森友関係文書の改ざん疑惑について、昨日の「毎日」夕刊を受け、「朝日」朝刊が先日に続きあらなた報道。疑惑は深まるばかりです。にもかかわらず、財務省提出の所得税法改正案審議の本会議を与党が強行しました。
国政調査権が蹂躙されいるもとでの開会は認められないと議運で抗議し、本会議を欠席。民進、希望の会(自由・社民)、立憲民主、沖縄の風の各党の国対委員長と共に抗議の記者会見を行い、野党共同の抗議声明も出しました。
その後、森友学園への公有地売却の担当者だった近畿財務局職員の自殺という痛ましいニュースも流れ、夕方には佐川国税庁長官が辞任。
その間、国対の控室に詰めながら断続的に様々な協議や連絡が続き、息つく暇もない一日になりました。政府・与党に国会審議の条件を整えさせなくてはなりませんが、昼過ぎに、自民・民進間で月曜日の予算委員会の開催は見送ると合意したとの連絡。
19:40から麻生財務相が会見佐川長官の辞任について述べ、改ざん問題について週明けに財務省として報告をすると述べました。昨日のようなふざけた報告ではなく、踏み込んだ報告でなくてはなりません。
激動の日でしたが、午前11時39分、国会史上初めて「原発廃止・エネルギー転換を実現するための改革基本法案」(原発ゼロ法案)を立憲・共産・自由・社民4党で衆議院に共同提出しました。
京都を出て、3月11日投票の石川県知事選挙での、こくらえみさんの勝利をめざす集会へ。途中の福井市は今日も雪。心配です。
特急の車内でワンセグを見てた人が「羽生、金。宇野、銀」叫ぶと乗客から歓声が上がりました。おめでとう!
知事選では、敷地内に断層があるとされても志賀原発再稼働が狙われているもと、「多選バイバイ」「原発バイバイ」で一致し、立憲民主石川や市民連合の皆さんと共同し「チェンジ石川」をめざします。
集会では元全労連副議長で三年前の愛知県知事選候補の小松民子さんや、立憲民主石川共同代表の栗森喬さん、市民連合の須藤春夫さんをはじめ多彩な方々の訴えがあ、私も党を代表してあいさつ。
こくらさんの決意表明を受けて大いに盛り上がり、集会の最後に「団結がんばろー」。7 年目の3.11に原発ゼロの声示そう!
集会が終わってサンダーバードで京都に帰ろうとすると、とっていた列車は強風のために運休に。あわてて米原回りの列車を取りましたが、予定よりかなり遅くなります。北陸の悪天候と市民生活への影響はさらに続きます。
金沢駅で名古屋の川口創弁護士とばったりあってびっくり。『保育と憲法』という本を出したことで、保育園の皆さんの学習会に呼ばれてきたとのこと。大活躍ですね。
京都を昼前に出て静岡市へ。党静岡県委員会の党旗開きに武田参院議員、島津前衆院議員と共に参加。来年の参院選挙比例候補としての決意を述べました。
労組・民主団体の代表に加え、立憲民主党の日吉衆院議員、ふじのくに県民クラブの小長井県議、市民連合しずおか呼びかけ人の小長谷弁護士、芳賀静大名誉教授らにご参加いただき、市民と野党の共同の広がりを実感。
静岡市にお住まいの畑田重夫先生も挨拶をしてくださいました。
続いて名古屋市へ移動。愛知県労連の旗開きに、すやま初美参院選挙区候補と共に参加し、くれまつ議長はじめ労組役員や民主団体の皆さんと交流しました。
それぞれから、今年が安倍政権の進める「働かせ方改悪」と九条改憲の正念場のたたかいになるとの挨拶が続きました。がんばろう(^^)/
会場で広島市立庚午中学の後輩である原水協の横江さんに紹介をうけた愛知県原水爆被災者の会の金本弘副理事長もなんと中学の先輩。急遽、核廃絶を誓いあう同窓会となり、記念撮影(^^)v
終了後、東京へ。明日は長野、明後日は三重です。
午前中は歯医者。治療をを終えて会館の部屋に戻ると、なんと沖縄で普天間基地に隣接する小学校に米軍ヘリから窓が落ちてきて、小学生がケガをしたというニュース。怒、怒、怒です。先日も米軍へりの部品が保育園への落下した事件があったばかり。絶対に許せません。ただちに飛行停止し、速やかな、普天間基地の無条件撤去こそ必要です。
午後にも大きなニュース。広島高裁が、伊方原発三号機の停止を命じる仮処分決定。素晴らしい! 高裁としては初めての歴史的決定です。
その理由として「阿蘇の過去の噴火で火砕流が到達した可能性は十分小さいと評価できず、原発の立地は認められない」と述べています。
そうであるならば他の原発の安全性も問われます。原発ゼロを決断すべき時。
昨日は、事務所打ち合わせ、国対会議、日中議連総会、議員団会議など続きました。
広島のホテルを朝出て、静岡市へ。午後から開かれた「浜岡原発の再稼働を許さない 11.19ひまわり集会in静岡」に参加しました。天候にも恵まれ、1500人が参加。福井から明通寺の中嶌哲演住職も来られスピーチしていただきました。
立憲民主党の日吉雄太衆院議員ともに挨拶。私は、「安倍政権は原発被災者への支援を打ち切り、原発再稼働、輸出のために福島事故は終わったことにしようとしている。とんでもないこと。今も6万8千人が避難。汚染水漏れも続いている。再稼働の条件などない。ましてや東海大震災の震源域の上にあり、避難計画も作れない浜岡は廃炉しかない」と訴えました。
デモ行進では日吉議員、島津前衆院議員と私の三人が並ぶとと「共同して頑張って!」と沢山の激励をいただきました。
夜は東京に戻り、プールでひと泳ぎ。爽快。
17日から本格論戦が始まる特別国会。今日はその準備の打ち合わせや資料整理など。午後には、「原発・インフラ輸出を追求する11.13院内集会」に山添拓議員と共に参加し挨拶しました。
福島事故とその被害を終わったことにして、再稼働と原発輸出を進め、核保有国であるインドに原発輸出する協定を結んだ安倍政権を批判。世論と運動で包囲し、転換させようと呼びかけました。
夕方に議員団会議。その後、九人の前衆院議員も参加した議員団の慰労会。次回選挙で必ず、前議員全員が戻ってきて、さらに大きな議員団をと誓い合いました。
スウェーデンのホテルを6:15に出て、空路3時間で空路3時間でレイキャビクの空港に到着しました。市内に入るまでは溶岩の荒涼とした風景でしたが、市内には緑が。
同国は、人口34万人弱で面積は北海道よりやや大。一人当たりGDPは日本の1.5倍です。
午前中は、火山氷河博物館を視察。同国への観光客は近年、急速に増えており、この施設も昨年できたもの。同国は、軍を持たず、大統領官邸等の警備も極めて簡素。民間研究機関による「平和度」ランキングでは6年連続の世界一。写真は、途中に立ち寄った、レーガン・ゴルバチョフの首脳会談が行われた迎賓館。
午後から国会を訪問し、ビャルナソン外務副委員長ら6人の国会議員と懇談。同国はとても親日的な国で、アイスランド大の語学コースでも米語に続く人気。アイスランドの議会制度の歴史と日本との交流、北極航路実現、地熱エネルギー活用での協力、男女平等などフレンドリーな懇談となりました。
アイスランド議会は定数63で、930年の民族議会に起源をもつ世界最古の国会。世界一男女格差が小さい国で、現在の閣僚の10人中4人、国会議員の半分は女性。
世界初の民選の女性大統領も同国です。それでも、さらに女性の地位向上を求めている発言があり、3ヵ国訪問を通じて日本の遅れを改めて痛感 させられました。
続いてヘットリスヘイディ発電所を視察。世界第二位の地熱発電所です。同国では、全国の9割の住宅が地熱利用の温水・暖房を使用し、エネルギーの約8割が地熱・水力の再生エネルギー。
運営している会社のCEOから詳しい説明を受け、質疑応答。同発電所の7機のタービンは全部日本製であり、日本には世界有数の地熱資源もそれを
活用する技術もあります。環境問題などの解決が必要ですが、日本でも地熱エネルギーを一層の活用をしていくことで大きな可能性を切り開くことができると改めて確信しました。
今日の日の出は4時で、日の入りは23時。曇天ですが23時過ぎでも明るい。一方、時差で猛烈に眠い。 おやすみなさい。
共謀罪の審議中の法務委員会は昨日、徹底審議の条件整備を求める野党の要求にこたえないまま職権で開催を決定。今朝、開会を強行したため民進党が委員長不信任案を提出。今日の委員会は取りやめとなり、明日の本会議で採決されます。徹底審議を通じて廃案においこまなくてはなりません。
外交防衛委員会で日印原子力協定で二回目の質問。インドはNPT未加盟国であるにもかかわらず08年に原子力協力を特例として受けられるようになりました。以降、保有する核弾頭を倍化し、現在は100~120発を保有しています。
さらに国連安保決議に反し、ICBMなど核搭載可能ミサイルの発射実験を繰り返しています。こんな国と協定を結ぶことは、被爆国日本が核・ミサイル開発を認めることになると外相を追及。被爆国としても、福島原発事故の教訓からもインドへの原発輸出を可能にする協定を結ぶべきではないと主張しました。
その後、次の質問準備をしながら、日本イスラエル投資協定に反対する院内集会、司法修習生への給付金制度の復活を祝う院内集会に参加し挨拶。
日印原子力協定について外防委で質問。外相は、インドがNPT6条の核兵器国の核軍縮義務を負っていないことを認めました。
インドは核軍縮義務を負わない一方、この協定でNPT加盟国と同様の原子力貿易の権利を得ることになります。被爆国日本がインドの核保有を認め、核廃絶に例外を作ることは許されないと迫りました。
午後には、愛知県保険医協会、長野県保険医協会、京都府歯科保険医協会の皆さんが次々と来訪。「患者負担増計画の中止と医療機関への規制強化の中止」「共謀罪の廃案」「保険で良い歯科医療の実現を」などの請願署名を受け取り懇談しました。
安倍政権の国政私物化や共謀罪の情勢、歯科治療で浮き彫りになる格差の拡大の深刻さなど、様々なお話ができました。がんばります!