今週は質問ラッシュ。明日は午前中はODA特別委の予算委嘱審査、午後は外防委で米軍再編特措法の質疑、明後日は外防委で予算委嘱審査が決まっています。さらに翌日は外防委一般質疑の予定で、計4回の質問。
ということで今日は議員会館で準備。休日の会館はとても静かで電話もなく、はかどります。
そのさなかに、上原ゆみ子京都府議の突然の訃報が届きました。信じられません。あの笑顔が二度と見られないとは。無念です。合掌
さらに、被爆者の医師として核兵器廃絶や原発事故の放射能被害の問題で奮闘されていた肥田舜太郎先生の訃報も。残念です。合掌
10時から本会議。雇用保険法の趣旨説明質疑でした。午後の予算委員会で23日の籠池氏の証人喚問が議決されました。同日の午前が参院、午後が衆院での喚問となります。偽証が許されない喚問で、国民の求める真実究明の第一歩にしなくては。
午後は質問準備。火曜日の午前中はOSA特別委で「プロサバンナ事業」について、午後は外交防衛委員会で一連の問題で問われる稲田防衛相の大臣としての資格について質します。
19時までに質問通告が終わりました。
激動の一日でした。昨夜のNHKニュースで、南スーダンPKOの日報データが陸自に存在していたが、それを隠していたことが判明。朝刊もいっせいに報道し、今日の衆院安保委で厳しい質問が続きました。
稲田防衛相は、検事ら第三者が加わる特別監察を実施することを表明。夜のニュースでは陸自に存在していたことは陸幕長にも報告されていたこと、隠ぺいの指示は統幕の幹部だったと報じられています。徹底した真相解明を! 稲田大臣は辞任を!
一方、参院予算委は森友問題で現地視察。財務局や大阪府を訪れた後、小学校の建設現場へ。その場に出てきた籠池理事長が小学校建設にあたり、夫人を通じて安倍首相から100万円の寄付があったとの爆弾証言!
さらに、野党四党の代表が急遽大阪に行き籠池氏と面談。籠池氏は、全て国会で語りたいと述べました。この後、事態は急展開、23日に衆参の予算委員会で籠池氏の証人喚問を行うことで自民・民進間の国対で合意。注目の喚問になります。
来週は火曜から木曜日まで三日間で四回の質問に立つ予定。今日は、衆院の質疑を院内テレビで見ながら、質問準備。モザンビークで実施しているODA、プロサバンナ事業について外務省からレクを受けました。
予算委の一般質疑。日本共産党からは吉良議員が森友学園の幼稚園の教育勅語押し付けや虐待の実態と表彰して持ち上げた稲田防衛相の責任について、山添議員が長時間労働の是正と政府の「働き方改革」について質問。
それぞれ、鋭く迫る質問で他党議員からも大きな拍手がありました。いいぞ!
昼休みには外交防衛委員会の理事懇。午後は予算委応援傍聴の後、予算論戦打ち合わせ。さらに、新潟県の自衛隊関山演習場等で、オスプレイ参加で実施中の日米合同演習について藤野、武田両議員と共に防衛省に説明を求めました。
昨年九月の日米合同委員会合意により、「沖縄の負担軽減のための行われるもの」として、米軍の移動経費等を日本が負担。にも関わらずオスプレイの飛行ルートも時間も不明で、突然市街地上空を我が物顔で飛行し、各地から怒りと不安の声が噴出。長野県庁の上を飛行したという情報も。怒、怒。
「米軍の運用のことなので、詳細は承知しない」の一点張りの防衛省にも怒、怒。一体、どこの国の空なんだ!
予算委員会のTV入り集中審議。日本共産党からは山下よしき副委員長が質問に立ち、森友問題、南スーダンPKO撤収、オスプレイについて追及。稲田防衛相はオスプレイの危険性の問題でも、低空飛行訓練の問題でもアメリカの言い分を繰り返す無責任な答弁に終始。いったいどこの国の政府か。
午後には軍事研究の問題で内閣府からレク。夜は議員団会議と森友問題追及チームの会議。
夕方に重大な記者会見が重なりました。森友学園の籠池理事長が小学校の認可申請を取り下げ、理事長を辞任することの会見。これで幕引きにさせるわけにはいきません。様々な疑惑の徹底解明が必要であり、安倍総理夫妻の道義的責任が問われています。
この会見に合わせたかのように突然行われた安倍総理の南スーダンPKOからの撤収の記者会見。この間、事実上の内戦状態となった南スーダンからの自衛隊PKO派遣部隊の撤収を求める大きな世論と運動が広がり、日本共産党も追及してきました。
こうした世論と運動が政府を追い込んだもの。憲法違反の派遣の破たんを示すものです。
私自身、撤退を求めて委員会質問を7回行い、昨日午後の外防委でも撤退要求しました。その二時間後のNSCで撤収の方向を確認したとしているので、最後の一押しをしたことになります。
ただ、政府は「施設活動の区切り」を理由にし、内戦状態による参加五原則の崩壊を認めていません。危険な実態を隠す姿勢は「日報」問題と同じです。これまでの説明の破綻を認め、五月末ではなく直ちに撤退せよ!
今日は午前中は本会議。地方税法の質疑で山下議員が登壇しました。午後は、予算委の院内テレビ中継を見ながら、論戦打ち合わせや準備など。
夕方のPKO撤収の会見後はその対応。19:30から緊急に関係省庁を読んでレクを受けるなど、会館を出たのは22時前でした。
今日は予算委員会の公聴会。午前中は外交防衛、午後は社会保障・経済でそれぞれ三人の公述人からご意見を聞き、質疑応答が行われました。私は午前中に質問に立ち、軍事同盟の解体が世界の大な流れの中での日米安保の拡大強化の問題、北朝鮮の核・ミサイルの問題などで質問しました。
午後は外交防衛委員会で外務・防衛大臣の所信に対する質疑。南スーダンPKOについて、民族間の大虐殺を防ぐために安保理に提案された決議に日本が賛成せず、廃案にしてしまった問題、政府高官や軍の幹部が、キール政権と政府軍が、和平合意を壊し、民族浄化を行っているとして次々と辞任している問題などを質問。
南スーダンが部族間の抗争で「戦国時代」ともいえる状況になり、キール政権が紛争の一当事者になっていると指摘、PKOの中立性が失われ、派遣の条件が崩れているとして撤退を求めました。
日は、午前中は本会議で国税の改正法案について大門議員が質問。冒頭、全会一致で北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する抗議決議を採択しました。
午後は質問準備と通告。途中、全労連の春闘デモを激励。さらに仁比議員の共謀罪問題での予算委質問を応援傍聴。法相の答弁はボロボロ。国会提出などとんでもないことです。
予算委員会の集中質疑で質問に立ちました。南スーダンPKOの「日報」隠蔽問題や、「戦闘」を「衝突」に言い換えて、自衛隊の家族に危険な情勢を「安全」かのように説明している問題で安倍総理や稲田防衛相を追及しました。
冒頭、早朝の北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議しました。2/15の総理の訪米報告に対する本会議質問の直前にも発射され、冒頭抗議したところであり、連続しての発射です。
質問の一番の追及点は、自衛隊の統合幕僚監部の担当者が日報を毎日ダウンロードして大臣に報告しながら、情報開示請求に対して「廃棄済み・不開示」とすることの意見照会があったときに「決済に関与したものは、統幕に日報データがある認識がなかった」として不開示を認めたこと。
「誰も知らなかったというのはあまりにも不自然。決済に誰が関わったのか調査せよ」と迫りましたが、大臣は、「その後、私の指示で出てきたので、経緯を調査する必要はない」と拒否。私は、護衛艦「たちかぜ」のいじめ自殺事件でも証拠隠しをし、高裁判決等でも指摘されてきた自衛隊の隠蔽体質を温存するものだと指摘しました。
さらに、日報には「戦闘」となつているのに、派遣部隊の説明資料では「衝突」と書き換えていることを示し、危険な実態を自衛隊家族からも国民からも覆い隠すものだと批判しました。
NHK中継を見て応援して下さった皆さん。ありがとうございます。
「ヒバクシャ・100人ピースマスクプロジェクト」にモデルとして参加しました。100人の被爆者や被爆二世の顔型から和紙のピースマスクを作り、展示する取り組み。
京都市のNPOと美術家、金明姫さんによるものです。
https://readyfor.jp/projects/peacemask
朝、金戒光明寺の塔頭で、顔を石膏で型どりしてもらいました。3月末に広島市内で展示されます。 楽しみです。
その後、日本共産党の京都府党会議に出席。穀田、倉林議員とともに紹介を受け、小選挙区候補を代表して穀田さんが挨拶しました。来賓として、野党と市民の共同で大きな役割を果たしてこられた精華大学の白井聡さんが挨拶をしてくださり、大きな拍手がありました。
午前中の討論だけ聞いて、午後には東京へ。火曜日からいよいよ参院予算委論戦に突入です。
京都を朝出て、都内で開かれた安保破棄中央実行委員会の全国代表者会議で挨拶。東森事務局長の「報告と提起」、小泉常任幹事の「トランプ政権と日米安保」、瀬永・沖縄統一連事務局長の「沖縄の基地をめぐるたたかいの情勢と展望」の二つの特別報告を聞きました。今後の国会論戦に大いに生かしたい内容でした。
夕方には再び京都へ。