午前中の本会議では介護保険法改正案の趣旨説明質疑。日本共産党から倉林明子議員が質問に立ちました。その後、議了案件の採決。精神保健法改正案の討論採決があり、これも倉林さんが登壇。はからずも厚生労働委員会の2つの重要法案の質疑と採決が同じ日になったためですが、他党も含めて同じ議員が一つの本会議で2度登壇するこのはめったにありません。
本会議の登壇回数が大きく増えたのは議席増の結果。嬉しいことです。同時に、重要法案がたくさんかかる厚労委員会に日本共産党の委員が一人しかいないことによるものであります。倉林さんは二人分、三人分の大活躍をされていますが、ぜひ、次の参院選挙でさらに躍進してすべての委員会に複数議員を配置したいものです。
共謀罪の強行を巡り、衆院法務委員会が委員長職権でセットされるなど緊迫する情勢。10時過ぎに衆院で金田法相不信任決議案が出され、今日の法務委員会は開かれませんでした。与党は明日の本会議で決議案を否決し、明後日の委員会で採決を強行、週明け23日の本会議で可決という構えだとされていますが、審議はまだ入り口。
今日も朝から国会周辺には廃案を求めるたくさんの皆さんが集まり、朝、昼、夕方と三ラウンドで集会が開かれています。加計学園、森友問題で総理の意向で役所が動いていた決定的証拠ともいえる文書が出て、朝から大きな話題になっています。なんとしても廃案にするため頑張らねば。
午後には東京民医連の新入職員の皆さんが請願書をもつて来訪。新人研修の一環だそうですか、医療現場で思うことや患者さんの声、政治への要望など聞かせてもらいました。
16:00に明日の質問通告。17:00からは院内で開かれた円卓会議「南スーダン後の日本の国際貢献」に笠井亮議員とともに参加しました。
午前中の外交防衛委で質問。アマゾンなどネット通販多国籍企業が日本で事業をしても、「恒久的施設なければ課税なし」というルールを悪用し、倉庫は恒久的施設ではないとして課税逃れをしていると指摘。国際的な対策(BEPS)で、倉庫も恒久的施設との認定が可能になったことを確認し、政府に租税逃れ対策強化を要求しました。
12:20から日本共産党憲法九条改悪反対闘争本部の第一回会合。志位委員長を本部長とし、35人の国会議員団全員が参加する本部です。志位委員長からの挨拶をうけ、全員でガンバロー三唱しました。
午後には沖縄でのパラシュート降下訓練について防衛、外務両省からレク。県議会の全会一致の決議をも無視する米軍の態度、米軍にまともに物言えぬ日本政府の態度に本当に腹が立ちます。
夜は日比谷野音で共謀罪成立阻止の大集会。会場一般の参加者で、壇上には野党四党+一会派の国会議員がたくさん並びました。今週採決などとんでもない話。質疑は始まったばかり。それでも問題点が次々。やはり廃案しかありません。
外交防衛委の一般質疑で北朝鮮問題で質問。軍事対応含む「あらゆる選択肢がある」としてきた米政府から、対話による解決を強調する「共同声明」が出され、韓国では対話重視の文新大統領が誕生しました。
岸田外相にこうした新しい動きを示し、米国に先制攻撃中止を求めることと、経済圧力と一体での対話による解決へ転換するよう要求しました。軍事対含む選択肢を支゛持する立場は変えず。先制攻撃があれば、日本と韓国には反撃による重大な被害がもたらされます。絶対にあってはなりません。
委員会終了後、国会秘書の永年在職(18年)の表彰。わが部屋から加藤、阿戸両秘書が対象でした。議長サロンでの表彰式に一緒に参加。伊達議長から一人ひとりに表彰状が渡されました。18年間お疲れ様でした。これからも活躍を!
夜は日弁連会館で弁護士政治連盟との懇親会。各党から多くの国会議員が参加していました。大阪の会長の福原弁護士は、わが国泰寺高校の先輩で、関西同窓会の会長をして頂いています。会場でお会いできました。
8:15から小池書記局長も出席した国対会議。10時からの本会議は採決のみで10分で終了。11時から、北朝鮮情勢と六か国協議参加国の対応等について外務省よりレク。
13時から倫理選挙特別委員会で質問。終了後、明日の外交防衛委員会の質問準備をし夕方に通告。夜は鯉城東京同窓会。最後は応援団長にもどって応援歌とエール。長い間会長を務めてこられ、今回で勇退された山縣さんにも心からのエールを送りました。
午前中の外交防衛委員会で、地球温暖化対策のパリ協定に背を向けるトランプ政権に対する政府の対応を追及。選挙中からパリ条約からの離脱を主張していたトランプ氏は、地球温暖化対策・環境予算を大幅削減する予算案を発表し、オバマ前政権の地球温暖化対策の全面的見直しをする大統領令に署名しました。
を安倍総理はTPPではトランプ政権に残留を説得したのにパリ条約に反する動きについて様子見。「地球温暖化対策を後退させるなと、サミットでも正面からモノ言うべき」と岸田外相に迫りました。
午後には自衛隊による米艦防護について防衛省からレク。16時過ぎからは予算委員会手中審議の応援傍聴。小池書記局長が安倍総理の九条改憲発言を厳しく追及。総理は、まともに答えず、日本共産党の綱領や野党共闘方針を捻じ曲げて答弁しましたが、小池さんが見事に反論。
総理は「自衛隊が意見という疑いが生じないように書き込むだけ」とする一方で、国防軍を設置する自民党改憲草案の撤回は拒否。九条改憲の狙いが浮き彫りになりました。
外交防衛委員会で質問。武器輸出三原則を撤廃し武器輸出推進の新三原則に転換してから三年。総理は、武器輸出で「経済成長を図るという考えはない」と答弁してきました。
しかし、防衛産業最大手の三菱重工が、新三原則をテコに海外展開を第一の成長戦略として推進していると説明していることを同社の説明会資料を示して追及。さらに同社の労組に対して説明した内容を報じる組合報を示し、F15戦闘機の部品を米軍に輸出し、高い利益確保の方策等を検討しているではないかと迫りました。
最後に、「武器輸出は憲法九条に反する。禁輸に立ち戻れ」と主張。
午後には明日の倫理選挙特別委員会の質問を通告。
今日は許せないことが二つ。一つは沖縄の辺野古で政府が埋立工事を始めたこと。もう一つは今村復興大臣が派閥の会合で講演し、震災被害の大きさをあげ「東北でよかった」と述べたこと。ひどすぎます。
今村発言後、緊急の国対会議を開き、他の野党とも連絡をとり対応を協議。ただちに罷免するよう求めることで一致。総理の任命責任も重大であり、明日の国会審議はできる状況にありません。
午前中は京都教職員組合女性部の総会で挨拶。議案書を見ると、清水寺の山門前で取り組みで来られた6.9行動は実に1200回を超えたとのこと。そうした草の根の署名活動が国際政治をうごかし、核兵器禁止条約の国連会議に結実していること、教育勅語の礼賛など戦争する国づくりと一体の動きについてお話しました。
午後は京都市伏見区で衆院京都三区の演説会。10月に市議選のある乙訓地域の長岡京市議団・予定候補の皆さんの紹介と決意表明があり、馬場府議の府政報告に続き、金森亨三区候補が訴え。続いて、私が訴えました。
会場には、4/17付「朝日」の「妹に薬飲ませ...失った記憶」という戦争体験の投書が反響を呼ぶ村上敏明さんの姿がありました。私は投書を読み上げて紹介し、「二度と戦争は許さないという思いが刻まれた九条踏みにじる政治は許さない」と長岡京市議選勝利、総選挙での市民と野党の共同、日本共産党の躍進を訴えました。
終了後、村上さん、金森さんと共に写真。
外防委で医薬品の知的財産権保護の強化について質問。TPPでは、製薬会社の要求で「特許期間の延長」や「データ保護期間」などが盛り込まれました。
交渉中のRCEPでも日本はTPPと同水準を要求。「データ保護期間」が盛り込まれれば、企業が新薬承認申請時に提出する安全性・有効性のデータを一定期間非開示とされ、他国でのジェネリック開発が困難になり、途上国でのHIVやマラリア患者に深刻な影響があります。
「国境なき医師団」は、知財保護を強化すれば、途上国の人々の命綱のジェネリックの使用が困難になると批判。私は、政府が推進している「国連持続可能な開発目標(SDGs)」に盛りこまれている「全ての人々の高品質で安価な医薬品へのアクセス」と矛盾すると外相をただしました。
午後から動物愛護活動を行う三団体の皆さんと懇談。「PEACE 命の搾取ではなく尊厳を」「NPO法人アニマルライツセンター」「NPO法人動物実験の廃止を求める会」の皆さんです。
私は「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」の副会長を務めており、同議連で動物愛護法改正PTのメンバである武田良介議員と一緒にお話しを伺いました。
三団体皆さんから動物愛護法の改正案の提案があり、その内容や現状の問題点について詳しくお話を聞けました。今後の議連活動に生かしていきます。
今日は介護保険改悪反対の全国保団連の国会行動があり、京都、愛知、長野の保険医協会の皆さんが請願署名をもって来訪されました。がんばります。
午前中の本会議で、日米、日豪、日英物品役務相互支援協定の反対討論。先日の本会議で総理は「違法な武力行使をする国への協力はあり得ない」と答弁しましたが、安保理決議もない米国のシリア空爆を国際法上の根拠も確かめずに「支持」した安倍内閣の下で、違法な戦争への協力の恐れは強まったと強調しました。
午後からは、志位委員長が昨日、発表した見解「破壊もたらす軍事力行使ではなく、外交交渉のなかで北朝鮮の非核化を」を韓国大使館に届け、イ・ヒソップ公司に説明し懇談。有意義な意見交換ができました。
その後、品川から京都へ。
外交防衛委員会で米国のシリア空爆について質問。化学兵器はアサド政権が使用したとの認識かと聞くと外相は、「国際機関が調査中」との答弁。空爆の国際法上の根拠はと聞くと総理は「アメリカから聴取中」との答弁。
つまり、何の根拠もなしに、アメリカの空爆を「支持」し「理解」したことになります。安倍総理の米国追随の害悪が浮き彫りになりました。
その後日米、日豪、日英ACSAについて反対討論。残念ながら、与党と維新の賛成多数で可決しました。
12:30から日印原子力協定の撤回・廃案を求める院内集会に参加し挨拶。午後からの衆院本会議で趣旨説明質疑が行われるはずでしたが、昨日の厚労委員会における強行採決をめぐって与野党協議が続けられ、本会議は開かれませんでした。
3時前に国会を出て、16日投票の富山市議選の応援でとんぼ返り。政務活動費不正による大量辞職に伴う補選での二議席加えた四議席でたたかっています。
この力で、議員報酬10万円引き上げ撤回、費用弁償の廃止、中三までの医療費の完全無料化など、半年で次々と成果を上げてきました。赤星、中山両候補と共に「不正全容解明、市政の転換へ全員勝利を」と訴えました。
最終の新幹線で東京へ。宿舎着は24時前でした。