シルバーウィークも明け、延長された国会も事実上、あと二日。会期末の諸課題への対応についての打ち合わせなどが続きました。
午後には日本弁護士連合会の憲法問題対策本部長代行の山岸良太弁護士、参院安保法制特別委員会の地方公聴会で公述人を務めた水上貴央弁護士らが議員会館に来られ、仁比議員と共に戦争法廃止に向けた運動について意見を交わしました。
日弁連は、戦争法案反対の意見書を出し、すべての地方弁護士会が宣伝行動や集会に取り組むなど各地の運動と共同を広げるうえで大きな役割を果たされ、強行採決に抗議し戦争法廃止を求める会長声明を発表しています。
この間の運動の経験や地方公聴会の報告を委員会審議にいかすことなく強行採決した問題など様々な話題となりました。私は「日本共産党は戦争法廃止の国民連合政府実現への呼びかけを発表しました。これまでの運動を生かして、大きな世論で安倍政権を包囲していきたい」と表明。山岸氏は「戦争法廃止は憲法課題として大事にしていかなければならない。日弁連として今後の取り組みを真剣に考えていきたい」とのべられました。
夕方には議員団会議。会期末国会の諸課題の報告と共に、この間の「戦争法廃止国民連合政府」の呼びかけに基づく取り組みや反応を交流しました。
未明の本会議での戦争法案の採決の後、宿舎に戻ったのは5時前。少し仮眠をとり、11時から党本部で開かれた幹部会に出席。「戦争法廃止国民連合政府実現の呼びかけ」についての提案が常任幹部会から行われ、午後から開かれた四中総で全会一致で確認されました。
会場では本部の役員や全国の県委員長らから、「本当にお疲れ様でした」「討論をみていましたよ」など握手を求められました。三日間、あまり寝ていないうえ、本会議で声を上げ続けていたので、声はガラガラです。
戦争法廃止国民連合政府実現の呼びかけは、全国での国民の声とたたかいに応えたもの。さっそく大きな反響呼んでいます。実現に向け、新しい闘いが始まりました。
18日の10時から開かれた本会議でまず、山崎正昭議長不信任案の審議が行われ、日本共産党から私が賛成討論に立ちました。続いて総理問責決議案も提出され、午後に山下芳生書記局長が賛成討論。いずれも与党の多数により否決されました。午前中に開かれた6野党・会派の党首会談にもとづき内閣不信任決議案が提出されたため、参院本会議は問責否決の後、14:43に休憩にはいりました。
16:30から開かれた衆院本会議で志位委員長が内閣不信任案の賛成討論にたちましたが、与党の多数で否決。この間、国会周辺はずっと抗議のデモに囲まれています。18:30に国会正門前の「総がかり行動」の集会に行き、民主、社民の議員とともに「採決など存在しない。本会議での強行許さず廃案へ頑張りぬく」と挨拶しました。
参院本会議が20:30に再開。鴻池特別委員長の問責決議案の審議に入り、大門議員が賛成討論。否決ののち休憩し、19日の0:10から再開され、戦争法案の採決に入りました。
最後の討論者は日本共産党の小池晃副委員長。満身の怒りをこめた討論でした。2:00から投票。「反対」の青い札にこの時間も国会をとりまく国民の怒りの思いを込めて投票しました。結果は与党と一部野党の賛成多数で可決。議場は「憲法違反」「廃止するぞ」などの声で騒然となりました。
直ちに緊急に国会議員団総会。志位委員長の挨拶を受け、ガンバロー三唱し、議員会館前の総がかり行動の皆さんのもとへ。未明にもかかわらず抗議行動を続ける皆さんに「新しい闘いの始まり、この法律の発動を許さず、廃止しよう」と挨拶しました。
結局、議員宿舎に戻ったのは5時前。すでに空は白みかけていました。新しい闘いの夜明けです。
未明に理事会を休憩にする際に、そのままの状態に戻ると確認していたのにも関わらず、理事会開会時刻の直前に、自民党理事より「理事会は第一理事会室ではなく、委員会室で行う」との電話。「約束違反だ」と委員会室に走るとすでに鴻池委員長が委員長席に座っています。
野党理事や委員が取り囲み「だましたのか」と厳しく抗議。騒然とするなか結局、理事会室に移動することとなりました。その場で引き続き協議しましたが結局、一方的に委員会の開会を宣言。そこで民主党理事から委員長不信任動議が提出されました。
与党は「動議の提案理由説明は五分、討論は三分で理事・オブザーバー会派のみ」との提案でしたが厳しく迫り「時間は常識の範囲内で、希望する全会派の討論」を認めさせました。一つ一つが闘いです。
民主党理事の提案理由説明、自民、維新の討論に続き、私が賛成討論に立ち、中立・公正たるべき鴻池委員長が与党と一体で強引な質疑打ち切りをやろうとしていることを厳しく批判しました。動画、議事録は本HPでご覧下さい。午後からはNHKが中継しており、この討論にはたくさんの皆さんから励ましの言葉をいただきました。
討論が終わり、不信任動議は残念ながら否決。鴻池委員長が席に戻りました。民主党の理事が、これからの議事を確認しようと委員長席に近づいたとたん、委員でもない自民党の議員が各方面から一気に委員長席に駆け寄っ委員長を取り囲み、抗議する野党議員の声で場内は騒然。何が起きているのか、だれにもわからない状況の中、自民党委員が何度か立ち上がり、「採決された」と称して、委員長とともに委員会室から退出しました。あまりにもひどいやり方です。
ただちに野党理事でぶら下がり会見。続いて野党国対委員長で議長に面会し、「何が採決され、誰が賛成し、反対したのかわからない状況。議運で議事録を精査し、確認できなれば本会議は開かないよう」申し入れ。その後、出てきた議事録には「場内騒然、聴取不能」とあるだけで、採決などどこにもありません。
議運委員会では野党の抗議の中、議運委員長が職権で採決のための本会議を開催。これに対し、民主党が議運委員長不信任決議案を提出したため、その処理から始まりました。
20:10から始まった本会議では日本共産党から仁比議員が賛成討論。与党の反対多数で否決した後、延会手続きが行われ、0:10から開会。引き続き中谷防衛相問責決議案の審議に入り辰巳議員が賛成討論。この中で、自民党の江島議員が、日本共産党が暴露した自衛隊の内部資料の入手について「違法な手段では」と述べたため、猛抗議し審議が中断。自民党も問題発言だと認めました。2:00に問責決議案否決の後、翌10時まで休憩になりました。
10時から開かれた本会議は15分で終了。その後、戦争法案の強引な採決阻止で一致する参院6野党・会派の国対委員長会談。今日の締めくくり総括質疑は絶対に許されないことなど、今後の対応について協議しました。
13時から新横浜駅前のホテルで開かれた地方公聴会に出席。新横浜駅前には抗議の市民で一杯。会場に向かうとたくさんの皆さんから「がんばって!」と激励を受けました。畑野君枝衆院議員がマイクで訴えている声も聞こえてきます。詳細は末尾の「赤旗」記事で。
終了後、国会にもどり締めくくり総括質疑を行うことへの抗議の包囲の前で、ホテルから車が出れなくなり、待機に。結局、神奈川県警に回りをガードされながら抗議行動をさけて、歩いて新横浜駅まで移動。市民の前に堂々と姿を現せないような事態を作り出した与党の責任は重大です。
国会に戻り、締めくくり総括を行うための理事会が開かれましたが、理事会室前にはたくさんの抗議の議員が集まっていました。野党は締めくくりの中止といっそうの質疑を求めましたが、鴻池委員長と与党はまともに聞く耳をもたずに協議の打ち切りを宣言して委員会室に移ろうとしましたが、抗議の中で部屋を出ることができません。
以来、理事会は休憩のまま、個別協議もしつつ九時間のにらみあいが続き、結局午前3時に委員長がその状態のままで8:50に再開することを宣言。理事会室には最後まで国会正門前でのコールの声が聞こえており、この声に応え一歩も引かないと頑張ることができました。
議員団控室にもどる未明にもかかわらず、質疑終結・強行採決は許さないと待機していた議員団の皆さんに報告し、夜が明けてからの引き続く奮闘を誓いあいました。その後、仮眠。
【しんぶん「赤旗」より】政府・与党が戦争法案の締めくくり総括質疑をおこなうことを提案し、強行採決を狙うなか、参院安保法制特別委員会の地方公聴会が16日、横浜市で開かれ、4氏が意見陳述しました。野党推薦の公述人からは「参院の良識を放棄したと判断されないために、しっかりとした審議をつくすべき」など強行採決反対の意見が相次ぎました。
広渡清吾・前日本学術会議会長は、「公聴会は、これからもっと法案の審議を充実させようというためにやるのがコンセンサスだ。公聴会終了後、ただちに強行採決するなら、まさに参院の良識が問われる」と指摘。「法案強行は民意を無視し、民主主義、国民主権にそむくものだ」と強調しました。
水上貴央弁護士は、「公聴会が採決のための単なるセレモニーにすぎないならば、私はあえて申し上げる意見を持ち合わせていない」と述べ、鴻池祥肇委員長が職権で締めくくり総括質疑の開催を決めたことに強く抗議。「公聴会を開いたかいがあったというだけの十分かつ、慎重な審議をお願いしたい」と述べました。
日本共産党の井上哲士議員は「公述人の声を審議に生かすことこそわれわれの責務だ」と述べつつ、専門家の意見に耳を傾けようとしない安倍政権の姿勢について質問しました。広渡氏は「反知性主義を感じる」と指摘。「もし、この法案が通れば軍事が優先する(社会になる)。『どうして大学が軍事研究をしないのか』という議論が押し寄せてくることを恐れるから、学者が立ちあがっている」と訴えました。
午後から安保特で戦争法案の中央公聴会が開かれました。公述人は、公募者の中から野党推薦でSEALDsの奥田愛基氏、野党推薦で濱田邦夫元最高裁判所判事、小林 節慶應義塾大学名誉教授、松井芳郎名古屋大学名誉教授、与党推薦で坂元一哉大阪大学大学院法学研究科教授、白石隆政策研究大学院大学長の六人。詳細は、末尾の赤旗の記事で。
公聴会終了後の理事会で、与党から突然、明日の横浜での地方公聴会後に国会に戻り、18時から締めくくり総括質疑を行い質疑終局としたいとの提案がありました。野党は、国民の声を聞いてその後の質疑に生かすのが中央・地方公聴会であり、締めくくり質疑などとんでもないと批判しましたが、鴻池委員長が合意のないままにに職権セット。このような暴挙は許されません。
【しんぶん「赤旗」より】 「国会前の巨大な群像の中の1人として国会にきています」と述べた奥田氏は、行動こそ主権者として当たり前のことであり、「この国の憲法の理念を体現するもの」と強調。世代を超えた反対のうねりは、70年間の平和主義の歩みを引き継ぎ、守るものだと述べました。
そのうえで、政府答弁が二転三転し、何度も速記が止まる審議の状況をあげ、「今国会での可決は無理です。廃案にするしかない」と表明。法案については、「自由で民主的な社会を望み、反対する」と述べ、国会議員に対して「政治家とはどうあるべきなのか、考え、この国の民の意見を聞いてください」と訴えました。
浜田邦夫・元最高裁判事(弁護士)は、法案について「違憲だ」と明言。元裁判官でありながら「一私人」として立ち上がった理由について、浜田氏は「次の世代に自由で平和で豊かな社会を残したいからだ。(法案に)大変危機感があり、日本の民主社会の基盤が崩れていく」と述べました。
名古屋大学の松井芳郎名誉教授は、安倍政権が主張している「自国防衛」のための集団的自衛権行使という考え方について、「限定的容認ではなく、(国際法上の)集団的自衛権の解釈そのものだ」と述べ、全面的な容認にあたると批判。国際司法裁判所(ICJ)が、集団的自衛権の「他国防衛」説を採用しているとも指摘しました。
慶応大の小林節名誉教授は「今度の法律ができると、不戦から戦争可能状態に入る。戦争法案以外の何物でもない」と述べ、「レッテル貼り」と欺まんを繰り返す政権の姿勢を批判しました。
日本共産党から井上哲士議員が質問に立ちました。
安保特の集中審議。総理・TV入りで7時間行われました。今日も、防衛相の答弁が揺れ動き、たびたび中断。安倍総理も答弁に窮する場面もありました。日本共産党から山下書記局長が質問に立ち、日米ガイドライン実行法として、自衛隊が米軍に従属した形で共同作戦に参加してものであることを浮き彫りにしました。
委員会終了後、上海東方衛星テレビから戦争法案についてのインタビューを受けました。今日は「総がかり行動」が呼びかけた国会包囲行動。インタビューの後に国会正門前にいきましたが、すでに決壊後で、十車線の車道全体を人々が埋め尽くしていました。
今日の参加は平日にもかかわらず45000人。明日も朝から座り込みが行われます。国民の声で包囲し、強行採決を絶対に阻止し廃案へ。
今週の国会は、戦争法案の強行を狙う政府・与党と廃案を求める国民との緊迫した情勢となります。14日の月曜日は総理出席の集中審議。山下書記局長が質問に立ちます。
15日の午後は中央公聴会。与党は地方公聴会を行わずに16日の特別委員会採決を強行する構えでしたが、16日の午後は横浜市で地方公聴会が開かれることになりました。国民の世論との激しいせめぎ合いです。14日からは連日、国会周辺で座り込みや集会が開かれます。このたたかいと一体で廃案に追い込むため全力をあげます。
15日の中央公聴会の公述人は野党推薦で、元最高裁判事の濱田邦夫氏、慶大名誉教授の小林節氏、名大名誉教授の松井芳郎氏そして公募人からSEALsの奥田愛基氏の四人。与党推薦で阪大大学院教授の坂元一哉氏、政策研究大学院学長の白石隆氏です。日本共産党から私が質問に立ちます。
今日は、午後から今週の論戦の打ち合わせや準備。大阪、広島をはじめ全国で大集会が開かれています。明日は新聞の休刊日なので、画期的な「赤旗」電子版が発行されました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-09-12/2015091300_00_0.pdf
今日、開票の長野市議選で日本共産党は全員当選で五から七議席へ躍進! やった~~!戦争法案ノーの審判を下すために、無風選挙にしてはならないと告示一週間前に立候補を決意し、長野駅前で若者に訴え続けた25歳の、おいで光候補も堂々の当選です。
午前中の本会議は法案採決だけで15分で終了。11時から野党七党・会派の党首会談が開かれ、戦争法案の強引な採決の阻止のために、あらゆる手段を尽くした闘うことで一致しました。
13時から総理・TV入りの集中質疑。仁比議員が、統幕長の訪米記録について、同名の記録の存在を認めた統幕長の会見内容も示しながら、追及しました。
戦争法案に対する15日の参院安保特・公聴会の公述人の公募が締め切られました。一日半の間に95人もの応募。過去10年で最高は教育基本法の時の17人ですから、ダントツの多さ。しかも全員が反対で、賛成の人の応募はゼロです。
18:30からの総がかり行動の国会正門前集会に田村智子議員や民主、社民の議員と共に参加。私は、今日の7野党・会派の党首会談や公聴会の公募人がすべて反対だったこと、国会論戦の内容を紹介し、国民の声で国会を包囲し廃案へと訴えました。
昨日の安保特別委、今日の外交防衛委員会で連続してPKO法改定の問題を質問しました。昨日取り上げたのは南スーダンPKOの問題。南スーダンでは2013年末以降、政府軍と反政府勢力の対立が激化し200万人もの避難民が発生し、深刻な人権侵害が起きています。
さらに、南スーダン政府の治安部隊などにより、国連のPKO部隊や職員に対する違反行為が相次いでいます。私は、「当事者間の停戦合意も、政府の受け入れ同意も崩れており、PKO派遣の土台が崩れている。その上、駆けつけ警護や宿営地共同防衛など、法改定による新しい任務が加わり、住民と民兵が入り混じる紛争現場で武器使用をすれば日本が紛争当事者になる」と指摘しました。
今日取り上げたのは、PKO法改定案で新設される「任務遂行型」の武器使用権限です。国連PKOの武器使用は「自衛」の名で拡大を続け、「先制自衛」も許されるとされたことを指摘。自衛隊の武器使用権限の拡大は海外での武器使用の在り方を一変させるもので「歯止めが不明瞭」だと追及しました。
追及が必要な問題はまだ山積み。与党から出されている、「機が熟したので採決を」などという話はとんでもないことです。明日11日の集中審議は仁比議員が、14日月曜の集中審議は山下書記局長が質問に立ちます。
雨にも負けず、安倍にも負けず」――昨日の夜は、総がかり行動の皆さんをカッパ姿で激励。こんな土砂降りの中でのデモ激励は初めて。いつもは台風が接近すれば集会は中止ですが、戦争法案の重大局面の中で沢山の皆さんが参加されました。戦争法案廃案♪と一緒にコール。
今日も、たくさんの皆さんが戦争法案廃案を求める要請で事務所に来てくださいました。がんばります。各地で大雨被害が心配です。心からお見舞い申し上げます。