幹線で京都へ。
党静岡県委員会の皆さんが政府要請行動。午前中の防衛省、外務省への要請に同席しました。鈴木ちか参院選挙区候補、平賀たかしげ県議、鈴木節子静岡市議(県議候補)はじめ地方議員の皆さんが来られました。
前半は東富士演習場での米軍オスプレイの訓練について、後半は空自浜松基地への米軍オスプレイの給油及び護衛艦「いづも」の空母改修に伴う同基地のAWACS(早期警戒管制機)の活用についての要請。
訓練計画を事前に住民に示すようにアメリカに求めよという要請に対し、防衛省が繰り返したのが「米軍の安全」のためという言葉。住民の安全のために要請しているのに、米軍のことしか考えない回答です。いったいどこの国の政府なのか。
京都を7時に出て国会へ。辺野古土砂投入問題で野党合同ヒアリングに参加。大浦湾に超軟弱地盤があり、地盤改良なしに工事を進められないにも関わらず、なぜ土砂投入を行ったのかただしましたがまともな説明なし。
また、防衛局提出の資料と違う赤土が投入されている疑いがあり、「岩ズリを投入してなぜ海が赤くそまるのか」と、沖縄県が求めている立入調査に応じよと求めました。
防衛省は土砂の性状については業者が調査したものを受け取っているだけであることを認めつつ、「まだ沖縄県の文書をしっかり見ていない」と逃げるばかり。「立入調査を受け入れられないのはやましいことがあるからではないか」と迫りました。
道理のなさはいっそう浮き彫りに。直ちに違法工事を中止するべきです。今日は、森友問題、外国人労働者問題でも合同ヒアリングがあり、164回となりました。
午後は、国対の会議と議員団会議。終了後京都に帰り、地元の吉田学区の消防分団むの激励に参加。区長、消防団長や吉田学区の自治連会長はじめ各種団体の皆さんと共に年末特別警戒に奮闘されている消防団員の皆さんを激励しました。
国会内で開かれた国立大学協会との懇談と「オスプレイ配備撤回を求めるつどい」に昨日(12/19)、参加しました。
国大協と日本共産党国会議員団との懇談では、国大協の山本健慈専務理事から国立大学運営費交付金の減額等により大学の研究力が維持できなくなってといる状況が語られ、「今が臨界点。ここが崩壊したら取り戻せないとこに来ている」と強調されました。
採用抑制等により若手研究者が激減しているデータも示され、このままでは日本の科学技術の将来が深刻なものになることを改めて痛感しました。
議員団からは、運営費交付金拡充へ国会論戦等を進めることや大学の危機が国民的にどういう意味をもつのか大きく考える場が必要などの発言がありました。
オスプレイのつどいで、横田基地や東富士演習場などの現地レポートがありました。横田基地でのCV22のホバリングが民家のすぐそばで行われている映像が上映され、そのすさまじさを実感できました。
東富士でもMV22に加え、横田に配備されたCV22の訓練が増加している実態やまともに住民に情報提供がさなくなっている実態の報告がありました。
世界一危険なオスプレイが、日本を特殊作戦の出撃基地にし、日本の上空をわが物顔に訓練する事態を許すことはできません。
防衛大綱、中期防衛力整備計画が昨日閣議決定されました。午後に国会議員団安保部会で政府からレクを受けました。
5年間で過去最大の27兆4700億円を計上し、前中期防より2兆8千億円増額するもの。装備面では、「いずも」型護衛艦を改修しF35B戦闘機を導入。
政府は「戦闘機を常時搭載せず必要な時だけしか搭載しないから、攻撃型空母ではない」と説明しますが、「必要な時に搭載できる」ということは他国を攻撃する能力を持つことそのもの。
憲法違反の大軍拡計画は決して許されません。通常国会でも徹底追及します。
今日は、国会対策委員会、議員団会議が開かれました。日韓・韓日議連合同総会の報告を行いました。赤嶺議員からは辺野古への土砂投入について、その違法性と現地のたたかいの広がりについて報告がありました。
明日の日韓議連、韓日議連の合同総会に参加するために16;00羽田発でソウルに来ています。日本から約30人の議員が参加し、うち日本共産党からは志位委員長、穀田、笠井、本村、吉良各議員と私の6人です。
今日は韓国国会の迎賓施設で歓迎晩餐会。今、両国間にさまざまな問題がありますが、だからこそ20年前の日韓パートナーシップ協定に基づく率直な対話が大切です。
今日、臨時国会が閉幕。安倍政権による国会を内閣の下請けにするかのような異常な運営が続いた国会でした。正午からの議員団総会で志位委員長が暴走を批判しつつ、「強さの現れでなく、破たんの現れ。国民に説明ができない。だから強行する」と強調しましたが、実感にぴったりです。
しかし、いくら破たんしていても民意を聞かず強行する政治が続けば国民犠牲が広がるばかり。「この決着は選挙でつけよう」とも志位さんは強調しました。その通り!
13時から会期末処理のための委員会が開かれ、14:30から本会議となりました。夜は、参院国対メンバーの慰労会。今国会もお互い、よくたたかった!
イージス・アショア配備計画の撤回を求める要請書をもって、秋田県平和センター、山口県平和フォーラム、フォーラム平和・人権・環境、秋田・イージス・アショア配備問題を考える実行委員会の皆さんがそろって来訪されました。
秋田の配備計画地に隣接する新屋勝平地区振興会の副会長さんも同行されており、地元の皆さんの不安の声や反対の世論の広がりなど聞かせていただき、ご一緒にがんばることをお約束しました。
しんぶん「赤旗」の新年号用に、参院選挙の選挙区現職3候補、比例7候補揃っての写真撮影。比例候補7人での撮影は1月のお披露目街宣以来で、選挙区3現職とそろっての写真は初めてです。必ず、全員勝利をと決意を固めてこぶしを掲げました。
10時から本会議。水道法と原賠法の改正案の採決が行われ、日本共産党から倉林さんと吉良さんが反対討論に立ちました。水道法では与党は賛成討論に立たない一方、維新の議員が賛成討論にたったため「与党を代表しての討論か」など声が上がりました。
本会議終了後、野党国対委員長会談を行い、入管法改正案など最終盤の国会対応について意見交換をしました。 午後からは倫理選挙特別委員会。統一地方選の特例法の質疑で山下よしき議員が質問。その後、明日の質問にむけて3時半から日欧EPAの農業への影響試算について農水省からレクを受けました。質問準備をしながら、あれこれの打ち合わせや緊急対応が重なり、通告は夜になりました。
昨日の外防委で、日欧TPAにもとづくチーズへの影響について、EUは対日輸出が約938億円増加すると試算しているのに対し、日本は生産額が最大203億円減るとしており、4.5倍のかい離があることを追及したことを今朝の北海道新聞一面、日本農業新聞が報道しました。