午前中は京都工芸繊維大学の古山学長と、国立大学法人への運営費交付金削減と学費値上げの問題で懇談。続いて全建総連の役員の皆さんと国会議員団との懇談会。
午後は論戦会議、国会対策委員会、議員団会議と続き、夜は千葉市で千葉県憲法会議主催の「戦争法廃止を求める憲法集会」に参加。
千葉大の栗田禎子教授の講演に続いて、「戦争法の闘いとその廃止を求めて―国連連合政府の提案とその展望」と題してお話ししました。
京都を朝出て、空路山形市へ。同市と鶴岡市での「国民連合政府」提案と日本共産党を語るつどいで、いわぶち友比例候補、石山ひろゆき選挙区候補と一緒にお話。質問タイムもあり、たくさんの質問に汗をかきかきお超えたえしました。
今朝の赤旗には熊本で市民団体が野党統一候補を求めた記事が一面に載りました。山形でも戦争法反対のたたかい、山形市長選挙での共同を通じて「野党統一候補で自公を落とそう」という機運が高まっています。立憲主義取り戻す大同団結で勝利をと訴え。
山形市から鶴岡市へは、私にとって今年初めて雪が積もる中での移動でした。
山形市では大学の二年先輩の山形大教授、鶴岡市では弁護士で奮闘している後輩とそれぞれ30数年ぶりに会うことができました。こうした再会が、全国を駆け巡る時の喜びの一つ。もちろん、その土地のおいしいものとの出会いも。
京都を朝出て名古屋へ。明日投票の名古屋市議中区補欠選挙のつばきの史候補の応援で4か所で街頭演説をしました。春のいっせい選で同区で初議席を獲得した西山あさみ市議と一緒です。臨時国会召集を拒否し国民世論から逃げ安倍政権に暴走ストップ、戦争法廃止の声をつきつけよう!と訴えました。
午後には、革新・愛知の会第36回総会で戦争法について講演。イラク戦争時の小牧基地からの輸送機派遣は名古屋高裁で違憲判決を受けました。戦争法ではさらに戦闘地域での支援を広げ、空爆への発進準備中の他国の戦闘機への給油も戦争法で可能になります。
同基地には空中給油機が配備されており、戦争法の下で愛知が戦争支援の拠点にされることになります。戦争法は廃止する以外にありません。そのために呼びかけた国民連合政府への期待の広がりや、実現のカギは世論と運動であることなどお話しました。
京都市北区の尾池画廊でフルイミエコさんの個展「あけくれ」を鑑賞。「日々の生活の些細な出来事。当たり前のように慣れ親しんでいる存在。小さなモノ・コト。 そういうものの間から、生まれてくる感情を紡ぐように絵画制作をしています」というフルイさん。
今回は、猫を描いた作品と、オレンジ色を使った温かくて明るい作品が多いのが印象的でした。6日(日)まで開催中。
夜は、京教組と退職教職員の会主催の「戦争法の廃止をめざす学習会」。関西ではこの問題での講演は初めての長谷部恭男早大教授の「集団的自衛は違憲」という明解な話、質問への丁寧な回答に会場からあふれた参加者も勇気百倍でした。私も、国民連合政府の実現へ連帯の挨拶をしました。
今日は午後から、参院国土交通委員会、経済産業委員会の閉会中審査が行われました。野党は、憲法に基づいて臨時国会の召集を要求してますが政府は応じようとしていません。引き続き強く求めつつ、懸案課題で政府をただすことが必要です。
与党もいくつかの委員会では応じていますが、戦争法に絡む外交、防衛関連の委員会は衆参ともに応じようとしていません。「丁寧に説明する」と言いつつ、本音は「国民は餅を食ったら忘れる」とばかりに、国会審議をさけて反対世論の鎮静化をはかるもの。
「そんなことは許せない」と夜は京都に帰り、「戦争法廃止全国2000万統一署名」を進めるための京都憲法共同センターの団体・地域代表者会議で国会報告。国民連合政府提案への期待の声や野党協議に触れ、「カギは国民の声と運動」と強調しました。同センターでは40万目標で取り組みます。
国立大学協会の山本健慈専務理事、木谷雅人常務理事ら役員の皆さんと日本共産党国会議員団との懇談に出席。安倍政権が踏み出そうとしている国立大学予算の削減と学費大幅値上げが、学問研究や教育を受ける権利に深刻な影響を与えることを改めて痛感しました。
その後、議員団会議。各地での戦争法廃止の国民連合政府実現への報告や懇談の内容を交流。期待の広がりや市民団体がさまざまな独自の努力をされていること、疑問に対しこたえている内容などなど。がんばりどきです。
今週号の『週刊朝日』で「自衛官リクルート大作戦」の記事。安保法制等の影響による自衛官志望者が減少を取り上げ、自治体への名簿提供要求についての私の質問や、新入社員を自衛隊研修させるプランについての辰巳議員の質問も触れています。
2015年憲法講座(11月8日)で行った国会報告「世論と運動広げ戦争法廃止の展望を切り開こう 」【月刊憲法運動12 月号】を当ホームページにアップしました。
地元京都市左京区で開かれた「戦争法(安保法制)廃止の政府を」――左京・語る集いに参加しました。党左京地区委員会と左京革新懇共催で、会場の日蓮宗本山・妙傳寺の奥座敷は200人以上の参加者で溢れました。
つい数日前まで、京都の年末の風物詩である南座の「まねき」が書かれていた奥座敷。ここを使わせていただいたことに感謝です。共同を語りあうにふさわしい会場になりました。
私から問題提起し、学者の会の高山佳奈子京大教授をはじめママの会京大有志の会のゲスト発言。さらに革新懇の鰺坂真先生を皮切りに会場からも次々と発言がありました。この声の広がりが国民連合政府実現のカギになります。
高山先生から、12月11日に京大で開く「立憲主義を考える」シンポジウムに日本共産党の志位委員長の参加が決まったと紹介がありました。大きく成功させよう!https://twitter.com/kaeru_net_kyoto/status/670501403857698817
朝、自宅近くの名刹、真如堂を散策しました。紅葉がとても美しい。心安らぐひとときです。その後、新幹線で岡山県へ。倉敷市での国政報告会、岡山駅前での街頭演説会で、大平よしのぶ衆議院議員、春名なおあき参院比例候補、植本かんじ選挙区候補とともに訴えました。
倉敷市では須増伸子県議の司会で、300人を超える参加者で大いに盛り上がりました。岡山駅前は垣内京美地区委員長が司会。岡山弁護士会の会長をされている吉岡康祐弁護士も訴えてくださいました。こちらもたくさんの皆さんが聞いてくださりました。
今日は、昨日の東大での講演会での志位委員長の提起をうけ、パリでのテロ事件に関して、許しがた蛮行を非難したうえで、空爆では憎しみの連鎖を生むだけであり、国際社会の一致した取り組みで九条を持つ日本としての役割を果たすべきとお話しました。
終了後、岡山市に移住してこられている、広島市立庚午中の三年の時の担任だったM先生と夕食を共にすることができました。20代半ばにお会いして以来なので30年ぶりでしたが、当時の思い出や、他の赴任校での非行を教師集団の取組で克服した教育実践の取組を語ってくださいました。懐かしく、楽しかった。
新幹線が若干遅れ、東京着は零時でした。