国土交通省は今朝、沖縄県による辺野古の埋立承認撤回に対する防衛省の不服申立をうけ「効力停止」の不当な決定をしました。午後から沖縄の謝花副知事に来ていただいて予定してい野党共同ヒアリングは、急遽「抗議」ヒアリングとなりました。
謝花副知事からは「知事が命懸けで行った承認撤回。県は250ページに及ぶ意見書を提出したがそれをわずか数ページの決定文書でひっくり返すことは許せない」と声を震わせての訴え。「同じ内閣の中で、政府方針通りに不服を認めるならば、これから地方自治体の処分はすべて無効とされ、地方自治がこわさせる。これは全国の問題です」と強調されました。
引き続き、政府へのヒアリングがあり。国が私人に成りすました制度悪用だと批判が続出しました。
そのあと、安保破棄実行委員会による辺野古基地建設反対の署名提出集会。沖縄の風の伊波、糸数議員とともに党議員団から参加し、今日の不当決定への怒りの声を上げ、一緒に署名を受け取りました。
午前中は参院代表質問。今日は立民と自民の質問。午後の衆院代表質問には日本共産党から志位委員長が質問立ち、今朝の「効力無効」の不当決定を厳しく批判。「沖縄の民意を無視しながら、何が県民に寄り添う」か追及し、決定の撤回を求めました。
京都を朝出て富山市へ。富山城址公園で開かれた「アベ9条改憲阻止!内閣退陣!富山県民大集会」(主催「戦争する国」づくり反対共同行動実行委員会)に参加しました。沖縄に続き、共同の力で安倍政権を倒し、政治を変えようと声をあげました。
主催者を代表して反核医師の会世話人代表の金井英子さんが挨拶。政党からは私と社民党の東篤県連幹事長・富山市議、自由党の広野ただし県連代表がそれぞれ連帯のあいさつをしました。私が挨拶したときは雨でしたが、次第に雨もあがり、リレートークに続いてみんなで「がんばろー」を行い、富山駅までパレード。
終了後、京都に帰りました。
日本シリーズの初戦は引き分け。カープが初優勝した75年の日本シリーズで阪急に4敗2分けで負けたことを思い出します。山口高志が全然打てんかったなあ。
当時高校2年生。修学旅行と重なり、バスの中で、ガイドは無しにしてもらいラジオを流してみんなで応援したのも楽しい思い出です。今回は明日から4連勝じゃぁ!
衆参の議運理事会が開かれ、官房長官から24日に臨時国会を召集する方針が伝達されました。それを前に野党国対委員長連絡会、与野党国対委員長会談が行われました。いよいよ、慌ただしくなってきました。
10時から党愛知県委員会の皆さんの政府要請に本村、武田両議員、島津前議員と共に参加。愛知からは、すやま初美参院選挙区候補、県議候補を先頭に愛知の皆さんが住民の中を歩いてつかんだ願いが満載の12 の要請書をもって参加されました。
17:45まで要請が続きましたが、私は最初の、小牧で組み立てが行われているF35戦闘機の問題に関する防衛省の要請に同席しました。
その後、補正予算案と消費税増税問題での政府レク、来訪された公明党の参院新役員の皆さんとの懇談、議運理事会の対応打ち合わせ、来客対応などが続きました。
16:30から辺野古新基地建設問題の野党共同ヒアリングに宮本徹、武田良介議員とともに参加しました。 沖縄県が行った「辺野古新基地建設の埋め立て承認撤回」に対し今日、防衛省が国交大臣に対し不服審査請求と執行停止申し立てを行うことに対し、朝の野党国対委員長連絡会議で、緊急ヒアリングを行うことを確認したことに基づき、おこなわれたもの。
玉城新知事が安倍総理と会い、沖縄の声に真摯に耳を傾けよう求めた直後の民意無視の暴挙。しかも、国民が行政の行為に不服審査を求める制度を防衛省が使うことに対し「制度の濫用だ」と厳しい声が各野党から上がりました。
中国社会科学院日本研究所の皆さんが議員会館に来られ、懇談しました。杨伯江副所長ら五人の皆さんで、全員が流暢な日本語を話されます。
2010年12月に日中友好議員連盟若手訪中団の一員として訪中した際に、北京の中国社会科学院日本研究所を訪問して懇談をしたことがあります。そのときの写真もお見せしながら懇談。
「中国の内外政策をどう見ているか」「日本共産党が日本政治で果たしている役割は」「安倍政権が進める改憲をはばむ見通しは」「参院選での野党共闘はどうなる」など様々な質問が出され、お答えしました。
午後から議員団関係の三つ会議とデスクワーク。
明日からの五中総に向け、党本部で幹部会が11時から開かれ、議論の上幹部会報告を確認しました。その後、国会に戻り、安倍総理との会談を終えて日本共産党国会議員団にあいさつに来られた玉城デニー沖縄県知事を迎えました。
大きな拍手で迎え、笑顔が弾けました。ロックコンサートなどでよく使われる「メロイックサイン」を若者たちが選挙中、「デニッてる」サインとして流行らせました。玉城知事と一緒に「デニッTEL」サインでパチリ。
その後、愛知県豊橋市へ。市田副委員長を迎えた演説会。須山参院選挙区候補、しもおく県議、豊橋、豊川、蒲郡各市議団と共に地方選、参院選勝利へ決意表明。沖縄県知事選勝利を受け、どの会場も大いに盛り上がります。沖縄のように闘い、安倍政権退陣、新しい政治を!
10時から全労連会館で開かれた憲法共同センターの運営委員会で国会報告。国会にもどり、京都北部の地方議員・予定候補や京都府議ら15人による西日本豪雨等の度重なる災害への国の支援制度の聞き取りや制度拡充の要請。倉林議員と共に同席し、市田さんも激励に。
文化財の復旧や農業施設・農機具の更新、被災店舗や設備への支援、急傾斜地での地元負担の問題など住民の実態を示して迫りました。具体的に活用できる制度、国や地方自治体にさらに改善・充実を求める課題なども明らかになりました。さらに力をあわせて、生活と生業の再建のためにがんばります。
続いて京丹後の米軍Xバンドレーダー基地問題で防衛省に申入れ。▽ドクターヘリの運行による停波要請に米軍は速やかに応じるよう確約させること▽米軍人・軍属による交通事故の詳細を明らかにし抜本対策をとること▽日米地位協定の抜本的見直し▽米軍基地の拡張・強化をやめ、撤去を――など要請。
停波は「米軍の運用上やむを得ない場合」は応じないこともある、七月の事故の詳細について米軍に照会しているが、回答がないなどの返答を聞くと、「どこの国の政府か」と言いたくなります。
終了後、国連総会での総理演説、日米首脳会談、日米物品貿易協定(TAG)について外務省等からレクをうけました。米国大使館がHPに掲載した和訳にTAGとの言葉はなく、米ペンス副大統領が「FTAに向けた交渉を始める」としていることも示して質問。
日本が過去に他国とTAGを結んだ例はあるのか、世界でTAGを結んだ国を承知しているのかと聞くと、いずれも「ない」。ではなぜ、TAGとしたのかと聞くと、分かりやすいようにとの答え。
要するに、今まで政府がFTA交渉をやらないと答弁してきたこととつじつまを合わせるための造語だということ。国民を欺くのはやめよ。
議員会館で開かれた日韓議員連盟の総会に出席。今年は、小渕恵三総理と金大中大統領による「日韓パートナーシップ宣言」20周年。改めて原点に立ち戻り、両国関係の発展を図ることがそれぞれの挨拶で強調されました。
ソウルで行われた記念式典や日本での行事について報告。李洙勲韓国大使から挨拶があり「南北首脳会談で戦争の恐怖は完全に解決され、非核化交渉に弾みがついた。日朝首脳会談の早期開催に期待する」と述べられ他のが印象的でした。
11月2日にはソウルで日韓、韓日議連合同総会が開かれます。
午前中は資料整理など。午後から赤旗東海北陸信越版の取材。その後日韓議連の総会に出席し、夜の新幹線で京都へ。
朝から議員会館で沖縄知事選でデニーさんの勝利を報道する各紙を読みました。沖縄の知事選で史上最高の得票。県民の喜びの声とともに、安倍三選直後に突き付けられたノーの声が政権に与えたショックの大きさも報道されています。
国会内で話をした全国紙の記者は「調査では3万票差と思っていたが、8万票差になって驚いた」と語っていました。官邸や与党に動員されて期日前投票に行っても、「玉城デニー」と書いた人が、出口調査ではそう答えなかった人がかなりいたようです。権力に屈しなかった沖縄の皆さんは凄い。
記事の中には、今後の基地建設を巡って、一部に、限られる県の対抗策」(「朝日」) 、「県が移設に抵抗する手段が限られていることは否めない」(「毎日」)とするものも見られます。
しかし、今後、国が承認撤回取り消し訴訟を起こしたとしても、追い詰められているのは政府です。その点では、「産経」が的確に書いています。
「政府は埋め立て承認の撤回を取り消すよう求める法的対抗措置をとる方針だ。事前の手続き不備を理由とした承認の「取り消し」をめぐる裁判では最高裁で県の敗訴が確定しており、今後行われる裁判でも勝訴できると踏む。
しかし、問題はその先だ。
辺野古の軟弱地盤の改良工事や設計変更について新知事の承認を得なければならない。防衛省幹部は「これまでは知事の承認を得ないで進められるギリギリの工事をしてきたが、それも限界に近づきつつある」と述べる。玉城氏は「あらゆる手法を駆使して、辺野古に新基地はつくらせない」とも語っており、移設工事が進まなくなる可能性は否定できない。」(「産経」10/1付)
この間政府は、反対の声を踏みにじって工事を強行し、県民に「もう無理だ」とあきらめを強いてきました。それに対し私たちは、「工事現場海底に軟弱地盤が発見され、設計変更が必要。知事が認めなれば、工事は進めらせれない。デニー知事を誕生させれば、辺野古基地は止められる」と訴えてきました。
基地推進派の「産経」だからこそ、今回のデニーさん勝利が建設推進にもたらす深刻な困難をリアルに受け止めているのでしょう。
デニーさんを先頭にたたかいを広げ、辺野古基地ストップ、普天間の即時閉鎖、返還を実現しよう!
辺野古基地建設問題で一昨日に続いて野党共同ヒアリング。埋め立て承認撤回で工事は中止され、辺野古の海上に設定された立入禁止の臨時制限区域の根拠がなくなっているにもかかわらず、設定されたままで警備が行われている問題に議論が集中しました。
「日本の海なのに沖縄県当局も許可なくては入れないのは主権に関わること。米側に見直しを提起せよ」と一致して要求。「沖縄県が見直しを求めたら、日米合同委員会で議論するか」との問いに対する「防衛省として、ニーズがあり臨時制限区域が必要と考えているので米側に提起する考えはない」という答えに「米側を忖度するのか」の声も上がりました。
デニーさん勝利で、基地建設ストップを重ねて突きつけ、辺野古の海を取り返そう!
今日は午前中は、障害者の雇用水増し問題で、辺野古に続いて、昨日報道された三菱電機で裁量労働制で自殺者を含む労災認定が5件もあった問題で、それぞれ「野党合同ヒアリング」。閉会中も野党共闘は進化しています。
ヒアリング後、京都へ。