活動日誌

ホーム の中の 活動日誌 の中の 外交安保・核廃絶

「外交安保・核廃絶」の記事

 昨日、安倍総理とともに真珠湾を訪問して帰国した稲田防衛相が今朝、靖国神社を参拝。真珠湾では「不戦の誓い」を語り、靖国参拝にあたっては「未来志向に立ち」行ったと発言しました。

 いったい何のための参拝か。稲田氏はかつて「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」(『WLL』2006年9月号)とも発言している。

 「不戦の誓い」などではなく、未来も、お国のために血を流せということにほかならない。

 IMG_1366.JPG太平洋戦争開戦の日である今日、戦前の痛苦の経験から軍事研究を拒否してきた大学を再び巻き込もうとする、防衛省の「安全保障技術研究推進制度」について質問しました。

 ちょうど今朝の「毎日」には、関西大学がこの制度への学内の研究者の応募を禁止し他の軍事研究にも協力しないことを決めたというニュースが掲載。以前から定めてある研究倫理、「基本的人権や人類の平和・福祉に反する研究活動に従事しない」の原則に沿って判断したとのこと。質問に勢いが付きました。

 この制度は、防衛省が研究テーマを示して公募し、大学等に研究資金を提供するもの。防衛省が八月に発表した「研究ビジョン」で無人戦闘機の研究課題として挙げられた「メタマテリアルを用いたステルス技術」は昨年この制度で採択された研究テーマそのもの。防衛施設庁もこの研究を無人戦闘機に活用することを認めました。大学を武器開発に直結させる制度だと明確になりました。

 公募する研究テーマは武器の開発にあたる防衛装備庁の職員が提案。応募して採用されれば防衛施設庁職員のプログラムオフィサーが、防衛用途への応用という出口を目指して調整・指導し、資金の打ち切りもあります。大学を軍事研究の下請けにするものにほかなりません。

 悪法ラッシュの最終盤。カジノ解禁法案については大門議員が、TPPでは紙議員が、「部落永久化法案」では仁比議員がそれぞれ質問。与党は今日の六時間の質疑だけでカジノ法案の採決を提案していましたが、月曜日に参考人を開くことになり、今日の採決は阻止。

 TPPは明日の午前中に締めくくり総括質疑を行い、私が質問に立つことに。夕方にしつこくを済ませました。

 午前中の参院本会議で、我が党や民進党などの反対を押し切りカジノ解禁法案が審議入り。日本共産党からは田村議員が質問立ち、最高裁判例でも「国民経済の機能に重大な障害」とされた賭博を合法化して何が「成長戦略」かと迫りました。

 推進派の質問も国民の懸念・不安を挙げて対策について聞くものばかり。提案者の答弁は政府に対策を丸投げすることに終始し、法案の道理のなさが浮き彫りになりました。廃案しかありません。

IMG_1351.JPG 昼休みの議員会館前集会で挨拶。カジノ解禁法案での田村議員の本会議質問の内容を紹介し、TPPとカジノにしがみつく安倍内閣の行き詰まりの中での暴走だと批判し、草の根からの運動、市民と野党の共同で暴走ストップ、政治を変えようと訴えました。 

 15時から党首討論。志位委員長の南スーダンPKO問題での質問に安倍総理はまったくかみ合わない答弁をだらだらと行うばかり。志位さんは事実をしっかり突き付けて、自衛隊の駆けつけ警護が政府軍と戦うことになる危険を明らかにし、撤退を求めました。

 明日の外交防衛委員会での軍学共同問題での質問の通告を終え、17:30からは超党派の議員が呼び掛けたカジノ法案反対の緊急院内集会に出席。

NHK.jpg 昼のNHKニュースで、南スーダンにおいて「政府軍と反政府軍の双方が多くの子どもたちを徴用し、今後の戦闘に備えている」との国連の専門家グループの報告を報道。自衛隊が駆けつけ警護等で戦う相手のなかにこうした「少年兵」が含まれ、殺傷してしまう可能性もあります。やはり、自衛隊は撤退すべきです。  

 今朝の読売新聞や北海道新聞で伊達忠一参院議長の政治資金規正法違反の疑いについて報道され、議運理事会でも問題となりました。後援会主催のゴルフコンペで、費用の一部を後援会側が負担していたという疑惑です。 伊達議長は来週末までに事実関係を明らかにするとしていますが、早急に自ら疑惑にたいして答えることが求められています。

 議運では、この問題と年金カット法案の審議入りをめぐって断続的協議が行われ、結局、20:20から議運委員会を開いて明日の本会議日程について議決し、民主・共産の反対を押し切り、明日の年金カット法案の審議入りを決めようとています。

 午後から、一月の党大会へのご案内のために韓国大使館を訪問。イ・ヒ・ソップ公使に決議案もお渡しして懇談しました。その後、党本部で南スーダンPKOに関する論戦会議。吉良さんのTPP特の質問は応援傍聴できませんでしたが、本部のテレビの前で応援しました。

 TPP特は今日の理事懇で、来週月曜日に総理・テレビ入りの集中審議を行うことを決めました。

  午後からの衆院本会議で年金カット法案の採決が行われ、与党と維新の賛成で可決。この法案の成立、TPPの批准をはかるための会期延長も強行されました。四野党の国対委員長会談も行われ、厚労委員長解任、厚労大臣不信任決議案を提案しましたが与党の反対で否決されました。

 衆院の状況を受け、今日予定されていた各委員会は中止。午後には、参院の野党三会派(民主、共産、希望)の国対委員長会談を行い、今後の対応について協議。自民党が求めている明日の本会議での年金法案の審議入りは受けないことで一致しました。本会議や委員会の今後の日程は明日からの協議となります。

カストロ.jpg その後、キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長に対する弔問のため、都内の同国大使館を訪れ、記帳しました。

カストロ氏の遺影の前に置かれた記帳簿に「78年に世界青年学生祭典で訪れたハバナで聞いたあなたの情熱的な演説を忘れません。大きな業績に心から敬意を表します」と記し、署名しました。 

アムネスティ.jpg                                                     16時から、私が副会長を務めるアムネスティ議員連盟の総会と国際人権セミナーに出席。 

 インドネシアのアチェで人道支援団体の事務局長を務めるリリアン・ファンさんを招き、無国籍のロヒンジャが直面している人道問題についてお話を聞きました。

 牧山議連事務局長、若林アムネスティ日本事務局長らと共に記念写真。

    午前中の本会議で2015年度決算の報告と質疑があり、日本共産党から吉良よし子議員が質問に立ちました。南スーダンPKOに関する総理の答弁は異様に長いものでした。いたいところをつかれ、必死で説明している

 午後からはモザンビークでの日本のODAに関する院内集会。私も呼びかけ人の一人となり、日本国際ボランティアセンターなどのNGOの皆さんとともに共済しました。モザンビークから小農運動のリーダーや市民社会組織の若手リーダーらが参加され、日本が推進する経済開発で何がおきているか報告を聞きました。

 その後、TPPの論戦会議、大学等の研究に関する競争的資金について文科省からレクを受けました。

 夕方に自公の党首会談が行われ、14日のでの会期延長を確認。その後、与党の幹事長から議長に対し延長のもうしいれがありました。野党四党の国対委員長会談が行われ、会期延長反対、強行さいけつされた年金カット法案は委員会に差し戻せ、などが確認されました。

APEC本会議.jpg 今日は午前中は本会議、午後は倫選特でそれぞれ質問。夜アルジェリア大使館でのナショナルデーレセプションに出席してから京都に帰るという忙しい一日。衆院で年金カット法案の委員会採決が強行されました。怒。

 本会議では安倍総理のAPEC等の帰国報告に対する質問に立ちました。トランプ米次期大統領がTPP離脱を表明した下で米国をつなぎとめようとするならば、二国間FTAでもTPP再交渉でも、日本自ら米国に有利な「不平等条約」を求めることになると強調。会期延長をやめTPPは廃案にせよと迫りました 。

 倫選特では在外投票の手続きを簡略化することなどを盛り込んだ公選法改正案について質問。留学する学生に在外投票の新制度にについて周知するために大学への要請を行うことなどを求め、高市総務相から「要請する」との答弁がありました。

 アルジェリアのナショナルデーでは大使にあいさつし、来年一月の党大会への出席の案内状をお渡ししました。

 今日は午前中、外交防衛委員会で質問した後、明日の総理のAPEC等報告に対する本会議質問と倫理選挙特別委員会の質問の二つの準備と通告があり、あわただしい一日でした。

 外交防衛委員会では、一昨日の質問でも取り上げた南スーダンPKOの自衛隊家族向けの資料で、現地での「戦闘」を「衝突」に書き換えてられている問題を追及しました。

 稲田防衛相の現地視察の際に隊員から「戦闘があった」と説明をうけた映像がニュースで流れたことも指摘し、「実態通り『戦闘』と呼んでいたのに『衝突』と言い換え、安全かのように説明している」と批判。南スーダンからの撤退を要求しました。

 午後からは質問準備をしながら、TPP特別委集中審議の田村議員の質問を応援傍聴。TPPと薬価の問題で鋭く追及しました。

 夕方には二つの質問の通告終了。

IMG_1290.JPG 午前中は外交防衛委員会の一般質疑。南スーダンPKO問題を取り上げました。資料で出したのが派遣要員の家族説明用資料(3月)。「反政府派の支配地域」と明記しています。政府は「反政府派は支配地域がなく、武力紛争の当事者ではない。よってPKO五原則は維持されている」としてきたことが崩れました。 ただちに撤退するべきだと稲田防衛相に迫りました。

IMG_1288.JPG 午後は、論戦の準備や打ち合わせ。TPP特の紙さんの質問の応援傍聴の後、夕方には木曜日の外交防衛委員会の質問通告を済ませました。引き続き南スーダンPKOを取り上げます。

 今日の議運で金曜日の本会議で安倍総理のAPECからの帰国報告を受け質疑することが決まりました。日本共産党から私が質問立ちます。午後には倫理選挙特別委員会の質問もあり、今週は四回質問があります。

 本会議は採決のみで15分で終了。引き続き、倫理選挙特別委員会で大臣挨拶、参院選報告、二つの法案の趣旨説明がありました。その後、外交防衛委員会の理事懇談会。来週の火曜、木曜の質疑を決めました。来週は三回の質問になります。

被団協.jpg 14時から日本被団協の皆さんと日本共産党の「原爆症認定に関する要請書」にもとづく懇談に志位委員長、仁比、大平各議員と共に出席。被爆者を線引きする、現行制度の認定基準の改定でなく、被団協の提言通りの法改正の実現、そのための超党派の議員連盟の結成等について要請をうけました。被団協の代表理事の一人として高校の先輩の大岩さんも出席されていました。がんばります。

 その後、日中戦争中に日本が行った無差別爆撃、重慶大爆撃裁判の控訴審の報告会が院内で重慶訴訟.jpg開かれました。一審は爆撃と被害の事実を認めましたが、国際法違反や原告の請求権を認めませんでした。報告会には中国から原告の皆さんも参加。私は、この事実が日本でほとんど知られておらず、歴史に向き合うことが重要だと挨拶し、原告の皆さんと握手。

 夜の新幹線で京都へ。

前の10件 74  75  76  77  78  79  80  81  82  83  84

ページ最上部へ戻る