京都一巡夏キャラバンで京都市北区、上京区で倉林明子参院議員と共に街頭演説に立ちました。北区では井坂ひろふみ市議の司会で行い、浜田よしゆき府議もご一緒でした。暑い中、聞いていただいた皆さん感謝です。
私は、広島での平和祈念式典、原水爆禁止世界大会が、核兵器禁止条約採択、朝鮮半島の非核化プロセスの開始という激動の中で開かれ、この流れを前に進めようという挨拶が相次いだにもかかわらず、安倍総理の挨拶だけが一切触れない異様なものだったことを紹介。
三月の予算委でも総理に突きつけた「あなたは一体どこの国の総理か」という言葉が、世界大会でも参加者全体のものだったと強調し、「さすがに被爆国政府だ」とみんなが思えるような政権に変えようと呼びかけました。
終了後、神戸空港に向かい、空路長崎へ。到着した時に、翁長沖縄県知事の「意識混濁」というニュースが入り心配していましたが、夜には死去の報が。残念です。無念です。翁長さんも、どんなにか無念なことか。
亡くなる瞬間まで、辺野古の新基地を許さないために文字通り命がけのたたかいをされてきた翁長さん。必ずやその遺志を継ぐ知事をオール沖縄の力で誕生させなくてはなりません。合掌。
73年目の8月6日。核兵器廃絶の誓いを込めて朝6時に平和公園の原爆慰霊碑に日本共産党中央委員会の献花。国会から小池書記局長、笠井、藤野、仁比、倉林各議員と私、広島から大平前衆院議員、高見選挙区候補、県・市議の皆さんらとご一緒でした。
いったんホテルに戻る途中で、母校・広島国泰寺高校の原爆慰霊碑にも参拝してもらいました。ありがとうございます。合掌。
朝食の後、「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」に参列。 原爆が投下された8時15分に黙とう。今年も、セミの声と平和を願う鐘の音が広島平和公園に 響き渡りました。
式典では、広島市長、県知事が核抑止力論を批判し、両氏に加え市議会議長、国連事務総長もそれぞれの挨拶で核兵器禁止条約に触れました。ところが、安倍総理の挨拶は昨年に続いて一言も触れない異様なものでした。
続いて県被団協(坪井理事長)主催の被爆者慰霊式に参列。その後、原水爆禁止世界大会に出席しました。昨年は歴史的な核兵器禁止条約の採択が大会を盛り上げました。今年はさらに、南北・米朝の首脳会談により朝鮮半島の非核化と平和のプロセスが始まったことが参加者を励ましました。
もう一つの今年の大きな変化は、「総がかり行動実行委員会」の福山真却共同代表が初めて参加され、「日本平和運動・民主主義運動は分裂の時代から共同の時代へと確実に新しいステージの上に立っている」と連帯の挨拶をされたこと。
世界も日本の運動も前に進んでいるのに「核の傘」にしがみつく安倍総理。私は三月予算委で、「あなたはどこの国の総理か」と迫りました。世界大会の挨拶で小池書記局長が、今日の総理の挨拶に触れ、同じ言葉を述べると会場から大きな拍手。みんなの共通の思いです。
「さすが被爆国の政府」といえるような政治に変えねば――誓いを新たにしました。最後は檀上に上がりフィナーレ。みんなで「We Shall Overcome」を歌いました。
会場で、中学校の後輩の横江英樹愛知原水協事務局長とパチリ。
京都を朝出て広島へ。仁比参院議員、藤野衆院議員、大平前衆院議員、高見参院広島選挙区予定候補、辻県議、中本市議と共に、原爆病院、原爆養護ホーム神田山やすらぎ園を訪問して懇談。やすらぎ園では、入所者の皆さんにご挨拶し、花束を贈りました。
続いて、小池書記局長も参加して県被団協の皆さんと懇談。核兵器禁止条約批准を国民多数の声とし野党の共通政策に盛り込んでいく問題、原爆症認定の改善や黒い雨地域の拡大の問題等で意見交換しました。
夜は東京の学生の皆さんとの「集い」。それぞれが、原水禁大会参加の感想を述べた後、私から原爆と自らの原点や入党の所信、国会議員としての活動などお話ししました。個別の懇談は21時半ごろまで。学生の皆さんとまとまった時間、対話したのは久しぶり。様々な事実に触れ、どんどん吸収している姿がとてもまぶしかった。
終了後の遅めの夕食はもちろん、お好み焼き。
今日は、大阪、京都、名古屋を駆け巡る「三都物語」の日でした。まずは大阪市で開かれた広島一中、国泰寺高校の関西同窓会の昼食会。日弁連副会長も務められた、福原哲晃関西同窓会長の旭日中綬章受章祝賀の後、大津顧問のトークと歓談。
母校の様子や、同窓生の近況などの報告もあり楽しいひと時でした。12日には広島で還暦記念の同期会が開かれ150人位集まる予定。楽しみです。
京都に戻り、立命館大学国際平和ミュージアムで開催中の「第38回平和のため京都の戦争展」へ。今年のメインテーマは「障害者と戦争 ――戦争は戦力にならざる者の排除」。くしくも自民党女性議員の「生産性」発言で、国家に役立たないものは排除する思想が問題になり、タイムリーな企画となりました。
夜は名古屋市西区の「平和夏まつり 盆踊り大会」。西区の民主団体の共同で三十年以上も続く行事。子どもづれの家族から、労働運動OBの方々まで、老若男女が集い、踊りの曲も名古屋音頭からダンシングヒーローまでありました。
須山参院予定候補、鷲野県議、青木市議とともに模擬店を回り、参加者の皆さんと交流。やぐらの上からもご挨拶し、抽選会の番号を引く役も。最後に平和への願いを込めて風船を飛ばしました。
京都を朝出て東京へ。午後から議員会館で打ち合わせや資料整理などあれこれ。先週の金曜日に京都府の京丹後米軍Xバンドレーダーに関する倉林議員と連名の質問主意書に対する答弁書が閣議決定されました。全文はこちら。https://www.inoue-satoshi.com/parliament/shuisho/
以下、7/28の赤旗の報道。
Xバンドレーダー停波の情報 防衛省が自治体に"口止め" 井上・倉林氏の主意書への答弁
防衛省は27日、京都府京丹後市のXバンドレーダー基地・米軍経ケ岬通信所に関し、レーダーの「停波に関する情報」の取り扱いについて、関係自治体に停波要請の実績以外の情報を開示しないよう求めたことを明らかにしました。日本共産党の井上哲士、倉林明子両参院議員の質問主意書に対する答弁。
同省は、2015年12月に近畿中部防衛局を通じて関係自治体に対し「指摘のような『通知』を行ったことは事実」と回答し、"口止め"を行ったことを認めました。
レーダーの電波が航空機の計器に影響を与える可能性があるため、京都府が防衛省、ドクターヘリ関係機関と合意した文書では、「米軍は停波要請があれば速やかにレーダーを停波する」としています。
同省が作成した消防本部が行う米軍への停波要請の手続きを定めたマニュアルの公表については「米国との信頼関係が損なわれるおそれがある」と拒否しました。
米軍が日本側の要請に対し必ず停波するのかとの質問には「米軍は適切に対応すると承知している」と回答。しかし、別途文書では井上氏に対し「米軍は、運用上やむを得ない場合を除き、要請を認める」との認識を示しています。
同通信所では、今年5月、ドクターヘリ運航のための停波に応じず、負傷者の搬送が遅れる事案が発生していました。
台風が近畿を直撃。我が家も夜中には相当の風が吹き、朝起きると自転車が倒れていました。これから西日本豪雨被害地域に向かうので心配です。予定されていた京丹後のXバンドレーダー基地問題の集会は残念ながら中止。午前中は日本共産党東地区委員委の女性後援会でお話ししました。
「世界と響き合う日本共産党の値打ち」と題して、北朝鮮問題、核兵器禁止条約での日本共産党の対応と党綱領についてお話し。質問コーナーで一番出たのは予算の問題。イージスアショアの額がどんどん膨れあがる事への怒りと、被災地支援にこそ回せの声が上がりました。
今日は終日、愛知県で活動。京都を朝出て、まずは明日投票日の知立市議選の応援。佐藤誠、寺部誠二郎、牛野北斗各候補と共に訴えました。
日本共産党が公約に掲げた学校へのエアコン設置に期待の声が高まる中、自民系会派の幹部が「エアコン設置をいうのは無責任」と演説したとこと。「とんでもない。子どもの命と教育にかかわること。いわないことこそ無責任」と反論。
日本共産党国会議員が文科省に予備費での緊急対応を申し入れたこと、愛知県議団が県に独自の補助制度を申し入れたことを紹介。「国会、県議会とも力合わせ、市民と共同して実現までトントン頑張るのが日本共産党」と三人全員当選を呼びかけました。
午後からは原水爆禁止世界大会の愛知代表団の結団式で講演。続いて医師・歯科医師の日本共産党後援会の集いで挨拶。さらに西区で「集い」。四人の読者の方が参加して下さり、鷲野県議、青木市議とともにお話ししました。
年配の男性は、半世紀以上前からの党や民青との関係と信頼について語ってくださいました。鷲野さんも初めて聞いたとのこと。入党には至りませんでしたが、皆さんとの信頼をいっそう深めることができたと思います。
終了後、京都へ。
「今日も暑い!」――参院選、統一地方選勝利をめざす京都の府内一巡夏キャラバン二日目。午後から亀岡市内を山木、苗村両元市議と一緒に回り、三ヵ所で演説しました。豪雨被害で中止になっていた保津川下りも明日から再開とのこと。
亀岡に行く前に、京都被爆二世・三世の会の会員である増田正昭さんの初の個展へ。50歳過ぎてから絵画を学び、昨年京都造形芸術大学の大学院を修了。
一人ひとりが刻んできた人生を感じさせる被爆者の方々の肖像画や原爆ドームの作品に二世としての思いが込められています。29日まで。京都市中京区「Create洛」で。
亀岡の宣伝の後は、三重県津市へ。「国政を語る集い」で岡野県議と共にお話ししました。開会前に入党してくださった方があり、終了後も参加者に入党のお誘い。
今、名古屋に向かう近鉄車中。自宅に着くのは23時位です。
延長国会の最終日。衆院では6野党・会派が安倍内閣不信任決議案を提出しましたが与党が多数で否決。その後、参院本会議が20:20から開かれ、カジノ法案の討論・採決。日本共産党から大門議員が反対討論に立ちました。強行した与党と維新に怒、怒、怒。
カジノ採決の本会議は11:30にセットされていましたが、野党党首会談が朝開かれ、9:51に共同で安倍内閣不信任案を提出。その処理が最優先されるため、国会の議事はストップしました。
13時から衆院本会議。立憲民主党の枝野代表が不信任案の趣旨弁明を2時間45分にわたり行い、日本共産党からは志位委員長が賛成討論に立ちました。残念ながら、与党に加え維新も反対して否決。これほど国民の声とかけ離れた国会はありません。
その後、議事が再開され、参院の各委員会での会期末手続。19:15から閉会日に当たっての議員団総会。志位委員長が今国会での日本共産党のはたした役割と共闘の成果について強調し、引き続き参院本会議でカジノ法案反対のたたかいに最後まで奮闘しようと呼びかけました。
参院本会議は20:20に始まりました。カジノ法案の採決に当たり、日本共産党からは大門議員が反対討論。賭博で国民から巻き上げ、もうけは米国カジノ業者が吸い上げる究極の売国法案、刑法で禁止された賭博行為を違法性阻却事由もまともにないまま合法化する刑法違反の法律だという指摘に与党席は黙って聞き入るだけ。
採決では与党と維新の賛成で可決、成立こんな法案を豪雨災害より優先して強行した自公や維新に怒りがこみ上げます。 法律は強行されましたが、カジノ開業に自治体の申請が必要。さらに世論と運動を広げて、申請を許さず、この悪法も廃止する国会に変えようと決意を新たにしています。
13時からは、議員会館での「安保法制違憲国賠訴訟」の報告集会に参加し、挨拶しました。
集団的自衛権の理由とされた北朝鮮情勢は大きく変わりはじめ、「非戦闘地域」のはずのイラクでも、「停戦合意」が成立しているはずの南スーダンでも戦闘が起きていたことが日報隠ぺい問題で明らかに。当時の政府の説明は崩れたと強調しました。
15時からは、イギリスへの原発輸出に反対する院内集会に山添議員とともに参加し、挨拶しました。