議員会館で開かれた一般社団法人勁草塾の記念講演会「戦後70年・日米関係の在り方と日米地位協定」に参加しました。
元民主党衆院議員の斎藤勁さんが代表理事を務められ、「世界の政治、経済、社会問題の調査研究や情報提供、多様な分野間の交流や塾・セミナー事業の展開を通じて今の時代を切り拓く人材の発掘・育成を図るため」に設立された団体です。
民主、社民の議員と私から、各党の地位協定についての考え方をお話し。そのあと、前泊・沖国大教授の講演が行われました。スーツ姿の若い皆さんの参加が目立ちました。
議員団会議では、TPPの「大筋合意」の具体的内容について学習。笠井議員を責任者、畠山議員を事務局長にして議員団全体でPTを作り、立ち向かいます。
沖縄のキャンプシュワブゲート前での警察による暴力的県民排除の写真がネット上で次々とアップされています。森住卓さんからは、なんと赤嶺衆院議員が拘束されている写真が!
オール沖縄の声を踏みにじって工事を進め、国会議員まで暴力的に排除する。あまりにひどすぎます。憲法に基づく臨時国会召集要求も、外遊を理由に応えず、沖縄県民の連続する選挙での審判も全く無視。民主主義のかけらもない安倍政権の暴挙は絶対に許せません。
安倍総理と谷垣自民党幹事長が会談し、総理の外交日程などを理由に臨時国会の開会に応じないことを確認したというニュースが流れています。とんでもない話です。
違憲の戦争法の強行に続き、憲法53条の規定に基づいて野党が求めた臨時国会も召集しないなどという憲法蹂躙は断じて許させません。
政府与党は逃げ回っていますが、国民の怒りと願いは噴出しています。今日も国会で、要請行動に来られたたくさんの皆さんとご一緒しました。
まずは、日本共産党の愛知の地方議員の皆さんの政府要請。本村、島津両衆院議員、すやま、武田両参院候補とともに同席しました。私は防衛省要請のみの同席となりましたが、小牧へのF35リージョナルデポの設置による小牧基地の強化を撤回することなど強く求めました。
続いて全労連の「STOP!安倍『暴走』政治、国民要求実現総決起大会」参加者の請願デモを激励。その後、会館の部屋には、近畿と長崎の医労連の方々が「安全・安心の医療介護実現のための夜勤改善・大幅増員」を求める要請書を持って来訪。
続いて、岡山の生協労組の皆さんが「安保関連法の廃止」「長時間労働の抑制と良質な雇用の確立を求める」要請書、石川の医労連の皆さんが介護の実態示すパンフを持って来訪。それぞれの皆さんと懇談し、要請実現に頑張るとお約束しました。
残念ながら直接お会いできませんでしたが、京都教育大学の細川友秀副学長が義務教育の教職員定数の削減、国立大学法人運営費交付金の削減に「強い疑念と大きな危惧を抱き」、教職員定数と学校教育の改善・充実のための予算の確保、運営費交付金の拡充を求める要請書を持って来訪してくださいました。
いずれも深刻かつ切実な問題。これに真摯に向き合うことこそ政治に求められています。安倍総理、自公与党は逃げるな!!
今日は参院予算委員委の閉会中審査。日本共産党から紙議員がTPP問題で安倍総理、甘利大臣に厳しく迫りました。
あわただしい一日でした。10時から都内で開かれた憲法共同センターの運営委員会で国会報告。国会にもどり、予算委をTVで視聴しながらデスクワーク。12時から参院野党国対委員長会談。憲法53条にもとづき臨時国会の開催を求めた参院の野党6党・会派によるものです。
衆参の予算委閉会中審査を踏まえ、改めて臨時国会の開催を強く求めると共に、予算委及び、新大臣や重要課題に関する委員会の閉会中審査の速やかな開会を求めることで一致しました。政府・自民党は逃げるな!憲法守れ!
そのあと、紙さんの質問を応援傍聴。15時から先日、日米間で合意された同盟調整メカニズム等について防衛省からレク。ガイドライン実行法として、平時から切れ目なく米軍の指揮下で支援、参加する仕組みづくりが具体化されています。
夜は広島国泰寺高校の第80回東京同窓会に出席。1947年卒の大先輩から新人まで120人が参加しました。OBによる卓話の後の懇親会では「テレビで質問見たよ」「大活躍ですね」「安倍さんは怖い。頑張ってほしい」と声がかかり「強行採決の日は国会前にいた」という先輩も。元気がでます! 最後は応援団長として「フレ~、フレ~」。
今日は衆院の予算委員委の閉会中審査。日本共産党から赤嶺議員が質問に立ち、辺野古基地建設問題で安倍総理、中谷防衛相らに厳しく迫りました。
富山県の日本共産党地方議員の皆さんがが火爪県議を先頭に政府要請。藤野衆院議員と共に五省に対して要請し、私は農水省への要請に同席。TPP問題での回答は納得できませんが、さまざまな農業被害対策など現場の具体的な問題については調べて対応したいとの前向きの姿勢もありました。
今日は終日、議員会館。たまった資料の整理などを行い。午後からは防衛省のレク。発足した防衛装備庁の体制と業務やこの間の外国との武器共同開発の状況などなど説明を聞き、質疑応答。明日の衆院予算委は赤嶺議員が、明後日の参院予算委は紙議員が質問に立ちます。
京都を朝出て東京へ。 都内で開かれた憲法会議主催の「戦争法必ず廃止! 今こそ憲法を守り生かす 2015年憲法講座」で国会報告。参考人質疑や国会答弁をたどりながら戦争法は廃止するしかないことをお話しました。 続いて石川康宏神戸女学院大学教授が「自民改憲案が示す道、日本国憲法が示す道」と題して講演されました。
質疑応答は、「戦争法廃止の国民連合政府」に関するものが大半。「どういう見通しか、市民団体は何をすればよいのか」という質問には。「これをこうすれば実現するという具体的見通しを持って提案したのではなく、本気で廃止するにはこれしかないと決断したもの。同時に、何の展望もなく出したのではない。空前の国民的たたかいとそれに背中を押された野党共闘の発展が土台にあり、それが強行後も広がっている。見通しにそって頑張るというよりも、国民の声と運動を見通しを切り披こう」と回答しました。
自衛隊による自衛官募集活動の強化の問題について午前中、議員会館で週刊誌から取材受けました。この間、この問題を連続して質問してきたことを見て、取材を申し込んでこられました。
自衛隊が、自衛官の適齢者について住民基本台帳の閲覧にとどまらず、自治体にたいし名簿提出要求を強めている問題や自衛官への応募を増やすために学校に「安全保障教育」の導入を狙っていることなど、質問で使った自衛隊の全国募集担当者会議の資料も示しながらお話しました。
自衛隊に応募する若者の多くは災害救援で役に立ちたい、国を守りたいという思いです。ところが戦争法の成立で、アメリカの行う戦争に支援、参加して「殺し、殺される」ことが現実のものになろうとしています。それを覆い隠して自治体や学校を通じての募集活動を強めることは大問題です。
午後の新幹線で京都へ。新幹線内で日曜日に行う戦争法の講演の準備など。
京都を朝出て静岡県御殿場市で開かれた日本平和大会に参加しました。13時に会場前からバスにのり、参加者による陸上自衛隊東富士演習場の視察。米軍のキャンプ富士まで行きましたが、演習時用の中を通る道路が通行できず、全体を見れなかったのが残念。
16時から全体集会。全労連副議長の長尾ゆりさんの開会挨拶に続き、「戦争をさせない1000人委員会」の清水雅彦日体大教授と私が来賓挨拶。先日の憲法共同センターの総会には平和フォーラムの福山さんが挨拶にこられたいましたが、来賓の顔ぶれにもこの間の共同の広がりを実感できます。
海外代表挨拶、主催者報告の後、沖縄、横須賀、あいば野、東富士演習所、北富士演習所、横田など、各地の基地問題でたたかう皆さんが横断幕やブラカードを持って登壇して報告。沖縄からは東村の伊佐村議が報告されました。
全労連会館で開かれた憲法共同センターの総会で挨拶。来賓として「総がかり行動」を共にする平和フォーラムの福山新劫氏も参加されました。画期的です!
元自治労書記長でもある 福山氏は、「緊張とている」と切り出し、先日、「国民連合政府提案」に関する志位委員長との懇談で日本共産党本部に初めて入ったことも紹介されました。そして、安倍暴走を止めるためにはこれしかないと立場を超えて共闘を決断した思いを語り、戦争法廃止へ「本気度で皆さんに負けられない」と決意を表明されました。
私は、運動団体の共同による「総がかり行動」の結成が、かつてない国民運動の土台になったことを強調。日本共産党の国民連合政府の提案は、こうした国民運動とそれに背中を押された野党共闘の発展があってこそだとのべ、いっそうの運動と共同の強化を呼びかけました。