総選挙後の京都で最初の選挙。多くの新人をふくむ多数大激戦で、定数が16から13へと削減された中で現有3議席を確保することは議席増にも匹敵するもの。来年の知事選、参院選にむけて自力をつけていく重要な一歩になります。
現町長は庁舎建設費の削減を公約して当選しながら、高すぎる32億円の新庁舎を建設。町は広報10月で「選択と集中...経常経費の削減を図る」としています。新庁舎建設のツケを住民に回し、暮らしや福祉サービスの切り捨て、住民負担増を進めるものです。
猛奮闘し各候補に青年たちから花束が贈られ、それぞれから挨拶。小選挙区の千坂、吉田、山内各氏、比例の武山さんに続き、最後に穀田さんが挨拶しました。各々から今度の選挙の中でかつてない新しい共同の輪が広がり、若い人たちからも大きな反応があったことが語られました。
それだけに共闘の大義や魅力を国民の中に広く伝えきれなかったことが残念です。私もその点で力不足だったと挨拶で述べました。
京都では、維新の大幅投票増の中でも、前回総選挙より府全体で比例票を伸ばしましたが、近畿で三議席以上に結び付けるにふさわしいものにはならず、一区での勝利もできませんでした。しっかり教訓を引き出しつつ、来春の知事選とそれに続く参院選挙で捲土重来を期すことを参加者の誓いとしました。がんばろう。
総選挙の投開票日。開票は、京都府委員会の事務所で倉林参院議員や府・市議、支持者の皆さんと見守りました。八時の段階で、赤嶺さんの小選挙区の当確が報道され拍手。NHKでは出口調査の結果として我が党の獲得議席は8~14とされました。
後退などありないとと思っていましたが、残念ながら思うように伸びません。穀田恵二さんが一区で当選を果たせず、比例での当選が決まったのを受け、武山彩子比例候補とともに事務所に来て挨拶されました。
「私の力不足で京都1区での当選はできませんでした。しかし、私は清々しい思いをしています。多くの方々と野党共闘による新しい政治の曙光が見えた選挙でした。世論と国民運動がある限り、私たちは常に前にすすめると思っています。市民連合と4野党の共通政策実現にこれからも国会で奮闘する決意です」
北陸信越の藤野さんの議席、南関東の畑野さんの議席を得られなかったは残念でなりません。しっかりと教訓を引き出し、次の前進を作りましょう。
昼食で戻った県委員会にある書「唯生唯戦」(ひたすら生きひたすら戦う)は、山本宣治が亡くなる5日前に五泉市で揮毫したもの。胸に刻み、ひたすら「比例は共産党」と訴え抜きました。
「ゲリラ街宣」によるスポット演説は約30回(途中でわからなくなった)。暗くなってからは車の中から、「あなたの一票で政治が変わる」「比例は日本共産党へ」と信号待ちスポットをやりぬきました。
東京を朝出て長野県へ。長野3区の小諸、東御、上田各市の7ヶ所で、高村京子県議と共に日本共産党と野党統一候補の神津健候補の勝利を訴えました。
冷たい風が吹く中、どこでも聴衆やスタンディングで集まって下さいました。今朝の「信濃毎日」に掲載された党の全面広告を「ご覧いただきましたか」と問いかけ、中身を紹介しながらお話ししました。
演説後、当落線上にいる藤野さんを必ず押し上げるために「比例は日本共産党を広げ抜こう」とグータッチ。皆さん気合いが入ってます。
3カ所目は各分野の後援会の皆さんとともにリレートーク街宣。6つの分野後援会の代表の皆さんが現場の実態と要求、日本共産党の躍進と政権交代への期待を語ってくださいました。その思いを受け止めてがんばります。
続いて京都へ。静岡最後の街宣場所は国民民主党とぶつかってしまい、開始時間が遅れましたが、新幹線にはぎりぎり間に合いました。京都では京都3区の長岡京市内で武山彩子比例候補と共に2ケ所で街宣。「比例は日本共産党へ。小選挙区は政権交代の願いが生きる候補に。一区にお知り合いがある方はこくた恵二と広げてください」と訴えました。
もう一つは地球温暖化と北海道の米に関する岸田内閣の認識です。今朝の東京新聞に麻生自民党副総裁発言の暴言と同じ日に、岸田総理が京都で「最近、米の品評会をやると、北海道が上位に食い込んでいる。間違いなく気候変動の結果だと思う」と麻生氏と同趣旨の発言をしたと報道されたことを紹介。
「人類の危機である気候変動に全く危機感無し。品種改良など努力をしてきた農業関係者への侮辱。この政権に未来は任せられない」と政権交代を呼びかけました。京都の夜の街宣後、明日の長野入りのために東京に戻りました。
早朝散歩をしてから7時にホテルの朝食会場に行くと、武田良介参院議員とバッタリ。解散以来なので「おひさしぶり」です。武田議員は今日は岐阜県で訴えるとのこと。お互いがんばろうエール交換。
北陸信越の比例はどの世論調査でも藤野さんの議席は当落線上。暮らし、原発、人権と大活躍してきた藤野さんの議席を失うわけにいきません。「比例は共産党」と広げてくださいと訴えました。
農村地域でもあり、麻生副総裁の「温暖化で北海道のコメがうまくなった」発言をとりあげ、「気候危機に対してあまりにも危機感がなく、品種改良など努力してきた農家の皆さんを侮辱するもの」と批判。「石炭火力発電を増設して温暖化対策に逆行、米価暴落対策としての余剰在庫の買い上げも拒否する岸田政権では、地球環境も農業も守れない」と政権交代を呼びかけました。
最後の街宣場所の天竜峡は長野県の南端に近い当たり。そこから車で上諏訪駅まで送ってもらい。特急で新宿に向かっています。少し時間があり、「1日1万歩」のためにホームを歩くところですが、今日は早朝と昼休み散歩でクリアできたので、駅のホームにある足湯につかりました。あ゛~気持ちいい。明日は東京を朝出て静岡➝京都➝東京となります。
岡山市内での街宣の途中、休憩タイムのあった民主会館で「朝日訴訟資料室」を見せていただきました。人間の尊厳をかけた同訴訟。その意義は今日に受け継がれ、政治の責任が今も問われていると痛感しました。
終了後新幹線で広島へいき、在来線で広島4区の東広島市へ。街宣場所は旧西条町にある大型スーパー前。父が転勤族だったため、小学校に上がる前にわずかな期間ですが西条町に住んでいたことがあります。約60年ぶりに来れて嬉しいと自己紹介してからお話ししました。終了後、車で一時間移動し、5区の呉市で街頭演説をしました。
大平さんはさらに、「核兵器禁止条約に背を向ける岸田総理と私とどちらが被爆地の代表にふさわしいか」とのべ、支援を訴えました。
私は、大平さんと一緒に核兵器禁止条約採択の国連会議に参加したことを紹介。日本の政党として参加したのが日本共産党だけであり、中国ブロック内の政治家でただ一人参加したのが大平さんだと述べ「大平さんを再び国会香山に戻し、核兵器禁止条約に参加する政府を作ろう」と呼びかけました。
昼食は車中でお弁当の予定でしたが、予定より早い便に乗れたので広島駅でお好み焼きを食べることができました(*^^)v。元気が出ます。明日の長野での街宣のため、今夜は名古屋泊まりです。
告示7日目。京都を朝出て伊丹空港から高知龍馬空港へ。昼過ぎまで高知県で訴え、午後から夜は愛媛県で訴えました。定数6の四国ブロックは18年ぶりに日本共産党の国会議員の誕生へ勢いがついています。白川容子候補を当選させれば、四国の17人の衆院議員でただ一人の女性議員を実現することになります。
論戦を通じて、政権交代への期待が広がるなか、四国での勝利は日本共産党の躍進にとっても決定的。残された期間、広げに広げてほしいと呼びかけました。
高知では1区の香美市、南国市で中根こうさく比例候補とともに街頭で訴えました。高知大の二年生も、学費半額など日本共産党への期待を述べてくれました。同区では立憲の現職、竹内さんを野党統一候補としています。あいにくの雨となりましたが、どちらもたくさんの皆さんが聞いてくださいました。
終了後、明日の岡山、広島での活動に備え岡山に移動中です。