活動日誌

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「外交安保・核廃絶」の記事

ドーム.jpg  広島被爆70年。毎年参列してきた平和祈念式典ですが、今年は戦争法案の論戦があり、議員会館でテレビ中継を見ながら8:15に黙祷を捧げました。二度と戦争も原爆も許さない――原点をかみしめ戦争法案廃案へ決意新た。写真は、私の部屋に飾ってある原爆ドームの絵。

 今日は、夏の高校野球開会式もありました。100周年を記念し、第一回大会に出場した高校が当時のユニフォームを着て入場行進の先頭に。わが母校、国泰寺高校(旧広島一中、RIJOのユニフォーム)の雄姿も! ただ、それ以降、出場できていないのが残念です。がんばれ!

 今日は、委員会もなく、デスクワークと論戦準備に集中しました。

 

 

 今日の安保特は大門実紀史議員が質問。与党議員がふりまく、まるで中国と戦争前夜かのような「中国脅威論」に対し、「わが党は、中国の一方的、挑発的な行動にたいしいっかんして批判的立場を表明してきました。批判すべきははっきり批判し、道理をつくして説得、交渉することが大事です。最も危険なのは、軍事対軍事にエスカレートしていくことではないでしょうか」と提起。

 米軍元幹部の発言や日本と中国の経済関係の指標、過去の日中間の共同声明など具体的事実を示して冷静に政府をただしました。デニス・ブレア元米太平洋司令官と同様に、岸田外相も中谷防衛相も中国は「脅威」ではないとのべ「懸念」だとの認識を示しました。

 自民党議員はやじることもできずに聞いていました。国民をミスリードするような脅威をあおる議論はやめ、どのような平和の外交戦略を持つのか、冷静な議論こそ必要です。

 委員会後、理事懇が開かれましたが、磯崎総理補佐官の再招致を求める野党にたいし与党が同意せず、新たな日程協議には入れませんでした。金曜日以降に理事懇を開き、再協議します。

 毎日、委員会室に6~7時間すわるため運動不足。8時すぎに国会に入り、夜かえるまで外にでないので。歩いて帰る時間しか汗をかくこともありません。と、言うことで、今夜もプールで1㎞。夏はやっぱり汗をかかなくっちゃ!

DSC02459.JPG   戦争法案の集中審議が総理・テレビ入りで7時間行われました。日本共産党は仁比議員が質問。私はとなりに座ってパネルを立てる役割です。

 仁比議員がパネルで示したのは、先日の小池晃議員に続いて海上自衛隊の内部資料。存立危機事態での海上作戦例として機雷掃海と米艦防護、停戦検査、後方支援など一体で行う図です。限定的、必要最小限度などと答弁してきましたが、大規模な米軍との共同作戦を行うことを可能にするのがこの法案であることが明らかになりました。

 総理はまた、ホルムズ海峡での機雷掃海について「事実上の停戦合意ができた状態で行う」としていましたが、このような事態の中で行う機雷掃海も想定されているものであり、総理答弁との違いも浮き彫りになりました。やっぱり、違憲の法案は廃案しかありません。

DSC02458.JPG   先週木曜日に続いて、安保特別委での戦争法案の2回目の質問。今日は、戦争中の他国軍への後方支援として新たに可能になる武器・弾薬の輸送の問題を取り上げました。

 先日の小池議員の質問で、輸送する武器・弾薬に制限がないとの答弁がありました。そうなると、非人道的兵器として禁止が求められてきた劣化ウラン弾とクラスター爆弾も輸送が可能になるのです。

 劣化ウラン弾は、内部被ばくや化学的毒性による健康被害が訴えられており、不発弾による一般市民の犠牲を生むクラスター爆弾については2010年に日本も批准して禁止条約が発効しています。

 アメリカはクラスター爆弾禁止条約に加盟せず、いずれの爆弾も在日米軍基地に保存されています。「こんな非人道的武器も要請されれば輸送するのか」とただしましたが、防衛相は「慎重に判断」などとするだけで否定しません。

 私は、クラスター爆弾禁止条約の署名式での当時の中曽根外相のスピーチを紹介しました。中曽根氏は、カンボジアやタイでの地雷除去のために活躍する日本のNGOへの支援を行い、現場にも行った実感として「紛争終結後も人々の憎しみをよみがえらせるような兵器の使用を許してはならないと痛切に感じました」とのべられたのです。

 当時、自民党の中にある良識だと共感したことを覚えています。

 ところが、「紛争終結後も人々の憎しみをよみがえらせるような兵器」の輸送をアメリカから求められたら、それを拒否するとともに、「そんな非人道的兵器の使用はやめよ」というべきではないか。それもできないのが日米同盟ですか、非人道的兵器使用の片棒をかつぐことが国際平和貢献ですか――とただしましたが、「慎重に判断」と繰り返すのみ。

 わずかにあった良識よりも米国の軍事的要請が優先――やはり、この法案廃案しかありません。

 今日の質問は、毎日、朝日、時事などでネットで報道されています。毎日の記事を紹介します。
 
●安保法案:中谷防衛相、手りゅう弾「他国軍に提供可能」
              毎日新聞 2015年08月03日 19時38分

 中谷元(げん)防衛相は3日の参院平和安全法制特別委員会で、安全保障関連法案で他国軍に提供が可能となる弾薬に、手りゅう弾が含まれるかについて「火薬類を使用した消耗品で、提供は可能」と述べた。共産党の井上哲士氏への答弁。

 関連法案に含まれる重要影響事態法案と国際平和支援法案では、他国軍への後方支援の内容を拡大し、「現に戦闘行為が行われている現場」以外であれば、弾薬の提供も他国軍の武力行使と一体化せず、提供可能としている。

 中谷氏は、弾薬の定義について「一般的に武器とともに用いられる火薬類を使用した消耗品」とし、拳銃などの弾薬が含まれると説明。井上氏が「武器とともに使わない手りゅう弾はどうか」とただすと、「直接、人を殺傷することなどを目的としているが、火薬類を使用した消耗品で、提供は可能」と述べた。

 関連法案でも提供が認められない武器の提供については、中谷氏は「直接人を殺傷するなどを目的とする機械で消耗品でないもの」としている。提供が認められていない武器には、手りゅう弾は含まれないとの認識を示したが、武器と弾薬の線引きのあいまいさが浮かんだ形だ。

 日本が禁止条約を批准しているクラスター爆弾については、米国から要請があれば輸送が可能かについて「慎重に判断する」と述べるにとどめた。井上氏は「非人道的な兵器を使う片棒を担ぐのか」と批判した。【飼手勇介】

日曜討論.jpg 昨日の土曜日は京都に帰らず、論戦準備。今日は、国会近くのスタジオでの9時からNHK日曜討論に出演。参院の10党の代表と共に戦争法案についての討論しました。

  この間日本共産党の国会論戦で明らかになった、はどめなき海外派兵につながることやすでに先取りしてい中東での武力行使を想定した訓練、対テロ戦争での兵たん活動の危険性などを指摘し、論戦と運動で廃案へと強調しました。激励メールなどありがとうございます。

 終了後、議員会館で明日の質問の仕上げ。明日は、「法的安定性なんて関係ない」と本音を語って大問題になっている磯崎総理補佐官を参考人招致します。委員長と民主党福山氏が代表して質問しますが、その答弁に関わって安保担当相をただす必要も出てきます。

 私の質問は14:30位から。ネット中継でご覧ください。

  夜は、プールへ。夏休みに入って混んでいるかと思うと、すいていたのでマイペースで泳げました。久しぶりに1㎞。爽快。

 

DSC02441.JPG 午前中の本会議は女性活躍推進法案の質疑。日本共産党から田村議員が質問に立ちました。安倍政権の成長戦略の目玉だったはずですが、衆院で6/4に可決していらい、与党も審議入りを求めず「60日ルール」適用可の二日前でやっと審議入りです。

 法案には賛成ですが、中身は不十分であり、しかも一方で派遣法改悪などをすすめていることに田村さんが怒りの質問でした。

 午後は明後日の日曜討論の打ち合わせや、月曜日の安保特の質問のためのレクなど。夕方には安保法案に反対する「学生と学者の共同行動」の請願デモを激励。画期的な共同行動に感激しました。

 安保特質問.jpgのサムネイル画像安保特別委で質問に立ち、安倍総理と論戦。戦争法案に海外派兵の歯止めがないことが明らかになりました。私はさらに、自衛隊が法案を先取りし、海外派兵を想定した日米共同訓練をしていることを突きつけ、憲法違反の法案の廃案を求めました。

 総理はこれまで、「海外派兵は自衛のための必要最小限度を超えるので憲法上できないことは、変わりない」との答弁を繰り返してきました。

 しかし、私の質問に、海外派兵禁止は法案に書かれておらず、憲法上も必要最小限度内と判断されれば海外派兵は可能であること、そして、その必要最小限度の基準は明確になく、事態に応じて政府が判断することを認めました。

 これにより、政府の判断で例外がどんどん拡大し、海外派兵には何の歯止めもないことが浮き彫りになりました。

 DSC02431.JPGさらに陸上自衛隊が昨年一月からにかけてアメリカふりふぉるニア州にある50㎞×70㎞という広大な砂漠の訓練所で、中東を想定して米軍のストライカー旅団と戦闘訓練を行っていることを示し、「イラクやアフガンのような戦闘に参加しないといいながら、実際には訓練が行われている」と総理をただしました。

 防衛省が提出したこの訓練の黒塗り資料を掲げる様子などは夜の「報道ステーション」や「ニュース23」でも取り上げられました。質問後、たくさんの激励をいただき、ありがとうございました!

 DSC02412.JPG夜の議員会館前の総がかり行動の集会で、この質問のやり取りを報告し『憲法違反の戦争法案であることはいっそう明らか。廃案に追い込もう」と挨拶。たくさんの参加者とともにコールしました。

 

  戦争法案の参院委員会質疑二日目。日本共産党から小池晃副委員長が質問立ちました。私はとなりに座ってパネルを立てる役割。自衛隊の内部資料、アメリカの研究機関の調査など動かぬ事実を突きつけながら、ぐいぐい迫る小池議員。

 目の前で答弁する総理や中谷防衛大臣の顔がこわばっているのがよくわかります。政府の言う後方支援=平たん活動が「安全を確保して行う」というのが、全く成り立たないことがくっきりと浮き彫りになりました。夜のニュース番組でも大きく取り上げられました。GJ!

  私は明日、質問。委員会、理事懇の後、質問原稿を仕上げ、夜に通告。秘書の皆さんはさらに遅くまでパネル作りです。がんばるぞ!

戦争法案の安保特別委での質疑が始まりました。今日から三日間は総理出席、テレビ中継入りの質疑。今日は自民、民主の質疑でした。

 日本共産党から明日、小池議員が質問。明後日は私が質問します。ぜひ、NHK をご覧ください。今日は9時から5時まで委員会室。昼休みと委員会終了後、質問の準備。夜は戦争法案反対の請願デモを激励。たたかいはこれからです。

 今日から戦争法案の参院審議が始まりました。午前中は安保特の理事懇に出席し、明日以降の審議の在り方について協議。いったん休憩して、午後の委員会後に再開し、以下の通り合意しました。

 ①明日、明後日と総理出席、テレビ入りの総括質疑を行う②その翌日も総理出席、テレビ入りの集中審議を行う③いずれも一日七時間の質疑で、日本共産党の質問時間は一日で33分④従来通りの往復方式で行うが、一回は集中審議を片道方式で行うよう努力する

 定例日については、民主は火、水も金を主張し、与党は月、火、水、金を主張。私は、答弁を精査して質問するなど充実した審議のためには衆院並みの衆三回程度にするべきと発言しましたが、平行線のまま引き続き協議となりました。日本共産党からは明後日に小池議員が66分、その翌日の30日に私が33分の質問に立ちます。

 13時から本会議。戦争法案の趣旨説明質疑があり、日本共産党から市田忠義副委員長が質問に立ちました。通常、質問時間に対して答弁時間はほぼ同じですが、市田さんに対しては総理は、質問の一・五倍の長さの異例の長さの答弁。ただ、長いけど説得力がないのはいつも通り。的を射た質問だからなんとか反論したかったのでしょうがね...。

 終了後、安保特別委で趣旨説明を聴取。さらに理事懇、野党打ち合わせ、レク、議員団会議と続きました。この合間を縫っての質問準備です。がんばります!

 

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