連日、新春の集いや賀詞交歓会などが続きます。今日は京都人権連新春旗開き、昨日は京都府生協連の集いなどなど。昨夜は地元の吉田学区の「新年の集い」。自治連合会や社会福祉協議会、民生児童委員会、女性会、自主防災会、体育振興会、消防分団をはじめ日頃を地域を支えてくださっているみなさんが集います。
これまでは挨拶を交わすぐらいだった地域の-保守の重鎮の方が、ある会合で「今の安倍政権は危ない」と話されたとお聞きしたので、その方に、「安倍さん、怖いですね」と話しかけると、自らの戦争体験と安倍政権への危惧を、言葉が噴き出すように語ってくださり驚きました。
終戦を軍の学校で迎え、米軍の戦車が上陸してきたらその下に爆弾を抱いてもぐりこむ訓練をしていたこと、吉田の地域でも家々に防空壕が掘られたことをお話され、そんな事態になっても勝てると信じ込まされていた。戦後、アメリカの経済力を見て、勝てるはずのない戦争になぜ突入したのかと思った、などなど。
「ずっと自民党を支援してきたが、今の政権は、戦争を知らない安倍総理や政治家が間違った方向に進もうとしている。戦前もそうだったが、一度大きな流れができると止めることができない。危ない」と強調されました。
安倍総理の強権姿勢には目に余るものがある一方、これまで長く自民党を支えてきた方々からも危惧の声が上がっていることを改めて実感しました。国会での数では強そうに見えるが、国民の中の足場は弱い。立憲主義と民主主義守れ、戦争する国を許さないの声を一つにすることで安倍暴走を止めなくてはなりません。
衆院予算委員会が始まりました。今日は自民、民主の質問。日本共産党は12日に笠井亮議員が質問に立ちます。朝の国対の後、参院で維新と元気が合流した新しい会派の役員の皆さんの挨拶を受けました。
その後、論戦打ち合わせなどなど。夕方には京都に戻り、「戦争法廃止 新春ダッシュ左京の集い」に参加。歌声やエイサー、詩吟に続き、京大職員による「PPM2.5」の皆さんが、大きな話題を呼んだ「自由と平和のための京大有志の会の声明に曲をつけの演奏。
ボーカルはなんと、先日、京大で志位委員長も参加するシンポジウムを主催された高山佳奈子教授。演奏の後、戦争法廃止の政府実現へ挨拶をしてくださいました。
その後、私からも国会報告を兼ねた挨拶。続いて、市長選挙勝利の左京集会が開催されて会場あふれるみなさんの熱気で埋まりました。
今日から通常国会が召集されました。憲法に基づく臨時国会の召集要求に背を向け、1月4日からの異例の召集となりました。
へ 召集日はいつもあわただしい。午前中は、9時からの国会対策委員会に始まり、参院議員団会議、本会議第一ラウンド、倫理選挙特別委、拉致特委と続き、10:45からは党本部で開かれた「旗開き」をネットで視聴。
正午からは「総がかり行動」の国会前行動に参加。3800人が詰めかけ民主、維新、社民の議員も参加し、日本共産党は山下書記局長が「初日からこんなに集まって勇気百倍」と挨拶。「戦争法廃止」「野党は共闘」のコールが国会の周りに響きました。
13時から開会式。憲法にふさわしい開会式への改革を求める立場から志位委員長、山下書記局長、穀田国対委員長、塩川衆院議員委員、仁比参院議運理事と私が出席。日本共産党が事実上の初出席をしたことでマスコミからも注目でした。
14:30から本会議第二ラウンド。総理の海外出張報告と補正予算に関する財政演説が行われました。終了後、参院与野党国対委員長会談。「外交日程を理由に国会を軽視することはあってはならないこと、十分な審議時間を保障すること」などを求めました。
16時過ぎにおおさか維新の会の役員の皆さんの挨拶回りを受け、そのあとは、議員団の運営や質問の打ち合わせ。あっという間の一日。これから質問原稿の直し。
京都から 福井市へ。「国民連合政府の実現をめざす集い」で提案の説明をし、会場からの質問に応えました。日本共産党の山田参院選挙区候補の開会挨拶に続き、社民党の龍田県連代表の挨拶、民主党からの「戦争法白紙撤回を」とのメッセージの紹介もありました。
会場からの意見、質問では、県平和センターの宮下事務局長が「これまでの意見の違いはあっても、戦争法反対で共同を進めてきた」とのべ、福井でも参院選で自民党に勝つために力をあわせることについて話し合いをすすめていることを発言してくださいました。共同の広がりを実感する画期的な集いとなりました。
丁度、高浜原発再稼働のために林経産大臣が福井県知事と面会する日となり、集いの前後に県庁前の抗議行動にも参加して訴えました。昼休みの県庁前での行動は連続573日目とのこと。
集い後の行動で挨拶中、目の前を通って大臣乗車の車が県庁に入りました。思わず「再稼働やめよ」「県民の声を聞け」と叫びました。あらゆる分野での安倍政権の暴走。絶対止めなくてはなりません。
終了後、東京へ。
自宅を7時半過ぎに出て甲子園球場へ。「第一回全国中等学校優勝野球大会再現プロジェクト2015」に出場した我が母校、広島中学(現、広島国泰寺高校)の応援のためです。
全国高校野球選手権大会の前身である全国中等学校優勝野球大会が開催されたのが100年前。それを記念して、第一回大会に参加した10校が集い、再現試合を開催することになったのです。今日、明日の二日間、高校野球の聖地、甲子園球場で行われる再現試合。第一試合は第一回大会と同じ、広島中学と鳥取中学の対戦です。
実はこの10校のうち、その後、一度も甲子園に出ていないのは、国泰寺高校と三重県の宇治山田高校(山田中)の2校のみ。今年の夏の大会では、10校も入場行進に参加しましたが、甲子園で試合するのは母校の歴史で初めてのことです。
広島中学、国泰寺高校からは80代の大先輩をはじめ60人以上の野球部OBがメンバーに。毎回、守備は総入れ替えで、一人一回ずつ打席に入るというゲーム。
応援席には同窓会の皆さんが大勢こられ、我が応援団の後輩たちも参加。大先輩も後輩も一つになって応援。私も元応援団長の一人として三三七拍子をやりました。甲子園のスタンドに応援団として立つなど、夢のようです。
試合は8対3で広島中学の快勝!100年振りに雪辱を果たしました。応援団旗が翻り、応援歌「鯉城の夕べ」を高らかに響かせました。
あ~楽しかった。こんな素晴らしい企画を実現させた実行委員会の皆さんに感謝、感謝です。
終了後、京都に戻り、南丹市での演説会で大河原選挙区候補と共に訴え。
夕方には京都市役所前の戦争法廃止19日行動の集会で挨拶。その後、穀田衆院議員、大河原候補らとともにデモ行進に参加しました。都大路に「戦争法廃止、野党は共闘♪」とコールを響かせました。
京都を朝出て「武器輸出反対ネットワーク」の官邸前行動に参加しました。昨日発足した団体で、来日中のオーストラリア首相との首脳会談で潜水艦輸出が話し会われることに合わせての抗議の行動。
「オーストラリアに潜水艦を売るな」「武器を売る国絶対反対」の横断幕等を掲げて市民の皆さんが参加。社民党の経島みずほさんと一緒に参加し、「武器でもうける国にするな」「輸出すべきは九条の精神」と訴え、参加者の皆さんと共に官邸に向かってコールしました。
今日は、衆参ともに議運理事会が開かれ、1月4日からの通常国会の議事日程等について協議が行われました。野党は、憲法に基づいて臨時国会を要求してきたのであり、補正予算の財政演説だけでなく、総理の所信表明演説を行うよう求めましたが、首相の外遊報告を行うことになりました。
両演説に対する衆院での質疑は一日明けて6日に行うことも決まりました。参院の日程は来週決めることになりましたが、7日になる見込みです。
夕方の新幹線で京都へ変えました。
名古屋市で、党愛知県委員会主催の戦争法廃止の国民連合政府提案について「各界懇談会」。私から提案を説明し、真宗大谷派報恩寺住職の石川勇吉さん、愛知保険医協会副理事長の板津慶幸さん、アンティファ758のコロさんからのゲストスピーチの後、フロアから発言。宗教者、医療団体、市民グループ、ママの会、地方議員などから提案に賛同しつつ、その実現のための意見や注文が次々。いい懇談でした。
終了後にもとむら伸子衆院議員とともに、ママの会の皆さんとの懇談。野党共闘は大賛成だけど「国民連合政府」という名前にかなり抵抗感があるとのこと。特に「連合」という言葉は、普段は使うことがなくとても違和感があるし、漢字六文字というのもどうも、というお話。
確かに、「ママの会」が「母親連合」という名前ではここまで広がらなかったかもしれません。国民連合政府はあくまで仮称。どしどし、提案してくださいとお願いしました。
本村さんのFBから写真を拝借しました。
その場でも、全体の懇談でも、「共産党の皆さんはよく勉強されていて、学ばされる」。「でも、詳しくは知らないけど反対という人たちを居づらくしてほしくない」とのご意見を頂きました。論戦・宣伝は政党の大事な仕事ですが、「こんなことも知らないのか」「教えてやる」の姿勢と思われるのではダメ。学ばされました。
京大の時計台ホールで開かれた「立憲主義を考えるシンポジウム――日本国憲法70周年に向けて」は会場一杯の参加者で大成功でした。
主催した京大法学部の高山佳奈子教授によって進行され、日本共産党の志位委員長が「安保法制廃止の展望」と題して講演した後、立命大の君島東彦教授、京大の曽我部真裕教授、同志社大の岡野八代教授がゲストスピーカーとして発言。
その後、四人が舞台に並んで発言。立憲主義とは何か、なぜ守ることが大切なのか、そのために何か必要か――学問的にも深まり、運動にも展望のわくシンポになりました。
拉致問題等特別委での閉会中審査で質問しました。北朝鮮の核開発問題で、米軍幹部が日米韓合同演習強化の発言をしていることを指摘し、このような軍事的対応では軍事対軍事の悪循環となると強調。六か国協議の当事国に「事態を悪化させるいかなる行動も控える」ことを求めた安保理決議を順守した平和的・外交的解決こそすすめるべきだと岸田外相に迫りました。
前後して打ち合わせなどあれこれ。夕方の新幹線で京都へ。明日は我が母校であり、同じ町内の京大でのシンポジウムに志位委員長が参加します。
拉致問題特別委員会の閉会中審査が明日、開かれます。北朝鮮の核問題ついて質問するために午前中に外務省にレクを受け、夕方には通告しました。
午後からは参院議員会館で行われた「検証TPP――全国フォーラム」。会館で一番広い会場がいっぱいになり、日本共産党国会議員団からも多数参加しました。全体像、農業、医療、ISD条項、食の安全など各分野の専門家から報告があり、熱心な質疑応答や運動の交流も行われました。
関連文書が公開されておらず、肝心の問題が隠されたまま、「大筋合意」にすぎないのにすでに決まったかのように進める政府のやり方に批判が集中。徹底審議と運動を通じて、つぶそう!