ODA特別委で政府とJICAが援助しているインドネシアのインドラマユ石炭火電について質問。農業被害への懸念など住民合意がなく、反対運動への人権侵害などJICAの『環境社会配慮ガイドライン』に反していると指摘。環境許認可取消の判決後も貸付を行っていることを批判し、根本的見直しを求めました。
午後には田村智子副委員長と一緒に伊達参院議長と面談し、政府に対して今日、天皇の「代替わり」にともなう儀式に関する申し入れを行ったことを伝え、「代替わり」の進め方・儀式等についての全党会派による議論の場をつくるため尽力されるよう要請しました。
申し入れ全文https://www.jcp.or.jp/web_policy/2018/03/post-778.html
その後、明日の外交防衛委員会の予算委嘱質疑の準備。来週の証人喚問や論戦に係わる様々な動きや打ち合わせがあり、慌ただしい中での準備になりましたが、夕方には質問通告しました。横須賀を母港とする米イージス艦の多発する事故について質問します。
午後からの外交防衛委の大臣所信に対する質疑で河野外相に質問。
外務事務次官の秋葉氏が駐米公使時代にアメリカとの協議で核兵器削減反対を主張し、米国科学者団体にNATOで行われている「ニュークリアシェアリング(核兵器の共有)」が日本で必要とも発言していたことを指摘。
国民の知らないところで核兵器削減に反対し、国是である非核三原則と相いれない主張をしていることを厳しく批判。秋葉氏も参加した、この間の日米拡大抑止協議の場でニュークリアシェアリングやトランプ政権の核態勢について協議したのではないかとして、協議内容をを明らかするよう求めました。
参院予算委員会は今日、来週火曜日の27日に佐川元理財局長の証人喚問を行うことを議決。衆院予算委も同時に行われる予定。国民の怒りとの声と6野党の結束が政府・与党を追い込みました。さらに徹底追及で安倍内閣総辞職へ。
午前中は明後日のODA特別委員会の質問準備。外防委の質問終了後、通告し、明日の活動のために三重県津市に移動中。途中、大飯原発の地元福井県おおい町の町議補選で、一斉地方選で議席を失ったさるはし巧前議員が無投票で当選との朗報が。\(^o^)/
7年目の3.11の今日。政府主催の慰霊式典がありますが、広島一中・国泰寺高校の関西同窓会総会で大阪へ。同窓生の宇城昇(毎日新聞大阪本社社会部副部長)氏が、自ら取材班代表を務める長期連載「ヒバクシャ」について講演するのが聞きたかったので。
金曜日来の国会の激動があり、論戦準備もあり欠席も考えましたが、講演まで聞いて、続いての懇親会は失礼することにしました。
「被爆者」ではなく「ヒバクシャ」というタイトルにしたのは広島・長崎から世界へ目を向けたかったとのこと。一中の先輩を含む沢山の被爆者へのインタビューを重ねた連載。元プロ野球選手で被爆者の張本勲氏への取材のエピソードは感動的でした。
会場では同窓生の皆さんから、「大激動の国会だね。頑張って」「八日はテレビの質問期待してたのに残念」など、声をかけていただきました。乾杯前に失礼して東京へ。写真は福原哲晃会長と。
一連の報道では財務省は明日にも、森友関連の決済文書の改ざんを認める様です。その報告を受け、今後の国会運営の与野党協議が行われることになります。山積みする問題を徹底追及するための論戦準備もぬかりなく。
今日から予算審議は参院に舞台を移しました。今日、明日で各党一巡の基本的質疑。今日は民進党自民党の質問。日本共産党からは明日、小池晃書記局長が11:30位から質問に立つ予定(片道方式なので開始時間は前後します)。
民進代表が、「働き方改革」法案からの裁量労働制拡大を削除を指示したことに関して、同様の問題がある「残業代ゼロ法案」(高度プロフェショナル法案)も削除を求めましたが、総理は提出を言明。野党六党の共通要求は「働き方改革」法案そのものの提出断念。明日も小池さんが鋭く迫る予定です。
午前中は外務省から今国会提出の法案、条約について穀田衆院議員・外務部会長とともに説明を聞き、午後には米軍艦船とコンテナ船の事故への捜査等について海上保安庁、運輸安全委員会からレク。
夕方には、院内で開かれた日弁連の意見交換会「市民の期待に応える力強い司法へ」に参加し挨拶。司法修習生への給費制度が復活しましたが、貸与制だった「谷間世代」の負担が残されており、当事者の声やビギナーズネットの皆さんの報告を聞きました。与野党から多くの国会議員が参加しています、解決へ力合わせよう。
香港出身でイギリスのシェフィールド大学東アジア研究科の博士課程の馬嘉美さんから「小泉政権第二次安倍政権の国家安全保障政策」という題目でインタビューを受けました。与党議員にインタビューをし、野党議員として私に声がかかりました。
日本の取るべき外交政策や安保法制の評価とアメリカの圧力、安倍総理の果たした役割、九条改憲への対応など、多岐にわたる質問を受けました。
その後予算委員会の一般質疑を院内テレ日で視聴。藤野議員が質問に立ち、福井など大雪被害の現地の実態をあげて国の支援の強化を要求しました。
農業被害について、山梨などで大きな農業被害の出た2013年度豪雪の際に、豪雪地域にとどまらず「従来とは異なる雪害」へ「これまでの枠を越えた支援」を求め、衆参の災害対策特別委員会で全会一致であげられた付帯決議を示して支援を迫りました。
午後には、「学費負担の大幅軽減と私大助成の増額を求める国会請願署名」の要請に京都から学生や私大教職員組合の方が来訪。
学生からは、二時間かけての自宅通学だか、卒業時の奨学金の借金は300万円になり、就職も「借金を返せること」を優先に考えなくてはならないとのお話。学ぶ権利の保障は待ったなしです。
夕方には新宿駅西口での党中央委員会の3000万人署名行動に参加。宮本衆院議員、河野都議、沢田新宿区議らとともに訴えました。
あいにくの冷たい雨でしたが、立ち止まって訴えを聞いてくださる人、署名をしてくださる人が前回よりも増えたと感じました。ガンバロウ!
土日に続き月、火と外交防衛委員会の沖縄委員派遣だったので、五日ぶりの国会。電話でのやり取りはしているものの、目を通すべき書類などがすぐにたまり、今日はその処理が第一の仕事。
事務所に情報開示請求を通じて南スーダンPKOの日報隠ぺい問題を暴き、稲田防衛相を辞任に追い込んだジャーナリストの布施祐仁さんから著書『日報隠蔽』(集英社より)の贈呈本が届ていました。
国会での様々な質問も取り上げられ、私の質問も2回登場。布施さんの協力を得て行った、PKO派遣部隊の家族への説明資料の「反政府派の支配地域」という記述が「反政府派の活動が活発な地域」に書き換えられた問題を追及した質問の経緯も書かれています。
参院外交防衛委員会の沖縄委員派遣2日目。午前中は翁長沖縄県知事と懇談。自民党議員が普天間基地について、「辺野古移設が実現すれば、安全が確保され騒音が大幅に軽減される」と政府の姿勢を代弁したのに対し知事は、「外来機の飛来も増えていて、県内移設を伴う返還では基地負担軽減にならない」と強調されました。
また、相次ぐ不時着などのトラブルについても、「1年間で30 件も続く中、アメリカ軍は政府の要請も一顧だにしていない」と指摘。日本側が事故現場に立ち入れない地位協定の問題も指摘されました。
米軍機の窓が落下した普天間第二小学校上空の事故後の飛行を沖縄防衛局が確認したにも関わらず、米軍が否定していることに関し「うやむやに終わらせれば、日本の主権はとんでもないことになる」と強調されました。
私は知事に普天間基地の米軍機の各地での事故、基地と経済について質問。知事は、辺野古と普天間が直線距離で約30㌔しか離れておらず辺野古移転では基地負担軽減にはならないと重ねて語られました。また、9.11テロの際に米軍基地の不安から観光客が大きく減ったことを上げ、犠牲者がでるような事故が起きれば観光の打撃になると述べられました。
終了後、航空自衛隊那覇基地へ。南西方面隊の上ノ谷司令官から中国機へのスクランブルの増加など概況説明を受けたあと、E-2C早期警戒機やF15戦闘機を視察。E-2Cに入りレーダー機器等説明をうけ、F15のスクランブル発進の実演を見ました。
日程を終えて空路、東京へ。二日間、移動ばかりで運動不足だったので、夜にはプールへ。今日はいつものゆっくり1㎞ではなく、早めに泳いで50m×20本。最後はヘロヘロになりました。
今日、明日は外防委員会の沖縄委員派遣。東京を朝出て那覇空港に到着し、先ずは辺野古へ。
新基地建設へ会場の護岸工事が行われている現場を対岸の高台から見ながら防衛省の説明を聞きました。この美しい海を埋め立てるなど許されないと改めて痛感しました。
専門家が指摘している海底の活断層の存在については、「存在しているとは認識していない」が「調査はしていない」とのこと! 調査し公表すべきです。
辺野古の5㎞の護岸工事のうち、出来たのは500m足らずとの回答。しかも、海が深い場所はこれから。まだ数%しか進んでいません。
高台からの視察を終え、普天間基地に向かう途中にキャンプシュワブのゲート前を通ると、トラックが並び、砕石を搬入するところ。抗議の声を上げる人々に手を振りました。「勝つ方法はあきらめないこと」です。
宜野湾市に移動し、嘉数高台から普天間基地を視察。今日は米軍の休日で、オスプレイがずらり駐機していました。
続いて、米軍機の窓の運動場への落下事故のあった普天間第二小学校へ生きました。事故から2ヶ月。
運動場の真ん中の赤いコーンが建てられた落下現場に行き、体育の授業中で子どもたちのすぐそばに落ちたという話を聞くと、どれだけ怖かったことかと思います。
子どもたちの不安や体調不良もやや落ち着き、2ヶ月ぶりに運動場の使用が再開されましたが、校長先生は「学校周辺の飛行はやめてほしい」と強く語られました。
事故後、防衛省が監視カメラーと見張りの職員を配置していますが、小学校の上空を米軍ヘリが飛行したのを目視し、記録しているにもかかわらず、米軍が上空の飛行を認めていないという話に憤りを感じました。
今夜は那覇市内のホテルに宿泊。初夏の陽気に汗をかき、オリオンビールがおいしい。(^^)v
朝の国対の後、10時からODA特別委員会。今年度のODA調査の海外派遣四班からそれぞれ報告を聞き質疑。日本共産党からは辰巳議員が質問しました。
外務省の形式ばった答弁もありましたが、派遣委員の方が、現地で見たこと感じたことを率直に答弁されたのは興味深い内容でした。
終了後、大阪維新の会の参院国対委員長の東氏から同会が提出した政治資金関係の法案について説明を受けました。13時から参院改革協議会で参院の行政監察機能の強化について議論。続いて選挙制度専門委員会で次回選挙の制度改正について議論。
14:30に京都私学助成をすすめる会の父母、教員の皆さんが来訪され、請願署名を受け取り懇談。かつては国会内でも「自分で選んで私学に行ったのだから自分で払うのが当たり前」という声がかなりありましたが、今や教育の無償化はどの党も主張に掲げるようになりました。
「皆さんの声と運動が大きく動かしてきました。今がチャンス、経済的条件にかかわらず、公立でも私学でも選べるようにご一緒に頑張りましょう」とお話し。
京都の私学には大阪や滋賀から来ている生徒も多く、今日も大阪から通っている生徒の父母が複数いらっしゃいました。それぞれの府県が、その府県内の高校に通う生徒にしか助成しなくなったため、大阪から通う生徒や、逆に京都から大阪に通う生徒も助成の対象外。これは何とかしたいものです。
その後、内閣府の防災担当に来てもらい、災害救助法の運用についてレク。同法を適用すれば、必要な住民は負担なしで業者に雪下ろしを頼めます。
ところが福井の豪雪でこれがほとんど活用されていないことが現地に入ってわかりました。今朝の地元紙も報じています。道路除雪に追われていることや業者の人出不足がありますが、要因の一つが、国からの補助を受けることから必要以上に手続きを難しくしている市町があること。
内閣府の担当者に来てもらい、どの住宅に同法を適用して雪おろしをするかは市町村が適切に判断すればよく、国としてそれ以上の書類などを求めることはないことを確認しました。高齢者など地力で屋根雪を下せず放置すれば、命と安全にかかわります。積極的に活用してもらいたい。
夜の新幹線で京都へ。