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「外交安保・核廃絶」の記事

DSC_0128[1].JPG 今日はTPP特別委員会の地方公聴会が北海道帯広市と茨城県水戸市で開かれました。私は朝7時過ぎに出て、上野から特急に乗り水戸市の会場に参加しました。

 会場の駅近くのホテル前で地元の皆さんが「STOP TPP」のプラカードで出迎え。10時から開かれた地方公聴会では、有限会社横田農場代表取締役社長・横田修一さん、ミナトゴム株式会社代表取締役社長・田口昌也さん、前日本医師会会長の原中勝征さん、農民運動茨城県連合会会長の岡野忠さんの四人の公述人からご意見を聞きました。 

 原中さん、岡野さんからはTPPにより、医療や保険、食の安全、農業の分野で大企業の利潤が優先され暮らしや命が脅かされる危惧が出されました。横田、田口両公述人からはTPPに理解を示されたものの早期批准を求める意見もTPPのメリットについての積極的発言も無し。丁寧な国会での議論が共通した意見でした。

 こんな状態で今国会での批准などありえません。会期延長せず、徹底審議で廃案に! 

 終了後、国会に四時前に戻り、防衛装備庁からについてレク。続いて、倫理選挙特別委員会の理事懇。衆院できょう可決した二法案について明日、趣旨説明を聞き、25日に審議をすることを決めました。

 

TPP特.jpg 政府は朝、南スーダンPKOへの「駆けつけ警護」などの新任務を付与することを閣議決定しました。それに先立つ7:45に官邸前で行われた「総がかり行動」の抗議行動に民進、社民の議員、高橋、岩渕、畑野各議員とともに参加。

 国連も「和平合意は崩壊」と認めているのに、あくまで「参加五原則は維持されている」「首都は落ち着いている」として派兵を継続し新任務を付与することは、いよいよ「殺し殺される」ことを現実のものにする危険を高めます。

 閣議が行わる官邸に向かって、「閣議決定するな」「南スーダンから直ちに徹底せよ」と怒りの声をあげました。

 9:00から17:00まではTPP特別委員会に出席。今日は総理出席のもとでの集中審議。冒頭、17日の地方公聴会(帯広、水戸)、18日の参考人質疑を決めました。明日16日は午後から一般質疑です。

 今日は日本共産党から紙智子議員が質問に立ち、発効後に各国の政府代表で作られるTPP委員会の下で、様々な「非関税障壁」の撤廃が進む仕組みになっていることを示し、総理にTPPからの徹底を迫りました。

 私は隣に座ってパネル立てのお手伝い役でした。

 アメリカ大統領にTPPからの離脱を公約してきたトランプ氏が当選し、TPPの発効は見通せなくなりました。四野党は、こんなもとでTPPを進めるのは国際的にも異常であり、採決するべきでないと主張しましたが、衆院本会議で与党と維新などが採決を強行し、賛成多数で可決しました。

 参院では、明日の本会議審議入りを与党と民進などが合意。日本共産党は、たちどまってアメリカの動向を見極めるべきであり、審議入りすべきでないと主張しました。

 午後は原発立地市町村議会による原子力発電所立地議会サミットの開会式に出席。来賓として紹介されました。夜は院内で開かれた軍学共同問題での学習会に参加。池内了先生の講演をお聞きしました。

 10時からの本会議は消費税増税延期の二法案のそれぞれの質疑。日本共産党から大門、山下両議院が質問に立ち、アベノミクスと増税がもたらした国民生活と経済の困難を示し、増税は延期ではなく中止し、税制の民主的改革をせよと迫りました。

11.9デモ.jpg 三時間の長丁場。途中、トランプ優勢というアメリカ大統領選選挙の開票速報が伝わってきて、議場内も落ち着かない雰囲気でした。午後には、全労連の皆さんの請願デモを激励。終了後、参加していた、大学の同級生でもある京教組の河口隆洋委員長らが要請に来てくれました。

 4時前にはトランプの当選が確実に。数々の歌劇な発言に危惧の声もありますが、格差の拡大や中間層の没落などアメリカ社会が抱えている矛盾が、トランプ勝利という形で現れたのでしょう。勝利演説では一転、「国民が一つになるとき」と融和を呼びかけましたが、今後に注目です。

 17時からは四野党の書記局長・幹事長会談が開かれ今後の国会対応や総選挙に向けた協力が確認されました。与党は明日、委員長職権で本会議を開催し、TPP承認案を採決する構えですが、離脱を掲げるトランプ氏がとうせんしたもとで、日本だけが批准を進めるのは愚の骨頂。採決の中止を求めて野党四党で対応します。

 夜は高校の東京同窓会。いつもの一中と国泰寺高校の校歌に加え、広島カープの応援歌を思いっきり歌いました。

 朝の国対会議の後、11時から女性週刊誌による南スーダンPKOについて取材。女性誌らしく、家族の心配などに焦点を当て、青森にも行って取材をされているようです。来週号掲載とのこと。

 13時からと14時からTPP論戦の打ち合わせ二ラウンド。議員会館に戻り、石川県医労連の皆さんから医療・介護で要請を受け、懇談しました。民医労の方と共に、医療機関で働く介護福祉士にも処遇改善をと松原病院労組の女性組合員も来てくださいました。

 16時から参院本会議場でナバラザエフ・カザフスタンの大統領の国会演説。25年前に旧ソ連から独立し、450回以上の核実験が行われてきたセミパラチンスクの核実験場を廃止したが、今も周辺に住む多くの人たちが健康被害に苦しんでいることを語り、核なき世界を訴えられました。大きな拍手を送りました。

 その後、各地の高裁の一票の格差訴訟の判決をうけ、参院選挙制度の問題で全国紙からの取材でした。

 父の13回忌の法要のため五日、京都を朝出て広島県三次市へ。実家でお寺さんからお経をあげていていただきました。

 丁度五日の広島市市内は広島カープの優勝記念パレード。前回は41年前の私が高2の時のこと。新幹線からマツダスタジアムに続々人が集まっているのが見えました。夜のニュースでは31万人の人出だったようです。同じときに広島の空気を吸えたのがうれしい。

 六日の朝、三次を出て京都に戻り、地元左京区の党後援会による「青空まつり」へ。各後援会の出店がずらり並び、2000人の参加でした。私は、中央舞台で高山佳奈子京大教授とともに「市民運動と野党共闘」のテーマでトークセッション。司会は光永府議でした。

 青空まつり.jpg高山先生は、、「政権をとることにつながる選挙。それくらい本気で」「参議院選挙後の野党共闘の流れはとどめることができない」と強調。

 「学者として安保法制廃止・立憲主義回復の運動に取り組まれた経緯、ご苦労やプラス面はどうですか」と質問すると、「憲法の研究者として、声を上げる責任がある。一方、声をあげないとしている研究者にも、声をあげなかった責任がいずれ(歴史の中で)問われるでしょう」と述べられました。

 立憲主義を守るための学者としての毅然とした言葉をにこやかに述べられる姿に、感銘を受けました。こうした企画に積極的に参加して下さる高山先生に感謝、感謝です。

 終了後、東京へ。明日からの国会も激動です。

韓国④.JPG  ソウル2日目。午前中の日韓・韓日議連合同総会が始まる前に辰巳議員と。来賓の丁世均・国会議長、黄教安・国務総理の挨拶、両議連の各幹事長の基調演説等が行われ、午後は分科会です。

 午前中に出た朴大統領の談話の概要日本大使館からもらいましたた。国民に対し改めて陳謝し、現職大統領として初めて検察の捜査を受け韓国・集合写真.JPG入れると表明したもの。議連合同総会でも「政治の危機があっても議員間交流はゆるぎない」という挨拶がありましたが、やはり落ち着きません。

  午後は国会議員会館で分科委員会。私は安保・外交分科委員会に出席し、北朝鮮核問題、北東アジアの平和秩序構築等で議論しました。日本側は4人で他は自民党。韓国側も全員が与党・セヌリ党。私は、軍事的悪循環でなく、制裁を韓国・分科委員会.JPG通じて北朝鮮を対話に復帰させ外交的解決をと強調しました。

 分科委員会終了後、少し時間があったので議員会館の部屋を見学。14年前にも見学したとき、当時の日本の会館の部屋の倍の広さがあり驚きました。その後、日本も新議員会館で2倍に広がりましたが、韓国は最近、さらに倍の広さに拡張。公費の秘書はインターン2人を含めて9人!すごい。

 明日、父の法事で広島・三次市に朝から出かけるため、閉会総会には出ずに空港へ。関空着は20時前。

 

日韓議連.jpg毎年、日本と韓国で交代で開かれる日韓・韓日議員連盟合同総会に出席のためソウルへ。あしたまでの滞在です。

羽田から二時間余りで到着。ホテルに行ったあと、長嶺大使から韓国情勢、日韓関係などについてブリーフィングを受けました。いま、大統領をめぐる問題で大揺れの韓国。その概要韓国・晩餐会.JPGも聞きましたが、今後の事態は予測がつきません。

 その後、韓日議員連盟主催の歓迎晩餐会。徐清源韓日議連会長、額賀日韓議連会長らの挨拶に続き乾杯。この間の交流で、日本共産党への理解は広がっていますが、新しい議員の方には共産党は珍しい存在で。質問攻め。

 「国会議員の人数は」「三年半前は14でしたが今35です」「二倍以上だ!」から始まり「北朝鮮との関係は」「竹島・尖閣見解は」などなど続きました。楽しい交流でした。

IMG_1160.JPG 午前中の外交防衛委員会で、国連で明日にも採択の「核兵器禁止条約の交渉開始決議」の質問。米国がNATO諸国に同決議への反対を求める書簡をだし、日本にも圧力があるとの報道を示し、被爆者の悲願であるこの決議に賛成して交渉に参加し、核保有国にも参加を促すことこそ被爆国の役割だと外相に迫りました。

 同委員会でパリ協定の採決を行い、全会一致で可決しました。

 参院議員会館で開催中の「本土では見えないオIMG_1168.JPGキナワがあります~辺野古・高江写真展」を見に行きました。現地を訪れた人やプロカメラマンがとった120点が展示。美しい自然とそれを壊す工事の実態、抗議の人々への機動隊・海保の暴力の実態などがしっかり写されています。オスプレイの重低音の再現も。絶対許されないとの思いを新たにしました。

 その後、福島みずほ議員とともに、野党議員有志連名での「核兵器禁止条約」に賛成することを求める岸田外相あての要請書を外務省審議官に提出。委員会での質問に重ねて、強く要請しました。

 夕方には、与野党議員に呼びかけによる「パナマ文書問題~国際的な税逃れの実態と対策を考える」に出席。国際的ネットワークの「タックス・ジャスティス・ネットワーク」の会長で、来日中のジョン・クリステンセン氏を招いての院内勉強会。非常に興味深いお話しが聞けました。

 20時からプールへ。一キロ泳いで、リフレッシュして宿舎に戻り、夕食を食べながら日本シリーズをみました。あ゛~~~。せっかくリフレッシュしたのに、一気にどん底へ。

 

 

 外交防衛委員会でパリ条約の質疑。政府の承認案提出が遅れ、第一回締約国会議に正規参加できない事態になったのは、「米国が批准せず、日本が損ををした京都議定書の二の舞になるな」という財界の要望をうけて各国の動向の様子見になったからではないかとただしました。

 環境委員会との合同審査を求めていましたが、午後の質疑に環境大臣が出席するという形になりました。環境委員である武田良介さんに差し替えで質問をお願いしました。武田さんの外防委デビューです。

 15時に先日亡くなられた自民党の小坂憲次前参院議員を国会正門前でお見送り。16時からはTPP協定についての、この間の論戦の到達点について議員団の学習と議論。

IMG_1154.JPG 20時からBSフジの「プライムニュース」に生出演終了。「南スーダン自衛隊PKOの活動継続へ...どうなる?『駆けつけ警護』」のテーマで、反町キャスター、民進党の福山参院議員と議論。我々と入れ替わりに稲田防衛相が出演。大臣、PKO派遣延長を今日閣議決定したのだから堂々と一緒に議論しましょうよ!

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