朝の国対の後、10時からの本会議は議了のみで10分で終了。12:10からは「隠蔽、改ざん、ねつ造、圧力 安倍政権退陣へ 野党合同院内集会」に参加しました。
野党六党の共同で開いたもの、日報隠ぺい、加計疑惑、厚労省問題、森友問題、教育介入について各党が分担して報告。それぞれ委員会で追及してきた議員の報告に、改めて安倍政権をこれ以上続けさせるわけにいかないと怒りと決意がわきます。
森友問題は辰巳コータロー議員が報告し、ヤンヤの喝さいでした。最後にガンバロー三唱。
13時から参院開会協議会の選挙制度専門委員会。この間の議論を受け各会派が意見表明。改めて一票の平等を実現しつつ、多様な民意を正確に議席に反映させることが必要だとして、ブロック制の比例代表をたたき台にすべきと発言しました。
その後、来週の論戦打ち合わせをし、夕方の新幹線で京都へ。
今朝の「朝日」は昨日の外防委での私の質問と、自衛隊の河野幕僚長の会見を大きく報道。南スーダンPKOの日報が陸自に存在したことを昨年3/16に「報告を受けていない」としていた河野統幕長に実は1/27に報告をしていたことを質問で明らかにしました。
質問後の会見で河野しが報告を受けながら公表しないことを了承していたことを認めました。隠ぺいに次ぐ隠ぺい。底なしです。
午前中の外防委員会で質問。南スーダンPKOの日報が、無いとしていた陸自にあったことについて、防衛省の辰巳官房審議官は昨年1/27に事務次官と統幕長に報告したと答弁。
ところが統幕長は昨年3/16の会見で「報告は来ていません」と明言し、特別防衛監察結果にも統幕長への報告の記載はありません。
隠ぺいへの統幕長の関与の隠ぺいか。
昨年の特別監察の際、それを理由に国会答弁を拒否し、同時期に新たにイラク日報の隠ぺいが行われるなど、特別監察が隠れ蓑の役割をはたし、真相解明に至っていないことはいよいよ明らか。
国会としての南スーダン、イラク日報隠ぺい問題の真相解明が必要だ迫りました。
午後には長野県民医連から、社会保障学校に参加している看護師や職員の皆さん11人が来訪。職員の皆さんの一声アンケ―ト集をいただき、一人ひとりから医療・介護の現場の実情と要望をお聞きしました。しっかり受け止め、がんばります!
その後、安倍憲法改悪ノーの3000万署名の提出のために国会に訪れた愛知県の参院選予定候補の須山初美さんらから、本村衆院議員、武田参院議員とともに署名を受け取りました。
夜は、日弁連の今年度の会長、副会長、事務総長披露宴に出席。菊池裕太郎会長が挨拶され、15人の副会長、菰田優事務総長らが披露されました。最高裁長官、法務大臣、検事総長からの挨拶に続き、出席国会議員も壇上に上がり紹介されました。
阪本康文副会長(和歌山弁護士会)は大学で同じクラスでした。久しぶりの再会にミニ同窓会でした。
昨日のイラク日報問題での質問は今朝の「赤旗」や「京都」「読売」「毎日」「東京」などで報道されました。明日の外交防衛委員会でも引き続き追及します。
10時から開かれた本会議は採決三本のみで10分余りで散会。すぐに倫理選挙特別委員会が開かれ、昨年の総選挙の執行状況や取締り状況について報告を受けた後、福島県議選にかかる特例法の審議が行われました。
福島原発事故による避難指示区域等において、多数の住民が住民票を残したまま長期間避難することを余儀なくされ、国政調査人口と選挙人名簿の基礎となる住民基本台帳人口が大きく乖離した地域があります。
特に双葉郡では国調人口が九割減となっており、このままでは選挙区な定数を維持することができません。その対処のための特例法を求める福島県議会からの要請を受けての議員立法です。日本共産党は衆院で、選挙制度とし手の一貫性を貫く修正案を提出しましたが、残念ながら否決。原案に賛成しました。今日の質問でも、党の修正案の考え方を示して法案提出者を質しました。
終了後、衆院予算委員会の集中審議をテレビで見ながら、明日の外交防衛委員会の質問準備をし、17:30に通告。
予算では加計問題で、「総理案件」とする文書が報道され、愛媛県知事も職員の備忘録だとして認めているのに、総理はまともに答えようとしません。河村予算委員長の運営もひどい。さらに国民の怒りは広がることでしょう。
外交防衛委員会で質問。防衛省の新たな隠ぺいが発覚しました。陸上自衛隊の研究本部が、イラク日報を昨年3/27に発見していながら、3日後の3/30に、情報開示請求に関する探索に対して、イラク日報は「存在しない」と回答していたのです。
私の質問に高橋官房長官が認めました。報道では研究本部の教育課の課長は「南スーダンの日報についての特別監察だったため、イラクの日報が見つかったことを報告する必要は認識していなかった」とのべています。しかし、イラク日報について探索をうけ不存在をしたことで、この言い訳は崩れました。
組織的隠ぺいは明らか。稲田大臣や当時の陸幕長などの証人喚問を要求しました。質問は時事通信などで配信されました。
委員会終了後、明日の倫理選挙特別委員会の質問通告。その後、核軍縮議員ネットワーク(PNND)日本の総会。会長の河野太郎議員は外相となったため退任し、会長は当面空席とすることになりました。
総会に続いて朝長万佐夫・長崎原爆病院名誉院長の「賢人会議」についての講演と質疑応答。朝長先生は長崎の被爆者ですが、高校時代は広島ですごされ、わが国泰寺高校の先輩です。
昨日は総理・テレビ入りの決算委員会総括質疑で、仁比議員の質問を応援。午前中はイラク日報問題での防衛省レク。夕方の団会議後に通告しました。
昨日から野党六党が求めていた与野党国対委員長会談が今朝の8:15から開かれました。イラク日報が一年間も隠蔽されていたとの防衛相の会見を受けて求めたもの。
与党から一定の回答が示されたとの会談の報告を国対会議で聞き、10時から本会議。採決のみで15分で終了。その後、論戦打ち合わせ、倫理選挙特別委員会理事懇と続きました。
13:30に日本被団協の田中代表委員らが来訪され、「一連の高裁判決を踏まえた原爆症認定基準に関する当面の要求」を受け取り、懇談。被爆者の高齢化が進み、勝訴判決を聞くことなく他界する方も後を絶たないなか、待ったなしの課題です。
写真で一番左の東友会の大岩会長は、高校の先輩です。
夕方の新幹線
「ない」としていた陸上自衛隊のイラク日報が「あった」問題で、15時から野党合同ヒアリングに穀田、赤嶺議員と参加。なぜ、一年前に調べた時に見つからなかったのか。大臣に報告するまでになぜ二ヶ月もかかったのか。実態は「軍事作戦」だったことを隠ぺいしたかったのではないか。さらに追及します。
午前中は外交防衛委員会で防衛省設置法改正案の趣旨説明。委員会前の理事懇で、「ない」としてきたイラク派兵日報があったとされる問題が議論になり、「虚偽答弁がされていたことになる。国会として事実解明するべき」と主張。
その後の筆頭間協議で、明後日に予定されていた法案審議の時間を延長し、この問題での質疑時間を作ることで合意しました。倫選特の打ち合わせとイージスアショア問題での防衛省レク。午後は合同ヒアリングまで論戦準備など。18時からアラブデーのレセプション。アラブ諸国の駐日大使や日本の国会議員、進出企業幹部など関係者が多数出席。
ラシャッド・ブフラル駐日モロッコ王国大使、安倍首相、河野外相らの挨拶の後に乾杯。夕食をとりながら友好親善を深め合いました。同じテーブルのスーダンのアーメッド駐日大使と挨拶を交わしました。
新年度が始まって最初の国会。今週は木曜日に質問。今日は、年度末にたまった資料の整理や今後の論戦う地合わせなどなど。夜は議員団会議。
雑誌『エコノミスト』(2018・4・10)に、「第20回国会議員ランキング」〜2017年の通常国会「外交・安全保障関連委員会の質問時間」「共産党の活躍が目立つ」と紹介されました。
午前中の外交防衛委員会で、在外公館法の質疑、討論と採決がありました。この法案には、軍NATOに事同盟機構には初めて日本の代表部を置くことが盛り込まれています。
「協力関係を深めるため」といいますが、NATOはこの間、コソボなどの域外で武力行使をし、アフガンでは集団的自衛権を発動しました。こうした軍事同盟に代表部を置くことは、憲法の平和主義と相いれません。
しかも、強行された安保法制では、NATO諸国の軍隊へも兵站支援や支援活動が可能になっており、軍事協力拡大は危険な道ではだと指摘して反対しました。
午後は打ち合わせや論戦準備。18時から伊達参院議長、郡司副議長と会派毎の幹部との夕食懇談。山下団長とともに出席し、 歓談しました。
予算委集中審議で総理に質問。外務事務次官の秋葉氏が駐米公使時代に米戦略体制委員会の意見聴取で核兵器削減反対を主張し、沖縄への核収容施設の建設の提案に「説得力がある」と応じていた問題を追及。
河野外相は「協議内容は公表しないことが前提」と米側への照会を拒否。
私は、米国の団体「憂慮する科学者同盟」のグレゴリー・カラーキー博士が、「大臣の答弁は間違い。同委員会の資料を管理している平和資料館は、外務省の要請があれば当時の資料を開示する」と述べていることも示して追及。
「国民に隠れて、核削減や非核三原則に反することを発現していることは重大。過去の問題ではない。その人物が今、事務次官だ。引き続き同様の協議をしているのではないか」と、事実解明を要求しました。
質問終了後グレゴリー・カラーキー博士が訪ねてきてくださいました。秋葉外務次官の沖縄への核収納施設建設容認発言や「ニュークリア・シェアリング(核の共有)が必要」との発言を明らかにしてきた方。今日の答弁の特徴をお話しし、意見交換。今日の質問で使った博士の論文のパネルを持って記念撮影しました。
午前中の質疑で財務省の官房長が「総理官邸は改ざんの指示をしてない」との答弁。それを聞いた辰巳議員は、急きょ午後の質問の冒頭で追及し、官邸の関与については調査中であることを認させ「総理官邸という言い方は不適切だった。総理は指示していないということ」と答弁を修正させました。いいぞ!
午後から今週3回目の質問。外防委で米軍イージス艦の連続事故を取り上げました。昨年、横須賀を母港とする11隻のうち6隻が事故を起こす異常事態。
伊豆半島沖の米艦フィッツジェラルドとコンテナ船との衝突事故では米側で七人の死者がでました。海上保安部が両船の関係者を送検しましたが、米側の協力が得られず、氏名不詳のままでした。
さらに、米軍の調査報告書が挙げた事故の原因は訓練不足、資格認証の未達成、過労など驚くべきもの。こんな実態の米艦船が混雑海域を航行していて民間艦船の安全が守れるのかと迫り、米に安全対策を求めると共に、作戦任務を増大させている軍事悪循環から外交的努力への転換が必要だと強調しました。
午前中は本会議。子ども子育て推進法案で田村智子議員が質問しました。委員会質問の後は日曜日のNHK日曜討論の打ち合わせと月曜日の予算委集中質疑の準備と通告。日、月とテレビに出る機会が続きます。しっかり準備して臨みます!