活動日誌

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「原発・エネルギー」の記事

DSC01283.JPG   午前中は本会議で同意人事の採決。散会後、議員団の論戦打ち合わせ。午後は憲法共同センターの署名提出集会。衆参から日本共産党国会議員七人が参加して署名を受け取りました。

 16:30から藤野保史衆院議員の初質問を応援傍聴。長野の唐沢ちあき参院候補や、福井の金元書記長など、北陸信越ブロックからも傍聴に来ておられました。

 藤野議員は、原発の集中立地の検討も同時複数事故の審査もなしに、活断層の巣の上に15基が集中する若狭湾にある高浜原発再稼働はありえないと追及しました。落ち着いて、堂々たる質問。他党からも「いい質問だ」「ロジカルだ」と声援が飛びました。

 DSC01296.JPG終了後、廊下で傍聴者と握手していた藤野さんの横を大島予算委員長が通り過ぎる時、ポンと肩をたたいて「ごくろうさんだったね」と一言。あまりないことです。「なかなかやるじゃないか」と思ったのでしょうか。

 夜は、「クウェート国建国54周年、解放24周年祝賀レセプション」に出席。会場入り口でアブドゥルラフマーン・アルオタイビ大使に挨拶しました。

 各国の大使も多数参加されており、ニカラグア、イラン、ベネズエラの各大使と言葉を交わしました。ベネズエラの大使は党大会でもお会いして以来でした。

 ある食料関係の国際機関の方から、総選挙での躍進への祝意を告げられ、同行した党国際委員会のメンバーも驚いていました。党の躍進は各方面から注目を受けています。

 午後から開かれた決算委員会に出席。今日は省庁別審査の第一回で、総務省の復興庁が対象です。日本共産党から倉林明子議員が質問に立ち、福島原発事故による避難区域外事業者への賠償を二月に打ち切るという東電方針の撤回を求めました。

 地元商工会の「賠償が打ち切りになると、廃業・倒産を余儀なくされる商工業者が続出する」と意見書で述べていることも紹介しながら、「国や東電の加害者責任の放棄はやめよ」と迫りました。いい質問でした!

 

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 昨夜は富山駅前での街頭演説の後、新潟県長岡市に移動。駅前のホテルを7:10に出て、はっとり耕一・新潟五区候補、笠井則雄長岡市議らとともに市内3カ所で訴えました。

 昨日、東京を出るときに初めてコートを着ましたが、朝の冷え込みの中での訴えていると、一気に冬に突入した感じです。

 昼前に国会に入り、今後の対応など議運理事の仁比議員と相談。その後、事務所スタッフで本番中の日程やそれぞれの任務について打ち合わせ。12日間の選挙戦で10府県の広大な地域を回りますから、効率よく、効果的にどう回るか、知恵の出しどころです。

 IMG_3725.JPG午後からの外交防衛委員会で原子力損害の補完的な補償に関する条約の質問。同条約が、原発事故の損害賠償について原発メーカーに免責することで、訴訟リスクを負わずに原発輸出を促進させるという日米共通の思惑によるものと批判。反対討論にも立ちました。

 沖縄県知事選挙結果についても防衛相に質問。辺野古基地ノーの県民の審判を受け止め、普天間基地の無条件閉鎖・撤去という声に正面から答えよと迫りました。

 委員会の途中、野党国対が開かれました。夜に予定されている記者会見で安倍総理が解散の意向を明らかにした場合、今日、委員会で採決が行われた法案の採決を行う明日の本会議には応じるが、新たな審議には応じられないという点で基本的に一致しました。

 19:10からの総理の記者会見。21日に解散を表明しましたが、総理の口から「解散の大義」といえるものは何も語られず、すでに国会でも反論されている雇用などの指標を使ってアベノミクスで景気は上向いているなどと繰り返すもの。

 先延ばしすればするほど安倍暴走政治の破たんが浮き彫りになるもとで、それをごまかすための解散であることは明らかです。会見を受けて、今後の対応などを緊急に協議しました。

 8:30から国対会議。10時から本会議。採決だけで短い本会議でした。

 昼休みには日本医労連の院内集会で挨拶。「解散総選挙の流れが大きくなり、労働者派遣法は廃案が確実な状況。解散になれば、社会保障の自然増まで削減しようという安倍政権の暴走にストップをかけるチャンス。社会保障予算拡充へ政治の流れかえる審判下そう!」 と訴えました。

 午後から原子力問題特別委員会。私は、再稼働と使用済み核燃料問題を取り上げました。 夜は広島一中・国泰寺高校の同窓会「鯉城東京同窓会」の例会である二水会。。「本当に解散あるの?」と質問攻め。「証券九条の会」で毎週金曜日の官邸前行動に参加されている先輩など、たくさんの皆さんから激励をいただきました。最後は応援団OBとして応援歌とエール。大声出して、スッキリ。

  御嶽山の突然の噴火のニュースには驚きました。ネットでも、登山者の方が噴火直後に噴煙に巻き込まれる生々しい画像もアップされています。被害にあわれた方々にお見舞い申し上げるとともに、取り残されている皆さんの一刻も早い救済を祈るばかりです。

 今回の事態は、 改めて噴火予知の難しさを示しました。通常国会で鹿児島の川内原発の再稼働について質問し、火山学者の皆さんが「予兆なしに突然噴火する場合もあり得、現在の知見では予知は困難」と指摘しているのにもかかわらず、田中規制委員長は、「観測網を整備し噴火の前兆を把握して対策をとるのはは可能」などと繰り返しました。

 原発を巨大噴火の被害から守るために核燃料を取り外し安全な場所に移動させる必要がありますが、一年以上前から原発を停止して核燃料を冷却しなければなりません。そんなことが不可能であることを御嶽山の事態は明白にしました。川内原発を再稼働することがいかに無謀か。直ちに中止するしかありません。

 明日は静岡県裾野市議選の第一声と金沢市長、石川県議、金沢市議のトリプル選挙の応援。三島駅前のホテルに前泊しています。

   京都の自宅で、朝一番で沖縄一斉地方選の開票結果を確認し、思わずガッツポーズ。日本共産党は全体で三議席増の躍進となりました。

 終盤に応援に入った沖縄市議選では二から三へと念願の議席増。名護市議選では、日本共産党の新人、ナカザトさんがトップ当選して議席を受け継ぎ、辺野古新基地反対派が引き続き過半数に。 そして高江ヘリパット反対の闘いの先頭に立ち、映画「標的の村」にも登場した東村の伊佐さんが三度目の挑戦で初議席獲得!

内閣改造直後の選挙で明確な審判が下されました。沖縄のみなさん、ご苦労様でした!

昼過ぎに国会に到着。午後から経産省の担当者に来てもらい、原発の高レベル放射性廃棄物の地層処分の問題について説明を聞きました。

 増え続ける放射性廃棄物の処分方法のめどもないままに原発を再稼働することに批判の声が高まる中で、政府は最終処分場の選定について、自治体の立候補任せではなく、政府として適地の選定を進めることを打ち出しています。

 しかしながら、適地とする条件をどうするのか、条件にそって実際の候補地を選定する主体はどうするのか、などまだ部内で議論している状況。最終処分場づくりのめどはまったくたっていません。

 政府が前面にでることによって解決の展望が開けるかのような期待を与えようとしていますが、めどはなし。にもかかわらず再稼働の手順だけは進めていることは許されません。 

IMG_3171.JPG  浜岡原発を佐々木憲昭衆院議員、静岡・愛知の地方議員・同予定候補の皆さんとともに視察しました。原子力館で3.11後に進められている津波対策等や新規制基準に基づく対策などについて中部電力から説明を受けました。

 続いて工事現場へ。中部電力が再稼働に向けて進めている防波壁、フィルターベントや高台のガスタービン発電機施設の建設現場を視察。さらに着替えをして4号機原子炉建屋の中へ。使用済核燃料プールなど視察しました。

 今後、廃炉に向かう場合にも使用済燃料は保管されていることもあり安全対策は必要ですが、震源域の上にあるという根本問題があり、対策をしたからと再稼働を進めることは許されません。

 愛知県東海市の新日鉄住金名古屋工場で27日に今年4度目の黒煙排出事故が発生したことを受け、経産省の担当室長から午前中、説明を受けました。6月の事故時に佐々木憲昭議員らと現地調査をし、愛知県、東海市、住民からもお話しを聞きましたが、会社側が原因究明ないままに操業を再開していました。

  そのもとで、再び事故。今年に入って半年余りで4回の事故というのは余りにも異常です。幸い、人的被害はまだ報告されていないようですが、連続する事故と会社側の不誠実な対応に「もっと大きな事故になるのではと不安」「労働者の人身事故が起きるのではないか」などの声が上がっています。

 私は、「操業を停止してでも原因究明と対策を最優先にするべき」と強い指導を求めました。すでに愛知県が調査に入っていますが、国としても、早急に現地に入る意向であることが示されました。

 午後からは国会対策委員会、議員団会議、全国建設後援会の皆さんとの懇談会と続きました。建設後援会では、一斉地方選挙に向けての課題と政策、全国的なネットワーク作り、躍進月間の成果の交流と決意など充実した懇談と懇親を深めることができました。

 昨日は、京都から夕方に東京へ。夜はプール。朝の「朝日新聞」で「歴代総理に年2千万円献金」と証言した、内藤・元関電副社長が報道ステーションでも生々しく証言しました。朝日は、中部電力による政治家への献金についてもこの間、報道しています。

 6月の決算委で私は、トヨタが法人税を払わないときも自民党には政治献金をしていたことや、経団連新会長が献金あっせん再開検討を表明した翌日に自民税調が法人税引下げを認めたことなどを指摘し「政策を金で買うもの」と批判しました。今も昔も金権政治は変わっていません。

 IMG_2588.JPG京都を出て、午後から福井市内で開かれた、党北越地区主催の原発シンポジウムのパネリストを務めました。他のパネリストは、大飯原発福井訴訟弁護団の島田広弁護士、サヨナラ原発ネットの若泉政人氏、日本共産党県議佐藤正雄さん。西村公子福井市議の司会で進められ、開会あいさつは藤岡地区委員長、閉会挨拶は鈴木正樹福井市議でした。

 私は冒頭、京都でも福井地裁での大飯原発差し止め判決の報告集会が開かれたを紹介し、同判決が是近を励ましていることを強調。判決を勝ち取った福井の皆さんの、立地県ならではの困難がある中での粘り強い闘いに敬意を表しました。

 そのうえで、この間の国会論戦を交えながら、原発再稼働をめぐる安倍政権の暴走と国民とのせめぎあいについて報告し、大飯差し止め判決を力に、即時原発ゼロへの世論と運動を広げることを呼びかけました。

 島田弁護士から直接、判決の重要な内容と意義についてのお話も聞け、福井での運動の特徴と今後の課題、福井県議会でのたたかいなども交流され、有意義なシンポでした。

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