京都市山科区と東山区でそれぞれ、ちさか拓晃衆院二区予定候補とともに国政・府市政報告会。あいにくの冷たい雨となりましたが、多くの皆さんに足を運んでいただきました。
「安倍政権の暴走にストップをかけ、新しい政治へと転換するには、市民と野党の共同しかない」―新潟知事選結果も紹介ながら、野党協議の状況、民進党の中での変化、安倍暴走許さぬ国会論戦など、お話ししました。
山科区では本庄府議、北山、山本両市議とともに激励に応えました。
東京を昼前に出て、名古屋市名東区で開かれた「日本共産党をまるごと知ってもらう集い」でお話し。衆院二区の酒井ケンタロー、名東区市議補選の竹田まな両予定候補の挨拶に続き、四人の新入党員の方が「入ってよかった共産党」と題してスピーチされました。
「電話かけは苦手で無理しなくていいといわれたけど、ハンドマイク宣伝はスターになったみたいで好き」「大会決議案の志位さんの報告三時間は疲れた。でも元気が出た」「共産党の集まりにでるとホッとする」などなど。
私は、JCPパンフも使ってお話しし、最後に「新入党員の方の話にあるように、それぞれの条件に合わせて活動できます。入党すると会議などで忙しくなることはあるが、その分、元気と展望が出てきます。国民の苦しみを解決する党だから、党内でも助け合う温かく、ほっとする党です。ぜひ、ご一緒に世直しをしましょう」と呼びかけました。
東京を朝出て山形市へ。昨年12月以来、一年振りです。参院山形県選挙区では野党統一の船山康江候補が4党比例票の1.7倍の得票という全国一の広がりで勝利しました。
この力を更に衆院選挙へと山形市では衆院一区の石川渉予定候補、米沢市では二区の岩本こうじ予定候補と共に訴え。
いずれもの会場も野党統一で勝利した船山参院議員事務所の松尾事務局長が最後まで参加し、共闘を実現した志位委員長の粘り腰や日本共産党の奮闘に敬意をこめて挨拶して下さいました。こういう互いにリスペクトする「本気の共闘」が勝利を導いたのだと実感しました。
山形市の演説会の後で、入党相談コーナーで握手した32歳の男性が決意してくれたとの連絡がありました。うれしい! 米沢名物の駅弁「牛肉どまんなか」を味わいながら東京へ。宿舎着は23時前。
父の13回忌の法要のため五日、京都を朝出て広島県三次市へ。実家でお寺さんからお経をあげていていただきました。
丁度五日の広島市市内は広島カープの優勝記念パレード。前回は41年前の私が高2の時のこと。新幹線からマツダスタジアムに続々人が集まっているのが見えました。夜のニュースでは31万人の人出だったようです。同じときに広島の空気を吸えたのがうれしい。
六日の朝、三次を出て京都に戻り、地元左京区の党後援会による「青空まつり」へ。各後援会の出店がずらり並び、2000人の参加でした。私は、中央舞台で高山佳奈子京大教授とともに「市民運動と野党共闘」のテーマでトークセッション。司会は光永府議でした。
高山先生は、、「政権をとることにつながる選挙。それくらい本気で」「参議院選挙後の野党共闘の流れはとどめることができない」と強調。
「学者として安保法制廃止・立憲主義回復の運動に取り組まれた経緯、ご苦労やプラス面はどうですか」と質問すると、「憲法の研究者として、声を上げる責任がある。一方、声をあげないとしている研究者にも、声をあげなかった責任がいずれ(歴史の中で)問われるでしょう」と述べられました。
立憲主義を守るための学者としての毅然とした言葉をにこやかに述べられる姿に、感銘を受けました。こうした企画に積極的に参加して下さる高山先生に感謝、感謝です。
終了後、東京へ。明日からの国会も激動です。
滅多にひかないけど、私の風邪はいつも喉から。金曜の朝起きたら喉が痛く、夕方の京都に帰る頃にはがらがら声で熱も。午前中に近所の民医連の病院に行くと、内科での診察は10年ぶりで、カルテがないとのこと。国会の医務室に行くことはあるけど、健康に過ごせてきたと実感。
と、いうことで久しぶりに土曜日はひたすら寝ました。ちょうど、論戦準備に当てた日で日程キャンセルなどの迷惑はかけずに済みましたが、書類に目を通す気力もなく、準備はすすまず。まあ、日本シリーズで広島が負ける瞬間を見ずに済みましたけど...。
日曜日の朝にはかなり回復。九時からの日曜討論を見て、昼過ぎに自宅を出て、福知山市と綾部市でそれぞれ35分の国会報告。私の話の前に党創立記念講演のDVDを見るというプログラムでしたので、「この講演後、市民の声が政治を動かす激動の情勢を実感させることが起きました」と前置きし、国連での核兵器禁止条約交渉開始決議の採択と新潟県知事選勝利の話をし、臨時国会での論戦という流れで進めてみました。
終わり頃は喉が少し辛かったけど、何とか役目を果たせました。山内健・衆院五区候補とがっちり握手。終了後、東京へ。
午前中開かれた本会議でTPP特の設置が与党と民進などの賛成で議決されました。日本共産党は、衆院のTPP特で審議の前提となるような資料すら提出を拒否する下で、農水大臣が強行採決を促すかのような発言が大問題になっている時に、参院で法案の受け皿を作ること衆院での暴挙を容認することになるとして反対しました。
その後、論戦打ち合わせ会議などなど。三時に国会を出て、政務活動費不正による辞職で全国注目の富山県議補選の応援で高岡市へ。高瀬あつ子候補の応援で四度目の高岡入りとなります。かつてない期待の声が広がっていますが、それを議席に結び付けるには、文字通りを党派を超えた支持の獲得が必要となります。
特に県知事選と同時投票ですから、自民推薦の現職を支持する人にも、米谷知事候補への支持を訴えつつ「高岡では補選と二票ある。一票は、不正を正し清潔な政治を作るために使って」と高瀬支持を広げぬくことが大事だと訴えました。
訴えた後、すぐに駅に向かい、京都へ。自宅着23:20.
朝から地元吉田学区の区民運動会。開会式で来賓紹介を受けたあと、町内会対抗のグランドゴルフリレーに出場。いい汗かきました。
午後から富山県へ。まずは、政務活動費の不正取得による2人の議員辞職に伴う高岡市の県議補選の高瀬あつ子候補の事務所開きで米谷知事候補と共に挨拶。富山の誇る県民性は「勤勉、まじめ」。相次ぐ不正で県民を裏切り、保守の皆さんが大切にしてきた富山の誇りと名誉を傷つけたのが自民党。今度ばかりは、立場の違いを超えて、日本共産党と共にキレイな政治をと訴えました。
続いて11月に市議選が行われる富山県南砺市での演説会で、なかしま満市議の必勝を訴えました。定数が4減で20となる中、説明会には27陣営が出席しており、大激戦の様相です。子どもの医療費無料化の拡充や小中学校の普通教室のクーラー設置、公的施設や学校の様式トイレの設置などで、最初は与党がダメと言っても市民とともに粘り強く運動し、道理をつくして実績をあげてこられたなかしま議員。議会になくてはならない議員です。
終了後、車で富山駅に着いたのが20時過ぎ。残る東京行きは20:41発と21:20発の2便だが、着時間は8分の差。簡単に食事して少しでも早く帰るか、富山の魚をゆっくり味わうか。迷うことなく後者を選択。嗚呼、美味。
京都を朝出て、伊丹から空路で新潟入りし、「集い」参加のために特急「いなほ」で村上市へ。国会情勢や日本共産党の路線へのあらなた注目などについてお話し。
新潟県は、参院選で、大激戦の中、野党統一候補の森裕子さんを勝利させました。今度は知事選で市民と野党の候補として米山隆一さんを擁立します。共闘のいっそうの発展を新潟から!と呼びかけました。
会場には、今年春の市議選で急病のため勇退された相馬エイさんが、随分回復され、来てくださいました。
村上市では今日、トラスアスロンの国際大会が開かれており、到着したときは駅前のランのコースとなっており、会場までずいぶん迂回しました。帰りの特急は自転車を抱えた国内外の参加者でいっぱいでした。